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喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO85

校長日誌 立川の空から NO85 (2015/01/20)
「避難訓練」

 毎朝寒いですね。今朝も西砂小学校周辺の畑は、霜柱が立っていると言うより、土が凍っている感じでした。お笑い芸人風にいうと、「カッチカチやぞ。」といったところでしょうか。
 そんな寒い朝ですが、日中はポカポカ。そんな中、昨日避難訓練がありました。
 想定は地震。1月19日に地震想定の避難訓練ですから、私の講話はもちろん、阪神淡路大震災です。
 阪神淡路大震災を体験した知り合いからこんな話を聞いたので、子供たちに紹介したのです。
「揺れが起きた瞬間、目が覚めた。そのとき、目の前の食器棚から皿がガラスを突き破り、まっすぐ横に飛んだ。」
 それくらいの大きな揺れだったと言うことです。
 私(内野)は、震災翌年に神戸付近を訪れました。1年たってもまだ地震の爪痕は大きく残っていました。衝撃でした。
 神戸の知り合いは、私にこんなアドバイスをくれました。
「棚など倒れやすい家具は、必ず固定すること。家具の下敷きになった人がどれくらいいたことか。」
 東日本大震災でも同じですが、被害を受けた人たちの話は貴重です。活かしたいものです。

 ところで、昨日の避難に要した時間は4分47秒。机の下に隠れた後、揺れが収まったという想定で、「避難開始!」の声をかけてから、避難し、全員の人数確認が終わったのが4分47秒。避難完了のめどの時間は5分以内ですから、630人という大人数の児童数を考えると、合格でしょう。
 子供たちは私の話を静かによく聞いていました。こちらも合格です。