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校長日誌
いしずえ
いしずえ314
■耳に入ってくる言葉と、自分の関心が食い違うと、まったく違う言葉を
思い浮かべてしまいます。先日、歯医者さんで「にゅうしが終わってよか
ったね」とお母さんが子供に話しかけていました。私は瞬時に入試を思い
浮かべました。でも、どうやら親子は乳歯の治療が終わったことを述べて
いたようで、職業柄「にゅうしと言えば入試」なので思わず苦笑してしま
いました。ところで、私はこの頃、駅の英語のアナウンスが聴き取れず気
になっていました。昨日ようやく電車が近づいて来た時、よ~く耳を澄ま
してみて「Your attention please」と、言っているらしい?と予想し
ました。でも自信がないので、今日もホームで耳を澄ましてみます。
(2月7日飯田芳男)
いしずえ313
■早春賦と言う歌は『春は名のみの風の寒さや』で始まります。小学校6
年生には歌わせる前に「どんな意味?」とたずねるのが定番でした。する
と「立春とは言っても名ばかりで、今日も風は冷たく寒い日があります」
と言う答えが返ってきます。今頃の時期にはこんなシーンを思い浮かべて
います。でも、小学校1年生を担任していた時は、この時期『わんぱく
行進曲』を歌わせていました。この曲は、とにかく元気になります!
(2月6日飯田芳男)
いしずえ312
■今日は『笑顔の日』です。2と5で「にこにこ」と読めるので制定され
たようです。私はほめられた時、おいしいものを食べた時、いい知らせを
聞いた時は笑顔になっています。でも笑顔の瞬間というのは人それぞれで
す。いろいろな人の笑顔を思い浮かべてみます。なんだかにっこりしてし
まいます。 (2月5日飯田芳男)
いしずえ311
■節分の翌日は立春です。二十四節気の第1番です。茶摘みでおなじみの
八十八夜も、台風がやってくると言われる二百十日も立春から数えていま
す。防災上の警鐘となる春一番は、立春から春分までの期間で吹く強い南
風です。いつもながら先人の知恵に敬服しています。(2月4日飯田芳男)
いしずえ310
■節分の豆まきには、どうしても鬼が登場します。「鬼は外!」なのですが、
童話『泣いた赤鬼』の一節「どこまでも きみの ともだち アオオニ」の
優しさを語りたくなります。人間と仲良くしたい赤鬼のために、青鬼は赤鬼
にやっつけられてしまう役をやりとげます。思わずほろっとしてしまう作品
です。心があったかい鬼から学ぶことが多いです。明日は春です!
(2月3日飯田芳男)