Hello 校長室

Hello 校長室

いしずえ322


■中学生のころ、三鷹駅西の跨線橋(こせんきょう)を歩いてみたいなと思
っていました。全長93m、幅3m、高さ10mです。作家の太宰治が好ん
で訪れた場所だということです。この跨線橋(正確には跨線人道橋)を歩き、
富士山を眺めたいという小さな夢も、私が、「今度。またいつか。」という
ように、具体的に計画を立てないので、思い立ってからおよそ50年も経過
してしまいました。でも、やり残している夢があるのも楽しいです。
                       (2月15日飯田芳男)

いしずえ321


■給食にチョコチップパンが登場しました。バレンタインデーですから嬉し
いですね。私が子供の頃、箱に入ったサンドイッチが年1回出されていて、
大人気でした。風邪で休んだ時、友達がなんとサンドイッチを我が家に届け
てくれました。10㎝四方の箱に入ったサンドイッチ三切れでしたが、とっ
てもおいしくて、今もなつかしんでいます。マーマレードとイチゴジャムと
ピーナツバターという信じられない組み合わせでした。さらに給食のテイク
アウトOKもすごいです。あっ!バレンタインデーなんて なかったです。                       
                       (2月14日飯田芳男)

いしずえ320


■先日ふと、ある年に学級の歌ということで「♪青い空に絵をかこう」と
いう曲を歌わせていたのを思い出しました。小学校2年生の学級でした。
私も「青い空に絵を描く」という発想が嬉しくて、子供たちとサビのとこ
ろを「エイヤー」と元気に歌っていました。折しも今年、40歳を過ぎた
教え子の賀状には、「青い空にはドラマがいっぱいです」と記されていま
した。空に何を描こうか?と見上げるのはいいものです。顔を上げれちょ
こっと元気になりますから。         (2月13日飯田芳男)

いしずえ319


■一中「美の巨人たち」は日々、真摯な創作活動に取り組んでいます。作品
の心が一中生に届いています。学校生活全体が創作活動です。日々好日を願
うばかりです。                (2月12日飯田芳男)

いしずえ318


■昨日は先生方が校門付近で雪かきを行いました。凍結防止に役立ったこと
と思います。降る雪を眺めながら、三好達治の詩「雪」をつぶやきました。
『太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪降り積む。 次郎を眠らせ、次郎の屋根に
雪降り積む。』      雪かきも子どもを眠らせることも大仕事です。
                      (2月11日飯田芳男)

いしずえ317


■朝礼台の雪だるまが微笑んでくれていました。あいにくと私立入試の日
が雪になってしまいました。受験した生徒の皆さんおつかれさまでした。
私立入試は週末がピークですが、週明けも続きます。ベストコンディショ
ンで受験してくれることを願っています。朝から用務主事は融雪剤をまい
たり、雪を掃いたり大忙しです。今日も陰になって働いてくれている方々
に感謝しながら過ごします。         (2月10日飯田芳男)

いしずえ316


■♪『雪』を学級で歌わせたことがあります。私は冒頭から間違えました。
小学校3年生に「ゆきやこんこん」と歌わせてしまいした。児童が下校後
間違いに気がつきました。「ゆきやこんこ」なんですね。ゆきもあられも
「こんこ」が正しい歌詞です。「来ん来ん」という言葉が土台なので、雪
よもっと降れ、という子どもの気持ちが歌詞になっていると学びました。
さて、雪の予報がでています。降りすぎないような雪であってほしいです。
                       (2月9日飯田芳男)

いしずえ315


■今日は針供養の日です。祖母は2月8日には針仕事をせず、折れた針の
整理をしていました。祖母の言葉を借りると「針は硬いものに刺すので、
2月8日は針をいたわる意味で休ませてあげて、折れた針は柔らかいスポ
ンジに刺し、ご苦労様という気持ちで処分する」とか。祖母は、「本当は
豆腐に刺して神棚に置くけど、豆腐がもったいないからね。」と笑ってい
ました。今になって、物を大事にするってこういうことなんだと理解しま
した。針供養で有名な浅草寺の淡島堂や富岡の粟島神社はにぎわっている
ことでしょう。                (2月8日飯田芳男)

いしずえ314


■耳に入ってくる言葉と、自分の関心が食い違うと、まったく違う言葉を
思い浮かべてしまいます。先日、歯医者さんで「にゅうしが終わってよか
ったね」とお母さんが子供に話しかけていました。私は瞬時に入試を思い
浮かべました。でも、どうやら親子は乳歯の治療が終わったことを述べて
いたようで、職業柄「にゅうしと言えば入試」なので思わず苦笑してしま
いました。ところで、私はこの頃、駅の英語のアナウンスが聴き取れず気
になっていました。昨日ようやく電車が近づいて来た時、よ~く耳を澄ま
してみて「Your  attention please」と、言っているらしい?と予想し
ました。でも自信がないので、今日もホームで耳を澄ましてみます。
                       (2月7日飯田芳男)

