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2014年12月の記事一覧
校長日誌 立川の空から No76
「終業式?」
放送室での終業式。まずは副校長先生。教室で着席しているであろう子供たちに向かって、「起立!」と号令。放送室からも教室の子供たちが椅子を引いて起立したのが分かりました。続いて、2学期終業式開会の辞。そして私の番となりました。子供たちの顔が見えない状態で話をするのは、昔のラジオニュースのアナウンサーになったような気持ちです。私は次のように話しました。
2学期終業式校長講話
平成26年12月25日(木)
今日で2学期も終わりです。今日はこれから先生方から通知表をいただきます。
先生方は、この通知表を書くのに、一生懸命皆さんの良さや課題を考えていました。今日は、その皆さんの良さ・伸びたところを低学年、中学年、高学年の先生の言葉から拾い出します。
まずは低学年です。
・百人一首の暗唱に一生懸命取り組みました。諦めずに繰り返し練習したため、緑札20枚をどんどん覚えてしまい、驚きました。
※「諦めない」は、テニスの錦織圭選手・サッカーのキングカズでお話ししましたね。諦めないことで力がつくのですね。
・給食の終わりの時間になると、進んで牛乳パックのゴミ袋を用意するなど、学級のために行動することが出来ました。
※自分がどう動けばみんなのためになるのか、よく様子を見て、予想することって大切ですね。
・国語の学習では、漢字練習に一生懸命取り組みました。そのため小テストは毎回100点を取りました。
※こつこつと努力することで力は伸びるのですね。
次に中学年です。
・書写で墨をこぼした友達がいたとき、雑巾をもってかけつけ、手を真っ黒にしながら掃除する姿に感心しました。
※人のために、手が汚れるまで掃除するって、すごいですね。こういう子が西砂小の子らしい子です。
・時間割担当として、下校前に必ず次の日の時間割を貼ったり、みんなへのメッセージを書いたりと責任感をもって仕事に取り組む姿が光っています。
※自分の仕事を責任もって取り組むことって大切ですね。
・困っている友達を見ると、さりげなく寄り添い助ける優しさは最大の長所です。
※思いやりのある子は、西砂小学校の教育目標でしたね。困っている人を助ける、それも「助けてあげるよ。」とみんなにわかるようにするのではなく、さりげなく助けるのは、まさに思いやりのある子ですね。
最期に高学年です。
・誰も見ていなくともすべきことをきちんとやり遂げる姿は、責任感の表れだと感心しています。
※人が見ていると頑張る、でも人が見ていないと手を抜くという人はたくさんいます。でも、人が見ていなくてもやるべきことをきちんとするというのは、高学年らしいですね。
・話をよく聞き、自分たちの生活をよりよくしていくためにどうしたらよいか、常に問題意識をもって生活していました。
※いつもお父さんやお母さん、先生方に言われてから動くのではなく、どうすればもっとよくなるのか自分で考えて行動する方が力が伸びるのは言うまでもありませんね。
・持久走週間で100周を超えるなど、目標に向かってひたむきに努力する姿は、全てに通じます。
※校長先生は以前、「100」を目標に何かを続けていると力がつく、と言いました。持久走で100周を成し遂げた人は、走る力だけでなく、心も強くなったことでしょう。
・自分から笑顔で元気よくあいさつしたり、礼儀正しい言い方をしたりするなど、時と場に応じた気持ちの良い行動がとれ、感心します。
※自分から元気にあいさつするというのは、校長先生が1学期からずっと皆さんに言い続けてきたことですね。5・6年生は皆さんのお手本になるようにしっかり挨拶していますね。
さて、通知表をもらうと、皆さんは「あ、国語の成績が上がった。」とか「あ~あ、算数の成績が落ちた。」とか喜んだり、がっかりしたりします。それは当然ですね。
でも、喜んだり、がっかりしたりでおしまいではいけません。「どうして成績が上がったのか。」を考えてください。「家で勉強をコツコツやったから」とか「授業中一生懸命話し合いに参加したから」など理由があるでしょう。理由が分かったら、またその理由のようにしていけばよいわけです。逆に、成績が落ちてしまったものについてもしっかり理由を考えてください。「授業中話をしっかり聞いていなかったから」とか「あまり努力しなかったから」とか「宿題をちゃんとやっていなかったから」などいろいろ理由があるでしょう。理由が分かったら、先生方が通知表に書いてくださったことも参考にして、3学期はぜひ少しでも成績があがるように努力してください。
