校長日誌

いしずえ

いしずえ363


■私は、大学卒業後から5~6年経った頃、埼玉県のある自治体
で産休・育休の先生の代わりに小中学校に勤めたことがあります。
校長先生との面接が3月28日に行われました。午前10時です。
不思議なことに生徒が校舎にたくさん。その自治体は3月30日
が修了式、4月9日が始業式だったのです。学年の始まりと終わ
りは法律のきまりがありますが、始業式や終業式、修了式の日は
自治体が決められることを実体験で知りました。3月28日にな
ると思い出すひとコマです。     (3月28日飯田芳男)

いしずえ362


■昨日の誕生花はハナニラ(花韮)、明日はヤマブキ(山吹)で
す。では今日は?今日27日の誕生花はジギタリスです。別称は
「狐の手袋」とも言います。しかし今日の花が「ヒヤシンス」と
いう説もあります。どちらにしても花の形状に特色があります。
その月の誕生石を調べてもおもしろいですが、誕生石も複数存在
するようです。また、「十二の誕生日に」という歌があります。
この歌には誕生月への願いが込められています。よく学級で歌わ
せていました。誰にとっても誕生日は大事なんですね。
                  (3月27日飯田芳男)

いしずえ361


■教員になった年の手帳が出てきて、目を通してみました。「桜
まだ」という一行が。30数年前はやはり3月に桜は咲いていな
かったということがわかりました。今年はすでに満開です。その
かたわらで、紫陽花の葉が広がり始めました。「寒さにじっと耐
えてえらかったね」と言葉をかけたら、次の日は葉が2倍になっ
ていました。            (3月26日飯田芳男)

いしずえ360


■春分の日を境に、私が愛用(?)する自動販売機は、「温」
がなくなり、すべての飲み物が「冷」に切り替わってしまいま
した。仕方がないので「冷」を購入し、校長室の窓辺において
直射日光で「温」にする案を思いつきました。我ながら名案だ
と自画自賛! でも置いた日から「曇り」が続いています。
                 (3月25日飯田芳男)

いしずえ359


■私が小学校5年生の時は、修了式の日に「6年生になるって
ハードだな」と思った記憶があります。前日の卒業式に参加し、
4月は始業式前日に登校することを言われていたからです。始
業式の前日に登校して、新しい先生に付き添って仕事をしても
その先生が「新しく着任した先生!」だと気が付かないところ
が愉快でした。さて、一中生の皆さんは、どのような感想をも
った一日だったのでしょうか。一期一会の人生を知る春が始ま
ります。             (3月24日飯田芳男)