日誌

校長コラム

04.14.登山の話(校長コラム)

「自然の中で仲間と協力し合いながら行う活動」は教育効果が高く、本校では今年度も重視していきたいと考えています。

早速、来月5月8日(木)には、3年生がアメリカキャンプ村に行き、バーベキューやアスレチックを楽しむ予定です。もしも、怖いもの知らずの人(ホラー映画が得意な人)がいるなら、出発前までに、映画「リング」を観ておくことをおすすめします。アメリカキャンプ村は、映画「リング」のロケ地ですので、ロケ地巡りが楽しめます。

また、5月20日(火)には1年生が昨年度に引き続き、こどもの国で飯盒炊爨を行います。1年生にとっては四中初の校外学習です。

なお、今年度は予定していませんが、自然体験学習の行先として、「登山」も面白いなあって考えています。四中の近くであれば、高尾山が楽しいですが、私の自宅の近くでは、埼玉県日高市にある日和田山がおすすめです。男坂コースの岩山をよじ登るのが楽しいです。先週、プライベートで行ってきましたが、何もないのどかな景色に心が癒されました。

ただし、「登山」は好き嫌いが分かれるため、本校の自然体験学習として実施するかどうかは慎重に考える必要があります。個人的には好きですが、たぶんやらないです・・・

04.11.トマト麺(校長コラム)

入学式からまだ1週間も経っていませんが、今年度の1年生は例年以上に元気です。学校全体に活気が出て、とてもいいことだと思います。一方でまだクラスに馴染めない生徒もいることでしょう。早く馴染めるか、それとも時間がかかるか、それは人それぞれです。気にする必要はありません。

さて、私は、夜7時30分から地域の会議に出席しました。地域にある公立中学校として、地域と連携・協働した取組を推進していこうと考えています。ちなみに、夜に会議があるときは、できるだけ事前に夕食を済ませるようにしています。なぜなら、会議中に空腹を我慢したくないのと、夜遅い食事は健康に良くないからです。

というわけで、私の今日の夕食は外食です。以前から気になっていた国分寺駅近くにある「トマト麺」のお店に行きました。一番人気の「太陽のチーズラーメン」、チーズがたっぷり入っていて、とろけます!

極細麺が、トマトベースのスープや濃厚なチーズとよく合い、満足度の高い一品でした。常連さんは、豆乳入りの極細麺をおかわり(替え玉)していました。とんこつラーメンのようにツルツル食べられ、スープまで完食しました。おいしかったです。また機会があれば行ってみようと思います。ちなみにこのお店、本校が日頃より大変お世話になっている大阪王将系列のお店です。ごちそう様でした。

04.09.工事の打合せ(校長コラム)

令和8年度より、立川市内の中学校では初となる「自閉症・情緒障害学級(特別支援学級)」が本校に設置されます。

北校舎2階に、新しい教室を3部屋整備する予定です。このことに伴い、相談室、生徒会室、PTA室は、北校舎2階から南校舎2階に移動します。それなりに、大規模な工事となる予定です。

昨日、入学式の後、工事業者や市役所の関係者の方と打ち合わせを行いました。計15名での話し合いです。できる限り、通常の授業に影響が出ない形で、工事を進めていく予定です。

ちなみに、工事が終わると、「自閉症・情緒障害学級(特別支援学級)」が3部屋新設されることに加えて、新生徒会室と新PTA室にはエアコンが入ります。さらに、全教室、照明がLED化され明るくなります!

懸案事項としては、夏休み中、校舎内は、かなりの騒音がするため、例年、夏休み中に行っている三者面談は、場合によっては、1学期末の午後に実施しないと厳しいかもしれません。今後、調整が必要です。

ちなみに、校長室は、南校舎2階から南校舎1階に移る予定です。移動すると職員室や事務室と近くなりますので仕事の効率が上がります。広さは今の1/3となり、狭くなりますが、そもそも、広い校長室など必要ありません。

04.08.入学式を終えて(校長コラム)

本日、第79回入学式を行いました。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!何度も動きの確認をしたり、名簿にミスがないかチェックしたり、今日のために、職員一同、心を込めて準備してきました。また、保護者席を可能な限り前方に設置するとともに、保護者の皆様がお子様の写真を撮りやすいよう、新入生の入退場は2列ではなく1列にするなど、保護者の皆様への配慮も大切にしました。素敵な入学式になったと思います。

何よりも、子どもたちが頑張っていました。「中学校で頑張るぞ!」というエネルギーを私は感じました。そういう子どもたちの意欲を応援してあげたいなって思いました。また、不思議と職員の表情も、式後は、いつも以上に明るくなっていたように感じました。子どもが好きで、教師になっていますので、当然ではありますが、改めて、そんなことを感じた次第です。

ちなみに、同じ立川市内でも、場所によって違いはありますが、四中周辺の桜は、今日、満開でした!

