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喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO80

校長日誌 立川の空から No80 (2015/1/10)

「3学期始業式 校長講話」

おはようございます。そして、あけましておめでとうございます。

先生方は、皆さんのインフルエンザを心配していました。もし、まだインフルエンザが流行っていたら、体育館で始業式はできないからです。

 でも、良かった。インフルエンザはおさまっていて、こうやって体育館で始業式ができるのです。

 さて、皆さん。こういうことわざを知っていますか。

「一年の計は元旦にあり」

 一年の計画は元旦に立てなさい、何かを始めるときには、きちんと計画・目標を立てなさい、という意味です。今日は元旦ではありませんが、ぜひこの一年の計画・目標を立ててみてください。

 計画・目標を立てるときに気を付けてほしいことがあります。それは、まずは具体的なものにすることです。前にも皆さんに言ったと思いますが、「今年は国語を頑張る」とか「縄跳びを頑張る」とか「学芸会を頑張る」などは、計画や目標としてはふさわしくありません。なぜなら、その計画・目標が達成できたかどうかを決められないからです。「頑張った」は、ちょっとやってできたという人もいれば、めちゃくちゃ頑張ってもできていないという人もいます。ですから、計画や目標を

立てるときには、具体的に。例えば「国語の音読を毎日3ページやる」とか「縄跳びを毎日100回跳ぶ」など数字を入れると良いでしょう。

 もう1つ。計画・目標を立てるときには、人と比べたり、競争したりしないことです。例えば「○○君に国語で勝ちたい」とか「○○さんに算数のテストで勝ちたい」などと、人と比べたり、競争したりすると競争相手とトラブルになったり、競争相手が自分よりずっと力があると、うまくいなくて自分が苦しくなります。
 それよりも、「去年の自分や昨日の自分と比べて、少しでも前に進んでいるか」を考えてください。
「去年の自分、昨日の自分より一歩でも、半歩でも前に進もう」が今年の合言葉ですね。


フリップボードを持って子供たちに話をしました。

他の人と競争する目標設定ではなく、あくまでも昨日までの自分より前進することを目標としてほしいものです。