文字
背景
行間
校長日誌
いしずえ
いしずえ262
■赤鼻のトナカイがそりを引きます。小学校2年生を担任した時「ソリは出発し
た?」と毎日のようにたずねてくる児童がいました。遠いフィンランドから来る
から、休みながら来てほしいという願いのようでした。5年生を担任した時は、
「先生、赤鼻のトナカイはメスなんだよ。冬につのがはえているのはメスだよ。」
と教えてくれる児童に感心した覚えがあります。今宵もオリオン座を眺めながら
赤鼻のトナカイを探してみます。 (12月17日飯田芳男)
いしずえ261
■読売中高生新聞【コトバの顔】欄で『お茶の子さいさい』という言葉をとり上
げていました。「お茶の子」というのは、お茶に添えるちょっとしたお菓子のこ
とだそうです。漬け物やお粥などの軽食をさすこともあったと言います。満腹に
ならない軽いものという意味が転じて、お茶の子は「大して労力を使わない簡単
にできること」を意味するようになったとか。記事では、「茶の子」という名の
「もなか」が紹介されていました。「さいさい」は掛け声とかハヤシ言葉の一種
です。でも和菓子作りは重労働なので「お茶の子さいさい」なんて言えませんね。
さて、私にとっては何が「お茶の子さいさい」なのか?何を手がけてもシンドイ
ことばかりという結論に達しました。 (12月16日飯田芳男)
いしずえ260
■今日は観光バス記念日です。大正15年の今日、ユーランバスの運行にちなみ
制定されたとか。長い歴史を感じます。先日「拝島操車場行き」のバスが停車し
たので時刻表を見ました。なんと朝1便、夕方1便でした。でもお客さんの利用
があります。公共交通の使命感を感じ胸が熱くなりました。いつか私も乗ってみ
ようと思います。チャンスは一日2回です! (12月15日飯田芳男)
いしずえ259
■四十七士討ち入りの日です。元禄15年旧暦12月14日は、赤穂浪士が吉良
邸に侵入し上野介(こうずけのすけ)の背後から襲った事件です。赤穂浪士は、
高輪の泉岳寺に眠っています。私は毎年この日だけ赤穂浪士のドラマを追いかけ
ます。細部はよくわかりません。謎が満載だからです。言語学的にも「あこう」
か「あこお」で論争になった時代がありました。いつか泉岳寺を訪れてみようと
思います。高輪ゲートウェイから歩いてみます。 (12月14日飯田芳男)
いしずえ258
■寒くて起きるのが大変です。私が出勤するときの電車は少しすいてきました。
私は「朝起きるのがつらくて一本遅い電車に乗る人が増えたかな」と推察してい
ます。毎日ほぼ同じ時刻の電車なので乗客は同じ顔触れです。こちらも推測です。
今朝は、各駅でホームから私を撮影しています。「急に人気が出てきた」と推測
しました。実はドラえもんが描かれた電車でした。カメラを向けた人は、ドラえ
もんを撮っていたのです。推察、推測、うぬぼれで楽しい時間を過ごしました。
(12月13日飯田芳男)