子供たちの顔が見えない状態で、マイクを前に話す・・・どうも調子が出ません。でも、子供たちの顔を思い起こしながら、「伝わる」ように話しました。
校長日誌 立川の空から No75
「終業式①」
終業式の日。例年は、体育館で終業式です。しかし、今年は別。インフルエンザが流行しているからです。
そこで、朝一(あさいち)で、各学級の欠席状況とインフルエンザり患状況を確認しました。すると、欠席状況とインフルエンザり患状況が昨日(24日)とあまり変わらないことがわかりました。
結論。「この状況で終業式を体育館で行うのは、かえってインフルエンザを蔓延させてしまう可能性がある」と判断し、「終業式は各教室で放送にて行う」とことしました。
関係教員と子供たちが放送室に集合し、異例の終業式が開始しました。
校長日誌 立川の空から No74
「死語愛好会」
2学期が25日終了しました。
様々なことがあった2学期でした。
運動会、学校公開、研究発表、音楽会、連合音楽会・・・。
「行事で子供たちは伸びる」を実感した学期でもありました。
さらに、2学期からリニューアルした、本校の新HPは、その閲覧数がとうとう10000を超えました。これは、聞くところによると、市内小中学校で一番だそうです。
西砂小学校の保護者や地域の皆様の、本校の教育活動への関心の高さを実感した2学期でもありました。
さて、終業式の日の話題。
いつものように、副校長先生と打ち合わせをしようとしたところ、副校長先生が小さく「あっ!」と叫びました。
「どうしたんですか?」
と私が尋ねると、副校長先生曰く、
「帳面を忘れました。」
とのこと。
私は思わず爆笑。読者の皆さんは帳面って、わかりますか?
ちなみに、私は放課後職員室で先生方に問いかけました。
「帳面って、わかる?」
若い先生方は皆
「????」
と?が頭の上に浮かんでいるのがわかりました。
その?を推測してみると、
「ちょうめん?超麺?超越した麺?」
「ちょうめん?超イケメンの略?」
という感じでした。
すると、ベテランの先生が
「ノートのことですよね。」
と正解を言ってくれました。
若い先生方は
「あ~っ!ノートのことなんですね。」
と納得。
私が
「帳面って言葉、聞いたことない?」
と尋ねると、若い先生方は皆首を横に振りました。
それはそうでしょう。帳面って、今や死語ですね。
そんな死語を発してくれた副校長先生。私は親しみを覚えました。
2人で「死語愛好会」を結成し、これから二人だけの時は、死語を思いっきり使いたいと思います。
校長日誌 立川の空から NO73
「走る、走る、俺たち!」
今日はクリスマスイブ。いつもは帰宅が遅いお父さん方も、今日は早い帰宅でしょうか。
かくいう私は、校長室で仕事中です。「なんで!?」とおしかりを受けてしまいそうですが、今日のカウンターを見て、「やらなくてはっ!」と思ってしまったからです。
今日のカウンターは、なんと、なんと、10000超え!!
これが学校のHPでなかったら、HPのトップに花火を打ち上げるところでしょう。
で、今日の話題。題名を見て、「校長先生の年齢がわかるわ~っ。」と言われそうです。(校長先生仲間にもよく「内野先生は、いまの若者が絶対にわからない言葉を扱うよね。」と言われています。というのも、「アベック」などという死語をたびたび使うからです。そういえば、今は「カップル」というのだそうですね。)
さて、今月1日から12日まで2週間にわたって、持久走が行われました。1年生から6年生まで(先生方も)全校で校庭を走ったのです。その様子を写真でお知らせしましょう。
写真左:スタート直前の様子。やる気がオーラとなって伝わってきます。
写真右:スタート直後の様子。すごい勢いでみんなが走ります。安全に配慮して、スタート位置は2つ。さらに、走る場所も低学年と高学年で変えました。
写真左:見てください。このうれしそうな顔。嫌々ではなく、意欲的に走ることで効果は倍増。
写真右:朝礼台から俯瞰で撮ってみました。630人が走る様子は壮観です。
明日から冬休みですが、ご家族でジョギングを楽しんでみたらいかがでしょうか。
校長日誌 立川の空から NO72
「うどん作り③」
今日は冬至。冬至にふさわしい、寒い朝となりました。前号に続き、寒さを和らげてくれる、うどん作りの様子を紹介します。
写真左右:ボランティアのお母さん方。子供たちが作ったうどんをゆでたり、うどんつゆを作ったり、薬味を作ったり、と従業かつ、様々な仕事をしてくださいました。
写真左:たっぷりのお湯でうどんをゆでます。写真右:ゆであがったうどんを前に、他の班が出来上がるのを待ちます。全く文句ひとつ言わないところが6年生。
