日誌

校長コラム

07.13.費用負担ゼロ(校長コラム)

物価高の影響は、本校でも避けられない状況です。施設の修繕に必要な材料費も高くなっていますし、校外学習も以前と同じ金額では実施できません。引き続き、適正な金額での実施に努めてまいります。

そのような中、先週行った「Cyber KASSEN(サイバーカッセン)」も「空調服のレンタル」も、今後予定している「校庭かくれんぼ大会」も「レーザー手裏剣」も、そして、「イマーシブシアター」も、全て、保護者の皆様の費用負担ゼロの取組です。

「楽しいけれどお金がかかる」ではいけません。教育の質は維持しながら、保護者の皆様の費用負担が多くならないよう気をつけています。これも、民間企業を含めた四中を応援してくださる方々のご理解、ご協力のお陰です。人に恵まれていることに感謝する気持ちを忘れないようにしようと思います。

ちなみに、仕事とは関係ありませんが、今日、私は初めて備蓄米を買いました。偶然、地元のホームセンターで見つけました。実は、ずっと探していました。安さはもちろん、世の中で話題になっている物を見つけた喜びに、思わず笑みがこぼれました。

さて、現在、台風情報に注視しています。現状では明日は通常どおり授業を行う予定ですが、万が一、本校の教育活動に影響がありそうなときは、マチコミメール(保護者の皆様宛てのメール)及びホームページにてお知らせします。

07.10.空調服のレンタル代(校長コラム)

本校では登下校時の暑さ対策として、希望する生徒に、空調服の貸し出しを行っています。ただし、あくまで試行的な取組で、生徒の率直な感想を聞いた上で、今後、成果や課題等について整理していきたいと考えています。現状、生徒からは「涼しい!」「かっこいい!」という声が聞こえてきています。

なお、最近、「空調服はいくらで購入したのですか?」と質問されることがあります。購入はしていません。あくまで、レンタルです。また、株式会社空調服様のご厚意・ご協力によりレンタル代もお支払いしていません。無償でお借りしています。そもそも、株式会社空調服様には、当初から「すみません。お金はありませんが、空調服を貸していただけないでしょうか・・・」とお願いしたところから本取組が始まっています。全く面識のない学校のお願いに、理解を示してくださった株式会社空調服様、とても素敵な会社です。

ちなみに、明日は涼しくなりそうですので、久しぶりに空調服が不要かもしれません。それにしても、この連日の暑さはキツイです・・・。

話は変わりますが、今日は、サイバーカッセンを行いました。3年生は一昨年度、サッセンも体験しています。

サッセンは光る刀が美しく、また、武道の世界のような緊張感、気高さがあるスポーツです。一方、今日のサイバーカッセンは、集団でわいわい楽しめる自由度の高いスポーツです。それぞれに魅力があって、好みも分かれることと思います。両方体験済みの3年生は、どちらが楽しかったでしょうか?明日にでも、聞いてみようと思います。

ちなみに、腕に着けたデバイスは、刀でなくても、当たれば反応して、リアルタイムに残りの個数がモニターに表示されます。

チャンバラの世界から離れて、例えば、デバイスを隠して行う「光る宝探し大会」とか、暗闇での「オバケ退治(?)」など、色々と遊べそうです。

来年度、デバイスをお借りして、どんな遊びができるか考え、みんなでルール作りをしたら楽しいと思います。

いずれにしても、サイバーカッセンはすごく発展性のあるスポーツだと思いました。全日本サッセン協会 会長の本 村様、今回も大変お世話になりありがとうございました。

07.09.新生徒会室と新PTA室が完成(校長コラム)

現在、立川第四中学校では、北校舎2階に、特別支援学級(自閉症・情緒障害学級)用の教室を3部屋新設するための工事を行っています。
なお、このことに伴い、北校舎2階にある生徒会室とPTA室は、南校舎2階に移動します。
実は、昨日、移動先の工事が終わりました。

というわけで、「新生徒会室」&「新PTA室」が完成しました!
昨年度まで第2学習室として使用していた部屋を2つの小部屋に区切りました。
両部屋とも、電灯はLED化しているため、とても明るいです。

今朝、荷物を移動させました。
部屋の大きさや机・棚の置き場所は、変えていません。


↑ 本日完成した「新生徒会室」


↑ 本日完成した「新PTA室」

なお、1番の変更点は、「新生徒会室」も「新PTA室」ともにエアコンが完備されている点です。
この暑さでも、とても良く効きます。かなり快適です!


