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喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から NO62 日光24

校長日誌 西砂の空から NO62 (2015/6/24)

日光道中膝栗毛24 日光こぼれ話2

 2日目。湖コースのハイキングは、一番距離が短く、かつ高低差もありません。
 でも、途中バスを活用しながら、3回のハイキングが予定されていました。
 学校で事前説明をしていましたが、ハイキングに出発する前、念のため、担任の先生が言いました。
「今日のハイキングは、3回あります。1つ目は、ホテルを一周するハイキング。2つ目は、さかなと森の資料館から赤沼までのハイキング。3つ目は、湯の湖を一周するハイキングです。前にも説明してあるし、しおりにも書いてあります。特に、最期の湯の湖ハイキングの前に、『え~っ!また歩くの?』なんて言っちゃだめですよ。」
 さて、2回のハイキングを終え、最期のハイキング。湯の湖に到着し、バスから降りると、何人かの子供が尋ねました。
「えっ?また歩くの?」
 私や引率の先生が
「湯の湖を一周するハイキングをするんだよ。」
と答えると、
 その場にいた子供たちが一斉に
「え~っ!また歩くの?」
と大きな声をあげました。
 まさに、担任の先生が言っていた通りの言葉を発した子供たち。そのことを伝えると、さすがに照れくさそうでした。
 それにしても、担任の先生はすごい。子供たちの発言(え~っ!,また歩くの?)を予言するとは!(というより、子供理解がすごいということですね。)