明日も晴れそうです。

04.07.明日は入学式(校長コラム)

今日の始業式では、新2・3年生が元気に登校しました。明日は入学式を行います。会場の準備は万全です!

さて、今年度も3年生の立川市民科の授業では、地元企業の皆様にご協力いただく予定です。今日の午後、3学年主任と一緒に、本校が大変お世話になっている多摩都市モノレール株式会社様と打ち合わせをさせていただきました。3年生の取組は、今回もいくつかのグループに分かれて活動する予定です。そのうちの1グループがモノレールに関連した取組を行います。

↑ 3学年主任&多摩都市モノレール本社

ところで、本校の取組と直接の関係はありませんが、多摩モノレールと伊勢丹立川店がコラボした「オリジナルのランドセル」が発売されているそうです。私は今日、初めて知りました。面白い企画です。

04.04.始業式での景品(校長コラム)

自然体験学習やスキー教室等でお世話になっているバス会社が、新規に取得するナンバープレートの「番号を当てる企画」を行っていることを知り、修了式の日に、本校もこの企画に便乗させてもらいました。
この「番号を当てる企画」において、見事4桁の数字を的中させた四中生が1名います。幸運の持ち主です!
月曜日の始業式で、氏名を発表するとともに、景品を渡そうと思います。きっと素晴らしい1年になることでしょう。

ちなみに景品は・・・
(1)私がお気に入りの1本で2色書ける「蛍光ペン」・・・2本

(2)四中愛が強い人ほど喜ぶ「本校オリジナルクリアーファイル(非売品)」・・・1個

(3)株式会社バスウェイ様より当選者用にご準備いただいた「バス形のキーホルダー」・・・2個

さて、昨日と今日は、新年度に向けで職員会議が続きました。各担当の話を聞く時間が長いわけですが、それはそれで疲れます。来週から生徒が登校すれば、また、学校に活気が戻ります。今週もお疲れ様でした。

04.03.お楽しみイベント(校長コラム)

今年度の学校経営方針について、今日、全職員に説明しました。今年度の重点事項は、「生徒主体の教育活動」「学校全体に流れるあたたかい空気感」「地域や民間企業等と連携・協働した教育活動」の3点です。すなわち、「地域と連携しながら、生徒主体のあたたかい学校にしたい!」ということです。しかし、私一人の力ではできません。生徒、職員を含む本校に関係する方々のご理解・ご協力が不可欠です。

あたたかい空気感を作り出すのは、人間の行動・言動、そしてやさしい心です。私自身も、自分の行動や言葉遣いに気を付け、人を思いやる気持ちを大切にしようと思います。

さて、本校では、今年度も、「ちょっとした楽しい取組」を通常の教育活動にプラスしていこうと考えています。楽しい日を待ち望むような、ちょっとしたワクワク感を大切にしたいと思います。

この「ちょっとした楽しい取組」ですが、昨年度は「遊びプロジェクト」として行い、一昨年度は「音楽プロジェクト」&「冬のお楽しみプロジェクト」として実施しました。

今年度は「お楽しみイベント」という名称で、いくつか企画しています。

気になる内容は・・・

〇 日本かくれんぼ協会の皆様にご協力いただいて昨年度実施した「校庭かくれんぼ大会」は、今年度も実施します。

〇 一昨年度、光る剣で戦う「サッセン」を行いましたが、今年度は、「サッセン」の次世代型として開発された「サイバーカッセン(CyberKASSEN)」というスポーツ行います。「やわらかい刀」で相手の腕に装着したデジタル端末を叩きます。従って、痛くなく、安全です。おそらく学校での実施は全国初だと思います。

他にも、「レーザー手裏剣」を用いた忍者に関するイベントや演劇に関する取組も検討していますが、実施の可否については未定です。詳細が決まりましたら改めてお知らせします。お楽しみに!

