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校長日誌
いしずえ
いしずえ168
■立川市ステージガーデンやソラノホテルのあたりが、まだ更地(さらち)だった頃、
ヤギが数頭、草むしりをしてくれていました。私も近づいて行っては「草、おいしい?」
と声をかけていました。必ず「ウ~メ~」と答えてくれてくれました。私は市内でヤギ
を飼っていた学校に勤めていました。児童も、地域の方も可愛がっていました。しかし、
その学校で校舎の工事が行われることになり、ヤギが飼えなくなるという事態になりま
した。児童や地域の方には事情を話し、泣く泣くヤギを大学に戻すことになりました。
学校を去る日、軽トラックの荷台にヤギはなかなか乗ろうとしません。ちょっとしんみ
りしてしまいましたが、何とか大学へ。今度は降りようとしません。もちろん結局は、
お別れしましたが、せつないシーンでした。ヤギを見かけるたびに、今でも「草、おい
しい?」と近づき、顔を確かめています。 (9月14日飯田芳男)
いしずえ167
■祖父は80歳を過ぎても、新聞のコラムをノートに書き写していました。ものを書く
ことが好きだったようです。「鉛筆と帳面があれば退屈しない」と笑って言っていまし
た。ところで、祖父の言う帳面はノートのことです。でもノートは「書き留める」や、
「書き留めたもの」という意味のようで、帳面は紙を閉じ合わせた冊子(さっし)のよ
うなイメージがあります。皆さんに「帳面持ってきて」なんて言っても通じませんよね
~。しかし、大正生まれの祖父は、ほとんどカタカナを言わない人でした。おもしろい
ですよ。試験が終わったらお知らせしましょうか? (9月13日飯田芳男)
いしずえ166
■そろそろキンモクセイの香りがただよう頃です。ギンモクセイの改良がキンモクセ
イだとか。そのキンモクセイもギンモクセイもモクセイの変種だそうです。そのあた
りは植物学者の牧野富太郎先生が詳しいはずです。金木犀、沈丁花、クチナシは日本
の三大香木(こうぼく)と言われています。香りと言えばナイアガラというぶどうも
甘い香りがします。旬の香りは趣(おもむき)があります。(9月12日飯田芳男)
いしずえ165
■私は、ハナミズキと言う曲は、平和への祈りの歌だと思っています。ハナミズキの
花言葉は、「永遠」とか「永続性」です。平和やしあわせがいつまでも続いてほしい
と願う気持ちが伝わります。21年目の9月11日、あらためて哀悼の気持ちを抱い
て過ごします。 (9月11日飯田芳男)
いしずえ164
■今日は今年の253日目、旧暦の8月15日です。今宵の月が中秋の名月と言われ
ています。月齢が13.8ですからほぼ満月です。日本全国午後6時59分が満月です。
13年ぶりの土曜の名月。見上げてみたいです! 名月に 浮かぶスマイル 一中生
(9月10日飯田芳男)
いしずえ163
■今日は9と9で縁起が良いとされる日で、重陽の節句です。菊の節句とも言われて
います。中学では、給食で2日に栗おこわをいただき、一足早くお節句を祝いました。
小学校は「菊花蒸し」がメニューに登場したのではないでしょうか。また今日のため
だけに、ひな人形を飾っている学校もあると聞いています。不老長寿を願う大人の節
句という日でもあり、おめでたいことが重なって嬉しいです。一中生の皆さんにとっ
ても良い一日のはずです。 (9月9日飯田芳男)
いしずえ162
■カレーソーススパゲッティは人気です。実はチーズも人気です。この頃はチーズに
も人気が集まりますが、私が中学生の頃はチーズに抵抗がある友人が多かったです。
でもピザやピザトーストのおかげでおいしくいただくようになりました。ところで、
写真を撮られる時、私はいつも「チーズ!」でした。今でも抵抗がありません。
(9月8日飯田芳男)
いしずえ161
■江戸幕府四代将軍家綱は1641年の今日、9月7日に誕生しました。(寛永18
年8月3日生という表記もあり)家光の長男です。11歳(10歳という説もあり)
で江戸幕府四代将軍になりました。幼いので元老や老中が政治を行いました。40歳
で亡くなったという記録があります。教科書ではなかなか扱わない将軍です。でも、
史料によるとユニークながらおだやかな人柄の将軍だったようです。どんな将軍だっ
たのでしょうか。いつか上野寛永寺にあるお墓を訪れてみようと思います。
(9月7日飯田芳男)
いしずえ160
■『ハイキュー!!』というバレーボールを題材にした漫画が人気でした。しかし
イマドキの作品を熱く語ることはできません。ですが「アタック№1」と「サイン
はV」なら延々と語ることができます。それはさておき、授業でもバレーボールが
はじまりました。皆さんの技量向上を願います。私はサーブの時「ラインを踏まな
い!」だけが得意でした。 (9月6日飯田芳男)
いしずえ159
■今日はクリーンコールデーです。別称「石炭の日」です。クリーンのクは9、
コールのコは5と読む語呂合わせで、平成4年に制定されました。私が小学校で
3年生を教えた頃でした。朝の会で日直が「クリーンコールデーができそうです」
と発表していました。「汽車は石炭で走る。乗ったことないけど」という話をし
た記憶があります。私が35才くらいでしたが20代だと思いっきりいつわった
記憶があります。汽車も石炭ストーブも体験済みです。かまど炭治郎は炭焼きの
お仕事だという記憶は鮮明です。 (9月5日飯田芳男)
いしずえ158
■小学校低学年の担任の時は、「自分(私)のことをたなに上げて」児童に声を
かけていました。「昨日の物 今日の物 明日の物の区別をしましょう。まぜな
いでね。」と、一年中言ってました。いつも児童に「先生もね」と言われていま
した。今日もしっかり仕事の段取りをつけて、いい週を迎えようと、決意だけは
立派な私です。 (9月4日飯田芳男)
いしずえ157
■ドラえもんの誕生日は9月3日です。タイムマシンでやってきたドラえもん
は2112年9月3日が誕生日です。今いくつかな?という話題はさておき、
ドラえもんはいつまでも元気でいてほしいです。そして、あのポケット、私に
譲ってほしいです。 (9月3日飯田芳男)
いしずえ156
■給食はさわらの西京焼きです。京都が西の都なので、白みそが西京みそと言
われるようになったとのことです。西京みそに漬け込んだお料理が西京焼きで
す。今日はお昼が楽しみです。そしてさわらはサゴシ ナギ サワラと呼び名
が変わる出世魚です。でも諏訪の森公園のさわらは違います。ヒノキ科の常緑
針葉樹です。香りが少なくさっぱりとした印象が、さわらの木の名前の由来で
す。木はごはんを入れるおひつや、かまぼこの板に利用されています。葉は、
焼き魚等、お料理の下に敷かれています。3年生の皆さん、銀閣寺の屋根にも
さわらの木が使われていました。屋根は最強です!(9月2日飯田芳男)
いしずえ155
■1923年(大正12年)9月1日11時58分32秒に関東大震災が発生しま
した。推定マグニチュード7.9とのこと。祖母は「生まれたばかりの父におおいか
ぶさり命を守った。」と語っていました。緊急地震速報やスプリンクラーのない頃
です。祖父母は、「ただただ怖かった」と言っていました。学校は安全でなくては
なりません。気を引き締めています。 (9月1日飯田芳男)
いしずえ154
■今日は語呂合わせのとおり、野菜の日です。お弁当ばこのうたには、にんじんさん
しいたけさん、ごぼうさん、穴の開いたれんこんさんにすじのとおったふきが登場し
ます。野菜に親しむには良い機会になる歌です。私はピーマンが苦手でしたが、ピー
マンは「自分の体を苦くして鳥たちに食べられないように努力している。」という絵
本を読んで食べられるようになりました。今日は野菜の命に感謝です。
(8月31日飯田芳男)
いしずえ153
■八月は「葉月」ですが、旧暦では葉が落ちる頃です。大学の授業で「『葉落ち月』
と言う言葉が転化したという説があるが多数説ではない」と聞いた記憶があります。
では何なのか?こんなことなら講義をしっかり聞いておけば良かったなと思います。
英語ならAugust、ローマ皇帝のアウグストゥスが、8月に自分の名前をつけたのが
由来だと、中学の時学びました。中学で覚えたことはしっかり身についています!
