日誌

春の訪れ(3月9日)

 一昨日は、啓蟄(けいちつ)でした。土の中で縮こまっていた虫が穴を啓(ひら)いて動き出す日のことです。虫ではないですが、草野心平さんの春のうたは、なぜか記憶に残っています。
 かえるはふゆのあいだは土の中にいて春になると地上に出てきます。そのはじめての日のうた。
 ほっ まぶしいな。
 ほっ うれしいな。
 みずは つるつる。
 かぜは そよそよ。
 ああいいにおいだ。
 ケルルン クック。
 
 春の訪れは、花粉症で感じる私とは違います。