Hello 校長室

Hello 校長室

いしずえ438


■今日は時の記念日です。671年の今日、日本で初めて時計が
使われたとされています。1920年に「時」展覧会で提案され
たのが時の記念日だとか。その頃日本人は欧米人に比べ「時間を
守らない」と言われていたことに由来するようです。興味深いで
す。私は保育園児だったころ朝の歌で「コチコチかっちんお時計
さん」と歌い、「こんにちはさようなら」という歌詞で教室を出
て行きました。毎回教室を出ていく私を、誰も引き止めなかった
「かもめ組」の友人たちでした。   (6月10日飯田芳男)

いしずえ437


■一中生の『朝読書』の本に、書店独自の包装紙のカバーがかけら
れているとちょっと嬉しくなります。包装紙は、書店ごとに違って
いて楽しいですね。自分では、珍しい包装紙と思っていても、電車
内で同じカバーの人を見かけて驚いた経験が何度かあります。私は、
中学の時。漫画雑誌の「少年マガジン」にもカバーをかけてもらっ
た思い出があります。『あしたのジョー』と言う人気漫画作品が、
最終回だったからです。断らない店員さんもすごかったです。
                     (6月9日飯田芳男)

いしずえ436


■まもなく水泳指導が始まります。プールの水を排水し、きれいな
水を入れます。排水すればヤゴも流れてしまうので、ヤゴを救出し
てきました。50匹くらい救い出しました。全部は救出できず心か
らお詫びする次第です。赤とんぼのヤゴが多いようですが、なんと
かトンボになってほしいと願います。さて、梅雨入りとなりました。
雨の被害は遠慮したいですが、雨の季節を楽しみたいです。
                     (6月8日飯田芳男)

いしずえ435


■新聞で『よそのお子さんたちが、歯をくいしばって走ってくる
のを見て、応援に熱中している自分に驚きました。』と言う投稿
を読みました。お孫さんの運動会を見に行った方の文でした。お
孫さんが出ていないリレーを何となく見ていたら「走ることに集
中して頑張っている姿に思わず声を出して応援してしまった」と
のことです。この方の『心』の色とぬくもりが伝わってきました。
                   (6月7日飯田芳男)

いしずえ434


■数字のゾロ目はうれしい気持ちになります。理由はないのです
がたのしい気分です。令和6年の今日はワクワクしていると思い
ます。ゾロ目の語源は二つのサイコロを振った時の同じ目だと言
われています。私は入試の時、受験番号が777でした。番号に
頼るのはどうかと思いましたが、何年かお守りのように保管して
いました。ゾロ目だけでなく、何事にも「いいことが起こる」と
思ったほうが結果も良いような気がします。一中生の皆さん、き
っと今日は良い一日ですよ。ゼッタイです!(6月6日飯田芳男)

いしずえ433


■今日の月齢は16とちょっと。昨日も今日もほぼほぼ満月です。
さて、今日の読売新聞のコラムに作家井上靖さんの『氷壁』の話
が載っていました。私の中高生時代は、友人が山の小説をこぞっ
て読んでいました。新田次郎さんの『孤高の人』もボロボロにな
るまで読みました。皆さんはどうでしょうか?思い出すのは山岳
部とワンダーフォーゲル部の違いは?という論争でした。そして、
山が好きな友人は、名前に「岳」がついていたなあということを
思い出した月曜でした。        (6月5日飯田芳男)

いしずえ432


■今日は『蒸し料理の日』です。小学校6年生のおやつ作りの
授業で『蒸しパン』を作りました。私の分だけ蒸し器が足りず、
水を入れた鍋にふきんを入れます。付近の上に皿を置き、蒸し
器の代用品をあみだしました。完成した蒸しパンは、職員室の
休憩用テーブルに置きました。「ご自由にお召し上がりくださ
い・飯田作♡」という、メッセージを添えて。誰も食べてくれ
ませんでした。           (6月4日飯田芳男)

いしずえ431


■雨上がりの朝、休日なら、子供だった私の仕事は傘や長靴を干
すことでした。傘を干すのは簡単なのですが、きれいにたたむの
は小学生の私には難しい仕事でした。傘はとても大事だったので、
破損すると、近所の傘職人さんに修理をお願いに行くのも、私の
役割でした。雨上がりは依頼が多くて「何日かしたら取りに来て」
と言われ帰宅します。傘の修理が終わり「取りに来て」と言われ
るのは、たいがい雨の日でした。    (6月3日飯田芳男)

いしずえ430


■読売中高生新聞で、ストローレス牛乳の記事が掲載されていま
した。口をつけてラッパ飲みできるパックを『スクールポップ』
というそうです。ストローを使わないことで、175トンもプラ
スチック削減につながるそうです。ストローを入れる穴も開いて
いるので、ラッパ飲みに抵抗がある人も安心です。牛乳パックと
言うと、私は三角のテトラパックに思い出があります。ストロー
はさすのですが、口を開いて長方形にし、空きパックを詰めると
クラス全員のパックは、四つくらいの長方形に収まります。ここ
数年はテトラパック牛乳をみたことがありません。探してます!
                   (6月1日飯田芳男)

いしずえ429


■私が教育実習に行った時、中学2年生が私の授業感想を書いて
くれました。『ぼくのことを忘れないでください』『必ず先生に
なってください』『天平文化が良くわかりました』等、セピア色
の用紙から40年前の教室がよみがえります。大学4年生にすべ
ての授業と、担任業務をまかせてくれた実習校に今も感謝してい
ます。私もどこかで恩返しをしなくては…。そんな気持ちです。
                    (6月1日飯田芳男)

いしずえ428


■一中の校門を入ると、ウグイスがまるで私を歓迎してくれるかの
ように美しく鳴いてくれます。もちろん「ホーホケキョ」と。この
ように鳥や動物の鳴き声を、人の言葉や文字に置き換えて覚えやす
くしたものを「聞きなし」と言うそうです。ラジオで聴きました。
有名な聞きなしはウグイスで「法、法華経」です。ネットでコジュ
ケイの鳴き声を聞きました。「ちょっと来い ちょっと来い」と聞
こえます。空耳アワーみたいなものですが、私なりに楽しんでいま
す。さきほど「今日はセミが鳴いてるな」と思ったら耳鳴りでした。
楽しんでいられません!        (5月31日飯田芳男)

いしずえ427


■小学校6年生に「担任の飯田先生にだけ教えたい運動会のひみつを
本のタイトルかニュースの見出し風に書いてください。そのタイトル
や見出しを作った理由も書いてください。」と伝えると楽しく書いて
くれます。作文を書かせたら私もたっぷり返事を書きます。「作文は、
自分が自分を認める作業です。」  子供は誰もが一流作家です!
                    (5月30日飯田芳男)