(8月30日飯田芳男)
いしずえ152
■『土近く 朝顔咲くや 今朝の秋』高浜虚子の名句です。朝起きると夏とは思えな
いほどの涼しさが句で表現されたのでしょう。私でしたら「さみ~い」で終わったと
ころです。思えば先人は、季節の変わり目をとらえるのが巧みです。過ぎ去っていく
季節に心をとめるゆとりをもちたいです。私は「何をたべようかな」と、お腹がすい
た変わり目をとらえるのは得意です!!今日は肉の日です。 (8月29日飯田芳男)
いしずえ151
■今年も240日が経過しました。日の出は5時9分 日の入りは18:12です。
理科室前の月のカレンダーを眺めると、誰にでも同じように時がながれていくのがわ
かります。先人は月の満ち欠けで物事を決めていたのかもしれませんね。さて、旧暦
なら今日は8月2日あたり。太陰暦の味わいもロマンがあります。
(8月28日飯田芳男)
いしずえ150
■今日はジェラートの日です。オードリー・ヘプバーンが映画「ローマの休日」でジ
ェラートをほおばったのが由来とされています。映画の公開日が1953年の今日だ
ということです。一中生の皆さんはきっとジェラートが好きなのでしょう。私はガリ
ガリ君派です。 (8月27日飯田芳男)
いしずえ149
■東京新聞に「巨人の星」の主人公、星飛雄馬(ほし ひゅうま)を熱演された声優
古谷徹さんが紹介されていました。古谷さんがけがをしてギブスをつけた時は「まさ
に星飛雄馬だ」と言われたそうです。星飛雄馬は大リーグボール養成ギブスを身につ
けてトレーニングをしていたので、その記事に大笑いしてしまいました。一中生の皆
には難解な話題ですね。でも当時の私は、星飛雄馬にあこがれて、なんと、大リーグ
ボール養成ギブスの制作に着手したのです。夏休みの自由課題の作品としても提出し、
技術科の先生にほめられたあとに、肉体改造につなげようという算段でした。さて、
始業式、ほめられるとおもいきや先生はポツリと「そのバネ何?」とひとこと。その
日のうちに持ち帰りました。♪試練の道を歩き始めました。(8月26日飯田芳男)
いしずえ148
■今日は川柳の日です。寛政年間の頃、万句合(まんくあわせ)という形態で作品
を公募したようです。柄井川柳(からいせんりゅう)さんが第一人者のようです。
文語の俳句と違って口語表現の川柳は親しみ深いかもしれません。川柳は季語を求
められないのでユニークな作品も多いです。私が印象に残っているサラリーマン川
柳があります。『ドットコム どこが混むのと 聞く上司』 職員室の私です!
(8月25日飯田芳男)
いしずえ147
■この時期の著名な句に『朝がほや 一輪深き 淵の色』(与謝蕪村)という句が
あります。季語は朝がほ(朝顔)、季節は秋です。旧暦なのでアサガオが秋という
のも味わいがあります。高校時代のノートに「一輪のアサガオの色を見ていると、
水底(みなそこ)の深い淵をのぞきこんでいるようだ」と解釈が書いてありました。
おそらく板書をそのまま写したと思われます。「初句切れが『朝がほや』の『や』
でわかる」というメモも付いています。試験対策の記述だと思います。今ならじっ
くり句を鑑賞できます。ですから、断捨離が進みません。(8月24日飯田芳男)
いしずえ146
■夜、虫が鳴き始めました。かつて、立川の「鳴く虫の会」の方からスズムシを
いただきました。7~8年ふ化に成功していましたが手入れが良くなかったのか、
昨年は鳴きませんでした。今年も姿が見えません。少しさびしいですが、野生の
(?)コオロギの音色を楽しんでいます。私は、鳴く虫の王様はクツワムシだと
思っています。この頃、姿はおろか鳴き声も聞きませんが、諏訪の森公園に存在
している気配を感じます。クツワムシの鳴き声をマネながら出勤してます!
