日誌

2014年10月の記事一覧

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO25

校長日誌 立川の空から NO25 (2014/10/16)
「太鼓の達人②」

 めっきり寒くなりました。今朝学校に到着する直前、富士山がくっきり見えました。なんとつい数日前は黒い姿だった富士山が、真っ白に。
 
昨日の雨が富士山では雪になっていたのですね。急に寒くなったため、子供たちにも風邪をひく子が目立ち始めました。ご注意を。

さて、太鼓の達人その2は、写真で見ていただきましょう。

写真左:太鼓サークルの方々が来たとはいえ、音楽の授業。進行は音楽専科教師です。
写真右:太鼓サークル「結」の方々による模範演奏。もう、「かっこいい!」の一言。

写真左:いきなり太鼓を叩くのではなく、まずは口伴奏でリズムをしっかり覚え、ばちを持って空中で叩く練習。
写真右:リズムを覚えたら、実際に打ってみます。

写真左:サークルの方々と一緒に打って、間近で見本を見聞きします。
写真右:音楽専科の先生も子供たちの中に入って、指導助言。

写真左:気づくと、子供たちは太鼓ワールドにすっぷりとはまっていました。夢中で太鼓を打ち続ける子供たち。そして、それをそばで見守り、応援してくれるサークルの方々。
写真右:子供たちの演奏に課題を感じると、ところどころでサークルリーダーの田辺先生が見本を見せ、聞かせてくれました。

5年生はどのクラスも太鼓ワールドに引き込まれました。
太鼓の達人が量産されました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO24

校長日誌 立川の空から No24 (2014/10/16)
 「太鼓の達人①」

 「太鼓の達人」というテレビゲームがあります。テレビゲームとしては鉄板ネタです。なぜ人気なのでしょうか?理由はいろいろあると思いますが、私は「日本人のDNA」だと思います。日本人にとって、太鼓はDNAに組み込まれている、大切な楽器だと思うのです。
学習指導要領には、音楽科に次のような文言があります。
「第5学年及び第6学年で取り上げる旋律楽器は、既習の楽器を含めて、電子楽器、和楽器、諸外国に伝わる楽器などの中から学校や児童の実態を考慮して選択すること」
 和楽器があれば(調達できれば)、和楽器の演奏を子供たちにさせてあげることが大切なのです。
 とはいっても、学校で指導できる人がいるかという話になると、なかなか難しいのが実情です。音楽専科の先生も、もちろん担任に比べれば、そこそこの指導はできます。洋楽器の指導に関してはスキルが高いのに対し、和楽器についてはそこまで高いスキルをもっているわけではありません。
 ところが、今回千載一遇のチャンスに巡り会いました。1学期に4年生に教育実習生として来ていた田辺先生が、なんと大学で太鼓サークルにいることがわかったのです。そこで、田辺先生にお願いして、サークルのメンバーを引き連れ、本校で太鼓体験をさせてもらうことにしました。(この項続く)

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO23 


校長日誌 立川の空から NO23 (2014.10.16)
全校朝会 校長講話より
今週の月曜日、10月14日の全校朝会での私の講話を紹介します。

 おはようございます。

 今日はノーベル賞を受賞した方の言葉を紹介します。

 

 皆さんも知っていると思いますが、日本人3人がノーベル物理学賞を受賞しました。

 日本人は新しいことを考え付くのが苦手だ、という人がいます。でも、これは間違いですね。なぜなら、日本人は2年に1回のペースでノーベル賞を受賞しているからです。日本人は、皆さんは、新しいもの、新しいアイディアを考え出す、生み出すことができる力があります。

 さて、その受賞した3人の日本人は、この人たちです。(※新聞記事を提示)

 左から中村さん、天野さん、赤崎さんの3人。

 この中から今日はこの人、天野さんの言葉を紹介します。テレビのニュースで何度も何度も出たので知っている人も多いでしょう。

 天野さんは、あとの二人とともに、青色ダイオード、青色LEDを開発しました。これにより、世界のいろいろなところで生活が便利になりました。信号機の青色が見やすくなったのも、クリスマスのイルミネーションが美しくなったのも、天野さんたちのおかげですね。

 でも、天野さんたちは、青色LEDを簡単に開発できたわけではありません。何度も何度も失敗を繰り返し、何年も何年も実験を繰り返して、ようやく成功したのです。

 天野さんはこう言っています。

「実験が失敗するたびにめげたけど、下宿に帰って寝て起きると新しいアイデアが出てきた。必ずできるとの信念があれば、あとは諦めないことだ」

「失敗しても諦めない」・・・この言葉はどこかで聞きましたね。そう。運動会の時、校長先生がお話しした、テニスの錦織圭選手の言葉と同じですね。(※錦織選手の写真を提示)

 学問の世界とスポーツの世界は全く違うように感じますが、成功するコツは同じなのですね。

 皆さんも毎日の勉強で、習い事で、失敗をたくさんすると思います。でも、あきらめないで、挑戦し続けると、きっと成功しますよ。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO22

校長日誌 立川の空から No22(2014.10.15)
「靴をそろえる」

 今日から土曜日まで学校を公開します。たくさんの保護者・地域の方々のお越しをお待ちしています。

 さて、今日の話題は「靴をそろえる」です。
 1学期の全校朝会の校長講話で、3回にわたり「あいさつ、返事、後始末」について子供たちに話しました。
 その中の「後始末」について、「靴をそろえる」ことの大切さを話しました。
 その際、紹介したのは、道元禅師の次の言葉です。

「はきものをそろえると、心もそろう。心がそろうと、はきものもそろう。ぬぐときにそろえておくと、はくときに心がみだれない。だれかがみだしておいたら、だまってそろえておいてあげよう。そうすればきっと、世界中の人の心もそろうでしょう。」

 上の言葉を学校で実践すると、「靴箱の靴をそろえる」ことになります。
 私は子供たちに「靴のかかとを靴箱の端にそろえていれる」ことを話しました。
 すると、すぐに反応する子供たちが増えました。さすがは西砂小学校の子供たち。特に、素晴らしい反応をしたのは3年2組です。下の写真を見てください。

 掃除の時に私がたまたま通ったところ、3年2組の靴箱がひときわ美しくそろっていたので、おもわず写したものです。気持ちいいくらい靴がそろっています。

 落ち着いている学校の靴箱は、靴がそろっています。逆に言えば、靴箱の靴をそろえていけば、落ち着いた学校になります。
 これからも「後始末」、特に、靴箱の靴をそろえることを子供たちに話していきたいと思います。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO21

校長日誌 立川の空から NO21 (2014.10.14)
 「台風一過」
 18号の時同様、今回19号も「台風一過」で晴天でした。
 今朝は、念のためいつもよりも早く出勤しましたが(7:15に学校に到着)、学校のすぐ近くでこんな素敵な風景に触れることができました。

写真左:遠くに富士山を望む。写真右:大岳様の眺望。
朝、こんな美しい風景に触れると、その日一日のパワーをもらえた気になります。

次は、今朝の全校朝会の様子。

台風一過のすばらしい青空とともに、子供たちの話を聞く態度の素晴らしさをごらんください。手前は6年生です。さすが最高学年!
こういうすばらしい子供たちの前で話すと、心も台風一過のように晴れやかになります。