いしずえ426


■レースの開始で出発のピストルを鳴らすスターターは、ヘッドフォ
ンをしています。私は中2の時この係でした。責任感一杯でこの任務
につきました。耳がキーンとしないようにということで、体育科の先
生が水泳の耳栓をくれました。私はその貴重な耳栓を当日の朝落とし
てしまい、代わりに、自分の勝手な判断で耳に脱脂綿を入れました。
夕刻、耳に違和感が…。綿の切れ端が耳の中に残ったようです。翌日
までとれず、振替休業日に耳鼻科に行きました。あのヘッドフォンが
当時も欲しかったです!私の『体育大会ドラマシリーズ』のひとコマ
です。                 (5月29日飯田芳男)

いしずえ425


■体育大会では生徒もたくさんの係を担当してくれました。加えて、
前日までの係と当日の係の二役にたずさわった生徒もいました。誰も
が任務を果たしてくれて頭が下がる思いです。私が中学の時『タイム
を計る』任務と『あと何周』を表示するミッションで大失敗をやらか
しました。この年になっても冷や汗が出ます。(5月28日飯田芳男)

いしずえ424


■体育大会が行われました。競技中のBGMは担当者のセンスある選曲
でした。思わず口ずさんだ曲もありました。見ごたえのあるレースで
は特に曲効果が発揮され、余韻にひたり、生徒一人一人が主役の体育
大会を実感しました。           (5月27日飯田芳男)

いしずえ422


■諏訪の森公園では、いつのまにかアジサイが咲いていました。私は
勝手に6月に咲くものだと思っていましたが、植物は植物なりに季節
を感じているのでしょう。アジサイは、ソメイヨシノやハナミズキの
次は自分だとばかり、輝こうとしています。小学校1年の教室で、私
が「お花はしゃべらないからさびしいね」と言ったら、「飯田先生が
話しかけないからだよ」と言う答えが返ってきました。いつも心の中
で思い出しているやりとりです。     (5月26日飯田芳男)

いしずえ421


■私はグリコのキャラメルが好きで「あのポーズ」にしばし挑戦して
いました。その後「シェー」をしたり「シュワッチ」と、ウルトラマ
ンのスぺシューム光線発射をまねたりしていました。ラジオ体操をし
ていると、つい子供のころの様々なポーズを思い出してしまいます。
今日は『山の手空襲』から78年経ちました。私の子供のころの思い
出に戦争はありません。一中生の皆さんも、いつも平和な時代を歩ん
でほしいと切に願います。        (5月25日飯田芳男)

いしずえ420


■体育大会の練習に真剣に取り組む姿に接しながら、私の中学校時代
をいつも思い出しています。私が中1の時、体育大会実行委員長だっ
た先輩は、最近まで都内の中学の校長先生をしていました。体育科の
先生です。副校長先生をされている時お会いしました。「中学生時代
が忘れらなくて職業になっちゃったよ」と笑っていました。いや実は
私も同じです。             (5月24日飯田芳男)

いしずえ419


■給食のコロッケはとてもおいしかったです!調味料のサシスセソが
絶妙だと料理はおいしいですね。サシスセソは、言うまでもなく砂糖、
塩、酢、しょうゆ(醤油)、味噌です。子供のころ「セ」がなぜしょ
うゆなのか?「ソ」はソースでは?と疑問でした。当時、いつものよ
うに今は亡き祖母に質問しましたところ、醤油は昔「せいゆ」と言っ
てたという答えがかえってきました。こちらは納得。また、味噌は昔、
「噌」と一文字で表していたとのこと。(諸説あり)こちらには思わ
ず「うっそー」と叫びました。祖母は「『みそひともじ』って言葉が
あるでしょ。」と、サラッと大ぼらを吹いてくれました。「おばあち
ゃんそれ間違いでしょ!」とタンカを切った私でした。
                    (5月23日飯田芳男)

いしずえ418


■小・中学生の時は、運動会の時期に、練習でトラックを時計回りで
走っていました。カーブが走りにくくて楽しんでいました。高校生に
なって、1912年の国際陸上連盟創立後の競技規則で「走る時は、
左手が内側になるように走ると明記された」と授業で習った記憶があ
ります。同時に「根拠はない」と習った記憶もあります。ところで、
全国の競馬場10か所中、東京、新潟、中京が反時計回り(左回り)
で、他7か所は時計回りです。反時計回りが得意な馬と、時計回りが
得意な馬が存在するようです。人間だけが反時計回り限定でしょうか。
試しに両方のレースを用意してみますか??いえ、ひとり言です。
                    (5月22日飯田芳男)

いしずえ417


■今日は今年141日目です。一年の計は元旦にありと言いますが、
今年立てた計画を見直すにはいい時期です。30冊の小説・物語を読
む目標はまだ三分の一です。「自分に腹を立てない」はまったく守れ
ていません。「職員をほめる」「生徒をほめる」これは重要ミッショ
ン!明日からも全力をあげて実行です!  (5月21日飯田芳男)

いしずえ416


■今日はローマ字の日です。「ローマ字って役に立つのかな?」と子供
の頃そう思っていました。ところがところが、パソコンはローマ字入力
が便利です。今日は古代ロ-マ帝国で使われていたラテン文字の発明?
に感謝しながら、多少の歴史を思い浮かべ入力しています。一例ですが
「し」は「si」でも「shi」でも示されます。ローマ字のドラマを探って
いこうと思います。            (5月20日飯田芳男)

いしずえ415


■小学校1年生の担任の時、運動会の「表現」を指導しました。めざ
せポケモンマスターの曲で踊ります。性能が良くないビデオとウォー
クマンを武器に、私が踊れるようになるまで、夏休みから特訓しまし
た。小学校1年の担任は、児童に背中を向けて教えます。完璧にマス
ターしなくてはなりません。本番までの3週間は「ポケモン ゲット
だぜー」と叫びながら出勤しました。さらに50メートル走も指導し
ます。ピストルは弱音装置付きで、腰の下で打ちます。「速く走れま
すようにと3回祈ってね。」と。今は非科学的な指導を反省してます。
でも大人になった子供たちが「ポケモンの踊りは今も踊れます」と、
言ってくれているのが嬉しいです。    (5月19日飯田芳男)

いしずえ414


■気温が高くなりました。一中生の健康を案じています。そんな暑さ
の折、北校舎は涼しいです。これから校舎全体があたたまるのかもし
れません。南校舎と北校舎の気温差はややあるように思います。管理
員さんはこれからが受難の季節。夜10時まで巡回しますが、生徒の
下校後は窓を閉め切るため、サウナ状態の巡回で汗びっしょりです。
早朝も夜も学校を支えてくれていつも感謝をしています。
                    (5月18日飯田芳男)