04.02.新生活(校長コラム)

4月に入り、新しい環境での生活に、心をわくわくさせている人も多いのではないでしょうか。新たな出会いもある季節です。

本校でも、「クラス替えを楽しみにしている新2・3年生」や「新しく始まる中学校生活に気持ちが高まる新1年生」など、来週からの学校生活を待ち望んでいる生徒も少なくないと思います。
生徒の前向きな姿勢、希望あふれる新生活を全力で応援したいと思います。

ただし、私自身は、環境の変化は、あまり得意ではありません。友達ができるのも時間がかかるタイプです。
四中勤務も3年目に入り、特段、今、何か新しいことをしているわけではありませんし、体調も悪くなく元気ですが、4月になって、まわりの人(職員)が一部変わっただけで、何だか落ち着きません。すぐに適応できる人を見ているとうらやましく思います。
とはいえ、言い方を変えれば、新生活(新しい環境)に慣れるのに時間がかかる人の気持ちがよくわかります。ある意味、それが、私の取り柄かもしれません。

四中生の中にも、「すぐに友達ができる人」「なかなか馴染めない人」「ずっと休みだったらいいのになあ・・・と思っている人」等、色々な考え方、色々なタイプの人がいて、どの生徒であっても、「四中、楽しいなあ!」「毎日、四中に行きたいなあ!」と思えるような学校にしたいと思います。

そんなことを考えながら、今年度の学校経営方針や今年度の取組内容を検討しています。
明日の職員会議で、職員に、令和7年度学校経営方針の説明を行う予定です。

04.01.物価の高騰(校長コラム)

新年度が始まりました。新たに本校に転入した職員も少なくなく、職員室の雰囲気が、何となくいつもと違います。ただし、初日ですので、何がどう違うのかは上手く表現できません。

今週は、新年度の準備や会議が予定されています。そして、来週の月曜日が始業式、その翌日が入学式です。

さて、話は変わりますが、ラーメンが1杯 1,000円を超える時代になりました。物価の高騰は、本校の学校教育においても、少なからず影響を受けています。購入する教材を厳選したり、学校行事にかける費用を削減したりすることで、保護者の皆様の金銭面での負担軽減に努めています。

5月には、新3年生が自然体験学習を行いますが、そこでも、現在、費用削減の努力をしています。とはいえ、バーベキュー代やバス代を1人あたり100円~300円下げるだけでも一苦労です。もちろん、食材費や燃料費、人件費等が高騰していることは承知していますので、理不尽な要求はしていません。あくまで、常識的な範囲内で、現在、私も学年主任も価格交渉を頑張っています。

ところで、今日は、夕方、立川駅近くの施設で、会議がありました。勤務時間終了後、グリーンスプリングス内のお店で、コーヒーとケーキをいただきながら、1時間程、簡単な打合せを行いました。四中周辺も好きですが、立川駅周辺のモダンな雰囲気も嫌いではありません。ただし、贅沢をしてしまいましたので、明日からは節約生活を送ります・・・。

03.31.丸2年(校長コラム)

本校に着任して丸2年が経ちました。2年前、初出勤の際、玉川上水駅を降りて、「玉川上水の北側の道路」を歩いて、四中に向かったところ、四中側(玉川上水の南側)に渡る橋がどこにあるのかわからず、遅刻しそうになったのを覚えています。もちろん、今ではそういうことはありません。

また、四中周辺や玉川上水駅周辺の飲食店も最初は全然わかりませんでした。そちらも、今では、だいぶわかるようになりました。ちなみに、 四中近くでは、やはり「おらがじるうどん」がオススメです。意外とボリュームがあります。

また、玉川上水駅周辺だと、地下にあるイタリアンのお店の「玉上カレー」がおいしいです。このお店では、カレーもパスタも、旬の野菜の味わいが楽しめます。

何だか話がまとまらなくなってきましたが、いずれにしても、着任して2年が経過しました。

生徒は春休み中ですが、明日から新年度がスタートします。「毎日行きたくなる学校」をスローガンに、引き続き、本校の教育活動の充実に努めてまいります。令和7年度もどうぞよろしくお願いします。

03.28.校外での活動(校長コラム)

先日、立川市図書館主催の「ビブリオバトルワークショップ」に、本校卒業生(3年生)3名が参加しました。
1番多くの票を集めた本(チャンプ本)は、本校卒業生が紹介した『ピーナッツ全集』でした。
私は応援に行けませんでしたが、3人がとても頑張っていたとの報告を受けています。お疲れ様でした!

