校長日誌

いしずえ

いしずえ68


■修学旅行のお土産の一番は「土産話!」と、薬師寺のお坊さんが
述べていました。私も『鹿寄せ』のシーンは何人もの人に伝えまし
た。担当の方がホルンを吹くと、5分後にはたくさんの鹿が集まり
ました。初めは奈良公園に生徒だけで、ホルンの音色だけが響いて
いました、そのうち、はるか遠くから鹿の群れが近づいてきました。
鹿の全力疾走は圧巻でした。春日大社の鹿は「神の使い」です。鹿
の身体をなでるのは、人のにおいがつくのでNGとのこと。動物園の
ふれあいコーナーとは違った学びができました。
                    (6月6日飯田芳男)

いしずえ67


■碁盤の目の京都市街地です。「京のてまり歌」を歌えば、30近
くの通りの名を覚えられます。丸太町通りから、えびす通り…いえ
いえ歩いてもなかなか覚えられません。ところで、3年生は何が修
学旅行の思い出になったでしょうか。どんな内容でも、セピア色に
なるまで、この二泊三日を大事にすることでしょう。うらやましい
です。私は、♪京の五条の橋の上…ではじまる「牛若丸」の歌を歌
いながら京都の町を振り返っています。「鎌倉殿の13人」にも助
けてもらいます。            (6月5日飯田芳男)

いしずえ66


■奈良で「せんと君」を探しましたが見当たりませんでした。京都か
らバスで奈良に向かう時、大和郡山市を通ることがあります。金魚の
町なので楽しみでした。電話ボックスの金魚鉢が圧巻でした。今年は
電車なので、車窓から平城宮跡歴史公園を見てみたいと思います。昨
夜、平城京に舞う風に乗って聖徳太子が登場する夢を見ました。日本
銀行券の聖徳太子が風に舞っていました。  (6月4日飯田芳男)

いしずえ65


■私が、生まれてはじめて新幹線に乗ったのは中学の時の修学旅行で
した。ゼロ系のひかり号はおもちゃでしか見たことがなく、東京駅の
ホームで本物を見たときは「おもちゃとそっくり!」だと思いました。
私が通っていた中学では、直接東京駅集合だったので、東京駅にたど
り着くまでに神経をすり減らしました。東京駅まで1時間、7月の暑
い時期、汗びっしょりで集合場所に着きました。私にとっては、真夏
の大冒険でした。             (6月3日飯田芳男)

いしずえ64


■気温の変化が激しい時、天気予報で「体調管理には気をつけて」と
言われます。私は、暑さも寒さも洋服で何とかなると思っています。
でも、お医者さんに「気温の変化に対応しようとする体全体の頑張り
は、ものすごいですよ」と教わりました。血液の流れ方などで、暑さ
寒さに順応できるようにしてくれているらしいのです。私は体をいた
わることをつい忘れがちです。健康に感謝しなくてはと思い直しまし
た。中学生の時、試験前はいつも体をいたわり過ぎ、よく眠る生徒で
した。「もっと頭を酷使しなさい」と母の小言が忘れられません。
                     (6月2日飯田芳男)