写真左:「いただきます。」をした直後。待っていた分、すごい勢いでうどんを取りました。写真右:黙ってひたすらうどんを食べる6年生。「おししい?」と尋ねられると、無言で頷きました。
種まきから始まり、うどんを食べて終わった今回の活動。子供たちは、西砂川地域を愛する契機となったと思います。
校長日誌 立川の空から NO71
「うどん作り?」
うどん作りの様子を写真で紹介します。
写真左:講師の田形さんが作り方の説明をしてくださいました。「やってみせ、言って聞かせ、させてみせ、 ほめてやらねば、人は動かじ。 」の格言通り。写真は、小麦粉に水を入れてこねるところ。
写真右:輪になった子供たちに説明。後ろには、ボランティアのお母さん方がの姿。西砂小学校の教育活動はこうしたボランティアの皆さんに支えられています。
写真左:講師の田形さんは、子供たちが活動を始めても、子供たちの間を回って、教えてくださいました。
写真右:もう一人の講師、鈴木久米さん。西砂会館のリーダーです。西砂会館は、地域のうどん作りの拠点。西砂小学校のうどん作りは、お二人の講師に支えられています。
写真左:手でこねた後は、足の出番。厚手のビニールを敷いて、よくよく踏みます。
写真右:手と足で愛情込めて、生地を伸ばしたら、最期は棒で伸ばします。
(この項続く)
校長日誌 立川の空から No70
「うどん作り①」
12月18日、19日の両日、6年生がうどん作りに取り組みました。(来週の月曜日21日にも行われます。)
西砂小学校のうどん作りは、地域のうどん作りに端を発する、地域に根付いたものです。(一昔前、総合的な学習が始まったころ、うどんやそば作りをする学校がかなりありました。地域にそばやうどん作りをする根拠がないのに、ただ「体験的な活動が大切」「食育は大切」というだけで取り組んでいたのです。でも、それでは家庭科です。その点、西砂小のうどん作りは、地域のうどん作りの伝統に根差しているのです。)
うどん作りの材料の小麦は、今6年生の子供たちが5年生の時麦まきをし、6年生になってから麦刈りをしたもの。(麦刈りで出たわらを使って、「松明祭り」も行っていることは特筆すべきことです。)
うどん作りに適した地域である理由がもう1つあります。
それは、地域の人材です。麦まき、麦刈り、(松明祭り)、そして最後のうどん作りのそれぞれで、地域の方々が講師となってくださっています。
さらには、保護者ボランティア。保護者のボランティアが子供たちの活動を力強く支えてくださっているのです。
うどん作りの様子については、また次回。
校長日誌 立川の空から NO69
「アメージンググレース」
アメージンググレースは私にとって思い出深い歌です。アメージンググレースは、「第二のアメリカ国歌」と言われています。私もアメリカで、何度もこの歌を聞きました。アメリカ人の中には、涙を流しながら歌う人もいて、この曲に対するアメリカ人の想いに触れた気がしました。
そのアメージンググレースを西砂小学校で聞きました。
昨日の音楽集会でのこと。吹奏楽の子供たちが演奏してくれたのです。まだ創っている途中とはいえ、アメージンググレースの歌の部分はしっかり演奏してくれました。
写真左:演奏開始前に楽器の紹介をしました。木管楽器、金管楽器、打楽器の3つです。写真は、もちろん打楽器。
写真右:曲紹介を子供たちがしてくれました。アメージングレースは、日本人にはあまりなじみがないので、この説明は大切でした。
わずかな時間でしたが、全校で音楽集会を楽しみました。
校長日誌 立川の空から NO68
「9000御礼」
今朝の西砂小学校付近の様子です。
写真がわかりにくいので、解説します。写真左は、学校隣の畑の様子。畑一面真っ白になっていて、霜柱ががっちり立っていました。写真右は、その畑の隅に張っていた氷。見事というくらいの氷でした。
というわけで、西砂小学校周辺は、もうすっかり冬です。
冬につきものは、インフルエンザ。昨日は、2年2組が学級閉鎖となりました。そして、明日からは4年1組が学級閉鎖です。(マメールですでにお知らせしたとおりです。)
私が子供の頃から言われていることですが、風邪やインフルエンザ予防には「うがい」「手洗い」「マスク着用」です。来週、終業式の週に、もうこれ以上学級閉鎖が出ないように、ご留意ください。
※寒くて、学級閉鎖も出ている状況ですが、1つ心が温まることがありました。
それはカウンターがとうとう9000を超えたのです。エベレストを超えると、次に目指すものは成層圏を越えることでしょうか?
