日誌

2024年11月の記事一覧

11.28.幻のDVD購入計画(校長コラム)

貸切バスの車内で、DVDを鑑賞する際には、著作権に気を付ける必要があります。車内に備え付けのDVDは、バス会社が業務用として使用契約を結んでいるため、著作権を気にせず上映できますが、一般的に、バスに備え付けのDVDは種類が少なく満足できる内容でない可能性があります。

では、学校が「市販のDVD」や「レンタルDVD」を持参したらどうか、先日、著作権の質問を受け付けている専門機関に電話で相談してみました。

そのときの回答は、「市販のDVD」であれば問題ないとの見解であったため、昨日、スキー教室や自然体験学習用に、バス車内での鑑賞用DVDについて検討しました。

私が、候補として考えたのは、「ホーム・アローン」「ET」「トイ・ストーリー」「チャーリーとチョコレート工場」「アナと雪の女王」などです。

また、それ以外に、一般的かどうかは別にして、私のおすすめDVDは、「グーニーズ」「ドラえもん のび太のパラレル西遊記」「リング」の3本です。

おすすめの理由ですが、「グーニーズ」は、古い映画ですが、ハラハラどきどきのアドベンチャーで、いつ観ても楽しいです。「ドラえもん のび太のパラレル西遊記」は、あくまで私の個人的な意見ですが、ドラえもんの映画の中で、1番、よくできているストーリーだと思います。そして、「リング」は、来年度の自然体験学習の候補地(アメリカキャンプ村)がロケ地の映画だからです。ただし、「リング」はかなり怖いホラー映画ですので、好みが分かれることと思います。

いずれにしても、四中生の意見を参考にした上で、購入しようと思います。ちなみに、車が苦手な生徒でも、DVD鑑賞中は、酔いにくい傾向にあるようです。

というところまでが、昨日までの話です。

今日、購入するDVDについて、生徒に意見を聞いてみようと思いましたが、どいういうわけだか「嫌な予感」がしました。念のため、インターネットで「バス車内でのDVDの上映」について、調べてみました。

すると「嫌な予感」が的中で、どのサイトでも、「市販のDVDやレンタルのDVDは、一般家庭での鑑賞に限るよう制限されている。貸切バスの車内は、一般家庭の範疇(はんちゅう)を超えるため、車内での上映は不可」と書かれています。

不安になり、再度、著作権の質問を受け付けている専門機関に電話してみたところ、やはり、NGでした。公式な見解として、はっきりと明記されているそうです。

前回は私の質問の仕方が悪かったのかもしれません。とはいえ、危なく、著作権を侵害することでした。職員にも急いで訂正の連絡をしました。慎重に調べてよかったです。

というわけで、本校の「DVD購入計画」は幻に終わりました。「アナ雪を観ながら、スキー場に向かうワクワク体験(1年スキー教室)」「リングを観ながら、映画のロケ地に向かう恐怖体験(来年度の自然体験学習)」、いずれもありません。ただし、バス車内に備え付けの「ちびまる子ちゃん」 と「名探偵コナン」のDVDは安心して観られます。

11.27.シンプルな学校経営方針(校長コラム)

保育園に通う三男の具合が悪く、今日の午後は看病のためにお休みをいただいています。病院に行ったところ、インフルエンザや新型コロナウイルスではありませんでしたが、発熱していて苦しそうです。

なお、私は元気で、看病と言っても、息子が寝ている間はやることがなく、その時間を利用して、「来年度の学校経営方針」を考えました。

本校の教育活動は、全て、学校経営方針に沿って行われますので、本校生徒のことを考えながら、時間をかけてしっかり作る必要があります。

「来年度の学校経営方針」の作成にあたっては、「四中の良さ」「地域(幸町・柏町)の魅力」「四中で、また十分でないと思われること」「未来を生きる今の子どもたちに必要な力」「これからの時代における学校の役割」「保護者・地域の皆様が本校に期待していることは何か」「これまでの学校教育で不足していたことは何か」「本校の組織体制は万全か」「本校職員の強みは生かされているか」「働きやすい職場環境にするための方策」「校長として何がしたいのか」「なぜ私は校長になったのか」「なぜ私は教師になったのか」といった内容を1つずつ整理しています。最終的には、考えた内容を項目ごとに整理・分析して、短く、A4用紙1枚程度にまとめるつもりです。他校では、A4用紙3~4枚ぐらいの分量の学校経営方針」が一般的ですが、長すぎると、「覚えられない」「職員に定着しない」といった状況になりかねません。したがって、私はあえて、文言を精査したシンプルな学校経営方針」にしています。「来年度の学校経営方針」は、来年1月末までには完成させる予定です。