また、今日は、スマイルキッチンで行われた「太鼓体験会」に、サッカー部と卓球部の生徒が参加してくれました。
太鼓を叩いたり、チェキで写真を撮ったりして、のんびりしたひと時を過ごしました。また、スマイルキッチン内の見学もしていました。
四中として、今後、こうした地域の方と交流できる取組を少しずつ増やしていきたいと考えています。

今日も春らしいあたたかい1日となりました。それでは、素敵な週末をお過ごしください。

03.27.明日の太鼓体験会(校長コラム)

明日、3月28日(金)にスマイルキッチンで「太鼓体験会」を行います。時間は、午後1時から3時までの2時間です。

この「太鼓体験会」は、四中とスマイルキッチンが共催して行う事業です。

「スマイルキッチンで、何か四中とコラボした取組をやりたいですね。」と私が地域福祉コーディネーターさんに相談したことで、今回の取組を行うことになりました。しかし、私の段取りが悪く、ほとんど周知できないまま春休みに入ってしまいました。

「太鼓体験会」のことを知らない四中生も多いと思います。すみません・・・。

「太鼓体験会」の内容は、ネーミングのとおり、太鼓の体験です。プロの演奏家から太鼓を教えてもらえます。リクエストすればプロの演奏も聴けると思います。

自由参加で、好きな時間に好きなだけ体験できます。

また、当日は、チェキを無料で貸し出しますので、太鼓の様子や桜の木などを自由に撮影、プリントアウトすることができます。もちろん、スマイルキッチンの建物内でのんびりしたり、新鮮な野菜を購入したりするのもOKです。

「太鼓をプロに教えてもらいたい」「のんびりした1日を過ごしたい」「スマイルキッチンに入ったことがない」という人はぜひ、明日、スマイルキッチンにお越しください。四中生、卒業生、地域の皆様のご来場をお待ちしています。

03.26.当選結果発表(校長コラム)

昨日、本校職員の来年度の人事が確定しました。これで一安心です。今日は、休暇を申請して、長男が進学予定の高校の新入生説明会に行ってきました。

さて、自然体験学習やスキー教室でお世話になったバス会社の「新規取得のナンバープレートの番号当て」に、急遽、本校も便乗させてもらいました。安全運行に力を入れているバス会社です。

今年度最後の運だめし、四中生と四中職員が予想した数字は以下のとおりです。

・1年1組 

4000,4627

・1年2組 

4820,4321,4028,4510,4628,4505,4049,4293,4040,4510,

4039,4139,4009,4444

・1年3組 

4649,4213,4322,4270,4612,4357,4952,4182,4805

・1年4組

4545,4325,4055

・2年1組

4104,4139,4256,4619,4915,4016,4544,4127,4000,4965,

4528,4193,4250,4180,4789,4634,4545

・2年2組 

4756,3193,4968,4109,4632,4192,4539,4256,4946,4139,

4649

・2年3組 

4773,4123,4038,4519,4139,4139,4001,4649,4269,4503,

4229,4072,4745,4625

・2年4組 

4120,4719,4029,4323,4855,4789,4139,4139,4751,4573,

4742,4653,4125,4856,4321,4342,4001,4621,4124,4323

・職  員 

4953,4021,4763,4600,4023,4814,4255,4183,4297,4549,

4426,4829,4251,4017,4723,4362

事前に、四千番代とのヒントがありましたので、実質、3桁の数字を当てることになります。当たる確率は、1/1000です。

早くも、昨晩、当選番号(ナンバープレートの番号)が発表されましたので、お知らせします。気になる番号は・・・

「4009」でした。何と、当選者有りです!!

