校長日誌

いしずえ

いしずえ300


■生徒が朝から「今日はコーヒー牛乳だね」と言って、笑顔で校長室前を通
り過ぎて行きました。私は銭湯に行くと腰に手を当てて、コーヒー牛乳を飲
んでいました。なぜ腰に手を当てるかは不明です。さて、今日から1月30
日まで、全国学校給食週間です。1946年12月24日に給食が開始され
ました。12月24日は冬休みにあたるので1月24日が給食週間初日にな
っています。1982年は給食週間の前、1月22日に全国一斉にカレーラ
イスが給食で出されました。その日は現在、カレーライスの日になっていま
す。今月の給食はあさって、カレーライスですね。(1月24日飯田芳男)

いしずえ299


■学生の頃、札幌で雪かきのアルバイトをしました。札幌では「雪投げ」
と言ってましたが、30分もやれば汗が噴き出してきました。雪国の苦労
を肌で感じました。雪かきは一週間で終わりました。年末に帰京となりま
した。地元の人が「いいなあ 東京の人は。うちらは5月まで雪と付き合
うから」と言っていました。半年も雪と闘う人々の顔を思い浮かべポケッ
トからそっと手を出しました。        (1月23日飯田芳男)

いしずえ298


■読売新聞の投稿欄のテーマが「験担ぎ(げん かつぎ)」でした。良い
結果になることを期待して行う行動を、験担ぎと言います。私も日々げん
をかつぎますが「きっといい結果になる」と思い努力することが、一番の
近道だった気がします。今日本番を迎えている皆さん、良い結果が届くこ
とを願っています。            (1月22日飯田芳男)

いしずえ297


■北風がピューピュー吹いています。背中を丸めて歩きます。窓にうつる
しょんぼりとした自分の姿がわびしいので、時々「エイッ」とばかり意識
して背筋を伸ばします。北風小僧の寒太郎と同じ土俵に上がった気がしま
す。北風も春の使者かもしれません。     (1月21日飯田芳男)

いしずえ296


■一年で一番寒い時期を迎えています。今日は大寒です。私の高校は大寒のころ、
六日間の寒稽古がありました。ある朝、柔道の先生が「歯を食いしばって登校して
きた努力や、寒さに耐えた練習は自分自身の宝だ!」というありがたい話をしてく
れました。その直後、先生の柔道着から五個の使い捨てカイロがポロリ。生徒は大
爆笑です。私はそのシーンが人生の宝です。      (1月20日飯田芳男)