↑ 今日の放課後から、「新生徒会室」で早速、生徒会役員が活動を始めていました。


↑ 「新生徒会室」に集まっていた冷房好きの四中生

ちなみに、夏休み中は、「新放送室」「新カウンセリングルーム」「新応接室」「新校長室」等の工事を予定しています。

07.08.明後日、サイバーカッセンを行います!(校長コラム)

明後日、7月10日(木)にサイバーカッセン(Cyber KASSEN)を行います。
ルールはシンプルで、腕に付けたセンサーを叩かれたら負けです。
柔らかい刀で勝負するわけですが、剣道のように1:1で行うわけではないので、前だけではなく、横や後ろから相手(敵)が狙ってくるかもしれません。
つまり、360度に渡って、注意する必要があります。そういうスポーツは意外と少ないと思います。
絶対、楽しいです。
1年生は1・2時間目、2年生は3・4時間目、3年生は5・6時間目に行います。

さて、今日は、午前中、東京俳優・映画&放送専門学校の方々が4名来校されました。
まだ先の話ですが、来年1月に行うイマーシブシアターの打ち合わせを行いました。
こちらも、面白い企画になると思います。

というわけで、色々と楽しいことを考えています。
ただし、「昨年行ったから、今年も実施する」という話ではありません。
あくまで、生徒の声(率直な感想)を重視していますので、「こんな取組、やりたいな!」という声は、直接、校長室に来て教えてください。もちろん担任の先生経由でも構いません。

07.06.服装の話(校長コラム)

本校では、これまで、修学旅行は春に実施してきました。
しかし、運動会練習と重なり、新年度、バタバタするので、今年度より、修学旅行は「秋開催」にしました。このことで、おそらく、これまでよりも、ゆとりをもって修学旅行の事前学習が進められると思います。
ただし、修学旅行を「秋開催」に変更することで、懸念点もあります。
懸念点の1つが「暑さ対策」です。今年の修学旅行は、9月9日(火)から2泊3日で行いますが、9月上旬は、まだ暑いです。
特に、京都は、三方を山に囲まれていてフェーン現象の影響を受けるので、とにかく暑いです。
修学旅行中の生徒の服装は、標準服か体育着かあるいは私服か、近年の気温の高さや生徒の意見を踏まえながら、今後、ルール作りを行う予定です。

ちなみに明日は、生徒会が企画した「カジュアルデー」です。
生徒は、体育着でも、標準服でも、私服でもOKです。
私も普段は、ワイシャツ&スラックス&革靴&ビジネスバックで出勤していますが、明日はカジュアルな服装にしようと思います。外出予定も来客予定もありません。Tシャツ&涼しそうなズボン&運動靴&リュックの予定です。明日だけのお楽しみです。

この土日も暑かったです・・・。
昨日は、小学1年生の三男が野球をはじめたいと言うので、少年野球の体験会(お試し入部)に行きました。そして、今日は、高校1年生の長男の野球の試合(公式戦)の応援に行きました。この2日間で、真っ赤に日焼けしました。
今年は昨年以上に暑いように思います。子どもも大人も油断せず、熱中症に十分気を付けないといけません。

07.03.まじめ&遊び(校長コラム)

「まじめな行動」「元気に遊ぶ」、この2つの行動を両立できるのが四中生です。
このことは、大人になっても大切なことで、人生を充実させるためには、「まじめ」と「遊び」の両立が欠かせません。

今日の四中生、みんな楽しんでいました。素敵な写真を4名掲載します。
今日も良い天気。

07.02.たちよん(校長コラム)

明日、7月3日(木)の放課後に、生徒会主催の「部活動対抗リレー」を行います。生徒会作成のパンフレットによると、開会式開始が午後4時10分とあります。子どもたちが考えたオリジナル企画です。参加するかは各自の判断ですが、出場選手も、そうでない人も、盛り上がっていきましょう!なお、保護者の皆様もご参観いただけますので、短時間ですが、よろしければご来校ください。

