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校長日誌
いしずえ
いしずえ252
■「♪もういくつ寝るとお正月…」滝廉太郎作曲の童謡『お正月』を歌っている
児童に出会いました。大学の授業で、せっかちな日本人は、次に来る季節を待ち
わびるので、おもむきのある言葉を生んできたと聞きました。暦にある二十四節
季もしかり、二十四節季をさらに約五日ずつ三つに分けた、七十二候(しちじゅ
うにこう)では、12月7日から11日あたりは「閉塞成冬(そらさむくふゆと
なる)」と呼ばれます。味わいがあります。一中生の皆さんは72個覚えられま
すよ。私は二十四節季もおぼつきません。今日が大雪(たいせつ)ですね。
(12月7日飯田芳男)
いしずえ251
■北海道の幌加内町朱鞠内(ほろかないちょう しゅまりない)は、もう大雪で
した。雪道を歩く「ギュギュ」という音がテレビからながれました。旭川の放送
局に勤める教え子が「先生、今日の全国ニュースの音は、僕がとりました。」と
メールをくれました。人が雪道を歩く「ギュギュ」という雪の音が、雪国の厳し
さも伝えていました。1877年12月6日エジソンは蓄音機を発明しました。
ですから今日は音の日だそうです。音を届ける人、音を聞く人、それぞれに景色
があるものですね。 (12月6日飯田芳男)
いしずえ250
■マスクのおかげで、吐く息の白さに気付くことのないコロナの冬です。先日は
「東京に初霜」と報じられました。寒さがつのる毎日です。師走の慌ただしさは、
子ども心には独特の印象を受けるものですが、一中生の皆さんはどう感じるでし
ょうか。私の中学時代は、商店街の福引や餅つき、おせち料理のちらしも入り、
いつもと違う「月」に、そわそわワクワクしていました。あの頃は昭和を象徴す
る世相だったかもしれません。さて「あわてんぼうのサンタクロース♪」が登場
しています。レトロ感なく大活躍で嬉しいですね。 (12月5日飯田芳男)
いしずえ249
■今年も「実がひとつ」の柿の木を見かけました。最後の数個は「鳥たちがついば
めるように」という家人の気持ちが伝わってきました。ひょっとすると。鳥たちの
仲間同士でも譲り合っているのかもしれません。 (12月4日飯田芳男)
いしずえ248
■子供時、冬も半ズボンで遊んでいました。半ズボンという表現を使う人も珍
しくなりました。私くらいです!放課後、児童数1200人の学校の校庭で遊
んでいました。よくけがもせず過ごしたなと思います。夕方のチャイムが鳴ら
ず、下校放送もありませんでしたが日没5分前には帰宅してました。本能のな
せるワザ?だったのでしょうか。 (12月3日飯田芳男)