(8月23日飯田芳男)
いしずえ145
■中学校生活は、大人への階段をのぼっているようなものかもしれませんね。
時々困難な場面にも出会うこともあるでしょうが、♫しあわせは誰かがきっと
運んでくれると思っています。一中生の皆さんにとって良い週となることを祈
っています。 (8月22日飯田芳男)
いしずえ144
■たまにラジオを聴きます。言葉を聴いて、私が通常モードならきっちり意味が
伝わります。でも今年は暑さと老化のせいで聞き間違えが多くなりました。アナ
ウンサーが「…五期ぶりの審議会開催となった。…」と述べているニュースが、
私のイメージでは「えっ あのゴキブリちゃんが…」となり、しばし混乱をきわ
めました。昨日は「とびらは押す加減が大事」という話題がなんと私の脳内では、
「とびらにはお酢が大事」と変換されてしまいました。残暑がこたえます。
(8月21日飯田芳男)
いしずえ143
■今日は交通信号設置記念日です。日本では1931年、銀座や日比谷交差点が
自動点灯の第一号のようですが、1930年には機械式が稼働してたようです。
信号の電気代は警察が払っていて年間383億円とか。信号の役割は大きいです。
しっかり守っていきたいです。 (8月20日飯田芳男)
いしずえ142
■読売中高生新聞に、ガーデンデザイナーのお仕事が紹介されていました。造園会
社で経験を積まれた方が多いとのことです。私も花壇や庭園をながめホッとするこ
とがあります。植物や工事に関する知識が必要ということですから大変なお仕事だ
と思います。劇作家のカレルチャペックさんが、庭師さんは懸命にお仕事をされる
が、「庭を眺めることができただろうか」と心配されていたのを思い出しました。
さて、一中のグランドがきれいになりました。ゆっくり眺めています。
(8月19日飯田芳男)
いしずえ141
■夏休みも後半になると、サザエさんでおなじみのカツオ君や、四コマ漫画の主人
公コボちゃんの『日々、前向きな姿勢』を思い出します。カツオ君もコボちゃんも
「宿題はどう?」と家族にたずねられても「大丈夫!」を繰り返します。反面、私
の学生時代は、この時期、ほろ苦いエピソードばかりです。ヒグラシが「カナカナ」
と鳴くとあの頃がよみがえります。 (8月18日飯田芳男)
いしずえ140
■出勤時の電車内が空いていました。ホームで待っていると『水郡線』の運行案内
が表示されていました。水戸と郡山を結ぶ路線なのかなと思い浮かべました。奥久
慈清流ラインという愛称があるようです。鉄道路線の名称は、区間を示すこともあ
って興味深いです。京王線が八王子と東京を結ぶ路線の名称ときいて驚きました。
では西武線や小田急線はどうでしょう?子供の頃、自由研究でやっておけば良かっ
たです。 (8月17日飯田芳男)
いしずえ139
■小学校1年生の担任をした時、夏休みの日記に1か月かけて返事を書いてあげま
す。「楽しかったです。」「おもしろかったです。」の文の脇に「どんなところが
おもしろかったですか。明日飯田先生に教えてください。」と書くと、翌日、子供
たちは丁寧に教えてくれました。魔法のフレーズ、「先生、あのね…」を用いて。
世代を問わず「あのね…」から会話が始まると、文でも会話にも、気持ちが入るも
のです。メールも!!あくまで私の感想ですが。 (8月16日飯田芳男)
いしずえ138
■終戦から77年になります。私は区部の小学校に通っていましたが、8月15
日は登校日でした。担任の先生が読む『かわいそうなゾウの話』に心を動かされ
ました。教員になってからは、登校日こそなくなりましたが、私は、折々に児童
生徒にこの本を読んであげていました。昨日も明日も、いつもと同じ日常である
ことが願いです。 (8月15日飯田芳男)
いしずえ137
■今年も226日目となりました。明日の日の出は5:00、日の入りは18:
31です。私が中学生の時は、宿題がはかどらないと、妙に時のながれが早いと
感じていました。今さら言うのもなんですが、時間は誰にでも平等に与えられて
いるのですね。 (8月14日飯田芳男)
いしずえ136
■旧盆の頃、旅行先の駅で、地元の方が送り迎えをする光景に心が動かされるこ
とがあります。出迎えの様子はこちらも嬉しいですが、地元を離れる家族を見送
っているシーンにはグッとくるものがあります。今年もそんな時期になりました。
一中生の皆さんはどこで朝を迎えたのでしょうか。良い一日になることを願って
います。 (8月13日飯田芳男)
いしずえ135
■区部の小学校に勤めていた時、学級の子供たちに「先生もラジオ体操に来て」
と言われ1週間だけ参加しました。朝5時に家を出て6時半前にスタンバイしま
す。雨で中止の時がありました。私は雨ながらも出向いたのですが、会場に人は
いません。「まっ いいか」と思い会場を出ようとしました。でも、雨に濡れた
貼り紙が気になり足を止めました。文面は「明日、雨だったら中止!」でした。
中止予告の文面です。それも前の晩から…。アナログなエピソードです。
(8月12日飯田芳男)
いしずえ134
■今日は山の日です。立川の児童は八ヶ岳や日光に移動教室に行きます。山々への
思い出はたくさんあるでしょう。下見に行く頃は、八ヶ岳も奥日光も所々に雪があ
りました。私も何度か引率しましたが、5年生のハイキングや軽登山は、中学生の
プログラムよりきついと感じました。登山には準備がいりますが、その分達成感も
ひとしおです。人はどうして山に登るのでしょうね?永遠の課題です。
(8月11日飯田芳男)
いしずえ133
■今日は「ハットの日」でもあるようです。帽子と言う意味や小屋と言う意味もあ
るようで、まさに『ハッとしてグッド!』いえ、令和は「麦わらの帽子の君が…」
のフレーズでハットの日を飾りたいです。 (8月10日飯田芳男)
いしずえ132
■長崎も原爆投下から77年目になります。平和祈念像に永遠の平和を誓います。
作者の北村西望(きたむらせいぼう)先生は、武蔵野市に住まわれていたようです。
容易に長崎を訪れることができないので、井の頭公園にある像に手を合わせていま
す。♪「戦争を知らない子供たち」は時々歌っています。 (8月9日飯田芳男)
いしずえ131
■語呂の良さで記念日がたくさんある8月8日です。「パチパチ」でそろばんの日
でもありますが、お世話になっている方々に「パチパチ」と拍手をおくってみよう
と思います。もちろん一中生の皆さん一人一人に拍手をおくります。
(8月8日飯田芳男)
いしずえ130
■7日は、二十四節気の立秋です。日付が固定されているわけではないですが、暦
の上では7日~22日を指すようです。明日からは『残暑お見舞い申し上げます』
となります。まだまだ暑いですが、宿題のことを考えると首のあたりに秋風を感じ
ますね。私の個人的な感想です。 (8月7日飯田芳男)
いしずえ129
■被爆から77年になりました。新聞のコラムに、『朝粥に塩をふる平凡な日々が
