校長日誌

2023年12月の記事一覧

4年生 立川市民科の様子

 15日(金)1,2校時、本校学校運営協議会委員長の佐藤様がコーディネートしてくださり、4年生の立川市民科における「福祉」についての体験学習を体育館で行いました。

 大山団地の住民で、車椅子をご使用されている方や耳が聞こえない方をお招きして、子どもたちとの交流学習を実施しましたが、みなさんそれぞれのグループで子どもたちの質問に分かりやすくご回答くださる様子が見られました。また、車椅子を押して動かしたり、電動車椅子に乗って体育館内を移動したり、自分の名前を手話で伝える方法を教えて頂いたりと、実に充実した体験学習の機会となりました。

 今回の学びを契機として、将来の多様性・バリアフリー社会の担い手として、子どもたちには大きく成長していってほしいと思います。

 ご多用の中、本校4年生の児童のためにご指導いただいた皆様方に心より感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
  

1,2年生,にじいろ学級1組 移動動物園の様子

 14日(木)に「いちにち動物村イベントオフィス」さんが、うさぎ・モルモット・ひよこ・チャボ・アヒル等、計47匹の動物たちを連れて来てくださり、体育館で移動動物園が開催されました。今回参加したのは、1,2年生,にじいろ学級1組の子どもたちです。

 私は、1年生のところで参加しましたが、ほとんどの子どもたちが怖がることなく、動物たちとの触れ合いを楽しむ姿が見られました。中には、大きなあひるを簡単に抱っこする子どももいて(=名人級ですね)、びっくりでした。「かわいい〜」「あったかーい」など、様々な声が聞こえましたが、動物たちの手触りや体温を感じながら、豊かな時間を過ごすことができました。

 私自身、教員人生の中で初めて移動動物園を体験しましたが、学校でこうして様々な動物たちに触れる機会は、子どもたちにとって、生活科の学習のみならず、実践的な命の教育につながると実感しました。

 是非、1,2年生,にじいろ学級1組の保護者の皆様におかれましては、お子様に今回の体験活動の感想などを聞いていただけるとありがたいです。(既にお聞きでしたら何よりです!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生たちの放課後 〜OJT研修の様子〜

 13日(水)の放課後、先生たちのOJT研修が行われました。

 最初に2年生の先生から、自身の学生時代のアルバイト経験から培った「相手への伝え方」についての話がありました。その理論に基づき、算数科の授業において、かけ算が苦手な子どもに「このプリントをやり続けると驚く程、かけ算が早くなるよ」と前向きな言葉をかけてから取り組んでもらったら、見事に最後までやり遂げることができたそうです。こうした子どもたちをよりよい方向に導く言葉かけを大事にしていく重要性を全教員で再認識しました。

 次に5年生の先生からは、GoogleWorkspaceの「チャット」と「フォーム」の使い方についてのレッスンがありました。「チャット」を使うことで、教職員間の連絡や情報共有がスピーディーになり、働き方改革にもつながるという内容でした。また、「フォーム」を使うことで、授業内で子どもたちの考えや意見を簡単に集約したり、可視化したりすることで学級全員で意見交流を活性化することができるということを学びました。

 こうして、教員同士で教え合い、学び合いをすることで、本校の先生たちは確かなステップアップをしています!

 

頑張っています!体力向上旬間の様子

 12日(火)この日は久しぶりの雨の朝でした。9時前には雨も止んだことで、乾燥していた校庭には程よい水分となり、中休みに3,4年生のマラソンが実施されました。

 子どもたちは、時間通りに校庭に出てきて、それぞれの学年のスタート位置についた後、勢いよくスタートをしました。最初にすごいスピードで走って、後半ばててしまう子どもも見られましたが、この経験を通して、次はどうすればもっと長い距離を止まらないで走れるのかを考えるきっかけにしてくれればいいですね。

 ただ走るのではなく、呼吸の仕方やランニングフォームなど、各自の最適解を見つけることも体力向上旬間のねらいの一つです。今週15日までの取組ですが、子どもたちには最後まで懸命に取り組んでもらいたいと思います。
    

にじいろ学級の様子

 11日(月)、にじいろ学級1組(写真上2枚・左下1枚<縦だと1〜3枚目です>)では、各学年・個人に応じた学習が行われていました。1年生の二人は、国語科の学習でそれぞれ「物語の内容を紹介する」・「友達にインタビューしたことを文章にする」という課題に取り組んでいました。2年生は、かけ算の学習で数字のカードを使いながら、チョコレートの数を求める学習に励んでいました。

 にじいろ学級2組(写真右下1枚<縦だと4枚目>)では、3年生から6年生まで国語科の学習をしていました。読み聞かせをみんなで聞いていましたが、本のイラストを見ながら、それぞれ自分の思いを巡らせている様子が見られました。この後、それぞれ自分の個別の課題にじっくりと取り組むことができました。

 複数の学年を同時に指導していくのはとても難しいことですが、にじいろ学級の先生方は、介助員さんと力を合わせ、日々様々な工夫をしながら、ぞれぞの子どもたちに応じた授業を展開しています。2学期も残り2週間となりましたが、にじいろ学級の子どもたちには、この調子で日々着実に学んでいってほしいと思います。