いしずえ413


■昨日の音楽鑑賞教室で、「トランペット吹きの休日」という演奏を
聴きました。軍隊に勤めるトランペット吹きが、休日を楽しむ様子が
わかる演奏です。名演奏に聞き入りながらも、私が中学の時の名実況
を思い出しました。この曲を流しながら「第2コーナーを回って先頭
はA組、先生方はすでに大きく離されました…」放送委員として全員
リレーを実況していました。そんなに教員チームは離されていなかっ
たのですが…つい言葉が過ぎました。それにしても運動会にぴたりの
名曲です。個人の感想です!       (5月17日飯田芳男)

いしずえ412


■栗山英樹監督の栗山ノートの一節です。『うまくやろうとするな』を
時々思い出しています。「人が成熟する速度は、その人がどれだけ恥に
耐えられるかに比例する」という補足説明がありました。私は「何事に
も自分なりに努力を惜しまないこと」と解釈しています。でもやっぱり
何事もうまくやりたいです。しかし、今日、駅の改札をスマートに通り
過ぎるつもりで、思わず我が家の鍵でタッチ!。表示が赤くなり、けた
たましく(私にはそう聞こえたのです。)ブザーが鳴りました。私の顔
も赤くなりました。恥には耐えられるのが自慢です!
                     (5月16日飯田芳男)

いしずえ411


■1972年の5月15日にアメリカとの沖縄返還協定が発効されました。
この日から沖縄が日本に返還されました。「同じ日本でありながら…」と
いう思いでいっぱいです。あれから51年、1972年ごろの一中の体育
大会は「体育会」となっていました。開校まもなくから体育会のようです。
男子は、つめえりの服です。立川一中にも「戦後のドラマ」があります。
今日の平和をもたらしてくれた諸先輩に感謝です。
                      (5月15日飯田芳男)

いしずえ410


■社会科の資料集「立川」の改訂を機会に、残堀川と玉川上水が交差する
ところを見に行きました。私は何度見てもうまく説明できません。その分
担当した先生は上手に解説しています。柴崎用水も同様に先人の知恵が詰
まっています。キーワードはどちらも「サイフォン式」です。私は時々、
珈琲をサイフォンで入れながら、理屈を学んでいます。
                      (5月14日飯田芳男)

いしずえ409


■メイストーム・デーの13日です。どうして今日が記念日なのか調べが
つきませんでした。週末は天気がくずれるようなので「五月の嵐」が起き
ないように祈るばかりです。気圧の変化が激しいと体調にも影響しますね。
私にとっては血圧も重要です。マイストーム・デーは避けたいです。
                      (5月13日飯田芳男)

いしずえ408


■自己紹介のカードが掲示されていました。名前と顔を思い浮かべ、それぞ
れ、私の○○〇、好きな○○〇…が書かれていて楽しませてもらっています。
印象的な記述は、好きなテレビ「連続テレビ小説」 私の小学校時代「昭和
〇年」 好きな季節「晩秋」…でした。思いっきり年齢層が高そうな方々の
掲示物があって時を忘れました。        (5月12日飯田芳男)

いしずえ407


■「グリコ」「パイナップル」「チョコレート」と、なつかしい言葉が聞こ
えてきました。グーで勝つとグリコ!三歩前に進みます。相手を追い越すか
相手にタッチするかで勝ち負けを味わいます。校長室前ストリートが昭和の
路地になっていてホッとするひと時です。放課後なので先生方、どうかお目
こぼしを!カンチン、ロクムシ、だるまさんがころんだ、馬飛び…大学生に
なってもやっていました。「逃走中」は昭和の時代もやっていました。あっ
名称はドロケイ!ぜひ校舎内でやってみたい!先生方、どうかお目こぼしを。
                       (5月11日飯田芳男)

いしずえ406


■連休中に教え子の結婚式に出席してきました。新郎新婦は小学校4年生
で学級が同じでした。4年生で席が隣同士になったのが縁だと言って、盛
り上がっていました。その座席を決めたのが私でしたから!担任の責任は
重いですね。私は小学校の経験が長いですが、教員の習性?で、いつまで
も児童の顔を覚えています。1年に1回は「みんなどうしているかな」と
学級単位で、平等に顔を思い浮かべます。小学校時代の顔ですが…。しか
しこの頃は、私のほうが教え子に見守られています。
                      (5月10日飯田芳男)

いしずえ405


■ツバメの姿を見かけるようになりました。ツバメは泥のような湿った土
で巣をつくります。雨に濡れにくい場所を選ぶので、賢いなと思います。
そのうえ、わざわざ人の多い場所で巣作りをしています。天敵から身を守
るため、人間が多いところのほうが良いのでしょう。ということは学校は
まさに好立地ですね。一中でも探してみようと思います。ツバメは、前回
使った(作った)巣を利用する習性があるので、毎年似たような場所にや
ってくるはずです。でも、餌をさがすツバメが、土の上を歩いているのを
見たことがありません。なぜでしょう?チャットGPTでツバメ語に翻訳し
て、話しかけて聞いてみようと思います。    (5月9日飯田芳男)

いしずえ404


■今日は世界赤十字デーです。アンリ・デュナンの誕生日です。デュナン
はスイスの実業家であり、国際赤十字社の創設者です。第一回目のノーベ
ル平和賞受賞者でもあります。デュナンの業績が、小学校5年生の国語の
教科書に載っていました。当時一緒に学んだ子供たちは、一中生の皆さん
の保護者と同じ世代かなと思い出していました。平和や安全を維持する心
を学校生活から発信したいです。        (5月8日飯田芳男)

いしずえ403


■能登地方で地震の被害に見舞われた方々に、お見舞いを申し上げます。
立川から、故郷北陸に戻った教員の顔も思い浮かべ、案じています。出校
して学校の整備に尽力しているはずです。私も気持ちを引き締めています。
                        (5月7日飯田芳男)

いしずえ402


■今日は立夏、暦の上では夏が始まります。一方能登地方では大きな地震
がありました。時折、自然界は容赦なく私たちに「わざわい」をもたらし
ます。これ以上の被害がないことを祈るばかりです。           
                        (5月6日飯田芳男)

いしずえ401


■昭和22年の4月に開校した本校は、5月5日に開校式を行いました。
この開校式の日が開校記念日になっています。当時60数名で開校した
本校も77年目に入ります。また今日から新たな歩みを進めます。校舎
は何も語りませんが、一中生のドラマをじっと見てきました。生徒の喜
怒哀楽を受け止めてくれた一中に感謝です。  (5月5日飯田芳男)

いしずえ400


■みどりの日は、Green DayかあるいはMidori-No-Hiと表記するのか、
Greenery Dayと表すのか気になるところです。でもどうやら、緑色の
日というわけではなく、植物の葉の緑を表す単語を用いるのが通説の
ようです。この件は英語科の先生に質問してみようと思います。とも
あれ、今日だけでなく、植物を愛で、緑ある環境づくりを応援したい
と思います。ところで、教室の黒板は、全国的には「みどり」が多い
です。緑板と呼ばない先人の優しさは見事です。(5月4日飯田芳男)