いかに貴(とうと)いか』とありました。今日と言う日が、明日も同じようにやっ
てくる幸せをしっかりかみしめたいですね。 (8月6日飯田芳男)
いしずえ128
■芭蕉や曾良の句でおなじみの最上川が氾濫して、被害に遭われた方々の無事を祈る
ばかりです。東北も北陸も雨の被害が甚大と報道されています。お見舞い申し上げま
す。さて昨日8月4日は旧暦の七夕でした。晴れていれば、アルビレオという星が見
えますよと人生の大先輩が教えてくれました。ブルーとオレンジの二重星だそうです。
『銀河鉄道の夜』に出てくる「ルビー」と「サファイヤ」のようだとか。今宵はゆっ
くり探してみます。 (8月5日飯田芳男)
いしずえ127
■猛暑にめげることなく、サルスベリの花があざやかです。今日の誕生花はサルスベ
リです。(諸説ありますが…)堂々と咲いている姿にちなみ、花言葉は「雄弁」です。
(花言葉は数種あります。)樹皮がすべすべして猿も滑ってしまうのでこの名がつい
たようです。猿滑という表記もあります。白やピンクの花は3か月くらい咲くので、
「百日紅」と書くようです。今年の3年生が修学旅行で訪れた東大寺や金閣寺は、百
日紅の名所です。来年度の修学旅行は9月ですから、百日紅がきれいだと思います。
(8月4日飯田芳男)
いしずえ126
■早朝から「はちみつ」や「ハサミ」を扱う番組が多いと思ったら、8と3のわかりや
すい語呂合わせがきっかけでした。ハチミツといえば「みつばちマーヤの冒険」という
アニメを思い出します。しかし「みなしごハッチ」もミツバチだったかなと気になり、
朝から仕事が手につきません。いえ、しっかり仕事に精を出しております!マーヤは、
メスのミツバチ、ハッチはオスのミツバチです。ここまでですね。これ以上掘り下げる
と仕事に影響します。でも、秘密のアッコちゃんと魔法使いサリーちゃんの違いも気に
なります。 (8月3日飯田芳男)
いしずえ125
■夏休みなので、中学ならではの大きな黒板消しも出番がありません。小学校では、
あまり見かけませんから存在感があります。また、ICT導入で、大きな三角定規や
コンパスが活用されなくなってきました。小学校の算数セットはどうでしょうか。父
がおはじきの一枚一枚に名前を書いてくれたのがなつかしいです。レトロ教材の安否
を確かめてみようと思います。 (8月2日飯田芳男)
いしずえ124
■今日は「水の日」です。「水がおいしくなるには山をきれいにすることだ」と聞い
たことがあります。「森は海の恋人」と言われる所以(ゆえん)かもしれません。と
ころで「水の日」応援大使はポケモンのシャワーズだとか。きれいな水を好むポケモ
ンなので適任です。ポケモンといえば、小1を担任していた時、夏休みの今頃から、
運動会のダンスの練習に励んでいました。「ポケモンゲットだぜー」と叫び、絶滅し
てしまった「ミニディスク」をかけ、踊りを覚えました。遠い夏の日の思い出です。
(8月1日飯田芳男)
いしずえ123
■校長室前を通る生徒が、ジャンケンではチョキが最強だと言っていました。確率論
から言えば最強はないのでしょうが、人それぞれジャンケンへの思い入れがあるよう
で興味深いです。私は「最初はグー」と言ってジャンケンをした時は、次にグーを出
さない傾向があると思っています。そのグーを見せながら次にいく人はチョキ、グー
を体で隠してしまう人はパーで勝負してきます。世界に通用しない私の独自理論です。
(7月31日飯田芳男)
いしずえ122
■子供のころ、担任の先生が作品に押してくれる「よくできました。」のスタンプが
嬉しくて、「大変よくできました」と「よくできました」のスタンプが押された作品
だけ、親に見せていました。このスタンプは私が教員になってからも存在したので、
業界のヒット商品(?)だと思います。今はこのスタンプを押す先生を見かけなくな
りました。皆さんの中には、このスタンプが押された作品をもっている生徒も多いで
しょう。ところで私の文の出来はいかがでしょう?「もうすこしです」が押されそう
です。 (7月30日飯田芳男)
いしずえ121
■プールサイドは40℃くらいになっているかもしれません。セミは猛暑も気にかけ
ず元気に鳴いています。本来ならば今頃、学校のプールに通う小学生の姿が、今年も
見られません。中止の学校が多いのかもしれません。今朝ラジオで「プールの腰洗い
層が活用されなくなった」という話題を聴きました。「プールの水の塩素でじゅうぶ
ん消毒できる」とのことです。私自身も、腰洗い層の水は冷たくて苦手でした。時代
がながれていくといろいろな変化があります。泳力の級をあらわす『帽子の線』は、
今はどうなっているでしょうか。5メートル合格で10級になった私は、10本の線
を持ち帰りました。セピア色の思い出です。 (7月29日飯田芳男)
いしずえ120
■今日は小説家江戸川乱歩の命日です。ですから「乱歩の日」と言われています。
アメリカの推理小説作家、エドガー・アラン・ポーにちなんで名乗っていたそうで
す。中学の時エドガー・アラン・ポーの黒猫という短編を国語の授業で学びました。
教科書にない作品だったので、国語の先生が手書きで写し、わら半紙(茶色の用紙)
に印刷してくれました。コピーもなかったので国語の先生は大変だったと思います。
何枚も印刷されると、生徒がホッチキスで製本しました。今はホチキスと表記する
こともありますね。また、JIS規格どおりステープラーと呼ぶことも多いですね。
わら半紙には、まさにセピア色の思い出が詰まっています。(7月28日飯田芳男)
いしずえ119
■今日はスイカの日です。一中生の皆さんの中には「スイカの名産地♪」という歌
を知っている人もいるでしょう。スイカの名産地で、トウモロコシの花婿と小麦の
花嫁が結婚式を挙げるストーリーです。でも私は「♪ともだちができた~スイカの
名産地」と、冒頭しか覚えていません。原曲は、マクドナルドじいさんの牧場だと
か。さて、このところスイカの生産量日本一は熊本県のようです。世界一は中国で
した。生産量の多い国や県を調べていくと、時間があっという間に過ぎていきます。
(7月27日飯田芳男)
いしずえ118
■1825年の今日、歌舞伎の『東海道四谷怪談』が公演されました。通称四谷
怪談です。江戸の雑司ヶ谷四谷町が舞台です。「時は元禄…」で始まります。悲
劇の主人公お岩さんが登場します。ストーリーは怪談ですから、思い出すと、ち
ょっと背筋がゾクッとしました。ところで先日、電車に乗るため急いで歩いたら、
ひざが、ボキっとしました。四ツ谷駅の階段でした。 (7月26日飯田芳男)
いしずえ117
■世界陸上の400メートルリレーが4位という結果が報じられ、大変嬉しく思
っています。昨日も述べましたが、卒業生の皆さんがいろいろな分野で活躍され
ています。現役の一中生の皆さんも地道に努力していますね。都の大会や関東大
