校長日誌

2024年9月の記事一覧

たてわり班活動の様子

 今日は、先週末に実施した「たてわり班活動」の様子をお伝えします。昼休みの実施でしたが、外の気温がとても高かったので、室内での開催となりました。こうした急遽の変更に対しても、子どもたちが柔軟に対応できるところがさすがだと思います。

 6年生のリーダーを中心に各教室で「ハンカチ落とし」「フルーツバスケット」「ナンバーゲーム」等、それぞれのグループで決めた遊びを和やかに楽しんでいました。こうした異学年で集まった時に、学年の枠を超えた子どもたちの仲の良さを見ることができ、本当に嬉しく思います。

 11月6日(水)の全校遠足(=昭和記念公園へGO)に向けて、これからの学校生活を通して、さらに友情を深めてくれることを期待しています。

 

先生たちの放課後の様子

 今回は、先週水曜日の先生たちのOJT研修の様子をお伝えします。委員会が終わり、子どもたちを下校させた後、音楽室に集まっての研修となりました。

 最初に音楽専科の先生から、歌唱指導の在り方についてのレクチャーがありました。いかにして、子どもたちが主体的に気持ちよく歌唱に取り組めるかという点を大事にした実技指導や言葉かけについて学ぶことができました。12月の芸術発表会に活きてくると思います。

 次に特別支援教室「キラリ」の先生から、「応用行動分析学で困った行動の代わりとなる適切な行動を育む」というテーマでお話がありました。子どもたちがより適切な行動がとれるようにするための教師としてのアプローチの仕方について、実例を交えながらの研修でした。やはり、普段から子どもたちの一つ一つの言動や行動に着目して、教師として先を見通した支援をしていくことが重要であることを全教員で再認識することができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

   

4年生 立川市民科の様子

 5日(木)の3校時、地域包括支援センターの方々にお越しいただき、立川市民科の学習として4年生を対象に「認知症サポーター養成講座」の出前授業が行われました。

 最初に認知症のお婆さんと子どもが登場する絵本の読み聞かせが行われました。次にスライド資料を用いながら、認知症の説明やどんな手助け(=やさしい言葉や態度で接することが大切)をすればいいのかについてのお話がありました。その後、バケツとボールを使った体験活動では、認知症によって脳内で物事を忘れてしまう仕組みや覚える仕組みについて、具体的に学ぶことができました。

 4年生の子どもたちには、今日学んだことを総合的な学習の時間で学ぶ「福祉」の学習につなげ、より理解を深めていってほしいと思います。

 地域包括支援センターの皆様、本日は誠にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

  

5年生 音楽鑑賞教室の様子

 本日は、校長会で出張のため、1学期末にお伝えできなかった5年生の「音楽鑑賞教室(後援:公益財団法人立川市知育文化振興財団」について掲載します。

 今回、アーティストの田中 奈央一(たなか なおいち)さん<=箏曲>と佐藤 將山(さとう しょうざん)さん<=尺八>のお二方がご来校下さいました。「春の海」をはじめとした本格的な和楽器の演奏を聴いて、子どもたちも厳かな気持ちになっているのが、表情から伝わってきました。

 最後に、子どもたちは「校歌」と「ビリーヴ」を箏と尺八の演奏をバックに歌いました。お二人の先生方から、声がよく出ていたことや鑑賞に対する反応の良さをお褒めいただきました。

 高学年として、これからも活躍の幅を広げていってほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

避難訓練の様子

 3日(火)5校時に避難訓練を実施しました。想定は大きな地震の発生です。副校長先生が地震発生を放送で伝えると、子どもたちは机の下に頭と体を入れ、身の安全を守る避難行動を円滑に行うことができていました。実際、すぐに状況把握をすることは困難なので、しばらく時間を取りましたが、誰一人声を出すことなく冷静に身を守る行動ができていた点が立派でした。この日は、雨模様だったので廊下に避難し、点呼(人数確認)を行う活動としました。

 その後、校内放送で私からは、先日9月1日は防災の日(=関東大震災が発生した日)であり、ここを教訓にして地震が発生した場合、落ち着いて自分の身を守る行動を速やかに取ること、放送をよく聞くこと、自分の心を落ち着ける呼吸の仕方等についての話をしました。避難訓練担当の先生からは、地震が家庭にいる時に起こった場合、どこに避難するのかについて、ご家族と話し合う大切さについての話がありました。

 先月には、南海トラフ地震臨時情報が発出されたこともありました。地震はいつ起こるのかは誰にも予想できません。有事の際に子どもたちが自分で自分の命を守る意識をもちながら、冷静に避難行動が取れるよう、これからも訓練を積み重ねてまいります。