これも皆さんのご愛読のおかげです。ありがとうございます。
校長日誌 立川の空から NO67
「全校朝会校長講話から」
お久しぶりです。先日、市内の校長先生から「西砂小は、毎日HPを更新しているね。」と言われました。ありがたいのですが、実はここ数日副校長先生が作成している「今日の給食」だけ更新をしていて、私の校長日誌は更新されていませんでした。
カウンターが9000に近づいている状況から、更新を期待されていることはわかっているのですが、忙しくなると、毎日更新は難しいことがあります。ご容赦願います。
さて、今回は、昨日火曜日の全校朝会の話題です。
といっても、私の講話ではありません。今回の主役は、6年生の小林慶太君。
小林君はなんと、小学生のサッカー大会で東京都の選抜選手となり(!!)、なおかつ関東大会に出場し、見事優勝したのです。(正式な大会名は「関東U-12 トレセン交流戦」です。)そこで、全校朝会で私が表彰し、さらにインタビューもしました。
そのインタビューは以下の通りです。 ※( )内が小林君の答えです。
1 サッカーをしていて楽しいなと思うことは何ですか?
(点を決めた時です。)
わかりますね。ゴールを決めた後、チームのメンバーと喜びを分かち合う時が最高ですね。
2 逆にサッカーをしていて苦しい、つらいと思うことは何ですか?
(サッカーの試合で負けたり、悪いプレーをしたりしたときに、学校の周りを5周するときです。)
試合後なので、しんどいでしょうね。でも、Jリーガーもそうですが、こういうことがあって、強くなるのですよね。
3 なぜサッカーがそんなにうまいのですか?
(練習を一生懸命したからです。)
どれくらい練習をしているのですか?
(金曜日を除く毎日練習しています。それから、朝家族とパスの練習などしています。)
サッカーの練習をしていると、宿題や勉強がやる暇がないでしょう?
(宿題はちゃんとやっています。)
スポーツでプロになるような人は、みんなスポーツだけでなく、勉強もしっかりやりますね。
4 最後に将来の目標、夢を教えてください。
(プロのサッカー選手になることです。海外でプレーしたいです。)
本田選手や長友選手のように活躍するサッカー選手になることを祈っています。
ありがとうございました。もう一度小林君に拍手をしてください。
西砂小学校の仲間からは惜しみない、温かい拍手が送られました。
聞いていた子供たちは、「同じ学校の6年生ががんばっているんだ。私もがんばろう。」と思ったことでしょう。また、「やっぱり、練習を毎日こつこつとやっているからうまくなったんだ。こつこつ練習は大切だな。」と感じたことでしょう。
さらには、「スポーツをやっているからといって、勉強をしない理由にしてはいけないんだな。」と引き締まる思いがしたことでしょう。
緊張しながらも、私のインタビューにしっかり応えてくれた小林君。近い将来、テレビ番組(スポーツ番組)のヒーローインタビューで、(今回のように)ハキハキと応えてくれることを期待したいです。
校長日誌 立川の空から No66
「冬が来たので」
NO64で自転車通勤にかかわる話題を書きました。読まれた方は、私が当然のようにいまだ自転車通勤をしていると思われたことでしょう。
でも、実は今電車通勤をしています。
理由は?冬が来たからです。
自転車通勤路を見ると、日陰になっているところが多く、中には舗装していないところもあります。となると怖いのは、ブラックアイス。路面に氷が張っていると通常白く光り、見た目で分かります。でも、時にブラックアイスとなることがあります。こうなると、氷が張っているのに、見た目ではわからないのです。ブラックアイスの上は、もちろん氷。だからその上を通ると、当然のようにスリップします。アメリカで何度か怖い思いをしました。
車でスリップすると、死亡事故です。では、自転車では?若いころならともかく、今は四捨五入すると60歳。自転車でもスリップしたら、痛いくらいではすみません。すっかり暗い話になってしまいました。
というわけで、先月末から電車通勤です。実は、電車通勤は11年ぶり。というのも、教頭になった11年前、私は御蔵島という離島に赴任したため、電車やバスはなかったのです。その後副校長として赴任した小平第14小学校は、自転車でわずか15分。さらに、校長として赴任した南砂小学校は自転車でわずか20分。さらに、その後赴任したニューヨーク日本人学校は車通勤。というわけで、この11年というもの、電車通勤とは無縁だったのです。