会でも活躍されることでしょう。心から応援しています。中学生の夏は長い人生
のほんの一瞬です。しかし中身は濃いです。でもご安心を。昼寝ばかりしても、
部屋でゴロゴロしても、それは夏の思い出として価値があります。中学時代って
そんな時期です。数秒吹く涼風を捕まえられる年代です。
(7月25日飯田芳男)
いしずえ116
■世界陸上、高校野球他にも多くの分野で一中卒業生の活躍を聞きます。現役の
一中生も先輩のあとに続いて健闘してくれることを願っています。私は、一中に
勤務した経験のある一中OB・OGの教職員によく声をかけられます。「一中をよ
ろしく」と声をかけられるたびに、丸い背中がすっと伸びます。良き伝統や校風
を守っていくことは、緊張感もありますがやりがいでもあります。
(7月24日飯田芳男)
いしずえ115
■奈良公園で、今年生まれた子ジカ126頭が、保護施設『鹿苑(ろくえん)』
から公園に放たれたという報道がありました。春日大社の一部境内の奈良公園の
鹿は「神の使い」として保護されています。手厚く保護された子ジカもいよいよ
公園デビューなんですね。不安もあるのでしょうが頑張るシカないですね。
(7月23日飯田芳男)
いしずえ114
■今日は全国木製履物協会が制定した「下駄の日」です。11月11日の下駄
の日は伊豆長岡観光協会制定の日です。どちらも「下駄の跡」からきているよ
うです。私は中学のころ、人気番組「柔道一直線」のおかげで鉄下駄を購入し
てしまいました。小遣い3か月分です。目的は足腰を鍛えるためです。しかし
家族の期待どおり、三日坊主に終わりました。両親に無駄遣いを叱責されまし
た。足腰はだめでしたが涙腺だけは鍛えられました。(7月22日飯田芳男)
いしずえ113
■給食の「キャベツとウィンナーソーセージのソテー」を楽しみにしていまし
た。子供のころ、ウィンナーソーセージはごちそうでした。それがオーストリ
アウィーン風のソーセージとはいざ知らず、子供のころは、おかずの王様だと
思っていました。ソーセージとは肉をケーシング(ソーセージの表皮部分)に
詰めた加工食品だとか。ウィンナーはソーセージの一種だそうです。子供のこ
ろは「たこさんウィンナー」が人気でしたが、我が家は魚肉ソーセージを輪切
りにして炒めたものが多くさびしかったものです。たまあ~には「たこさんウ
ィンナー」をたくさん食べたいです。この気持ちを栄養士さんに届けたいと思
う今日この頃です。 (7月21日飯田芳男)
いしずえ112
■アサガオや、ミニトマトを持ち帰る小学生をみると学期末だなと思います。
季節感がなくなって、学期末らしさが昔ほど(昭和時代?)ないと思っている
のは私だけだと思います。吉田拓郎さんの「夏休み」を歌いながら帰った中学
3年の終業式の日がなつかしいです。一中生の皆さんにとっては学期末の風景
はどのように映っているのでしょうか。明日もいい日です。きっと。
(7月20日飯田芳男)
いしずえ111
■今日16:25ミンミンゼミの声がしました。「みんみん」と鳴くので間違い
ありません。ウグイスも鳴いてくれていますが、いよいよセミの声が、夏らしい
夏を運んできてくれそうです。6月の猛暑でもセミの声をききませんでした。何
か特別なセンサーがあるのかもしれません。さてまもなく夏休みです。私が小学
校時代の傑作、昆虫採集の集大成「アブラゼミ20匹!」の思い出が今年も鮮明
によみがえります。 (7月19日飯田芳男)
いしずえ110
■今日は、1941年に提唱された「7月20日は海の日記念日!」に由来する
海の日です。1996年から数年は7月20日でしたが、2003年から7月
の第3月曜日になりました。♪海は広いな大きいなあ…と歌ってくれた子どもた
ちの顔を思い浮かべて一日を過ごします。 (7月18日飯田芳男)
いしずえ109
■今日も漫画の日です。というのも漫画の日は年に数回あるようです。それだ
けエピソードが多いということでしょう。中学の時「あしたのジョー」という
作品が最終回を迎える日、クラスで緊急学活を開き、感想を述べあった思い出
があります。漫画も文化の担い手です。いつか立川まんがぱーくを訪れようと
思います。 (7月17日飯田芳男)
いしずえ108
■先日ある自治体の第四小学校に勤める先生に出会いました。私が「今どちら
にお勤めですか」と尋ねると「ダイシショウガッコウ」と答えてくれました。
立川四小の卒業生には「??」でしょうが、「ダイシ」と読む学校があります。
また、ある先生が「10分」を「じっぷん」と発音していました。さすがです。
私は「体育」をつい「タイク」と発音してしまいます。言語学がご専門の大学
の先生に「間違ってますか?」と尋ねると、「発音のゆれ」と言うそうで問題
ないそうです。「たいいく」と言う必要はないとのことでした。ホッとしまし
た。でも、できればいつも美しい言葉遣いをしていきたいものです。私の言葉
運びをふりかえると課題満載です。皆さんに負けないように日々勉強です。
(7月16日飯田芳男)
いしずえ107
■読売中高生新聞「誤解してたわ~」のコーナーの投稿に『運動会の選手宣誓。
ずっと《先生ッッ!》って叫んでるのかと思ってた…』とありました。クスリ
と笑ってしまいました。ほどよいユーモアは良い薬です。過日、3年生に伝え
た『人生 山あり 谷あり モハメッドアリ』は、誰もクスリともしませんで
したねえ。 (7月15日飯田芳男)
いしずえ106
■カレーソーススパゲッティをおいしくいただきました。豆苗と卵のふわと
ろ炒めもおいしかったです。豆苗はエンドウの若菜で元々は高級中華食材で
す。栄養満点です。中学校技術科で栽培させている学校もあります。そして
今日の給食にはミニトマトも登場していました。ミニトマトは私の中・高生
の頃はチェリートマトと言っていたような気がします。私の学生時代は、お
弁当やサラダのトマトは、ふつうの(?)トマトでした。トマトにソースを
かけ、トマトジュースに食塩を入れてた私です…どうか内密に。
(7月14日飯田芳男)
いしずえ105
■太陽、月、星は思わぬドラマを演出してくれます。天体、天文には詳しく
ないのですが、立川市の科学センター長の時、金環日食に遭遇してしまいま
した。私も指導員の先生に教わりながら観察の手伝いをしました。平成24
年5月21日でした。朝7時半ごろには、太陽がリングのように見え、辺り
は少し暗くなりました。感動的な朝でした。一中生の皆さんは小学校に入学
する前のことでしたので覚えているでしょうか。さて今夜は、今年最大の月、
スーパームーンが鑑賞できます。スーパームーンとは占星術の用語らしいで
すが何とも壮大な感じがします。空を見上げるだけでも心が和みます。晴れ
間を探して鑑賞してみます。 (7月13日飯田芳男)
いしずえ104
■私が教員になったとき、ビデオカメラでの撮影は、カメラが大きくて重