いしずえ313


■早春賦と言う歌は『春は名のみの風の寒さや』で始まります。小学校6
年生には歌わせる前に「どんな意味?」とたずねるのが定番でした。する
と「立春とは言っても名ばかりで、今日も風は冷たく寒い日があります」
と言う答えが返ってきます。今頃の時期にはこんなシーンを思い浮かべて
います。でも、小学校1年生を担任していた時は、この時期『わんぱく
行進曲』を歌わせていました。この曲は、とにかく元気になります!
                       (2月6日飯田芳男)

いしずえ312


■今日は『笑顔の日』です。2と5で「にこにこ」と読めるので制定され
たようです。私はほめられた時、おいしいものを食べた時、いい知らせを
聞いた時は笑顔になっています。でも笑顔の瞬間というのは人それぞれで
す。いろいろな人の笑顔を思い浮かべてみます。なんだかにっこりしてし
まいます。                  (2月5日飯田芳男)

いしずえ311


■節分の翌日は立春です。二十四節気の第1番です。茶摘みでおなじみの
八十八夜も、台風がやってくると言われる二百十日も立春から数えていま
す。防災上の警鐘となる春一番は、立春から春分までの期間で吹く強い南
風です。いつもながら先人の知恵に敬服しています。(2月4日飯田芳男)

いしずえ310


■節分の豆まきには、どうしても鬼が登場します。「鬼は外!」なのですが、
童話『泣いた赤鬼』の一節「どこまでも きみの ともだち アオオニ」の
優しさを語りたくなります。人間と仲良くしたい赤鬼のために、青鬼は赤鬼
にやっつけられてしまう役をやりとげます。思わずほろっとしてしまう作品
です。心があったかい鬼から学ぶことが多いです。明日は春です!
                        (2月3日飯田芳男)

いしずえ309


■給食は和風キノコスパゲッティでした。カボチャもキノコもおいしくいた
だきました。野菜をたくさんとれるのが嬉しいですね。私が勤めていた学校
では牛乳がビンで提供されていました。当時は、ふたを上手に開ける小道具
が大活躍していました。10センチくらいのプラスチック棒の先に、画びょ
うの先を大きくした針がついています。針のまわりはリング状の輪になって
います。「牛乳びんのふた開け器」を一中生に見せてあげたいです。
                        (2月2日飯田芳男)

いしずえ308


■光の春、2月になりました。中学受験とおぼしき児童を電車内でもお見か
けしました。プロ野球のキャンプも始まり、いつもの2月らしいスタートと
なっています。如月という別称ですが、諸説あるようです。「でもまだ寒い
日があるので、重ね着をお勧めします」という説に納得しています。私は小
学校6年の時、この時期も半そで半ズボンで過ごしていました。過去の栄光
です。                     (2月1日飯田芳男)

いしずえ307


■先生方が好むフレーズに『1月は行く2月は逃げる3月は去る』がありま
す。学校の三学期に当てはめ、月日のながれの早さを例えるのにふさわしい
言葉です。1月は「往ぬる(いぬる)」とも言うようです。私は忙しいとき
ほど一日が長く、一週間は早く過ぎていくと感じています。自分が中学生の
時は、時のながれを意識していなかったように思います。思えば自分のスケ
ジュールなどなく、冷蔵庫に学年だよりが貼ってあるだけでしたから、時は
まったくながれていなかったと思われます。それもまたなつかしいです。
                       (1月31日飯田芳男)

いしずえ306


■河津桜のつぼみがふくらんできました。梅は早くも咲いてきて、この時期
おなじみの『梅一輪一輪ほどの暖かさ』という服部嵐雪の句を言いたくて仕
方がありません。冬の寒さがしんどくなり、春の訪れを待ちわびてしまいま
す。しかし試練を待つ3年生には、とびきり暖かい春が訪れることを願って
やみません。                 (1月30日飯田芳男)

いしずえ305


■読売新聞のコラムで、電話時報サービスの録音を担当された方の記事を読み
ました。丁寧に発音することを心がけているとか。思えば電車のホームや商業
施設等、丁寧なアナウンスがながれています。しかし、お顔も名前も登場しな
いのが通例です。これからは感謝をしながら拝聴しようと思います。
                        (1月29日飯田芳男)

いしずえ304


■今日はコピーライターの日だそうです。広告の文案を作成する人や職業の事を
言うようです。私が高校生の頃、キャッチコピーという言葉も登場しました。プ
リント等を複写する『コピー』という言葉とは違うことがわかり始めました。さ
て、一中をアピールするキャッチーな言葉は何でしょう?歩きながら考えます❣
                          (1月28日飯田芳男)

いしずえ303


■予約数が多いジャージャー麵が給食でした。3校7学級からリクエストがあっ
た献立です。おいしくいただきました。私が中学の頃は、麺は袋に入っていて、
ソフト麺と呼ばれていました。麺もスープも先割れスプーンでいただきました。
箸とスプーン、フォークの役割をするものでした。牛乳には「魔法の粉」を入れ
てコーヒー牛乳として飲める日が人気でした。魔法の粉は「ミルメーク」と呼ば
れていました。私が、小学校1年の時は1年間だけ脱脂粉乳でした。「それを思
うとミルメークは本当に魔法の粉だね」と中学3年の今頃、班日記に書いていま
した。                      (1月27日飯田芳男)