Hello 校長室

Hello 校長室

いしずえ180


■歌声が校長室まで届きます。本番当日に向かうにつれ、ハーモニーの美しさが際立
っていくことでしょう。私が中学生の頃は、文化祭で、グループごとに歌や劇を発表
するスタイルでした。習ったばかりの英語なのに、「明日に架ける橋」や「イマジン」
等、サイモン&ガーファンクルやビートルズをギター片手にうまく歌う友人がうらや
ましかったです。私は一中生の皆さんの歌声がうらやましいですね。中学生にもどり
たいです。今日は3年生の歌声が心に響きました。    (9月26日飯田芳男)

いしずえ179


■春分の日、秋分の日は昼と夜の長さが同じと言われていますが、数日のズレがある
ようです。明日の日の出が5時32分、日の入りが5時33分です。それはそれとし
て「昼」と「夜」が同じくらいの長さのこの時期は、なんともおもむきがあります。
私は、一年中昼と夜が同じなのがいいなあと思いますが、「秋の夜長」「秋の日はつ
るべ落とし」という言葉が活躍できないのはさびしいですね。さて、新しい週が始ま
ります。秋の深まりも楽しみたいです。         (9月25日飯田芳男)

いしずえ178


■お彼岸の頃、和菓子屋さんはにぎわっています。おはぎを買い求める人も多いから
でしょう。春はぼたもち、秋はおはぎ。先人のネーミング(?)センスはさすがです。
子供の頃、我が家のおはぎは大きくて茶碗に入れて食べていました。祖父母は「茶碗
の大きさや箸の長さが、大人用、子供用と違うのは日本人の思いやりだ。」と言って
いました。私は箸を止めずにバクバク食べ、祖父母の話をスルーしていました。でも
今では、箸を止めて思い出しています。         (9月24日飯田芳男)

いしずえ177


■今年のイグ・ノーベル賞に「丸っこいものを回転させる時の指の動き」を解明した
大学の先生が選ばれました。工学賞部門での選出です。「人々を笑わせ、深く考えさ
せた研究」に贈られるのがイグ・ノーベル賞です。文学賞は『法律文書を不必要に難
しくしている原因の分析』が選出されています。ひょっとして『飯田校長の話はなぜ
眠くなるのか』の研究が進められているかも?よ~く自分を振り返る週末です。
                           (9月23日飯田芳男)

いしずえ176


■今日のコボちゃん傑作選は、ピーマンが苦手のミホちゃんが主役でした。ピーマン
が苦手という人は、一中生の皆さんのなかにもいるかもしれませんね。でも大丈夫で
す。私の経験では、大人になると野菜嫌いは解消すると思っています。また、先日は
「ニンジンが好き」という子供が増えているという報道を聞きました。ニンジン作り
の農家さんによれば「昔より糖度を上げている」そうです。あちこちで人々のニーズ
に合わせる努力を伺い、背筋が伸びることの多い毎日です。 
                           (9月22日飯田芳男)

いしずえ175


■生徒会役員選挙の立会演説会の日なので、生徒会の歴史を調べてみました。初代
生徒会役員の誕生がいつなのかが気になったのですが、結局わかりませんでした。
判明したら一中生の皆さんにお知らせしたいです。ところで記録をひもといていく
と、卒業生からの興味深いエピソードに遭遇、時間が経つのを忘れるほどでした。
その中の一つ『当時は、全員お弁当でした。門を出て左に行き、左の角の喫茶店が
昔はパン屋で、そこで時々パンを買って登校するのが楽しみだった…』とのこと。
早速歩いて検証をしてみました。面影はありません。でも、卒業生の大事な思い出
を肌で感じ嬉しかったです。いい風吹が吹いていました。(9月21日飯田芳男)

いしずえ174


■気温が下がりはじめました。「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉通りです。夏の
終わりといえば、高田敏子さんの詩に「忘れもの」という作品があります。夏休み
を「キミ」と称した詩の一連『…だがキミ!夏休みよ もう一度 もどってこない
かな 忘れものをとりにさ…』という言葉は意義深いです。「前に進むだけではあ
りません。時々、何かを取りに戻ってみませんか」と言われている気がします。 
                          (9月20日飯田芳男)

いしずえ173


■天気予報の精度が増しても、荒天時には、完全に被害に遭わないというわけでは
ありません。用心に越したことはありません。今日も天気予報を気にかけながらの
一日になります。                  (9月19日飯田芳男)

いしずえ172


■今朝、読売新聞で『無花果…』の句を読みました。無花果(いちじく)は、花が
外から見えないのでこの字があてられたという説があります。無花果は4月5日と
4月10日の誕生花です。食べごろとして夏と秋、2回ありますが春の誕生花とい
うのは興味深いです。ともあれ、産地での台風被害がないことを祈るばかりです。
                          (9月18日飯田芳男)

いしずえ171


■15日の月は「もちの月」「望月の欠けたることもなしと思えば」と藤原道長が
詠んだなかに望月(もちづき)があります。16日の月は十六夜(いざよい)そし
て今日17日の月が立待(たちまち)の月です。昔の人は月を大事にしていたので
すね。私も週末はお月様が台風で吹き飛ばされないように見守ります。
                          (9月17日飯田芳男)