労働でした。ベータとVHSの二種類があったことは、一中生の皆さんの中
には知らない人も多いのでしょう。放送委員会の皆さんが番組を放映して
くれたのを見ながら、いつものように「昭和」をなつかしんでしまいまし
た。私が教員になった頃は、学校で映画を見せる機会が多かったです。そ
のため私も「16ミリ映写機操作講習」を受講しました。映画を上映する
には、この講習を修了する必要がありました。このデジタル全盛の時代で
も、この講習会は、なんと今も各地で開催されています。ちょっと嬉しく
なりました。 (7月12日飯田芳男)
いしずえ103
■「♪ひとよひとよにひとみごろ…富士山麓オーム鳴く」とは、√2、
√5の値です。√6は「煮よよくよく」でした。中学の時、数学の先生に
「√4や√9の覚え方はありますか?」と質問し、教室中を笑いの渦に巻き
込んでしまった恥ずかしい思い出があります。この文を読んで笑えなか
ったら方がいましたら、お仲間ですね! (7月11日飯田芳男)
いしずえ102
■今日はウルトラマンの日です。ウルトラマンには担任時代、常に話題
を提供してもらっていました。児童集会のクイズの定番「ウルトラマン
はカップ麺を食べられたでしょうか」正解はNO。理由は、3分後活動
ができなくなるからですね。ではウルトラマンは何才?「ジュワッチ!」
ですから…18才!手をクロスして正解を発表していました。新しいこ
とは覚えられませんが、昭和の思い出はミクロ単位で復元できます。
(7月10日飯田芳男)
いしずえ101
■今日はジェットコースターの日です。1955年の今日、東京ドーム
シティアトラクションズに、日本初の1500mのジェットコースター
が完成したそうです。ところで、東京ドームシティ…と言う名称ですが
よ~く思い起こすと後楽園遊園地です。レトロな名称がなつかしいです。
なつかしいと言えば、多摩テック、としまえん、向ケ丘遊園、ガリバー
王国など遠足で引率した思い出があります。閉園した施設ばかりです。
思い出がセピア色です。 (7月9日飯田芳男)
いしずえ100
■給食のシューアイスが人気でした。シューアイスは昭和39年に発売
されました。シュークリームの売り上げが落ちる真夏に、クリームに代
わってアイスを詰めた季節限定商品だったようです。シューはフランス
語でキャベツという意味です。シュークリームは、和製造語だそうです。
ともあれ、私もシューアイスをいただきました。ひと口食べて、おいし
さのあまり、昭和ではおなじみの「シェー!」をやっちゃいました‼
(7月8日飯田芳男)
いしずえ99
■小学校低学年には、七夕の日はこんな話をします。「織姫は神様の娘。
彦星は、牛の世話をするしっかり者です。二人は結婚をするのですが、だ
んだん働かなくなりました。怒った神様が、二人の間に天の川をつくりま
した。離ればなれの二人は毎日泣き続けます。神様は『まじめに働けば、
1年に1回、逢わせてあげる』と約束しました。心を入れ替えて働く二人
が再会できる日が今日なのです。」今宵は夜空のムコウに目を向けようと
思います。 (7月7日飯田芳男)
いしずえ98
■ジャージャー麵は人気があって、今日は喫食率が高いと思います。お弁
当をもってきた人もあわせて、気持ちがなごむ食事の時間を提供したいで
す。さて、明日は七夕です。織姫と彦星がしっかり出会えることを祈って
います。また、一中生の皆さんが笑顔が多い一年であることも、天の川に
お願いしてみます。そして夜は、五色の素麺をいただきながら夏の大三角
を探してみます。晴れるといいですね。 (7月6日飯田芳男)
いしずえ97
■1776年7月4日にアメリカ合衆国の独立宣言が採択されました。
中学の時も高校の時も、ちょうど7月4日は期末テストで、アメリカの
独立に関する出題があって、毎回それなりに答えていました。「13の
植民地が独立した日」です。のちに大統領になった3名が、7月4日に
お亡くなりになっている偶然を試験勉強で発見しました。今は「アメリ
カ50州覚え歌」を練習しています。オクラホマミキサーのメロディー
で歌います。♪アラバマ and アラスカ アリゾナ アーカンソー…
気分はアメリカンです! (7月5日飯田芳男)
いしずえ96
■このところの暑さで、一中生の皆さんの健康が気にならない日がありま
せん。どうか自分のペースで暑さを乗り切ってほしいと思います。私が中
学生の時、クラスの友人でエアコンが設置されている家はありませんでし
た。そのころは「クーラー」と言ってました。朝7時には我が家は30℃
でした。汗だくになり、蚊に刺されながら8月を過ごしました。どういう
わけか「朝10時までは友人の家に行かない」というきまりがありました。
あれは何だったのか?夏休みが近づくと思い出します。
(7月4日飯田芳男)
いしずえ95
■名句『朝顔につるべとられてもらい水』(加賀千代女)を思い出す頃に
なりました。井戸水をくもうとしたら、おけについているひも(つるべ)
に朝顔のつるがまきついていました。つるはとらずにお隣に(水)をもら
いに行ったという句です。でも、江戸時代の女流俳人、加賀千代女(かが
のちよじょ)は、夕顔の句も秀逸です。 『ゆうがほや 物のかくれて
うつくしき』 いろいろなものが見えにくくなる夕方なのに、夕顔の白い
花が浮かび上がって美しいという句です。…私の解釈ですが、「一人一人
みんな輝いているね」という気がして嬉しくなる句です。今日は、夕顔に
出会ってみようと思います。フッ軽?の私です (7月3日飯田芳男)
いしずえ94
■担任をしている時は子どもたちに「おもしろい話をして!」とせがまれ
たものです。でも、いつもネタがある訳ではありません。そんな時はいつ
も「尾っぽまで白い犬と出会ったよ。」とひとこと。「尾も白い……!」
寒いですか?涼しくなって何よりです。 (7月2日飯田芳男)
いしずえ93
■近隣の小学校6年生は、いよいよ日光移動教室に出発のようです。華厳
の滝、湯滝の見学…と聞いたらすごく涼し気です。私はナイトハイクでは
「怖い話」の担当でした。お化けのお面をして登場するだけで、怖がられ
たものです。宿舎まで一緒に戻るときも「校長先生、まだ怖いです!」と
言われたことが何度もあります。究極の怪談が話せて、ちょっと嬉しかっ
たです。でも、「校長先生、怖いからもうお面をとってください」と言わ
れたこともあります。「あの~取ってますけど…地顔です!」階段でこけ
ました。 (7月1日飯田芳男)
いしずえ92
■私の中学時代は、水を飲まず、うさぎ跳びを多用した部活動が普通だっ
た気がします。時代は変わって平成に入ってから「水分補給」という言葉
がひんぱんに使われるようになりました。私は野球部でしたが、水を飲ま
ずに頑張ることで、巨人の星をつかめると信じていました。さて、暑さは
まだしばらく続きます。気持ちをゆったりさせ乗り越えていきましょう!