ところで、パンフレットの表紙の「たちよん」は、“生徒会キャラ”とのことです。知りませんでした。何ともいえない、ゆるい笑顔が素敵です。心が癒されますね。

07.01.自然体験学習の候補地探し(校長コラム)

「人と一緒に活動することの楽しさ」「互いに協力し合うことの大切さ」を実感する取組として、本校では、昨年度から全学年で、自然体験学習を行っています。

近すぎもせず、遠すぎもせず、自然を満喫できる場所が候補地となるわけですが、それなりに時間をかけて、体験先を決めています。

昨年度は、1・2年生は「こどもの国」、3年生は「檜原村」に行きました。

今年度は、1年生が「こどもの国」、2・3年生が「アメリカキャンプ村」です。

そして、来年度ですが、新1年生は「こどもの国」、新2年生は「アメリカキャンプ村」にする予定です。しかし、新3年生は未定です。「檜原村」は、魚釣りやハイキングが楽しめ、体験内容としてはとても充実いることから、候補地の1つではありますが、収容人数が少なく、2クラスずつ、別々の日に行くことになります。できれば、同じ日に行きたいので、決めかねています。

というわけで、来年度の新3年生(現2年生)の自然体験学習の候補地選びをしています。

一昨日(日曜日)は、下見を兼ねて、「フォレストアドベンチャーよこはま」に行ってきました。こちらも候補地の1つです。

フォレストアドベンチャーは全国各地にあり、その多くが「身長140cm以上、小学4年生以上」の人を対象にしています。しかし、横浜は「身長110cm以上、小学1年生以上」を対象にしています。すなわち、小学校の低学年の子どもでも楽しめるのが特徴です。

森の中にアスレチックがあり、最後はジップスライドでターザンのように降りてきます。自然の中で、爽快な気持ちになれます。

↑ 高所でのアスレチックが中心ですので迫力ある体験が味わえます。もちろん、墜落制止用器具(ハーネス)を装着しますので安全に楽しめます。

↑ 各コースの入口で、ワイヤーに滑車(写真左側)を取り付けます。コースの途中で滑車を外すことはできません。さらに、カラビナ(写真右側)も取り付けます。すなわち、二重の安全対策が講じられています。

↑ コースはレベル別に複数用意されています。

↑ 入口にコースの番号が表示されています。番号順に難易度が上がります。挑戦する順番に決まりはありません。

↑ 1番のコースは。全く怖くありませんでした。余裕です。2番~5番は、アスレチックの難易度としては初心者向けです。ただし、高さがあります。

簡単かつ安全、だから大丈夫!という単純な話ではなく、高いところが苦手な私にとっては、それなりに苦労しました。

↑ 隣接するエリアでは、マウンテンバイクも楽しめます。ただし、レンタルできる台数やコンセプトから考えると学校向き(団体向き)ではないように感じました。

というわけで、「フォレストアドベンチャーよこはま」に行ってきました。安全とわかっていても、正直、怖かったです。あくまで、高い所が苦手な私の感想ですが・・・

来年度の新3年生の自然体験学習、年内には候補地をしぼろうと思います。現時点では何も決まっていません。

06.30.空調服は涼しい(校長コラム)

登下校時の熱中症対策として、今日、希望する生徒に空調服(電動ファン付ベスト)を渡しました。

登下校時に、日傘を利用する生徒が年々増えています。数年前はあまり見ない光景でしたが、この暑さですので、当然の流れだと思います。日傘や帽子、水分補給は必須です。もしかしたら、数年後、中学生が空調服を着るのが当たり前の時代が来るかもしれません。

今日、レンタルを開始した4中生は、早速、空調服を着て、「すごく涼しい!」「かっこいい!」と話していました。この暑さは困りますが、子どもたちの笑顔を見るとうれしくなります。

06.27.休息は大切(校長コラム)

本日、来週からレンタルを開始する「空調服(ファン付きベスト)」が一式、納品されました。
「レンタルの希望用紙」の提出状況を踏まえ、当初の予定を変更し、来週から全クラスで一斉にレンタルを開始することにしました。