03.25.今年度最後の運だめし(校長コラム)

今日、修了式を行いました。私からは生徒に「来年度は、新2・3年生の力で、日本一楽しい学校、日本一まじめな学校、そして、日本一優しくあたたかい学校にしていきましょう。」と伝えました。
また、終了式に続いて、離任式も行いました。代表生徒の言葉は、皆、気持ちが込められていて心に響きました。今年度末で、異動・退職となる本校職員の皆さんには、本校でご尽力いただいたことに感謝するとともに、4月以降の新天地でのご活躍を祈念いたします。

ところで、今年度、スキー教室や自然体験学習でお世話になったバス会社が、公式ホームページのX(旧ツイッター)で、「ナンバープレートの番号当て」を行っているのを見つけました。新しく取得するナンバープレートの4桁の番号を当てるという内容です。

面白そうですので、早速、本校も便乗させてもらいました。そして、勝手にネーミングを付けました。その名も「本日限定 今年度最後の運だめし」、校長室前に「記入用紙」を掲示し、希望する生徒を対象に、「ナンバープレートの番号当て」を楽しみました。


自分の氏名の横に、各自で予想番号を書いていきます。


4桁の数字を当てるわけですから、当選確率は「10,000分の1」ですが、4,000番代というヒントがありましたので、最初の数字は4となり、そうすると、当選確率は「1,000分の1」です。なかなか厳しい状況ですが、当選者には、私からも景品を準備しようと思います。

参加者数は、生徒90人、職員15人です。結果発表が楽しみです! もちろん私も正解は知りません。

03.24.教員の異動(校長コラム)

今日は、1時間目「校舎内でのかくれんぼ大会」、2時間目「学年集会」、3時間目「大掃除」という時程でした。
明日で3学期も終わりです。

「校舎内でのかくれんぼ大会」では、私も隠れました。
「段ボールの間」や「棚の裏側」等に隠れましたが、どちらもすぐに見付かってしまいました。学校内で隠れるのは、けっこう難しいです。

さて、4月1日付の教員の人事異動について、これまでは、4月1日の新聞(朝刊)で公表し、その後4月中旬以降に離任式を行うというのが一般的でした。
しかし、「お世話になった先生に、年度内のうちにお礼を言おう」という趣旨もあり、ここ数年は、異動情報のプレスリリースが早めに行われています。
このことから、本校でも、離任式は、4月ではなく、修了式(3月25日)と合わせて行います。すなわち、明日、修了式に続けて離任式も行います。

なお、現時点で、インターネットや新聞等で公開されているのは、学校間で異動する教員(四中→他校、他校→四中)の情報のみです。すなわち、新規採用者、退職者、行政機関等への異動者(四中→教育委員会)に関する情報は、プレスリリースされていません。注意が必要です。

ところで、中学校の授業は、正規職員に加えて、臨時的任用教員(産休代替教員)や時間講師等、様々な人が授業に関わっています。「人間的に魅力ある教師」を採用すること、このことについては絶対に妥協できません。校長、副校長が頑張るところです。
というわけで、特に副校長は、今月、大幅な残業続きです。申し訳ない気持ちでいっぱいです・・・。3月も残りわずかとなりましたが、職員の採用面接はまだ続いています。

03.23.水陸両用ブルドーザー(校長コラム)

先週金曜日に「EXPOスクールキャラバン」を行い青木あすなろ建設株式会社の皆様に「ミライの水中工事」というテーマで、講義&体験活動を行っていただきました。
学校教育において民間企業の取組を直接知る機会は意外と少ないことから、とても貴重な取組となりました。

青木あすなろ建設株式会社様のみが所有する水陸両用ブルドーザー、水深7mまで入れる優れものです。

今日は、この水陸両用ブルドーザーについて、書こうと思います。

〇水陸両用ブルドーザーは、遠隔操作で動かすため運転席がありません。水中でも力強く作業する様子をYouTubeで見ました。全国各地で、人のために活躍しています。

〇水陸両用ブルドーザー、そもそもかなりマニアックです。こういうマニアックな世界、嫌いではありません。授業が終わっても教室に戻らず、青木あすなろ建設の皆様に質問を続ける生徒が3人いました。水陸両用ブルドーザーは、子どもたちの心をつかむ不思議な力があるようです。

〇水陸両用ブルドーザーは、何と1台、2億円以上するそうです。ちなみに、ラジコンはいくらでしょうか?安ければ欲しいと思いましたが、驚きの200万円超えです!!

〇東日本大震災の復興支援についてのお話がありました。最前線で発災直後から復興に取り組む人たち、心の底から尊敬します。

〇青木あすなろ建設様より、『のっぽのスイブル155』という絵本を2冊、本校に寄贈していただきました。1年生のフロアー(4月以降は図書室)に置こうと思います。水陸両用ブルドーザー(略してスイブル)が主人公の絵本です。ストーリーは実話です。「絵本になる仕事」、素敵です!

