日誌

Hello校長室111


■私は、小学校6年生を担任すると、学級活動で「ほめことばのシャワー」
を行っていました。ひと月に一度行い、全員の言葉を教室に掲示します。
学級で騒動が起きた時は、なかなか「プラスの言葉」が見つかりません。
相手の立場に立ったり、お互い様ということに気がついたりして、ようや
く「プラス言葉」に変換できます。猛烈なけんかをしかけた児童が、「ぼ
くのわがままを直してくれた○○君ありがとう」とか、「おはようって言
ってくれたのにあいさつできなくてごめんね」等。意図的ですが思いやり
の気持ちを体感させたかったのです。ある年の卒業式の朝、教卓に「飯田
先生、感謝の気持ちって、誰かに使えば使うほど、自分の心の中で増える
んですね。」というメモ書きが置いてありました。グッときました。昨日
の終業式講話に引用しました。       (7月21日飯田芳男)