いしずえ399


■憲法記念日なので、日本国憲法の前文を読み返してみます。大学の時
は、「憲法」に合格しないと卒業できなかったので丁寧に取り組みまし
た。卒業はできましたが、憲法の理念が身についたかと言うと、とても
合格点ではありません。今になっても、まだまだ勉強です。子どもの頃、
私は「我が家の憲法」を作成しました。「家族は末っ子の私を常に可愛
がる」を第一条に掲げました。いまふうに言うとドン引きされました。
                      (5月3日飯田芳男)

いしずえ398


■今日は立春から数えて88日です。茶摘(ちゃつみ)の歌詞を、つい
口ずさんでしまいます。♪夏も近づく八十八夜(トントン)と手遊びを
入れて歌うと楽しいですね。八十八夜は、88日目の夜が過ぎたという
意味で、農作業の目安にもなります。立春を1日目と数えます。八十八
夜の今頃摘んだ「一芯二葉(いっしんによう)」という、若い芽2枚と
芯芽だけでつくるお茶は、最上級品と言われています。季節の移ろいを
楽しむ先人は「初物」にも敬意を払っていたのです。私も、せめて今宵
は急須で入れた日本茶をいただきます。    (5月2日飯田芳男)

いしずえ397


■鯉のぼりを気にかけて歩いてみますが、なかなかお目にかからなくな
りました。よそのお宅の鯉のぼりを探しているので、「見当たらない」
と言っては失礼な話ですね。我が家では上げたことがなかったのですが
一番上に上げるのが「吹き流し」という説があります。五色の吹き流し
は、青が春、赤は夏、白は秋、黒は冬だそうです。では黄色は?土用だ
そうです。でもこの五色は「魔除け」だと民俗学の授業で習ったことが
あります。ちなみに教授は「五色はごしきと読む」と教えてくれました。
ともあれ、一中生の成長を願って、柏餅をいただき鯉のぼりを眺めます。
                      (5月1日飯田芳男)

いしずえ396


■世の中では「ゴールデンウイークに入り…」(以下GW)と報じられて
います。語源が、「興行に使われたことが始まり…」とのことで、私は、
「大型連休」と言うようにしています。それは諸先輩からの指導の影響大
ですが。でも「GW」は1951年につくられたと言われています。もう
市民権を得た言葉だと思っています。あくまでも私の個人的見解です!
                      (4月30日飯田芳男)

いしずえ395


■今日は、天皇誕生日、いえ、昭和の日です。2007年から昭和の日とな
りました。しかし、1989年から2006年まではみどりの日でした。い
ろいろなドラマを背負っている29日です。とは言え祝日です。土曜だから
病院に行こうと思いましたが休業日でした。「夕刊がない」のが気になるの
は私のような昭和のおじさんだけでしょう。昭和64年の年賀はがきは取っ
てあります。昭和がどんどん「むかし」になっていきます。
                       (4月29日飯田芳男)

いしずえ394


■私が中3の時「おれ、悩みが多くって」っとたびたび友人に相談していま
した。でも悩みを口にすると、悩みが半減するので、友人の存在はありがた
かったです。そんな友人がある時、「おまえ去年の今頃、何で悩んでいたか
覚えてるのか?」と言ってきました。私は「ぜんぜん覚えていない!」と答
えると、「だから、あんまりくよくよしないことだよ。」と悠然と答えてく
れました。チェリオのオレンジを腰に手をあて飲みながら…。大型連休を迎
える頃いつも思い出す光景です。        (4月28日飯田芳男)

いしずえ393


■『奇妙な漢字』という本に、「読めそうで読めない漢字」の欄があります。
読み進めましたが、私にとっては「読めなさそうでやはり読めない」漢字が
並んでいます。「俎」の訓読みは「まないた」「栖」の訓読みが「すみか」
等々。読み込めず絶望的になっていったん本を閉じました。そんな時、しお
りをはさむことがあります。しおりは「栞」と書きます。はて?どんな字だ
っけ?そこで更なる課題が…。私には「書けそうでやはり書けない」漢字が
多いです! 手を動かして字を書かなくては覚えられないと、しみじみ思い
ました。                   (4月24日飯田芳男)

いしずえ392


■今朝、ラジオでアナウンサーが「おしょくじけんの背景は何でしょう?」
と言ってました。「ん❓お食事券の背景?」と興味津々でした。よ~く考え
れば「汚職事件の背景」ですね。ところで先日『厳選覚え違いタイトル集』
を読みました。私のような仲間ばかりでした。図書館員さんに「下町のロボ
ットありますか?」とたずねた方がいたようです。下町ロケットですね。次
は「だいぶつじろうの本ありますか?」これ、中学生の時私も言いました。
大佛次郎(おさらぎじろう)さんですね。一中生の皆さん、私のようになら
ないよう日々精進!             (4月26日飯田芳男)

いしずえ391


■このごろ見かけなくなりましたが、私は学年別の学習雑誌の大ファンでした。
小学校の時は「小学一年生」から六年生までを愛読。なぜか学校で配られる、
科学と学習と合わせ楽しんでいました。中学に入ると中一コースに中一時代を
愛読。二つの出版社がそれぞれ○○コースと〇〇時代を発行していて、友達と
コースと時代を交換していました。先日友人と、何だかんだ言いながら、学習
雑誌を探して神田の古本屋街を歩きました。ありませんでした。多分、永遠に
探せないと思います。インターネットに頼らないスーパーアナログおじさんの
旅にゴールはありません。            (4月25日飯田芳男)

いしずえ390


■立川は、昭和20年(1945年)2月16日以来、終戦まで13回空襲に
見舞われたと言われています。同年4月4日は山中坂の悲劇、今日4月24日
は砂川村が空襲を受けました。砂川国民学校(現在の八小)の三名の先生が命
を落としました。爆風のすごさは、長く校内で保管されてい二宮金次郎像から
伺えました。ひざ下と手首が破損していたのです。持っていた本もありません。
空襲から70年を経て、平成27年(2015年)に地域の方々の尽力で修復
されました。でも手に持っていた本は修復されていません。戦争の惨禍を後世
に伝えるためです。いつまでも「平和」を愛していきたいです。
                        (4月24日飯田芳男)

いしずえ389


■私が中1になった時、担任の先生以外に授業ごとに先生が変わるというのが
とても新鮮でした。おまけに私の担任の先生が家庭科で、授業をもたない先生
が担任ということにも驚きました。当時、男子は家庭科をやらなかったので、
今振り返ると別の意味で驚きですね。ともあれ、すこし大人扱いをしてくれる
中学校生活のスタートが嬉しかった思い出があります。私は図書委員になりま
した。蔵書カードにブッカー、貸し出し券に代本板。アナログな思い出がよみ
がえります。代本板は抜き出した本の代わりに立てかけます。顧問の先生が、
英語で「ダミー」と教えてくれました。中学の思い出を語ると夜が明けます!
                         (4月23日飯田芳男)