03.22.校舎内でかくれんぼ(校長コラム)

今日は、コートがいらない程の暖かな春らしい陽気となりました。私は、三男が通う保育園の卒園式に出席しました。とても感動的な卒園式でした。どうも最近、涙もろくなった気がします。年をとったからでしょうか・・・。

さて、明後日月曜日は、1学年学級委員会と2学年学級委員会が共催で「校舎内でのかくれんぼ大会」を企画しています。昨日、校長室にも、隠れる場所を探しに来室する生徒が何人かいました。この企画ですが、発案者は生徒で、ルールもすべて生徒が考えています。
新しい取組は、とりあえず、やってみることが大切だと思います。
「実施する」→「課題を整理する」→「改善策を考え、さらにパワーアップさせた企画を検討する」という流れを生徒自身の力で進めることで、高い教育効果が期待できます。こうした生徒の自主的な活動は、今後も大切にしていきたいと考えています。

話は変わりますが、昨日、1年生を対象に、内閣官房国際博覧会推進本部事務局が主催する「EXPOスクールキャラバン」を2時間連続で実施しました。
実は、この「EXPOスクールキャラバン」ですが、本校は、今年度の早い段階で申し込みをしていました。しかし、本校の意向とマッチングする企業がなかなか見つからず年度末になってしまいました。ちなみに、本校がこだわったのは、「民間企業の優れた実践をご紹介いただけること」「体験活動が授業内に含まれていること」の2点です。
そのような中、ようやくマッチングしたのが青木あすなろ建設株式会社様です。粘(ねば)った甲斐がありました。普段は聞けない貴重な授業となりました。長くなりそうですので、詳細は、明日、書こうと思います。

03.21.部活動の指導方針(校長コラム)

部活動は、本校の教員(顧問)に加えて、地域にお住いの方々(部活動指導員、外部指導員)にも、ご協力いただきながら運営しています。
スポーツ庁は、部活動に関するガイドラインを策定しています。なぜなら、いわゆる勝利至上主義のもと、大会等で「勝つことのみを重視した過度の練習」は、生徒の心身のバランスのとれた発達を妨げる恐れがあるからです。
本校は公立の中学校ですので、部活動は、このガイドラインの趣旨に沿って運営しています。活動日数も、賛否あることは承知していますが、ガイドラインのとおり、平日は最大で週4日、土日は最大でどちらか半日のみとしています。ただし、大会が1日かかることもありますし、例外として大会が日曜日の場合、その前日(土曜日)に活動することもあります。
本校の指導者は皆、ガイドラインの内容を理解しています。このことは、部活動指導員、外部指導員の方々も同様です。

しかし・・・
「ガイドライン?そんなの守っている学校なんてないんだから、私は、ガイドラインは無視します。」
「私は、男子(あるいは女子)を教えるのが専門ですので、女子(あるいは男子)の練習には力を入れません。」
「練習についていける生徒のみ強くします。ついてこられない生徒は辞めてしまっても仕方ありません。それが現実です。」
このような指導者の言葉をこれまで何度も聞きました。
本校では、そういう方針の指導者に、指導をお願いすることはありません。

「大会等で勝つ」という目標を部内で共有することは大切です。しかし、「勝てないからダメ」「ついてこられないから辞めろ」という考えで行う部活動は、もはや教育活動ではありません。

子どもたちの才能は、いつ開花するかわかりません。中学校の部活動は、生涯スポーツの視点も踏まえながら、子どもたちの可能性の芽を摘まないようにしながら、子どもたちの可能性を信じ、個々の能力を伸ばすことが大切です。
入学当初に入部したスポーツ(又は文化的な活動)が「楽しいなあ」「卒業しても続けたいな」「もっとがんばりたいな」って思えるように、可能性を伸ばしながら、次につながる指導が重要だと思います。

先日まで、新年度に向けて、「部活動の顧問の分担決め」や「部活動指導員や外部指導員の面接・採用活動」を行ってきました。魅力的な指導者による部活動が行われるよう熟慮を重ねてきたところです。

なお、本校では、新しく部活動を創設する予定はありません。特に、チームスポーツは、一定数以上の選手を確保する必要があり、仮に、運動部を増やすと、既存の部活動が成立しなくなる恐れがあります。今いる子どもたちのことを考え、今ある部活動の運営に支障が出ないようにする必要があります。