と、自分に言い聞かせています。 (6月30日飯田芳男)
いしずえ91
■私が小学校の担任の時、水泳指導の日は朝、気温とプールの水温を測
ることから始まりました。雨の日もです。晴れならば、次はプールサイ
ドに行き、そっとひじを水につけます。漏電していないか調べるのです。
次は水の浄化をするため、機械室に行きます。珪藻土(けいそうど)を
入れたり、消毒剤を入れたりします。水がはねて、何着も服に穴をあけ
ました。順調に進めばプールに戻り、四か所で水質を測ります。最後は
排水口の点検を兼ねて水に入ります。腰洗いそうや目を洗う水道の水圧、
シャワーの目づまり確認と他にもルーチンワークをこなします。今でも
プールの水が流失してしまうシーンや、プールの水があふれ町中が水浸
しになったような、水に流したい夢を見ます!!
(6月29日飯田芳男)
いしずえ90
■昨日梅雨明けの報道がありました。私の人生で、6月中に梅雨が明け
たのは記憶にありません。連日の猛暑ですが、一中生の皆さんは健康の
保持増進に努めていることでしょう。先日会った教え子は、マラソンを
やっていました。「今もマラソンを続けているの?」と尋ねると「もう
僕も40才半ばですからスポーツジムに週2回行ってます。マラソンは
月1回です。」と。それを聞いてスポーツをしない私も反省!でもすぐ
思い直しました。私は学校のジム室に毎日通ってます!!
(6月28日飯田芳男)
いしずえ89
■猛暑のためなるべく日陰を選んで歩いています。そうしているうち
に、小学校低学年を担任していた時の『影踏み』を思い出しました。
2チームに分け、影を踏まれた子供はしゃがんでいきます。しゃがん
でいる子が多いほうが負けです。一年中やっていた遊びです。ある日
の20分休み、元気な子が走ってきて「飯田先生、影踏みやろう?」
とお誘いが…。私はキッパリ「今日はやらないよ!」と。しょぼんと
立ち去る児童の姿。でもやりません。外は雨ですから…!
(6月27日飯田芳男)
いしずえ88
■校長室がある廊下にはちょっとした仕掛けがありました。折りた
たみ机と、蛍光灯が取り付けられた掲示板です。どんなふうに活用
されていたのでしょうか。とっても気になります。一中生の皆さん、
いかがですか。興味深いですよね。 (6月26日飯田芳男)
いしずえ87
■2005年4月にクールビズが提唱されました。その年の暮れに
「クールビズ」は、新語流行語大賞のトップ10に選ばれました。
COOLとビジネスのbizを合成した和製英語が、こんなに浸透すると
は思いませんでした。そのころ私がノーネクタイで学校の廊下を歩
いていると、「今日は健康診断ですか?」と何度も声をかけられま
した。言葉と裏腹に、いでたちは今も浸透しません。さて、今日も
暑くなります。一中生の皆さんが快適に過ごせるように願ってやみ
ません。 (6月25日飯田芳男)
いしずえ86
■小学校低学年に作文を書かせる時「はじめ、中、終わりという三
段階で書くといいよ。」言っていました。高学年から中学生には、
起承転結、四つの段落で書いてみようと言っていました。その練習
に読売新聞連載の四コマ漫画「コボちゃん」を使っていました。そ
のコボちゃんが今休載中です。先生がご病気のようでちょっとさび
しいですがご快復を待っているところです。起承転結の作品が人の
心をつかむものですね。 (6月24日飯田芳男)
いしずえ85
■今日は乳酸菌の日だそうです。でも毎月23日が乳酸菌の日で、
シンボル的な日としては2月3日とのことです。そういえば23日
は店頭で製品がプッシュされている気がしました。私は、乳酸菌飲
料を飲むと何だか健康的になった気がして時々飲んでいます。私が
子供の頃、「強い子のミロ」というキャッチフレーズの「ミロ」が
飲みたくて親に買ってもらっていました。ホントに強い子になれる
と思っていました。でも何かにすがるって、大事だと思いますね。
ポジティブ思考でいると乗り切れると信じています。
(6月23日飯田芳男)
いしずえ84
■気分転換に釣りをすることがあります。ウキが反応しないとき
は、「あーだこーだ」考えてしまいまったく気分転換になりませ
ん。軽く体をうごかすほうがいいので、歩きながら悩みを忘れる
ようにしています。でも試験の日は、次の日の教科を勉強するの
が一番でした。「過ぎたことは考えない!」これが一番です。ゆ
っくり前を向いて歩みを進めましょう。私はゆっくり過ぎたかも
しれません。昨日は「健闘」とすべきところ「検討」にしてしま
いました。ごめんなさい。 (6月22日飯田芳男)
いしずえ83
■今日は夏至です。札幌の日の出は3時55分でした。東京標準
時での日の出は4時25分ですからかなり差があります。日の入
りは19時頃です。昼間の時間が長いのがわかります。関西では
夏至の日にタコを食べます、稲が四方八方に根付くようにとのこ
とです。三重県はミョウガ、愛知はイチジク、香川はうどんです。
一中生の皆さんは何を召し上がりますか?明日に備えて消化が良
いものがいいかもしれませんね。勉強の時間が、一年で一番長い
時期ですね。検討いえ健闘を祈ります。(6月21日飯田芳男)
いしずえ82
■私は初めての定期考査に緊張したことを、昨日のように覚え
ています。当時は月刊の「中1時代」と「中1コース」という
学習雑誌がありました。思い出がいっぱいです。「納豆食った
ぜ平城京」とぶつぶつ言いながら覚えた年号は、今でも寝言で
出てきます。「納豆は30回かき混ぜると試験に強くなる!」
これは単に、都市伝説です。まねをしないでくださいね。
(6月20日飯田芳男)
いしずえ81
■週末に髪を切る人もいるかもしれません。私の父は「頭を刈
ってくる」と言って、床屋さんに出かけていました。この頃は
「頭を刈る」なんて言いませんね。金田一春彦先生が著書で、
『Please cut my head off』と外国の人に告げたら卒倒
してしまうと述べていました。I live in TOKYOの過去形は?