来週の月曜日(6月30日)の放課後、希望者に集まってもらい、使い方の説明を行った後、配布する予定です。
「空調服(ファン付きベスト)」の想像を超える涼しさに皆、驚くことでしょう。使用後の生徒の感想を聞くのが楽しみです。

さて、話は変わりますが、日曜日から頭痛が続いているため、その原因をインターネットで調べてみました。
あくまで素人の考えですが、頭が痛い理由は、私の場合は、「熱中症」「脳の関係」「耳の関係」「気圧の関係」「ストレス」「姿勢の悪さ」のどれかだと思います。

病院は苦手なので、とりあえず昨日は、昼前に仕事を切り上げ、休暇を申請して、のんびり過ごすことにしました。偶然かもしれませんが、リフレッシュしたら頭痛が少しだけ改善した気がします。いずれにしても休息は大切だと思います。

期末テストの勉強で疲れている四中生もいることでしょう。しっかり休息をとって体調を整えましょう。

ちなみに、私のリフレッシュの方法は、美味しいお店に行くことです。
昨日は、ランチの時間に、本校学区域内(幸町4丁目)に最近オープンしたイタリアンのお店に行きました。世田谷区から移転してきたお店で、ずっと気になっていました。
古民家をリノベーションした店内はとてもおしゃれです。ワンちゃん(愛犬)も一緒に入れます。

おしゃれな内装、こだわりの食器、食材を意識した料理、一人でもグループでも入りやすいテーブル配置等、このお店は当たりです。
とても美味しくいただきました。機会があればまた行ってみようと思います。ごちそうさまでした。

今週もお疲れ様でした。皆様、素敵な週末をお過ごしください。

06.26.無理にまわりの人に合わせてはいけない(校長コラム)

2週間前に進路説明会を開催しましたが、限られた時間内での説明ですので、すべての進路先についての情報をカバーすることはできていません。
特に、出席日数が少ない生徒、登校に不安を感じている生徒等の進路先については、情報量が足りません。
そこで、本校では、昨年度より「登校不安を感じる生徒の保護者に向けた進路説明会」を開催しています。
今年度は、明日27日(金)、13時30分から行います。対象は、保護者の皆様です。
事前のお申し込みが必要ですので、もし、「申し込まなかったけれど、やっぱり参加したい」という場合は、本校副校長までご連絡ください。
チャレンジスクールの「都立立川緑高校」、サポート校の「あおぞら高等学校立川キャンパス」、「飛鳥未来きずな高等学校立川校」の先生方にお越しいただき、説明していただく予定です。また、説明を聞くだけではなく、高校の先生方や(登校不安を感じていた)卒業生の保護者の方々と交流する場も設けます。すなわち、前半が説明会、後半が座談会という構成です。
「自分に合った進路先」について知るきっかけになれば幸いです。

ちなみに、私は、中学校卒業後は、都立高校、私立大学、就職(中学校教員)と進みましたが、何が正解であるかは自分でもわかりません。
高校生のときは、百貨店(デパート)の店員さんになりたいと思っていました。早く就職したかったのですが、数学が楽しかったので、大学で数学を学びたいと思い進学を決めました。
大学生のときは、さらに数学を勉強しようと思い、なぜか都心は避け、富山県や新潟県など、日本海側の大学院(数学教室)を受験しました。一方で、民間企業にも興味があり、焼肉屋や中華料理屋の店長、コンビニのスーパーバイザー、アミューズメント業界、美容業界等の面接試験を受けました。
もし、今と違う職業に就いていたら、どんな人生になっていたのだろう、と考えることがあります。

1つだけ言えることは、「進路選択にあたっては、無理にまわりの人に合わせてはいけない」ということです。他の人が「いいよ!おすすめだよ!」って思う進路先が、自分に合うとは限りません。自分の進む道は自分で考えなければいけません。

世の中に、校長になりたい人は何人いるのでしょうか。かなりおすすめの仕事です。しかし、全員に合うかはわかりません。最終的には、自分で決めるべきです。「校長になるのがおすすめって言われて、校長になってみたけれど、自分には合わない・・・」、そんなことを言われても私の責任ではありません。

ちなみに、私が教育の仕事をするのは60歳までです。60歳以降は全く違う業界で、何か、人のためになる仕事をしたいと考えています。自分の人生、進むべき道は自分で決めます。もちろん、家族の状況は無視できませんが・・・。とはいえ、まだまだ先の話です。今は、4中生のことを考えながら、校長の仕事をまじめに、楽しく、そして、一生懸命、頑張ります!

