Hello 校長室

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抽象と具体(Hello 校長室 4月22日)

 「果物」は抽象です。「リンゴ、スイカ、みかん」は具体です。大人になるにつれて抽象的な表現をしていきます。1年生の理科では確か動物や植物について学びます。骨のある動物とない動物をなんというか。具体的にどんな動物が当てはまるか。ただ暗記するだけでは忘れてしまいます。何かそこには違いが分かるヒントがありそうです。そこに注目して授業に参加すると面白いかもしれません。国語の文章では「つまり」という接続語が出てきます。「つまり」の後は抽象的な表現が多いと思います。「つまり」の前は具体的な表現をしていることが多くあるようです。言い換えになっています。抽象的と言うと難しく感じるかもしれませんが、具体的には何だろうと考えてみるのもよいかもしれません。具体とセットで考えると抽象について理解しやすくなると思います。

 

認証式(Hello 校長室 4月21日)

 本日は生徒会朝礼で認証式があります。昨年度と違うところは、担当の先生方から一人一人名前を呼ばれることです。生徒皆の前で名前を呼ばれることで、しっかりと自覚をもって委員会の活動に取り組んでほしい願いからです。少し時間がかかりますが、「名前」はその人しかいない大切な存在を示します。ちょっとしたことかもしれませんが、+αをもって進んでいきます。

 

御礼(Hello 校長室 4月20日)

 昨日は授業参観、保護者会にお越しいただきありがとうございました。またPTA 総会においても準備をはじめ総会が無事に終えたこと何よりです。あらためて顔をあわせて話をする大切さを実感しています。学級懇談会は担任と直接、顔を合わせ話をできる機会です。困っていることなどはぜひ、相談してほしいと思います。必ず要望が実施できるかどうかは約束できませんが、検討していくことはできます。保護者会でもお伝えしましたが、前例主義は後退です。同じことであっても+αが学び続けている証拠になります。まだまだご支援をいただかなければいけないことが多くあると思います。昨日の御礼を含め、今後もよろしくお願いいたします。

I 組廊下に掲示されている作品

 

 

読解力(Hello 校長室 4月19日)

 昨日、本屋に寄って国語に関する本を買いました。(私は国語科の教員ではありませんが)読解力には数学と同じように公式や解き方(方法)があると書かれています。まだ1/3ほどしか読んでいませんが、「言いかえる力」が大切とありました。抽象的な言葉を文章の中で具体的に表現している、具体的な表現を抽象的な言い方に変えている言いかえる力を読み取れるかがポイントの一つです。確かに「何字で抜き出して書きなさい」の問題は言いかえを抜き出しているといえます。国語の点数を上げるためだけでなく、言い換えることは、言葉をより深く考えるのに適していると思います。これは別の表現にすると何だろう、この生徒にはどう話したら伝わるだろう、そんなことを想像するのは楽しいかもしれません。続きをしっかり読んでいきます。

 

音、オンの漢字から(Hello 校長室 4月18日)

 昨日の東京新聞の夕刊にゴルゴ松本さんが10代のみんなへの記事がありました。4月は行動する時期として、漢字の「音」に注目しています。「「音」は日が立つと書く。太陽が昇った朝を想像してほしい。鳥の鳴き声、散歩する足音、朝ごはんを作る音、いろんな音が動き出す始まりを表す漢字なんだ。・・・「音」はオンとも読む。英語で「動いている」を表す「ON 」もオンと読む」とありました。心のスイッチをON にしてみよう、具体的には自分から挨拶することを伝えています。学校生活に慣れてきた生徒、まだ不安な生徒がいると思います。自分から挨拶することで変化が起きてくるかもしれません。私も元気に笑顔で挨拶することを心がけています。皆さんもぜひトライしてください。