いしずえ388


■学校の掃除の時間に箒(ほうき)を使います。教室の掃除のねらいは、昭和
の時代は消しゴムのかすと土ぼこりの除去でした。でも学校のほうきでは容易
にごみがとれません。担任のころ、学校全体の清掃担当を命じられた私は、各
教室に掃除機を設置してほしいと事務担当者にお願いしたところ、「予算がな
いから難しいですね。飯田先生が校長になったころは実現すると思いますよ。
頑張って!」と励まされました。廊下を掃きながら「ほうきが一番!」とつぶ
やいている自分がいます。            (4月22日飯田芳男)

いしずえ387


■中学1年生に疲れがでる頃です。小学校の時にあった「休み時間(中休み)」
がないのも一因かもしれません。そのうちペースをつかむと体が慣れてきます。
ご安心を。さて、この中休みという名称ですが、ある調査では20分休み、業間
休み、中休みが全国ベスト3です。大休憩とか大放課と呼ぶ地方もあるようです。
ともあれ、上手に休憩をとってほしいと願います。  (4月21日飯田芳男)

いしずえ386


■今日は関東の一部、日本の南部で部分日食が見られます。館山や小笠原諸
島で「午後欠けているのが見える」と報じられています。「辺りが薄暗くな
ってきた」という感じにはならないかも知れませんね。さて、今日は郵政記
念日(逓信記念日)です。「郵便の父」前島密(ひそか)は1円切手の肖像
です。1871年の今日(旧暦は3月1日)新しい郵便制度になりました。
郵便局に勤めていた「私の父」は、この日に紅白のおまんじゅうを持ち帰っ
てきていました。ところで、さきほど、副校長先生に職員室に来るように言
われました。「おこられるのかな?」私は飛脚のように素早く馳せ参じまし
た。                     (4月20日飯田芳男)

いしずえ385


■生徒はシャープペンシルを愛用しています。そのシャープペンシルの制作
を日本で早い時期から請け負っていたのが、早川電機の創業者早川さんです。
早川さんは「真似されるものをつくれ」の理念で一本のシャープペンシルを
はじめ、
多くの製品をつくってきました。「電気屋さんからシャープペン
ル!」って偉大ですね。シャープというブランドも世の中のいしずえです。
                        (4月19日飯田芳男)

いしずえ384


■中央線の立川駅と日野駅の間に本校があるので、上りに乗っても下りに
乗っても、本校と学区域の様子が気になります。先日、線路を横切る柴崎
用水(分水)のパイプをながめました。電車はあっという間に通り過ぎま
したが、線路上を用水が通るなんて、昔の人の知恵はすごいなあと思いま
した。清い水の流れからは、石が流れて葉が沈むドラマも鑑賞できます。
                      (4月18日飯田芳男)

いしずえ383


■一中の職員室と校長室が、やや離れているので、時々顔を出して忘れ
られないようにしています。現在の職員室は、増築されたスペースのよ
うな気がします。以前は、今の多目的室が職員室だったのではと推測し
ています。職員室は出入り口が二つ以上ほしいのですが、今は一か所な
のでどうしても混雑してしまいます。それだけでなく校舎全体について
も、生徒も教職員も使いやすいようにしたいです。その時は、校長室を
みんなの仲間に入れてほしいです。     (4月17日飯田芳男)

いしずえ382


■少し歩くと汗ばむ季節です。汗をぬぐって視線を下にやると、つつ
じの大きな花びらと目が合いました。今年はつつじも、例年より早く
咲いている気がします。「つつじ」と「さつき」の区別に苦労します
が、私はつつじが先に咲くような気がします。陰暦の5月に咲くのが
さつきだと祖母に教わりました。祖母の知識はテキトーです。毎年、
つつじとさつきの違いをじっくり学び直しています。
                     (4月16日飯田芳男)

いしずえ381


■ソメイヨシノに代わって、ハナミズキの彩(いろどり)が目にやさし
いこの頃です。北米原産のハナミズキはアメリカを代表する花です。別
の名をアメリカヤマボウシと言います。花言葉の一つに「返礼」があり
ます。1915年にアメリカに桜を贈ったら、その返礼がハナミズキだ
ったとか。現存するのは1本で某都立高校にあるようです。いつか鑑賞
したいです。私が市内で一番美しいと思っているアメリカヤマボウシが
市内の学校に存在します。中庭で咲いているので関係者のみ鑑賞できる
銘木です。                (4月15日飯田芳男)

いしずえ380


■昨日は富士山に雲がかかっていたので、明日から天気がくずれるかも
しれませんね。今日、中央線から富士山を探したのですが輪郭(りんか
く)がはっきりしてませんでした。ひょっとしたら黄砂のせいかもしれ
ません。4月の黄砂は16年ぶりとか。先日、我が家の押し入れで探し
物をしました。手がほこりまみれになりました。我が家には長年黄砂が
存在します!               (4月14日飯田芳男)

いしずえ379


■柴崎町の地図をながめると、一丁目の南側に四丁目があるのがわかり
ます。富士見町は、一丁目の南側に三丁目があります。地図を上から見
ると、歩いている時とは違った発見があります。1丁目→2丁目→3丁
目と、数字を振るときのきまりがあるのかと思ったら、そうでもないよ
うです。ところで、一中校区は遺跡をはじめ、名塔もたくさんあります。
「どうする一中」という大河ドラマの依頼があったら、取材に応じられ
るようにしたいです。           (4月13日飯田芳男)

いしずえ378


■生徒のひと月前の姿は、1年生なら小学校6年生です。わずか数日の
違いでぐっと成長している感を受けます。私のひと月前の姿と、今を比
べるとどこが成長しているのかな?と自己嫌悪におちいります。でも、
意欲喚起の新学期です。生徒に負けないよう学力、体力向上、豊かな心
を養っていきます。校長室では、19人の歴代校長先生が、額の中から
見ているので気がぬけません。      (4月12日飯田芳男)

いしずえ377


■今日は部活動紹介の日です。上級生がどんな紹介をするか大いに期待
しています。私は野球部でしたが、「どうかうまいやつが入部しないで
ほしい」と心の中で願っていました。スポーツマンらしくない恥ずかし
い心を抱いて、ずっと反省しています。そんな私ですから、当然のごと
く、下級生にポジションを奪われたまま引退となりました。巨人の星を
つかもうと、巨人の星の主題歌を日々歌いながら、うさぎ跳びを頑張っ
ていましたが、報われませんでした。「重いこんだら」って言う品物は
何なのか?と、考えすぎたのも一因かもしれません。「♪思い込んだら」
という言葉があるとはびっくり。今日まで試練の道を歩んでいます。
                     (4月11日飯田芳男)