さて、話は変わりますが、昨年に引き続き、今年もプロジェクションマッピングを行います。12月20日(金)午後5時30分開始予定です。来週配布する「四中だより12月号」でお知らせしようと思っていましたが、少しでも早く、日程等を周知したくなり、ホームページの「学校からのお知らせ」のページに、先に掲載しました。生徒が制作した手作りのプロジェクションマッピングです。ただし、昨年、音声の不具合があったため、後半部分は、教員が作ったパートを再放送します。リベンジさせてください。なお、来年はプロジェクションマッピングは予定していません。したがって、今年のプロジェクションマッピングをお見逃しなく!ぜひ、ご来校いただき、冬の幻想的な雰囲気をお楽しみください。

11.26.新入生説明会でお話した内容(校長コラム)

自分が中学生の頃を思い出すと、勉強も運動もできない「ぱっとしない子ども」でした。特に人間関係が良好というわけでもなく、「ぱっとしない」という表現がぴったりです。
世の中、「みんなそれぞれ得意分野がある」と言われていても、私のように「ぱっとしない子ども」もいるわけです。一方で、「ぱっとしない子ども」がいつまでも「ぱっとしない」かと言うと、私は今でもぱっとしませんが、世の中には、実に色々なタイプの人がいて、高校で急に才能を開花させるケースもありますし、小中学生の頃は全く目立たなかったのに、大人になってから、急に活躍する人も少なくありません。
そう考えると、「ぱっとしない子ども」の可能性の芽を摘まないようにしながら、子どもたちの未来を信じ、その子の得意分野、魅力、個性を最大限、伸ばしてあげることが、公立中学校の役割だと思います。
本校は、「ぱっとしない子ども」でも活躍できる学校でありたいと思います。そして、すべての子どもたちが、将来、大人になったことき、堂々と胸を張って行きていけるように、そのために必要な力を育むことが本校の使命だと考えています。

というような話を今日の「新入生説明会」でお話させていただきました。

なお、説明会では、標準服についても話題にしました。現1・2年生の生徒、保護者の皆様には改めて説明しますが、来年度から、「6月は、体育着登校又は標準服登校、7月~9月は、一律、体育着登校」とします。夏休み前後の「1学期終業式」と「2学期始業式」も体育着で行います。ラフな終業式・始業式は一般的ではないかもしれませんが、ここ数年の暑さから考えると、妥当な判断だと思います。体育着で過ごす期間が長くなることに伴い、「夏服を買わない」という選択肢も増えることと思います。

本日は寒い中ご来校いただきました小学6年生の保護者の皆様、貴重なお時間を頂戴し、ありがとうございました。来年4月のご入学を職員一同、楽しみにしています。

11.25.今年度&来年度の準備(校長コラム)

12月には、プロジェクションマッピングを行います。また、3年生を対象に立川発祥のスポーツである「ミニテニス」の体験会も予定しています。
そして、1月には、全校生徒対象のVR体験(VRバンジー、VRアート、フラッグハント)と土曜授業(授業参観)があります。土曜授業では、保護者・地域の皆様を対象にした「大人の学級会」(校長室でおいしいお菓子を食べながら、本音でお話する会)や未就学児・小学生を対象にした「ちびっこ特別企画」(四中生の弟・妹さんが授業参観中に退屈しないためのお楽しみイベント)も予定しています。

これらは「今年度の取組」ですが、今の時期は、同時進行で「来年度の取組」も準備しないといけません。例えば、今年度、自然体験学習を行った「子どもの国」であれば、団体予約は、6か月前からの受付となっています。貸切バスについては、1年前から既に予約が始まっています。のんびりしていると予約が埋まってしまい、何もできなくなってしまいます。

そういうわけで、今年度と来年度のことを同時に考えながら、ここ数日間はバタバタしています。取り急ぎ、メールの返信が追いついていません・・・。

ちなみに、教員は成績処理に追われています。お疲れ様です。なお、市内でもジワジワとインフルエンザが流行ってきているようです。本校では流行っていませんが、油断はできません。もう少しで家に着きます。免疫力を高めるためにも、今日は早く寝ようと思います。

11.22.英語が話せる人への憧れ(校長コラム)

今日3年生は、英語の授業で「スピーキングテスト」の練習をしていました。

色々な場面で使える「便利なフレーズ」をいくつか教えてもらっていました。今の時代、英語は不可欠です。私は、「英語が話せるようになりたい!」と常に思っていて、英語が話せる人に憧れます。

したがって、実は最近、英会話教室を探しています。仕事帰りに通うか、オンラインで学ぶか・・・。とりあえず、無料体験のレッスンに申し込んでみようと思います。