という質問に、I live in EDOと答えた長嶋茂雄さんのことも
思い出してしまいました。 (6月19日飯田芳男)
いしずえ80
■薬師寺の名物管長高田好胤(たかだこういん)さんは、中学
生の私に「最小の効果のためにも 最大の努力を惜しまない」
と笑顔で語ってくれました。私は自分の都合の良い時だけ、こ
の言葉を思い出しています。エンゼルスの大谷選手も一中生も
日々の姿がこの言葉通りです。 (6月18日飯田芳男)
いしずえ79
■修学旅行の引率先でも小・中学校に目が向いてしまいます。
奈良の小学校にも、京都の小学校にもアサガオ栽培の鉢が置い
てありました。鉢の脇にペットボトルが付けられるタイプでし
た。販売台数が興味深かったです。また、中学生のほとんどが
リュックを背負って登下校していました。運動靴なら中学生、
革靴なら高校生と勝手に推測していました。全国の公立学校が
思いのほか、標準化されていることに感心してしまいました。
あくまでも私個人の見解です。 (6月17日飯田芳男)
いしずえ78
■私は中学1年生になって「試験勉強」という言葉を口にして、
中学生になったことを実感しました。しかし、自主的に机に向
かっている自分に陶酔(?)しただけで、しっかりと学力がつ
いて試験に臨んだことは皆無です。一中生の皆さんは私のよう
にならないことを祈るばかりです。それでも中学の時覚えたこ
とは今も忘れていません。青春期の知識は一生モノです。
(6月16日飯田芳男)
いしずえ77
■雨が降ったりやんだりの日が続いています。傘を待った家族が
迎えにきてくれる光景は嬉しいですね。我が家は一切そういうこ
とがなく、母に「今度雨が降ったら迎えに来て」と懇願したら、
「サトイモの葉っぱを使えば雨はなんとかなる。おまえこそ世の
中の傘になりなさい。」とアバウトな返答。ところで「世の中の
傘とは?」母は歌手の森進一さんを意識していたようです。一中
生の皆さん、いつも昭和の話題でごめんなさい。
(6月15日飯田芳男)
いしずえ76
■1963年の今日、「小さな親切運動本部」が設置されました。
当時の東大の総長さんらが運動をスタートさせました。昭和38
年からの運動ですから長い歴史です。鉄腕アトムが始まった年で
すね。古い話題ですか?さて、私は昨日と今朝まででどんな親切
をしたか?振り返ってみました。「特にやってないですね」お恥
ずかしいです。今日は勇気をだして何かをやってみます。なつか
しいフレーズで決意表明です。レッツビギン‼
(6月13日飯田芳男)
いしずえ75
■京都の鴨川にかかる三条大橋には、高札場があったようです。
幕府が決めた法度(はっと)やおきてを高く掲げていた場所がこ
こです。また、三条大橋は東海道の起点終点です。旅人はどんな
気持ちで鴨川をながめたのでしょうか。修学旅行から1週間が過
ぎても、土産話が時々廊下から聞こえてきます。思い出はセピア
色になるまで大事にしたいですね。 (6月13日飯田芳男)
いしずえ74
■「はきものをそろえる」とは、心をそろえることです。生徒に
教わる場面が多いです。わずか数名の我が家なのに、靴があっち
へ向いたりこっちへ向いたりしています。今日はしっかり整理整
頓し、気持ちよく月曜を迎えようと思います。あじさいがうなづ
いてくれました。 (6月12日飯田芳男)
いしずえ73
■1800年の今日は伊能忠敬が、第1回目の測量に出発した日
です。17年かけて地図を完成させました。忠敬の業績は『大河
への道』という映画で知ることができます。いつか見てみたいと
思います。忠敬は自分の歩幅で測量したと言われています。私も
早速歩幅を測ってみました。思いっきり足を広げました。こんな
ことにも見栄をはる自分が恥ずかしいです。
(6月11日飯田芳男)
いしずえ72
■今日は時の記念日です。天智天皇が水時計で時刻を示した日で
す。学校ではチャイムと時計を合わせる作業をしました。一中生
の皆さんは気が付いたでしょうか。ちょっと確かめてみてくださ
い。ところで、私は魔法が使えたら、時計の針を逆戻りさせ中学
からやり直したいと思っています。やり直したほうがいいか?そ
れともこのまま頑張るか?やり直したら一中にいないかもしれな
いので寂しいですね。「今を大事に!」が一番です。
(6月10日飯田芳男)
いしずえ71
■給食は麻婆菜麺でした。生徒も喜んでいました。私は誰よりも
喜んでいます。おいしくいただきました。麻婆豆腐は「まあおば
さん」が作った豆腐料理です。でも、麻婆菜麺の「麻(ま)」は
「からい」という意味もあるのかな?と思いつつ麺をいただきま
した。しかし、「麻婆菜」という料理も「菜麺」という料理もあ
ります。面が太いか細いかとなると「細麺」という料理もありま
す。そうなると今日の麺は、麻婆豆腐風の野菜を麺にのせるので
「麻婆菜」で読みを区切って、プラス麺ということでしょうか?
「学校経営もこのようにこだわりをもってやってほしい」という
声が聞こえてきました…。 (6月9日飯田芳男)
いしずえ70
■給食で春巻きが登場。生徒に人気があります。私も大好きです。
春雨を巻くから「春巻き」かと思っていました。でも語源として
は、立春のころ、新芽が出た野菜を具材にして作られたからが有
力のようです。春雨はでんぷん質の食品です。春雨ばかりでは味
が今一歩ですね。春巻きはパリッと揚げるのが難しいです。今日
の春巻きもおいしくいただきました。明日は、今月の予約1位が
予想される麻婆菜麺です。出勤への意欲が湧く献立です。お恥ず
かしいですが楽しみです。先生方にはナイショにしてください。
(6月8日飯田芳男)
いしずえ69
■修学旅行前日は、大きな荷物をトラックで運びます。前もって
宿舎に送ります。8時半過ぎに荷物を積み終え、ドライバーさん
は笑顔で奈良に向かいました。「4時間くらいですね。今日中に
また戻ってきます。」とのことです。さて当日、新幹線がホーム
に到着。私は、『修学旅行』という表示をじっと見つめる生徒に
感動しました。 (6月7日飯田芳男)