06.24.机運び(校長コラム)

今日、新色となる「紺色の体育着」を購入した生徒に渡しました。明日は、従前の白色の体育着に加えて、「紺色の体育着」で過ごす生徒もいることでしょう。

と思ったら、今日、早速、着替えて「紺色の体育着」を着ている生徒が何人かいました。1番に着てみたかったのでしょう。この気持ち、よくわかります。

さて、話は変わりますが、「100の仕事」を1人で行うには、1人あたり100の仕事をする必要があります。

しかし、「100の仕事」を50人で行えば、1人あたり2だけ働けば済みます。
そして、「100の仕事」を100人で行えば、1人あたり1だけ働けば済みますので楽勝です。
ちなみに、理科(物理学)の話をしているのではなく、単純に労働の話です。

では、大勢で仕事するのがベストかというと、必ずしもそうではなく、人が増えれば、仕事の完成度にばらつきが生じて、その結果、質が低下することもあります。また、大勢だと、全員のスケジュールを調整するのに時間を要し、なかなか作業が進まないこともあります。

さて、特別支援学級新設に向けて、倉庫内の机をすべて移動させる必要があります。こういう場合は、言うまでもなく、大勢で行った方が効率的です。

職員や生徒に手伝ってもらうのが得策ですが、定期テスト前で、みんな忙しそうです。

今回は仕方ありません。もし、机を全部、自分1人で運んだとしたら・・・

「教員は授業や生徒の対応に集中できる!」「生徒はテスト勉強に集中できる!」「私が土日に食べたハンバーガーや味噌ラーメン分のカロリーが消化できる!」「足の筋トレになり健康に良い!」「特別支援学級新設の工事がスムーズに進む!」「終わったときに達成感を味わえる!」等、前向きな理由を見つけることにしました。

というわけで、1人集中して3時間かけて机を運びました。
部屋の中がさっぱりしました!

達成感を感じました。良い運動になりました。全然疲れていません。余裕です。本当はクタクタです。

06.23.サイバーカッセンのルール(校長コラム)

本日、夕方、スポーツ用品店より段ボール箱がたくさん届きました。
中身は、紺色(新色)の四中体育着です。お待たせしました!購入した生徒には、明日配布する予定です。

もちろん、大半の生徒は、白色の体育着ですが、今後は、必要に応じて、紺色か従前の白色かを自由に選択して着用することができます。
来年度以降も、紺色と白色の2色体制(自由に選択)を継続していく予定です。

さて、話は変わりますが、一昨年度、SASSEN(サッセン)というデジタルチャンバラを全学年で行いました。
SASSEN(サッセン)の刀には、「ヒットを判別する圧力センサー」や「空振りの測定もできる加速度センサー」が内蔵されており、どちらが先に刀を当てたか、すべて機械が自動で判定してくれます。
まさに、最先端技術を駆使した「未来のスポーツ」です。
ちなみに、「颯爽(さっそう)と、風を切るさま」という意味の言葉「颯然(さつぜん)」が名前の由来です。

そして、今年度は、Cyber KASSEN(サーバーカッセン)という新しく開発されたスポーツを行います。
1対1で行うSASSEN(サッセン)の進化版で、多人数で同時に対戦できるのが特徴です。
まさに、「究極のデジタル大合戦」の始まりです!

Wi-Fi通信を使用し、電波が届く場所であればリアルタイムにスコアを確認することができますので、例えば、建物全体を使って、身を隠しながら行うチャンバラ大会など、アイディア次第で、色々と楽しめそうです。ただし、今回はスタンダードに体育館で行います。

なお、本校でのルールは、学年の中を2チームに分けて行う「チーム対抗戦」を考えています。
1試合目は、多人数で同時に戦いながら、最後の1人に残ること(生き残り)を目指す「サバイバル・バトル」、
2試合目は、チームが一体となって自チームの大将を守り抜く「二大勢力・バトル」を予定しています。

なお、柔らかい刀を使うため痛くなく、安心です。

都内の学校では初となるCyber KASSEN(サーバーカッセン)、再来週の木曜日(7月10日)に実施します。

1年生は1・2時間目、2年生は3・4時間目、3年生は5・6時間目に行う予定です。お楽しみに!

