日誌

学校の出来事

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No70

校長日誌 立川の空から NO70 (2014/12/20)
「うどん作り①」

 12月18日、19日の両日、6年生がうどん作りに取り組みました。(来週の月曜日21日にも行われます。)
 西砂小学校のうどん作りは、地域のうどん作りに端を発する、地域に根付いたものです。(一昔前、総合的な学習が始まったころ、うどんやそば作りをする学校がかなりありました。地域にそばやうどん作りをする根拠がないのに、ただ「体験的な活動が大切」「食育は大切」というだけで取り組んでいたのです。でも、それでは家庭科です。その点、西砂小のうどん作りは、地域のうどん作りの伝統に根差しているのです。)

 うどん作りの材料の小麦は、今6年生の子供たちが5年生の時麦まきをし、6年生になってから麦刈りをしたもの。(麦刈りで出たわらを使って、「松明祭り」も行っていることは特筆すべきことです。)
 うどん作りに適した地域である理由がもう1つあります。
 それは、地域の人材です。麦まき、麦刈り、(松明祭り)、そして最後のうどん作りのそれぞれで、地域の方々が講師となってくださっています。
 さらには、保護者ボランティア。保護者のボランティアが子供たちの活動を力強く支えてくださっているのです。
 うどん作りの様子については、また次回。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO69

校長日誌 立川の空から No69 (2014/12/19)

「アメージンググレース」
 アメージンググレースは私にとって思い出深い歌です。アメージンググレースは、「第二のアメリカ国歌」と言われています。私もアメリカで、何度もこの歌を聞きました。アメリカ人の中には、涙を流しながら歌う人もいて、この曲に対するアメリカ人の想いに触れた気がしました。
 そのアメージンググレースを西砂小学校で聞きました。
 昨日の音楽集会でのこと。吹奏楽の子供たちが演奏してくれたのです。まだ創っている途中とはいえ、アメージンググレースの歌の部分はしっかり演奏してくれました。
写真左:演奏開始前に楽器の紹介をしました。木管楽器、金管楽器、打楽器の3つです。写真は、もちろん打楽器。
写真右:曲紹介を子供たちがしてくれました。アメージングレースは、日本人にはあまりなじみがないので、この説明は大切でした。


わずかな時間でしたが、全校で音楽集会を楽しみました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO68

校長日誌 立川の空から No68 (2014/12/18)

「9000御礼」

 今朝の西砂小学校付近の様子です。

写真がわかりにくいので、解説します。写真左は、学校隣の畑の様子。畑一面真っ白になっていて、霜柱ががっちり立っていました。写真右は、その畑の隅に張っていた氷。見事というくらいの氷でした。
というわけで、西砂小学校周辺は、もうすっかり冬です。

冬につきものは、インフルエンザ。昨日は、2年2組が学級閉鎖となりました。そして、明日からは4年1組が学級閉鎖です。(マメールですでにお知らせしたとおりです。)
私が子供の頃から言われていることですが、風邪やインフルエンザ予防には「うがい」「手洗い」「マスク着用」です。来週、終業式の週に、もうこれ以上学級閉鎖が出ないように、ご留意ください。

※寒くて、学級閉鎖も出ている状況ですが、1つ心が温まることがありました。
それはカウンターがとうとう9000を超えたのです。エベレストを超えると、次に目指すものは成層圏を越えることでしょうか?
これも皆さんのご愛読のおかげです。ありがとうございます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO67

校長日誌 立川の空から NO67 (2014/12/17)

「全校朝会校長講話から」

 お久しぶりです。先日、市内の校長先生から「西砂小は、毎日HPを更新しているね。」と言われました。ありがたいのですが、実はここ数日副校長先生が作成している「今日の給食」だけ更新をしていて、私の校長日誌は更新されていませんでした。
 カウンターが9000に近づいている状況から、更新を期待されていることはわかっているのですが、忙しくなると、毎日更新は難しいことがあります。ご容赦願います。
 さて、今回は、昨日火曜日の全校朝会の話題です。
 といっても、私の講話ではありません。今回の主役は、6年生の小林慶太君。
 小林君はなんと、小学生のサッカー大会で東京都の選抜選手となり(!!)、なおかつ関東大会に出場し、見事優勝したのです。(正式な大会名は「関東U-12 トレセン交流戦」です。)そこで、全校朝会で私が表彰し、さらにインタビューもしました。
 そのインタビューは以下の通りです。 ※(  )内が小林君の答えです。

1 サッカーをしていて楽しいなと思うことは何ですか?

