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喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO29

校長日誌 立川の空から NO29 (2014/10/23)
「千早振る」

 10月21日、火曜日の全校朝会の私の講話は「落語」。有名な「千早振る」でした。(ご存じの方も多いでしょう。)ただ、話す相手は小学生。そのまま話すわけにはいきません。設定を変更して、中身も柔らかくして、話しました。



 見てください。子供たちの話を聞く態度。こういう聞き方をしていると、校長としては話しやすいこと、話しやすいこと。

 私は落語のプロではないので、子供たちがイメージしやすいように、フリップボードを用意し、絵を見せながら話しました。

 さて、ここまで読んだ読者の皆さんは、「何で校長が落語をやるの?」と思われたでしょう。
 実は、落語のオチを話した後、このように言ったのです。
「しばらくお休みしていた、暗唱をまた始めます。今日、3年生以上の皆さんに百人一首の歌を配ります。ぜひ覚えて担任の先生に挑戦して、合格したら今度は校長先生のところへテストを受けに来てください。」
 というわけで、落語は「暗唱をするための」「前振り」だったのです。
(実を言うと、1学期にも落語「寿限無」を子供たちに話しました。その際にも「暗唱に取り組もう!」と話しました。私が落語を話すのは、暗唱のきっかけ作りです。)
※1~2年生には教室掲示用の百人一首を配りました。また、校舎内にも暗唱コーナーをつくりました。