06.21.生徒会の面白そうな取組(校長コラム)

息子の自転車が壊れてしまいました。しかし、私の車はセダンタイプで自転車は載せられません。仕方なく、修理をお願いするために1時間歩いてホームセンターへ行きました。汗だくです。今年の夏も暑くなりそうです。

ちなみに、本校では、暑さ対策として、校庭にミスト装置を設置しています。この中にいると少しだけ涼しいです。

また、暑さ指数(WBGT)を毎日、決められた時刻に測定し、その結果を職員間で共有しています。この値は、屋外での活動内容に影響します。引き続き、熱中症には十分気をつけていこうと思います。

さて、話は変わりますが、生徒会役員が、色々と面白そうな取組を企画しています。

まず、生徒会主催の部活動対抗リレーが7月3日(木)の放課後に予定されています。楽しみです!開始時刻は、午後3時30分過ぎぐらいでしょうか。ご希望があれば保護者の皆様もご参観いただけます。

また、同じく生徒会の企画で、7月7日(月)に、カジュアルデーとして、1日、私服で過ごす取組が予定されています。もちろん、普段どおり体育着で登校することも可能ですが、ちょっと、いつもと違う雰囲気を楽しむ取組です。深い意味や目的がある取組ではないかもしれませんが、生徒会役員の生徒が、公約に掲げ、こだわってきた取組です。

新しい企画を実行までもっていくのは、簡単なことではありません。「生徒の提案を実現まで導くことで、生徒の主体性、発想力、企画・提案力、やり抜く力を育成する。」、本校の教育で重視していることの一つです。引き続き、生徒会の取組を応援したいと思います。ちなみに、カジュアルデー、私はTシャツで出勤予定です。

06.18.車の運転&ハラスメント(校長コラム)

登下校時の暑さ対策として、空調服(ファン付きウェア)を希望する生徒に、無償にて貸し出します。本日、貸出期間が決まりました!

1年生(全クラス)と2年1組の生徒は6月30日(月)~7月23日(水)、3年生(全クラス)と2年2・3組の生徒は8月27日(水)~9月末まで、株式会社空調服様のご厚意により無償にて貸し出します。

事前アンケートでレンタルを希望すると回答した生徒に、明日、「保護者の皆様宛てのご案内文」を配布します。

さて、話は変わりますが、今日は、高校1年生の長男が、野球部の練習をS&D昭島スタジアムで夜9時30分まで行っています。そこで、自宅から車で迎えに行くことにしました。

車を運転していると、人のことを言える立場ではありませんが、「これはひどいなあ・・・」というような運転をしている車に出会うことがあります。

「高速道路で左側から追い抜く車」「一時停止の標識を無視する車」「強引に車線変更する車」「交差点内で停止している車」「必要以上にブレーキをかける車」等、様々です。免許をもっている以上、きちんと運転してもらいたいと思います。

一方で、交通ルールを守らなかったり、安定しない運転をしたりする人は、一律、自己中心的な人かというと、そういうわけでもなく、運転に不慣れであったり、道に迷っていたり、そもそも運転が苦手であったり、そういう「悪気がない人」も少なくありません。

そうした人たちに、カッとなって煽(あお)ったり、警音器を激しく鳴らしたり、そうした挑発的な行為をする人は、それもまた問題です。

イライラしながらの運転は危険ですし、「攻撃性が高い人」と言われても仕方ありません。

「自分は交通ルールを守っている」「相手は交通ルールを守っていない」、だから、強く言っても問題ない、何てことはありません。

車の運転に限らず、「正義感の強い人」の中に、「攻撃性が高い人」が一定数いるように感じるときがあります

「正義を貫こうとするとき」や「明らかに自分が正しいとき」、あるいは、「相手に矛盾や落ち度があるとき」は、つい言動が強くなりがちです。そういうときこそ注意が必要だと思います。