いしずえ376


■今日は「よいとしょの日」の語呂合わせから、教科書の日です。私は、
年度末には、教科書をひもで十字にしばり、片づけてしまうのが恒例で
した。でもいくつか高校の教科書は、読書用に書棚にしまっています。
パラパラめくると、当時の学校生活がよみがえってきます。よみがえる
といえば、立川市の社会科副読本は、編集制作にたずさわった先生方の
いろいろな思い出がつまっています。1年生の皆さん、配られたらぜひ
手元において楽しんでほしいなと思います。 (4月10日飯田芳男)

いしずえ375


■朝刊のコボちゃんは「されど漫画」の逸品。竹の子の太い竹が「親だ」
と言うコボちゃん。ミホちゃんは「(竹の)おばちゃんはいるの」と、
たずねます。するとおばあちゃんが「今は(竹で作られた)ザルとして
おばあちゃんの友だちになっているとか」と答え、コボちゃんとミホち
ゃんが「おー。」と声を上げます。4コマすべてに『あったかい日常』
がつまっていました。             (4月9日飯田芳男)

いしずえ374


■またまた昔話ですが、中学生の時、1年3組だった私は進級して2年6
組になりました。「3」というクラスバッジを「6」に交換できればお金
がかかりません。バッジは1個50円です。すでに母に50円もらってい
ます。ところが、1年6組の子で2年3組になった子が見つからなくて、
仕方なく、友人から5というバッジを預かり、3人で交換していました。
2年6組の私は3年になる時は経験を生かし、自分が何組になっても対応
できるように、1組から5組まで、複数の友人に当たりをつけていました。
完璧なミッションです!さあいよいよ3年、私は7組。クラス増になった
のです。誰も持っていないので同じクラスの友人と、とぼとぼと「7」を
買いに行きました。始業式の思い出です。    (4月8日飯田芳男)

いしずえ373


■今日は、一日中風が強く吹いているようです。土が風に舞い上げら
れて降ってくるような瞬間もありました。高校の先生が、そんな時に
用いる漢字を「霾る」と教えてくれた記憶があります。雨の下にタヌ
キが入っています。霾るは「つちふる」と読みます。授業と関係ない
話は良く覚えているものです。「学び」の出会いは一生モンですね。
                     (4月7日飯田芳男)

いしずえ372


■校舎は生徒を大歓迎していました。生徒がいて、にぎわいがあるの
が学校です。新年度がスタート、一人一人の活躍を祈るばかりです。
私は、ある小学校が学級増で採用されたので、4月6日が初出勤でし
た。学級担任として名簿を渡されたのが朝礼台の前でした。始業式で
は「新任の飯田先生が、教育委員会の手続きを終わって学校に向かっ
ています。」というアナウンスがあったそうです。さて、本校にも
新任の先生が着任しています。緊張した一日のはずです。私も初心を
思い出し、一中生の皆さんから多くを学んでまいります!
                      (4月6日飯田芳男)

いしずえ371


■天体カレンダーには、昨日が群馬県前橋市で、ツバメが初見される
平年日だという記述がありました。ツバメは南からやってくるので、
もう立川で姿を見つけられるかもしれません。ツバメは決して土の上
を歩かないと言われています。私にはすぐ椅子にスワローという習性
がありますがツバメはどこで体を休めるのでしょうか。さて、今日は
『清明』です。清浄明潔という語をかみしめて過ごそうと思います。
                     (4月5日飯田芳男)

いしずえ370


■今日の月齢は13.8、今週は6日が満月です。入学式前の新1年生
がお月見をしてくれると嬉しいです。あわせて、入学式の7日が好
い天気になることを祈っています。私の中学の入学式は大雨でした。
今も覚えているので雨には感謝しています。でも、高校の入学式も
雨だったので、私が「自分は雨男だあ」と嘆いていると父に「ただ
の人間に天気を決められるわけがない!ボーっとしてんじゃない」
と、叱られました。父は私にとって元祖チコちゃんです!
                    (4月4日飯田芳男)

いしずえ369


■1日に路線バスに乗りました。何気なく空いていた最前列の運転
手さんの後ろに座りました。座ってから気が付きました。感激です!
コロナ規制の解除でしょうか。座れるようになっていました。大き
な変化を感じた新年度初日でした。時計代わりに見たり聞いたりし
ている番組の担当アナウンサーも、新しい顔ぶれになっていました。
「校長は変わらないの?」って思ってませんか??
                    (4月3日飯田芳男)

いしずえ368


■昨日は「四月一日さん」が気になりました。ご存知の方も多いと思
いますが、全国でも珍しい苗字「わたぬきさん」は四月一日と書きま
す。教員になった頃、移動教室の引率で、ある県を通った時ガイドさ
んが教えてくれました。ご繁栄をお祈りしています。さて今日は早や
2日、時計の針よりもゆっくり前へ進むこともおススメです。
                     (4月2日飯田芳男)

いしずえ367


■童謡『チューリップ』は昭和7年に絵本唱歌・夏の巻で発表された
そうです。歌詞には「あか 白 黄色 どの花みてもきれいだな」と
あります。実際は三色どころか6000種類以上の花があるようです。
一中の門には、黄色と赤のチューリップが、けなげに咲いています。
次の年も咲かせるためには、土の中の新しい球根の世話をしなくては
なりません。1年を通して愛情をかけていくので、花が咲くと嬉しさ
は格別です。このチューリップに元気?と声をかけると「ハイ」って、
返事をしてくれます。お試しを! but 今日は何の日?
                     (4月1日飯田芳男)

いしずえ366


■年度末で学校を去られる先生もいますが、着任する教職員もいま
す。立川八小にいた時、隣接市の八小に行かなくてはいけない先生
が登場し驚いた経験があります。驚いたといえば「ロンドンから来
た○○です。」という先生を迎えた5分後、「かせいから来た○○
です。」という先生が来校しびっくり。私の頭が国際的になってい
たので、ロンドンの次は火星か!と。近隣市には「かせい」と読む
学校があるのです。          (3月31日飯田芳男)

いしずえ365


■自分の文章を読み返すと自己嫌悪におちいるのですが、先日は、
教え子の結婚式で、私の手書きの学級通信が登場し、恥ずかしい思
いをしました。「穴があったら入りたい」とはまさにこんな時です。
日ごろから「やわらかい文章、優しい文章をつくりたい」といつも
思っていますが、なかなか難しいミッションですね。美しい短歌を
つくる貴司さんの域に達するよう修業を続けます。
                   (3月30日飯田芳男)