電車通勤をしてよかったことがあります。それは読書ができること。往復でわずか1時間ですが、結構読書ができます。趣味は読書と言っていた割には、読書はほとんどできていませんでした。それが、この2週間ほどで、結構読めたのです。
自転車通勤、それも往復で17キロの通勤をする校長はめったにいないでしょうから、話題には事欠かなかったのですが、得られたものは大きかったです。
自転車通勤で保護者の皆さんにお会いすることが何度もありました。これからしばらくは必死に自転車をこぐ私を目にすることはないでしょうが、校長日誌はこれまで同様、書き続けますので、どうぞご愛読のほどを。
校長日誌 立川の空から NO65
「研究発表」
教員になったばかりの頃、一緒に学年を組んだ力のある先生が私にこんなことを言ったことを今でもしっかり覚えています。
「研究発表は、教師にとってしんどいことだけど、公立学校の教師である限り、研究発表は当然のことなのよ。」
研究発表は、欧米にはありません。欧米でも授業研究はします。でも、発表(公開)はしないのが普通です。
それに対し、日本の研究は発表の歴史は古いのです。日本が世界に誇るべき研究発表。立川市では2年に1回の発表となっています。(この頻度は高い方だお思います。)
正直、先生方にとってはしんどいです。でも、研究発表を経ると、授業力はアップします。教師である限り、研究発表は避けて通ることが出来ないのです。
さて、いきなり熱く語ってしまいました。本校は先月末(11月28日)に研究発表しました。(今年が2年に1回の番だったのです。)
保護者や地域の皆さんにもご参観いただきましたが、写真で各学年の様子をお知らせします。
写真左:1年生体育の様子。 写真右:2年生国語の様子。
写真左:3年生国語の様子。写真右:4年生体育の様子。
写真左:5年生国語の様子。 写真右:6年生体育の様子。
当日は、PTAの皆さんに受付や来賓接待等でお世話になりました。
たくさんの皆さんのおかげで、研究発表会を終えることが出来ました。ありがとうございました。
校長日誌 立川の空から No64
「ピアニストの言葉を検証」
昔、誰だか忘れましたが、ピアニストの言葉で印象的なものがありました。(中村紘子さんだったかな?定かではありません。)それは「練習を一日休むと取り戻すのに三日かかる」という言葉です。
私は小学校教員でありながら、ピアノが苦手なので、ピアノでこの言葉を検証することはできません。
そこで、他のことで検証しました。それは自転車通勤です。
夏休みに土日含めて10日連続で自転車に乗らないことがありました。休暇と出張がその理由です。
以前学校便りに書いたように、学期末の私の通勤に要した時間は35分を切っていました。(8月のはじめには34分にまでなっていました。)そんな時に、10日自転車通勤を休んだわけです。
当然のように、反動がありました。休み明けからしばらくの間、自転車通勤に40分かかるようになってしまったのです。元に戻ったわけですね。予想はしていましたが、「取り返すのに時間がかかる」と覚悟しました。その時、例の「ピアニストは練習サボるとサボった分を取り返すのに3倍かかる説」(長いのでこの説を「PR3説」とします。)を思い出しました。そこで、検証することにしました。PR3説によれば、私が通勤に要する時間を40分から34分に戻すには、10日×3=30日かかることになります。
実際、休み明けからしばらくの間は40分かかりました。「PR3説は正しいのか?」と思いかけました。しかし、通勤34分に戻るのに要した日数は、18日。
というわけで、「PR3説」は、すべての事柄で通用するのではないと身をもって立証できました。
ただ、今回の実証研究の結果、私は子供たちには次のように、実感を込めて話せそうです。
「継続は力です。何事もコツコツと続けていれば、成果は必ず出る。」
と。子供たちには地道に何かを継続するように伝えていきたいと思います。
校長日誌 立川の空から No63
「発信は大切」
先週の木曜日のこと。またも学生ボランティアが応募の面接に来ました。これで4人目。
副校長先生が出張でいなかったため、私はいろいろな仕事をとりあえず措いて面接しました。(暇そうに見えるかもしれませんが、結構いろいろな仕事があるんです。はい。)
うれしい悲鳴とはこういうことですね。うれしいついでに、いつもと同じ質問を学生さんにしてみました。
「自宅から西砂小学校までドアツードアでどれくらいの時間がかかりますか?」
立川市内に住んでいるのですが、なんと学生さんの答えは、
「1時間くらいです。」
1時間もかけてボランティアをしに来てくれるなんて!
