日誌

校長コラム

10.24.四国での校長研修(校長コラム)

昨日と今日の2日間、香川県高松市で開催されている校長研修会に参加しました。全国各地から約1,800名の校長が集まりました。

↑  研修会場の前に広がる瀬戸内海

↑  研修会場の並びにある高山城跡

私は、協議会が同じ5名の校長(北海道、大阪、岡山、愛媛、山口の校長)と情報共有しました。学校と地域社会の連携、防災訓練、部活動の運営方法、探究学習のカリキュラム、進路指導や職場体験、学校行事など、話題は多岐に渡り、東京とは違うやり方、考え方も少なくなく、とても勉強になりました。また、文部科学省の説明、大学の先生の講演などもあり、教育に関する最新の動向を確認することができました。

 

ここから先は、仕事とは関係ない話ですが・・・

昨日も今日も研修開始時刻は、朝9時です。それまでの時間がもったいないので、昨日は早起きして、高松市内にある栗林(りつりん)公園に行ってきました。美しい日本庭園の中で、研修開始時刻に遅れないよう時計を気にしながらの「早朝散策」です。

今日も早起きしました。ホテルの近くにある「おむすびみたいな山」が気になり登ってみました。朝6時に出発して、何とか7時の朝食に間に合いました。

地元の人が多く登る白山(しらやま)という山です。観光名所ではありません。標高200mですが疲れました。

地元の人から「役所の人の偵察(ていさつ)かいなぁ?」と話しかけられました。もちろん違います。スーツ&革靴での「早朝プチ登山」です。

ところで、四国には「お接待(おせったい)」という言葉があります。何の見返りも求めず、お遍路(おへんろ)さんに親切にするという意味で使われています。

私が行った高知県高松市でも、あいさつ、お礼の言葉等、「ちょっとした声かけ」を大切にしている人が多かったように感じました。見習いたいと思います。皆、親切で感じが良かったです。

というわけで、今週末は四国にいました。来週は、木曜日は2年生の自然体験学習でアメリカキャンプ村に行きますが、それ以外は四中にいます。

今週もお疲れ様でした!素敵な土日をお過ごしください。

10.23.高松駅(校長コラム)

会議等に出席するため、毎月、数回、立川市役所に行く機会があります。四中から立川市役所に行くには、砂川七番駅から多摩モノレールに乗って、高松駅で降ります。

昨日、砂川七番駅から高松駅に行きましたが、今いる高松駅はちょっといつもと様子が違います。

LOFT、無印良品、バーガーキング、書店や飲食店もあります。

海も見えます。

実は、北は北海道、南は九州から、全国各位の中学校長約1,800名が研修のため、一堂に香川県高松市に集まっています。私も今、高松市に来ています。

教育に関する最新の情報を入手して、今後の四中の教育活動の一層の充実に活かしてまいります。

初めて四国に来ました!

10.21.村木厚子さんについて(校長コラム)

読書の秋です。立川第四中学校の図書室の新刊コーナーには、興味深い本が数多く並んでいます。
中学生向けではありますが、大人が読んで面白そうな本もたくさんあります。

その中から、村木厚子さんの『あきらめない』という本を見つけました。

実は、私も、村木厚子さんの本を持っており、私が持っているのは『私は負けない』という本で、郵政不正事件について詳しく書かれています。

村木厚子さんは、厚生労働省の元「事務次官」です。「事務次官」というのは、大臣に次ぐポストですので、村木厚子さんは、国家公務員の最上位の役職まで上がり詰めたことになります。子育てをしながら、国家公務員として、今、やらなければいけないこと考え、まじめに働き、努力された方です。また、村木厚子さんの著書を読むと、人柄の良さがわかります。
なお、郵便不正事件では、自らの信念を貫き、検察の圧力にも負けずに無罪判決を勝ち取り、当時、とても大きなニュースになりました。

そんな村木厚子さん生き方から学ぶことは多く、「まじめに生きることの大切さ」や「人の助けを借りることの必要生」等について学ぶ、「四中生向けの特別講演会」を以前から行いたいと考えていました。

とはいえ、私は村木厚子さんと面識がありませんので、調整に時間がかかりましたが、色々な方が間に入ってご尽力くださり、何とか実現できそうです。ただし、今年度の実施はスケジュール的に厳しく、村木厚子さんをお招きしての「四中生向けの特別講演会」は、来年度の実施を予定しています。

 

さて、話は変わりますが、今日は朝から会議等の予定が入っており、一日中、外出していました。午前中は文京区、午後は杉並区にいました。

↑  文京区(水道橋駅付近)

↑  杉並区(荻窪駅付近)

途中、パン屋さんに寄って昼食を買い、荻窪駅近くの公園で食べました。30年ぶりに訪れた公園で、1人ピクニック(?)です。

午後の訪問先の私立高校では、本校の教育活動を一層、充実させていく上で参考になるような「先駆的な取組や実践事例」をご紹介いただきました。勉強になりました。

10.20.前例踏襲(校長コラム)

生徒会通信によると、今年の生徒会のスローガンが「勇往邁進(ゆうおうまいしん)」に決まったそうです。「勇往邁進(ゆうおうまいしん)」とは、目標に向かって、まっすく突き進むという意味の四文字熟語です。

また、生徒会通信を読み進めると、「“前例踏襲”という言葉は嫌いです。私たちは常に新しく進化していきたいのです!」と書かれていました。

私も“前例踏襲”の考え方は好きではありません。今期の生徒会役員はどんな活動を考えているのでしょうか。とても頼もしく感じます。期待しています。

さて、今日、2年生の一部のクラスで、授業用に開発されたブラウザ版「桃太郎電鉄 教育版」を試しに使いました。

“前例踏襲”の考え方だと「学校でテレビゲームを行うなんてけしからん」となるわけですが、地名を意識しながらゴールを目指せば「社会科の授業」、収益率を計算しながら物件を購入し、計画的に総資産を増やしていけば「数学の授業」として成立するかもしれません。もちろん、何も考えないでプレイすれば「ただのお楽しみ(遊び)」となります。

テレビゲームを授業に取り入れた事例は少ないため、教育効果を高めるためは、それなりに時間をかけて授業の構想を考える必要があります。ブラウザ版「桃太郎電鉄 教育版」が学校教育で普及するかは教師次第と言ったところでしょうか。正直、ゲーム要素がかなり強いため、それなりにハードルは高そうです。

いずれにしても、“前例踏襲”でないことをするには、発想力や柔軟性が欠かせません。さらに、根気や強い信念も必要です。

10.18.合唱コンクールの御礼(校長コラム)

昨日、合唱コンクールを行いました。
会場にお越しいただきました保護者の皆様、地域の皆様、学校関係者の皆様、ありがとうございました。
また、受付のお手伝いをしていただいたPTAの皆様に心より御礼申し上げます。

1年生は、クラスごとに練習の成果が発揮できたと思います。指揮者や伴奏者も皆、上手で驚きました。
2年生の合唱は、完成度が高くきれいなハーモニーでした。来年が更に楽しみです。
そして、3年生、さすが最上級生です。迫力のある合唱が会場全体に響き渡りました。学年合唱も感動的でした。

「音楽って楽しいなあ」「歌って素敵だなあ」「四中生の合唱はすごいなあ」、そんな感想をもった合唱コンクールになりました。