いしずえ364


■読売新聞で、言葉の『連濁(れんだく)』を知りました。雨傘
や花火が一例で、うしろの語の最初が「にごる」語に変わるのが
連濁だそうです。また、うしろの語がすでに濁音がふくまれると、
連濁が起きにくいそうです。「盛りそば」が「盛りぞば」になら
ないように。勉強になりました!…ある校長が私に「『盛りそば』
は、最初につゆをつけずに食べるのがうまいという法則がある!」
と語っていたのを思い出しました。心の中で、それは法則とは言
えないなあと思いながら、たっぷりつゆをつけておそばをいただ
きました。             (3月29日飯田芳男)

いしずえ363


■私は、大学卒業後から5~6年経った頃、埼玉県のある自治体
で産休・育休の先生の代わりに小中学校に勤めたことがあります。
校長先生との面接が3月28日に行われました。午前10時です。
不思議なことに生徒が校舎にたくさん。その自治体は3月30日
が修了式、4月9日が始業式だったのです。学年の始まりと終わ
りは法律のきまりがありますが、始業式や終業式、修了式の日は
自治体が決められることを実体験で知りました。3月28日にな
ると思い出すひとコマです。     (3月28日飯田芳男)

いしずえ362


■昨日の誕生花はハナニラ(花韮)、明日はヤマブキ(山吹)で
す。では今日は?今日27日の誕生花はジギタリスです。別称は
「狐の手袋」とも言います。しかし今日の花が「ヒヤシンス」と
いう説もあります。どちらにしても花の形状に特色があります。
その月の誕生石を調べてもおもしろいですが、誕生石も複数存在
するようです。また、「十二の誕生日に」という歌があります。
この歌には誕生月への願いが込められています。よく学級で歌わ
せていました。誰にとっても誕生日は大事なんですね。
                  (3月27日飯田芳男)

いしずえ361


■教員になった年の手帳が出てきて、目を通してみました。「桜
まだ」という一行が。30数年前はやはり3月に桜は咲いていな
かったということがわかりました。今年はすでに満開です。その
かたわらで、紫陽花の葉が広がり始めました。「寒さにじっと耐
えてえらかったね」と言葉をかけたら、次の日は葉が2倍になっ
ていました。            (3月26日飯田芳男)

いしずえ360


■春分の日を境に、私が愛用(?)する自動販売機は、「温」
がなくなり、すべての飲み物が「冷」に切り替わってしまいま
した。仕方がないので「冷」を購入し、校長室の窓辺において
直射日光で「温」にする案を思いつきました。我ながら名案だ
と自画自賛! でも置いた日から「曇り」が続いています。
                 (3月25日飯田芳男)

いしずえ359


■私が小学校5年生の時は、修了式の日に「6年生になるって
ハードだな」と思った記憶があります。前日の卒業式に参加し、
4月は始業式前日に登校することを言われていたからです。始
業式の前日に登校して、新しい先生に付き添って仕事をしても
その先生が「新しく着任した先生!」だと気が付かないところ
が愉快でした。さて、一中生の皆さんは、どのような感想をも
った一日だったのでしょうか。一期一会の人生を知る春が始ま
ります。             (3月24日飯田芳男)

いしずえ358


■月曜も水曜も、朝利用している電車への乗り継ぎに、ゆとりが
できました。日ごろから、姿勢よくかつリズミカルに歩く心がけ
が功を奏し、今日は俊足になった私に、先生方が「周東選手のよ
うですね。」と、声をかけてくれるのを期待して出勤しました。
でも、私が50㍍を5秒7で走れるわけがありません。よ~く考
えたところ、ダイヤ改正で、乗り換え先の電車が先週より1分遅
くなっていたからということに気がつきました。新たな気持ちで
『希望の春』を探します。      (3月23日飯田芳男)

いしずえ357


■白い花びらの沈丁花をあちこちで見かけるようになりました。
「沈香(じんこう)と丁字(ちょうじ)の字を合わせもつ花」と
高校の授業で教わったことがあります。沈香は甘い匂いのことで
丁子はクローブという別称で、釘のようなつぼみの花です。沈丁
花は、「毬(まり)」のような花です。一中生の皆さんも探して
見てください。花言葉は『栄光』『勝利』です。昨日や今日のよ
うに大試合がある日は、用意しておきたい花ですね。
                  (3月22日飯田芳男)

いしずえ356


■教員になって初仕事が『お花見の席取り』だったような気がしま
す。30数年前の桜は4月に入ってから咲いていたはずです。温暖
化の影響が出ています。花見の席で、木や花の名前を教わり、遠足
の下見のポイントを学びました。今下見のポイントはスマホが教え
てくれます。昭和のおじさんは出る幕がありません。せめてWBCの
野球で若手に話題を提供。得意気に「侍ジャパンのトップバッター
は、ヌートバーだよね」と話すと「先生、アクセントが違います!」
違う意味の話題作りをしてしまいました。(3月21日飯田芳男)

いしずえ355


■お彼岸には「おはぎ」をいただくことがあります。我が家は「ぼた
もち」と言っていました。萩の花とか牡丹(ぼたん)にこだわらず、
「ぼたもち」のほうが庶民的な気がします。あくまで私の個人的見解
です。子供の頃、我が家の近所はこの時期、張り切ってぼたもち作り
をしていました。家々で味が違いました。ぼたもちが「春」を連れて
きてくれていたのです。        (3月20日飯田芳男)

いしずえ354


■立川市の花、こぶしがきれいに咲いています。モクレン科モクレン
属なので、私は容易にモクレンとの区別がつきません。花びら6枚が
完全に開いたのがこぶしだと思っています。こぶしの花言葉は友情で
す。一中生を応援してくれています。  (3月19日飯田芳男)

いしずえ353


■卒業生が新たな歩みを始めます。♪大人の階段のぼる…という歌を
口ずさむことがあります。私も順調(?)に大人への階段を歩んだつ
もりです。でもこの頃気が付きました。人生の階段は、一段一段高さ
がちがうことを……。          (3月18日飯田芳男)

いしずえ352


■卒業生が笑顔で下校してくれるいいなと思います。友達と「じゃあ
ね。」と別れるとき、「じゃあまた学校で」と言えないと思った瞬間
卒業を実感するかもしれません。     (3月17日飯田芳男)

いしずえ351


■昭和記念公園と諏訪ノ森公園で、ウグイスの鳴き声を聞きました。
最初はたどたどしかったのですが、何回か聞いていると上達している
のがわかりました。体育館の横ではメジロが花の蜜を吸っていました。
きちんと私にお礼を言いながら、何度も花びらをついばんでいました。
鳥の声も、木々の葉がこすれる音も、「卒業おめでとう」と言ってい
るように聞こえます。          (3月16日飯田芳男)