そこでさらに質問してみました。
「どうして西砂小学校の学習ボランティアに申し込んでくれたのですか?」
学生さんの答えは・・・
「学生ボランティアをしようとネットを検索したら、西砂小学校がトップでヒットしたんです。」
なるほど!最近の学生ボランティアの皆さんの言葉と同じです。
一生懸命HPで発信を続けて、本当に良かった!
校長日誌 立川の空から NO62
「連合音楽会へ!」
連合音楽会を前日に控えた昨日(12月4日)、朝の全校集会で6年生が登場。6年生は、連合音楽会で発表する合唱と合奏を披露してくれました。
合唱の様子。美しい歌声に体育館の空気が清浄されたような感じでした。
合奏。耳で楽しむだけでなく、ビジュアルでも楽しめる合奏でした。
連合音楽会は、会場の収容人数の関係で、立川市の全小学校の代表児童と引率教員しか鑑賞できません。そこで、本番を干渉できない1~5年生のために、6年生が発表してくれたのです。
素晴らしい合唱と合奏を堪能した1~5年生は、6年生へ惜しみない拍手を送りました。6年生は、下学年の仲間からもらったパワーを、今日の発表のエネルギーに変えて最高のパフォーマンスをしてくれることでしょう。頑張れ、6年生!
校長日誌 立川の空から NO61
「図書館デコレーション」
12月になりました。早いものですね。若いころ、先輩の先生から
「年を取ると一年が過ぎるのが早くなる。」
と聞いたことがありました。その時は、「ふ~ん。そんなもんなんだあ。」という程度の思いでした。でも、本当に年を取った今、実感です。西砂小に着任したのが昨日のようです。
今日のカウンターを見たら、7000を超えていました。いよいよヒマラヤ山脈の高みに突入です。今年中にチョモランマ(エベレスト)も夢ではなくなりました。これも保護者の皆さんをはじめとする愛読者の皆様のおかげです。本校の教育活動に関心を寄せてくださりありがとうございます。
さて、クリスマスも近くなり、図書室のデコレーションがリニューアルされました。図書ボランティアの皆さんの地道なご努力で素晴らしい図書室の環境となりました。紹介します。
図書室エントランスの飾りつけ。(入口はではなく、エントランス!あえてこんな大げさな言い方をしたくなる)図書室に来るのが楽しみになりますね。
図書室の窓の飾りつけ。本の選定をする図書支援員の清水さんと、図書ボランティアの保護者との見事なコラボですね。
○4月以降の学校におけるマスク対応については、基本的にマスクの着用は必要ありません。また、マスクの着脱については、ご家庭や児童本人の判断となります。
*4月1日現在
〇令和5年度 特別の教育家庭(立川市民科)の実施状況等について
【西砂小】別紙_令和5年度 特別の教育課程(立川市民科)の実施状況等について.pdf
〇年間行事予定表はこちらから
R6 年間行事予定.pdf
〇令和6年度服務事故防止ポスター策定
〇インフルエンザ登校届、罹患・治癒証明書はこちらから
・【インフルエンザ登校届】_令和5年1月~.pdf
・学校生活管理指導表(アレルギー疾患).pdf
・【罹患・治癒証明書】_令和5年1月~.pdf
■立川市への外部リンク
立川市学校給食献立表 |
転入手続き |
■家庭学習支援サイト
・文部科学省
「子供の学び応援サイト」
・NHK for school
・東京都教育委員会
東京ベーシック・ドリル
オリンピック・パラリンピック教育
・立川市教育委員会
おうちで料理に挑戦しよう
・日本自然保護協会
「身近な自然を観察しよう」
・アルバルク東京
小学6年算数 プロバスケ選手が教える算数ドリル講座
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