校長日誌

いしずえ

いしずえ124


■今日は「水の日」です。「水がおいしくなるには山をきれいにすることだ」と聞い
たことがあります。「森は海の恋人」と言われる所以(ゆえん)かもしれません。と
ころで「水の日」応援大使はポケモンのシャワーズだとか。きれいな水を好むポケモ
ンなので適任です。ポケモンといえば、小1を担任していた時、夏休みの今頃から、
運動会のダンスの練習に励んでいました。「ポケモンゲットだぜー」と叫び、絶滅し
てしまった「ミニディスク」をかけ、踊りを覚えました。遠い夏の日の思い出です。
                            (8月1日飯田芳男)

いしずえ123


■校長室前を通る生徒が、ジャンケンではチョキが最強だと言っていました。確率論
から言えば最強はないのでしょうが、人それぞれジャンケンへの思い入れがあるよう
で興味深いです。私は「最初はグー」と言ってジャンケンをした時は、次にグーを出
さない傾向があると思っています。そのグーを見せながら次にいく人はチョキ、グー
を体で隠してしまう人はパーで勝負してきます。世界に通用しない私の独自理論です。
                           (7月31日飯田芳男)

いしずえ122


■子供のころ、担任の先生が作品に押してくれる「よくできました。」のスタンプが
嬉しくて、「大変よくできました」と「よくできました」のスタンプが押された作品
だけ、親に見せていました。このスタンプは私が教員になってからも存在したので、
業界のヒット商品(?)だと思います。今はこのスタンプを押す先生を見かけなくな
りました。皆さんの中には、このスタンプが押された作品をもっている生徒も多いで
しょう。ところで私の文の出来はいかがでしょう?「もうすこしです」が押されそう
です。                        (7月30日飯田芳男)

いしずえ121


■プールサイドは40℃くらいになっているかもしれません。セミは猛暑も気にかけ
ず元気に鳴いています。本来ならば今頃、学校のプールに通う小学生の姿が、今年も
見られません。中止の学校が多いのかもしれません。今朝ラジオで「プールの腰洗い
層が活用されなくなった」という話題を聴きました。「プールの水の塩素でじゅうぶ
ん消毒できる」とのことです。私自身も、腰洗い層の水は冷たくて苦手でした。時代
がながれていくといろいろな変化があります。泳力の級をあらわす『帽子の線』は、
今はどうなっているでしょうか。5メートル合格で10級になった私は、10本の線
を持ち帰りました。セピア色の思い出です。      (7月29日飯田芳男)

いしずえ120


■今日は小説家江戸川乱歩の命日です。ですから「乱歩の日」と言われています。
アメリカの推理小説作家、エドガー・アラン・ポーにちなんで名乗っていたそうで
す。中学の時エドガー・アラン・ポーの黒猫という短編を国語の授業で学びました。
教科書にない作品だったので、国語の先生が手書きで写し、わら半紙(茶色の用紙)
に印刷してくれました。コピーもなかったので国語の先生は大変だったと思います。
何枚も印刷されると、生徒がホッチキスで製本しました。今はホチキスと表記する
こともありますね。また、JIS規格どおりステープラーと呼ぶことも多いですね。
わら半紙には、まさにセピア色の思い出が詰まっています。(7月28日飯田芳男)