いしずえ350


■今日はオリーブの日です。昭和天皇が小豆島にオリーブの種をまいた
日が昭和25年の今日だということです。私はオリーブオイルで炒めた
パスタをたまにいただきますが、日本でもかなり消費されていることを
最近になって知りました。ポパイの恋人はおなじみの「オリーブ」です
が、それくらい食材としてのオリーブにもなじんでいこうと思います。
                     (3月15日飯田芳男)

いしずえ349


■東京のソメイヨシノが開花しました。九段の標本木を見に行ったこと
があります。きっと今日は多くの人が見守ったかもしれません。南国で
もない東京が全国で一番早いのは驚きです。さて、今日は3年生を送る
会がありました。心のこもった合唱に心が和(なご)みました。また、
趣向を凝らした生徒会制作のクイズでは、生徒の笑い声で体育館の気温
も急上昇。ソメイヨシノの開花を後押ししたかもしれません。
                     (3月14日飯田芳男)

いしずえ348


■今日はサンドイッチの日です。「1」が「3」に、はさまれているか
らです。教員採用試験で、サンドイッチにバターをぬる理由が問われた
ことがありました。正解として「パンに油膜を作り、食材の水分の浸透
を防ぐことでおいしさを保つ」という一例がありました。私も6年生の
調理実習「紅茶とサンドイッチ」の単元でバターの役割を指導したこと
があります。兄は「都立入試が9教科の頃も、バターの役割が出題され
ていた」と言っていました。バターより「都立入試9教科」に驚きまし
た。ともあれ、バターを見直しました!   (3月13日飯田芳男)

いしずえ347


■立川の花「こぶし」がきれいに咲いています。いまだにモクレンとの
区別ができない私ですが、樹木の名札を頼りに確かめています。桃と梅
も恥ずかしながら「ウ~ン」と、うなりながら判別してます。植物学者
の牧野富太郎先生は独学で植物学を学び、「ヤマトグサ」と新種に命名
したエピソードは有名です。私は、今年、木や花の名前を新しく20、
覚えようと目標を立てています。めどはたっていません。
                     (3月12日飯田芳男)

いしずえ346


■震災から12年経ちました。当時は上砂川小の校長でした。あの日は
金曜日でした。揺れを感じて職員室に走り、「揺れています。落ちてく
るものに…」とアナウンスを始めました。校舎の「ミシ ミシッ」とい
う音は今も忘れられません。「校舎がつぶれる前に600人の児童の命
を守らなくては」という思いでなんとか校庭に避難させました。「阪神
大震災より揺れました。」という関西出身の若手教員の言葉で腹をくく
りました。それは被災地を思えば小さな杞憂でした。またあの時間がや
ってきました。言葉がありません。     (3月11日飯田芳男)

いしずえ345


■東京大空襲から78年です。立川も空襲に見舞われました。大空襲だ
ろうが小空襲だろうが尊い命が犠牲になることには変わりはありません。
富士見町の山中坂を通るたびに手をあわせています。一中生の皆さんに
は、ぜひ平和のとりでを築いてほしいと願います。
                     (3月10日飯田芳男)

いしずえ344


■『東風吹かば匂いおこせよ梅の花』大宰府に流される前の菅原道真が
詠んだ有名な和歌です。なぜ東風(こち)が春風になるのか?大学では
「中国の自然哲学で、東が春だから」と学んだのですが定かではありま
せん。でもひがしの風を「こち」と呼ぶのが好きで、私はとても気に入
っている和歌です。風のやわらかさで春を実感するなら、東風のほうが
おしゃれだと私は思います。         (3月9日飯田芳男)

いしずえ343


■給食がハヤシライスでした。校長室前で「今日のカレーは辛くなかっ
たね」という生徒の声が聞こえてきました。かたわらの友人が「ハヤシ
ライスは辛くないよ」とにっこりして返答。ほほえましい光景でした。
シェフの早矢仕さんが考案したのでハヤシライスとか。もちろん諸説あ
るようです。ハッシュドビーフとハヤシライスの違いも明確ではないよ
うです。また、デミグラスソースにサワークリームを加えるとビーフス
トロガノフだそうです。頭が混乱してきました。私は牛丼でOKです!  
                      (3月8日飯田芳男)

いしずえ342


■今日は語呂合わせから推測すると「サウナの日」です。でも「メンチ
カツの日」でもあります。関西ではミンチカツと呼ぶので、ミとシチで
ミンチカツ→メンチカツ。それでメンチカツの日となるようです。他に
「さかなの日」としても制定されています。メンチカツと魚の両方にあ
やかる食事をいただかなくてはなりませんね。バランスの良い食事は、
心の栄養だと自分に言い聞かせているこの頃です。(3月7日飯田芳男)

いしずえ341


■今年も65日経ちました。月齢は13.8。今宵の月が満月に見えるかもし
れません。そして今日は啓蟄です。冬ごもりの虫がはい出る頃とされてい
ます。私には、浅はかながら、かえるが歩き始めるイメージしかありませ
んが、かえるだけでなく、冬眠している生き物すべてが動き始めるわけで
すね。啓という字は「ひらく」という意味もあるようです。先人の才覚に
敬服です。                  (3月6日飯田芳男)

いしずえ340


■この頃、都内の小川や池でカワセミを見かけます。カワセミはブッポウ
ソウ目カワセミ科カワセミ属の鳥です。小学校の教員になった頃は、本当
に昆虫の蝉(せみ)だと思っていました。当時、卒業式の練習を手伝うこ
とになって、6年生の先生に「アメフラシの写真、頼むね」という依頼を
うけました。「できてます!」私は自信をもって「猛烈な雨の中、傘をさ
して登校するシーン」の写真を差し出しました。アメフラシとは磯に生息
する軟体動物です。私は、過去を振り返らない時もあります。
                       (3月5日飯田芳男)

いしずえ339


■富士山が日本で一番高いのは、すそ野も広く大きいからです。登って
みたいですが、学校帰りに「ちょっと登ってくる」とか、買い物のつい
でにサンダル履きで「富士山でも登ってくるか」というわけにはいきま
せん。こんな話をよく児童生徒に言ってきました。用意周到に準備をし
ないと目標は達成しないものですね。一中から眺める富士山は、ものご
とを振り返る機会を与えてくれます。     (3月4日飯田芳男)

いしずえ338


■今日は『♪うれしいひなまつり』がながれる桃の節句です。先輩の
先生に、「ひしもちは緑(黄緑)が下だ」と教わりました。「白い雪
の下に若い芽、新芽があるからだ。ピンクは桃の花だから上」と指導
を受けたことを今も守っています。先輩はさらに「お内裏様というの
は、お殿様とお雛様のことであり、また、お雛様は男雛と女雛で一対
だ。歌詞は勉強になるよ」と教えてくれました。他にも歌詞における
左右逆転の様相等、学びの宝庫だそうです。でも私はおいしいごちそ
うをいただければそれで満足です。     (3月3日飯田芳男)