何だか、まとまりのない文章になってしまいましたが、今日は、部活動に対する本校の考え方について書いてみました。

今週もお疲れ様でした。

03.19.卒業おめでとう(校長コラム)

朝の玉川上水、雪が降っています。


雪の中の卒業式は、私は初めての経験です。
これはこれで、風情(ふぜい)があって嫌いではありません。しかし、生徒はもちろん、保護者の皆様、地域の皆様にとって、雪の中、学校まで歩くのは大変なことですので、「雪景色も素敵ですね!」などと安易な発言をするとお叱りを受ける可能性があり、特段、雪についてコメントするのは避けようと思います・・・。

さて、今日の第78回卒業式で、3年生127名の生徒が本校を卒業しました。
卒業証書を受け取る卒業生の姿は、とても頼(たの)もしく、未来ある若者の姿に、エールを送りたい気持ちでいっぱいです。また、式の中での「送る言葉」と「卒業生の合唱」も、心が込められていて感動しました。
人を思いやるやさしい気持ちを大切にしながら、前に進んでいってもらいたいと思います。
本校自慢の3年生、今後のご活躍をお祈りいたします。

ちなみに、卒業式後には、「写真撮影の時間」を設けました。
雪のため、校庭ではなく体育館に卒業生が再び集まり、舞台上も使って、自由に記念写真を撮っていました。

余談ですが、普段、昼休み等に校長室に遊びに来る生徒は、大半が3年生(昨年度は2年生)です。
今後は、校長室の来室者が大幅に減ることでしょう。寂しくなります。

03.18.かっこいい人たち(校長コラム)

明日は卒業式です。今日は、在校生と一緒に職員一同、心を込めて、会場の準備を行いました。きっと、温かい雰囲気の式になることでしょう。

さて、先週の「餃子パーティー」で全面的にご協力いただいた「大阪王将の皆様」を見ていて、私が感じたことを今日は書こうと思います。

〇当日朝の準備風景です。無駄な動きをしている人は1人もいませんでした。どんどん準備が進みます。皆、仕事か早いです。どの業界でも、仕事は、このスピード感が大切です。

〇全国の大阪王将のメニューを考えている松田さん、中華料理のみならず、イタリヤ料理、フランス料理、ハワイ料理、スペイン料理等、料理経験が豊富なまさに「料理のエキスパート」です。私のような素人が見てもプロであることがすぐにわかります。その道を究めている人は、身体全体からそのオーラが出ています。

〇餃子を素早く巻く方法を披露してくださった「神」ことスーパーバイザーの野上さん、これまでの努力や経験が自信につながり、その自信からくる明るさと余裕があります。すなわち、「仕事ができる人」です。

〇今回、準備してくださった具材は、何と500人前です。無駄なくいただきました。「四中生を美味しい餃子で、お腹いっぱいにしてあげよう!」とする大阪王将の心遣いを感じました。皆、やさしいです。「ハートのある企業には、ハートのある人材が集まる」ということでしょう。

 

〇ひたすら餃子を焼き続ける赤いエプロンの平山さんは、冷凍食品のヒット商品「大阪王将羽根つき餃子」の考案者です。フタも油も水もいらない冷凍餃子を考えた方で、何度かテレビでも拝見しました。当日は、生徒が巻いた餃子を別テーブルでどんどん焼いてくれていました。そのおかげで、生徒は時間内でたくさん食べられました。コツコツ努力する姿勢が自然と身についています。だから、困難を乗り越えながら、新しい発想で新商品を開発することができるんだと思います。威張らず努力している人は、魅力的であり尊敬します。

〇そっと窓際で実習の様子を見守る水色のエプロンを付けた野田さん、4時間ずっとお皿を洗い続けてくださいました。野田さんは、冷凍餃子のトレイを作る会社の社長さんです。上品なお人柄、立ち振舞に加えて、世の中の動きに合わせた洞察力や柔軟性、そして経営者としての強い信念を感じました。

〇今回の取組をコーディネートしてくださった冷凍食品部門の部長の佐藤さんは、餃子パーティーの後もスケジュールが立て込んでいるご様子でした。しかし、あくまで冷静で、バタバタした様子は一切見せません。実にスマートに仕事を進めていらっしゃいます。管理職の鏡です。


というわけで、大阪王将の方々は、スピード感をもって、信念を大切にしながら実にかっこよく仕事をしていました。いつも感激します。そして勉強になります。私も見習いたいと思います。