Hello 校長室

Hello 校長室

いしずえ191


■読売中高生新聞に『誤用だ 御用だ』のコーナーがあります。今日は『火中の
栗を拾う』か?『渦中の栗』なのか?がテーマ。正解は『火中』で、「渦中」が
誤用でした。いろりで栗が焼けるのを見ていた猿が「君の腕の見せ所だ」と猫を
おだて、猫は熱い灰をかき分け苦労しながら栗を拾います。猿は食べるだけ。猫
は不機嫌になるというフランスの寓話が言葉の由来だとか。記事には『日本では、
人のために面倒なことを引き受ける決意を示すときに使われる』とありました。
我が身を振り返り、「猿の立場が多いな」と猛省です。 (10月7日飯田芳男)

いしずえ190


■突然冬がやってきました。♪冬が来るま~え~にと、熱唱するのが日課でした
が、もう冬です!キンモクセイの香りがどこかへいってしまいさびしいですね。
校長室の蚊は、息も絶え絶えにふらついています。一昨日の大汗は何だったので
しょうか。今の気温は札幌と同じです。一中生の皆さんが風邪をひかないことを
願っています。                  (10月6日飯田芳男)

いしずえ189


■気温が急降下と報道されていました。天気予報では、「前線が下がって寒気が
下りてくる」とのこと。簡単にアナウンスされますが、私は「前線」って前とい
う字があるのに、なぜ下がるのか?不思議です。見えないものだけに、いまだに
説明ができません。赤道って赤いんですか?と質問した中学時代は今も夢に見ま
す。しっかり顔は赤かったはずです。        (10月5日飯田芳男)

いしずえ188


■10月は「神無月」です。平安時代の歌人藤原清輔は、奥義抄(おうぎしょう)
以来の説として「この月は、出雲大社に神様があつまるのでその辺の神社が空っぽ
になる」と言われています。では今月は、出雲大社がどれほどにぎわうか興味深い
です。出雲大社を鳥取と勘違いする人も多いですが、神様は一目散に島根ですね。
                          (10月4日飯田芳男)

いしずえ187


■月ごとのカレンダーの枚数が少なくなりました。「おせち料理の申し込み」とい
うポスターを見ると「季節の移ろいの早さ」を感じます。私が中学の卒業式に思っ
たのは「中2の秋からが早かった」ということでした。以来人生の分母が大きくな
ると、大人がよく言う「一年があっという間だった」を実感します。私は「秋」を
短く感じる体質(?)だからかもしれません。金木犀の香りに、ついたそがれてし
まうこの頃です。                  (10月3日飯田芳男)