「相手のためを思って、言っておかなきゃ」という行為、たとえ、それが正しかったとしても、伝え方によっては、ハラスメントになります。

砂川七番駅に、カスハラ(カスタマーハラスメント)防止のポスターが掲示されていました。


その中に、「言っておかなきゃとエキサイト(暴力的な言動)」と書いてあります。

正しいことを主張するときこそ、「相手の気持ち」や「相手への伝え方」に気をつけたいものです。

というわけで、「ゆとりある行動を心がける」「自分の意見を主張するときは、伝え方に気をつける」「睡眠時間の確保、適度な運動をとおして、心の健康を保つ」、こういうことが、車の運転でも、仕事でも、そして、プライベートでも大切だと思います。

「車の運転」や「砂川七番駅のポスター」から、そんなことを思いました。

ちなみに、どういうわけだか、ゆとりをもって笑顔で生活していると、「素敵な人」たちが集まってきます。一方、イライラしながら生活すると、「嫌な人」たちが集まってきます。なぜでしょうか。世の中、不思議です。

06.17.立川バスについての学習(校長コラム)

3年生の立川市民科は、4グループに分かれて活動しています。その中で、「交通と環境グループ(旧モノレール班)」のテーマは、多摩モノレール 及び 立川バスの魅力発信です。

多摩都市モノレール株式会社様は一昨年度からお世話になっており、今年度も、普段は立ち入ることができない車両基地を見学させていただき、そこで学んだ内容を砂川七番駅の改札内にある展示スペースで、発表させていただく予定です。

立川バス株式会社様は今年度から新たにお世話になります。どのような取組にするか話し合うため、今日、学年主任と一緒に、立川バスの本社に伺いました。私は二度目の訪問です。

本校の学区域内にある車庫(上水営業所)を見学させてもらったり、全立川バスの車内掲示用ポスターを作成したりするなど、貴重な体験が実現しそうです!

本日は、立川バスの総務、運輸部、安全対策部より計4名の方にご対応いただきました。貴重なお時間を頂きありがとうございました。

3年生の立川市民科では、生徒の活動に合わせながら、大人も随時、準備しています。子どもも大人も模索しながら進める「探究学習」を本校では推進しています。

06.16.空調服のレンタル(校長コラム)

急に暑くなりました。
夏場の熱中症対策として、本校では、試行的に空調服(ファン付きウェア)を導入します。
先日、空調服のレンタルについて希望調査を行いました。その結果は以下のとおりです。

〇 強く希望する生徒 18名
〇 どちらかというと希望する生徒 46名

そこで、この18名+46名=64名の生徒に、空調服を貸し出す方向で、現在、調整を行っています。株式会社空調服様のご厚意により、レンタル代は無料です。
なお、着数の都合上、2回(1回30名程度)に分けて貸し出す予定です。

第1回 1学期(期末テスト後から1学期終業式まで)
第2回 2学期(2学期始業式から涼しくなるまで)

登校したら、校長室前のハンガーにかけてもらい、下校までの間は、プールで見学している生徒等、他の生徒にも活用してもらとうと考えています。


使用した生徒から、率直な感想を教えてもらい、来年度以降に向けて、成果や課題等を整理していく予定です。

空調服(ファン付きウェア)は、四中に定着するのでしょうか。涼しいことは間違いありません。
希望する四中生の皆さん、お楽しみに!

さて、話は変わりますが、昨日、私用で、私が住む埼玉県の「端(はじ)?」に行きました。

写真の左側は埼玉県です。中央(上側)は群馬県、右側は栃木県です。一瞬で、3つの県に行くことができる不思議な場所です。


そして、そこから少し歩いたところで、大阪王将の冷凍食品の自動販売機を見つけました。

小さな発見に、心がワクワクしました。それでは、今週もがんばりましょう。

06.14.玉川上水のホタル(校長コラム)

昨日の夜、こぶし会館で行われた地域の会議に出席しました。会議終了後、本来であればそのまま帰宅するところですが、この時期は、玉川上水のホタルが気になります。昨年は時期を逃してしまいました・・・

帰り道、玉川上水駅で、たまたま本校の若手職員2名を見かけました。「仕事帰りに、公園でプリンを食べていました。」とのこと、駅のコンコースでたまに売っているプディング、確かに気になります。週末のご褒美といったところでしょうか。いずれにしても、帰宅を急いでいる様子ではなかったので、一緒にホタル観賞に行くことにしました。

