校長日誌

いしずえ

いしずえ298


■読売新聞の投稿欄のテーマが「験担ぎ(げん かつぎ)」でした。良い
結果になることを期待して行う行動を、験担ぎと言います。私も日々げん
をかつぎますが「きっといい結果になる」と思い努力することが、一番の
近道だった気がします。今日本番を迎えている皆さん、良い結果が届くこ
とを願っています。            (1月22日飯田芳男)

いしずえ297


■北風がピューピュー吹いています。背中を丸めて歩きます。窓にうつる
しょんぼりとした自分の姿がわびしいので、時々「エイッ」とばかり意識
して背筋を伸ばします。北風小僧の寒太郎と同じ土俵に上がった気がしま
す。北風も春の使者かもしれません。     (1月21日飯田芳男)

いしずえ296


■一年で一番寒い時期を迎えています。今日は大寒です。私の高校は大寒のころ、
六日間の寒稽古がありました。ある朝、柔道の先生が「歯を食いしばって登校して
きた努力や、寒さに耐えた練習は自分自身の宝だ!」というありがたい話をしてく
れました。その直後、先生の柔道着から五個の使い捨てカイロがポロリ。生徒は大
爆笑です。私はそのシーンが人生の宝です。      (1月20日飯田芳男)

いしずえ295


■東京新聞で、ローマ字での「ti」を「chi」と表記する傾向にあるという記事を
読みました。世の中を広く見渡すと表記だけでなく言葉遣いにも時代の変化を感じ
ます。先日、おいしそうにごちそうをほおばるタレントさんが「普通においしい」
と言っていました。ほめ言葉だと思いますが、最高の笑顔がなければ「??」と、
ハラハラして見ていました。また、このあいだは、レストルームという表示をみて、
お茶か珈琲を飲み、休憩できる場所」と近づいたらトイレでした。もう常識でした
ね。世の中すべて教材です。             (1月19日飯田芳男)

いしずえ294


■1月18日は都バスの日だそうです。1924年(大正13年)の今日、東京駅の
2系統が開業したとのことです。立川付近ではあまり都バスは見かけません。でも、
私が中学の頃は、阿佐ヶ谷と青梅を結ぶ路線がありました。都バスは長い距離の路線
が多かった記憶があります。トロリーバスや都電も懐かしむ日になりそうです。
                           (1月18日飯田芳男)