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校長日誌
いしずえ
いしずえ310
■節分の豆まきには、どうしても鬼が登場します。「鬼は外!」なのですが、
童話『泣いた赤鬼』の一節「どこまでも きみの ともだち アオオニ」の
優しさを語りたくなります。人間と仲良くしたい赤鬼のために、青鬼は赤鬼
にやっつけられてしまう役をやりとげます。思わずほろっとしてしまう作品
です。心があったかい鬼から学ぶことが多いです。明日は春です!
(2月3日飯田芳男)
いしずえ309
■給食は和風キノコスパゲッティでした。カボチャもキノコもおいしくいた
だきました。野菜をたくさんとれるのが嬉しいですね。私が勤めていた学校
では牛乳がビンで提供されていました。当時は、ふたを上手に開ける小道具
が大活躍していました。10センチくらいのプラスチック棒の先に、画びょ
うの先を大きくした針がついています。針のまわりはリング状の輪になって
います。「牛乳びんのふた開け器」を一中生に見せてあげたいです。
(2月2日飯田芳男)
いしずえ308
■光の春、2月になりました。中学受験とおぼしき児童を電車内でもお見か
けしました。プロ野球のキャンプも始まり、いつもの2月らしいスタートと
なっています。如月という別称ですが、諸説あるようです。「でもまだ寒い
日があるので、重ね着をお勧めします」という説に納得しています。私は小
学校6年の時、この時期も半そで半ズボンで過ごしていました。過去の栄光
です。 (2月1日飯田芳男)
いしずえ307
■先生方が好むフレーズに『1月は行く2月は逃げる3月は去る』がありま
す。学校の三学期に当てはめ、月日のながれの早さを例えるのにふさわしい
言葉です。1月は「往ぬる(いぬる)」とも言うようです。私は忙しいとき
ほど一日が長く、一週間は早く過ぎていくと感じています。自分が中学生の
時は、時のながれを意識していなかったように思います。思えば自分のスケ
ジュールなどなく、冷蔵庫に学年だよりが貼ってあるだけでしたから、時は
まったくながれていなかったと思われます。それもまたなつかしいです。
(1月31日飯田芳男)
いしずえ306
■河津桜のつぼみがふくらんできました。梅は早くも咲いてきて、この時期
おなじみの『梅一輪一輪ほどの暖かさ』という服部嵐雪の句を言いたくて仕
方がありません。冬の寒さがしんどくなり、春の訪れを待ちわびてしまいま
す。しかし試練を待つ3年生には、とびきり暖かい春が訪れることを願って
やみません。 (1月30日飯田芳男)