とはいえ夜9時ですので、急いで観ないと、どんどん遅くなってしまいます。玉川上水駅から、国立音楽大学前の線路沿いの道を歩き、最初の踏切を渡ります。すると千手橋(せんじゅばし)に着きます。千手橋が1番安定して観られます。

早速、千手橋から玉川上水を眺めると・・・

今年もホタルが飛んでいました!その後、玉川上水の緑道を歩きましたが、いたるところで観られました。

ホタルの観賞スポットは、玉川上水の緑道のうち「玉川上水駅から千手橋の間」です。すなわち、四中がある幸町ではなく柏町です。

例年どおりなら6月下旬まで観られるはずです。なお、懐中電灯と長袖・長ズボン着用が必須です。もちろん夜9時は人通りが少ないので、もっと早い時間帯がいいでしょう。

都内かつ駅チカでのホタル観賞、貴重です!遠方から来てもいいレベルだと私は思います。ぜひ皆様もご覧ください!

06.13.進路説明会の御礼(校長コラム)

本日、進路説明会を行いました。3年生の保護者の皆様が大半ですが、1・2年生の保護者の皆様も20名以上お越しいただきました。ご多用の中、ご来校いただきありがとうございました。

進路説明会が終わったところで生徒(3年生)は下校しましたが、保護者の皆様はそのままお残りいただき、続けて修学旅行の説明会も開催しました。

物価高騰の影響が避けなれない状況ですが、「相場よりも安い修学旅行」「京都・奈良を満喫するとともに体験活動も重視した修学旅行」そして「安全・安心が担保された修学旅行」にしたいと考えています。丁寧に事前指導を行っていきます。

そして、今日は、PTA主催の「標準服のバザー」も行われました。はじめての試みでしたが大盛況で、50着近くも売買させたようです。ご準備いただいたPTAの皆様方に感謝申し上げます。素晴らしい企画だと思います。ありがとうございました。

06.12.特別支援学級新設にあたり大切にしたいこと(校長コラム)

関東では梅雨入りした模様です。職員玄関にある「あじさいの折紙」は、生徒が作った作品で、事務職員が額(がく)に入れて飾ってくれました。今の季節にぴったりです。

さて、今日は、退勤後、足の指(爪)の治療のため先週からお世話になっている立川駅近くの病院に立ち寄ってから帰宅しました。病院の並びに、えくてびあん様の事務所を発見しました。「ブチ発見」にちょっとうれしい気持ちになりました。

さて、話は変わりますが、立川市の中学校では初となる自閉症・情緒障害学級(特別支援学級)を令和8年4月、本校に開設します。
現在、教室を新設するための工事を行っていますが、備品の選定、カリキュラムの検討、時間割の作成、支援体制の構築、人事配置の調整等、決めなければいけないことがたくさんあります。
先週も市教育委員会の担当の方と2度ほど打合せを行いました。

立川市初ということもあり、本校に寄せる生徒や保護者の皆様の期待も高いことと思います。「本学級への進学を考えている現小学6年生」や「本学級への転学を検討している現中学1・2年生」のために、しっかり準備していきたいと思います。

ちなみに、開設にあたり、私が大切にしたいと考えていることは以下の3点です。

・生徒や保護者の皆様の期待を裏切らない。
・質の高い授業を提供する。
・嘘をつかない

飲食店に例えると、
「評判の良いお店なのに、あまり美味しくなかった・・・(期待はずれ)」
「店の雰囲気が悪く、食材も新鮮でなかった・・・(質が低い)」
「味は美味しかったけれど、後日、産地偽装のニュースを知り、嫌な気持ちになった・・・(虚偽)」

こういう状況は避ける必要があります。

今回の新設の話であれば、
「丁寧に支援してもらえると思って転学したのに・・・(期待はずれ)」
「学力が身につかない・・・(質が低い)」
「最初の説明と違う・・・(虚偽)」

こんな学校はあり得ません。当たり前のことをまじめにやるだけの話ですが、「当たり前を継続して行う」「当たり前を貫き通す」ためには、それなりの「覚悟」と「努力」が必要です。

まじめにやらなければいけないことに対しては、一切、妥協するつもりはありません。