 (点を決めた時です。)

 わかりますね。ゴールを決めた後、チームのメンバーと喜びを分かち合う時が最高ですね。

2 逆にサッカーをしていて苦しい、つらいと思うことは何ですか?

 (サッカーの試合で負けたり、悪いプレーをしたりしたときに、学校の周りを5周するときです。)

 試合後なので、しんどいでしょうね。でも、Jリーガーもそうですが、こういうことがあって、強くなるのですよね。

3 なぜサッカーがそんなにうまいのですか?

 (練習を一生懸命したからです。)

  どれくらい練習をしているのですか?

 (金曜日を除く毎日練習しています。それから、朝家族とパスの練習などしています。)

  サッカーの練習をしていると、宿題や勉強がやる暇がないでしょう?

 (宿題はちゃんとやっています。)

  スポーツでプロになるような人は、みんなスポーツだけでなく、勉強もしっかりやりますね。

  

4 最後に将来の目標、夢を教えてください。

 (プロのサッカー選手になることです。海外でプレーしたいです。)

  本田選手や長友選手のように活躍するサッカー選手になることを祈っています。

 ありがとうございました。もう一度小林君に拍手をしてください。

 西砂小学校の仲間からは惜しみない、温かい拍手が送られました。
 聞いていた子供たちは、「同じ学校の6年生ががんばっているんだ。私もがんばろう。」と思ったことでしょう。また、「やっぱり、練習を毎日こつこつとやっているからうまくなったんだ。こつこつ練習は大切だな。」と感じたことでしょう。
さらには、「スポーツをやっているからといって、勉強をしない理由にしてはいけないんだな。」と引き締まる思いがしたことでしょう。
 緊張しながらも、私のインタビューにしっかり応えてくれた小林君。近い将来、テレビ番組(スポーツ番組)のヒーローインタビューで、(今回のように)ハキハキと応えてくれることを期待したいです。


 

 

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No66

校長日誌 立川の空から No66(2014/12/09)

「冬が来たので」

 NO64で自転車通勤にかかわる話題を書きました。読まれた方は、私が当然のようにいまだ自転車通勤をしていると思われたことでしょう。
 でも、実は今電車通勤をしています。
 理由は?冬が来たからです。
 自転車通勤路を見ると、日陰になっているところが多く、中には舗装していないところもあります。となると怖いのは、ブラックアイス。路面に氷が張っていると通常白く光り、見た目で分かります。でも、時にブラックアイスとなることがあります。こうなると、氷が張っているのに、見た目ではわからないのです。ブラックアイスの上は、もちろん氷。だからその上を通ると、当然のようにスリップします。アメリカで何度か怖い思いをしました。
 車でスリップすると、死亡事故です。では、自転車では?若いころならともかく、今は四捨五入すると60歳。自転車でもスリップしたら、痛いくらいではすみません。すっかり暗い話になってしまいました。
 というわけで、先月末から電車通勤です。実は、電車通勤は11年ぶり。というのも、教頭になった11年前、私は御蔵島という離島に赴任したため、電車やバスはなかったのです。その後副校長として赴任した小平第14小学校は、自転車でわずか15分。さらに、校長として赴任した南砂小学校は自転車でわずか20分。さらに、その後赴任したニューヨーク日本人学校は車通勤。というわけで、この11年というもの、電車通勤とは無縁だったのです。
 電車通勤をしてよかったことがあります。それは読書ができること。往復でわずか1時間ですが、結構読書ができます。趣味は読書と言っていた割には、読書はほとんどできていませんでした。それが、この2週間ほどで、結構読めたのです。
 自転車通勤、それも往復で17キロの通勤をする校長はめったにいないでしょうから、話題には事欠かなかったのですが、得られたものは大きかったです。
 自転車通勤で保護者の皆さんにお会いすることが何度もありました。これからしばらくは必死に自転車をこぐ私を目にすることはないでしょうが、校長日誌はこれまで同様、書き続けますので、どうぞご愛読のほどを。