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いしずえ
いしずえ689
■『東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春を忘るな』(拾遺和歌集 巻第十六 雑春)大宰府に行くように命じられた菅原道真の和歌です。「風にのせて京都の梅の香りを大宰府まで運んでくれよ」と、梅に対して詠んだ道真はどんな気持ちだったのでしょう。私が中学の時は、道真を慕った梅の気持ちを考えていました。
(2月16日飯田芳男)
いしずえ688
■春一番が吹きました。春一番は2月4日ごろの立春から3月21日ごろの春分の間に吹く強い南風です。平均風速8m./Sくらいが目安になるようです。時々災害をもたらします。ですから「春が来た」と喜んでばかりいられません。でも、万物の成長に感謝しながら季節の移ろいを感じたいです。
(2月15日飯田芳男)
いしずえ687
■このところフォークの背中で洋食のごはんを食べた話題がメディアに登場します。一中生の皆さんは、ごはんはフォークのくぼんだ所で食べていると思います。私は中学生のころ、時々しか行けないレストランで、ごはんは、右手のナイフですくい、左手のフォークの背に乗せて食べていました。なつかしい(?)思い出です。今はフォークをスプーンのようにして食べています。そういえばイチゴをつぶすスプーンや、先割れスプーンを見かけなくなりました。さがしてみようと思います。
(2月14日飯田芳男)
いしずえ686
■給食で、赤飯のルーツで古代米の一種、赤米をいただきました。縁起の良い赤米なので、気持ちが前向きになりました。小学校5年生の担任の時、古代米を育てました。八十八以上の手間をかけ、ようやく学級の児童に、一人一個の小さなおにぎりを手渡すことができました。バケツ稲の栽培から収穫まで、どっぷり地域の方にお世話になりました。生産者の方々の苦労を思い、食材は大事にいただいています。
(2月13日飯田芳男)
いしずえ685
■我が家で金属板を折っただけのチリトリを愛用しています。中学の時の技術科での作品です。どこを見ても、でこぼこです。でも5段階で「3」でした。技術科の先生が「じょうぶにできてる」と講評してくれました。完成してから50年になります。チリトリは丈夫で長持ちです。あの技術科の恩師も、きっとお元気だろうと思っています。
(2月12日飯田芳男)