日誌

校長コラム

03.18.仕事のスピード感(校長コラム)

仕事には、「じっくり考える仕事」と「短時間で処理すべき仕事」があります。両者の関係ですが、日頃より迅速な対応を心がけ、「短時間で処理すべき仕事」を溜めないようにすることで、はじめて、じっくり考える時間が生まれます。したがって、仕事をする上で「スピード感」は欠かせません。

ところで、仕事の進め方は「テトリス」と似ているときがあります。「テトリス」では、のんびりしていると、次から次へと降ってくるブロックが、すぐに積み重なってゲームオーバーになってしまいます。「テトリス」を攻略するためには、「次のブロックを予測すること」と「ブロックを溜めないようにすること」が必要で、この考え方は、仕事と同じです。

このことは仕事の経験年数とは関係なく、社会人になったら、なるべく早い時期に「素早く仕事を処理する習慣」を身につける必要があります。そもそも、スピード感のある環境の中でしか人は育ちません。

優秀な人ほど、「気持ちのゆとり」や「優しさ」に加えて「スピード感」があります。先日お世話になった株式会社大阪王将の皆様もそうでした。

企画段階からお世話になった取締役の林さんは、朝から夕方まで、一度も手が止まりませんでした。このスピード感の裏には、これまでの経験で培った習慣と技術があるのだと思います。

餃子を巻くスピードはたったの3秒です。

部長の佐藤様は、時間の合間に、もくもくと食器を洗っていました。「時間の無駄」が全くありません。

社長も、餃子を焼いたり、食器を洗ったり、絶えず手が止まりません。

大阪王将の皆様のスピード感はとても刺激的でした。そして何よりも、幹部職員の方々の「優しさ」と「フットワークの軽さ」を間近に感じました。

私もがんばろうと決意を新たにした次第です。