Hello 校長室

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でっちあげ(Hello 校長室 6 月27日)

 映画「でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男」が上映されます。日本で初めて教師による児童への虐めが認定された体罰事件を実写化してます。試写会で私は観てきましたがなんともいたたまれない気持ちになりました。情報について何が正しいのかしっかり判断する大切さも伝わってきます。関心のある方は是非観てみてください。教員への志望がどうなって行くのか心配してしまう私でした。

 

 

朝ドラから(Hello 校長室 6月26日)

 昨日の朝ドラ「あんぱん」では正義について語っているシーンがありました。「正義なんて簡単にひっくり返る」「ひっくり返らない正義とは」「多くの人を喜ばせる正義を求めたい」のようなやりとりでした。正義とはもともと何なのか。戦争ではそれぞれが正義のもとに戦いが行われています。命が犠牲になることが正義なのかどうか、生徒の皆さんにとって正義とは何か、考えてみて欲しいと思います。

 

天声人語から(Hello 校長室 6月25日)

 昨日の朝日新聞の天声人語に「私たちは選挙の制度については詳しく学校で習うが、政治へのかかわり方を学ぶ機会は多くない」とありました。学校でも生徒会選挙があります。立候補者が演説して応援演説があり、投票しています。選挙の仕方は、ある程度学べていますが、お互いに意見を伝え合う、議論する場は、少ないのが現状です。そのあたりを工夫して政治へのかかわり方を学べる機会を作れるかどうか考えてみたいと思います。

 

沖縄(Hello 校長室 6月24日)

 昨日の23日は沖縄「慰霊の日」でした。日本軍が組織的な戦闘を終えた日とされています。約3ケ月に及ぶ地上戦が行われました。沖縄県出身の戦没者は県民の4人に1人にあたる12万以上とされます。日米合わせて計20万余りが大切な命を失いました。錦図書館では、沖縄慰霊の日に向けて、展示をしていました。世界に目を向けると戦争が拡大しています。戦後80年、日本で起きた戦争の悲惨さを歴史から学び、戦争を繰り返さない強い意志をもつ大切さを感じます。

錦図書館の掲示物の一部

 

令和8年度都立高校入試の実施方法の変更についてと熱中症対策について

進路説明会でも説明した「令和8年度都立高校入試の実施方向の変更について」と掲載しました。

生徒・保護者向けデジタルリーフレット「令和8年度都立高校入試の実施方法の変更について」 .pdf 

また熱中症事故防止についてのリーフレットを掲載しました。 

02_【別添1】熱中症事故防止に向けた啓発リーフレット(児童・生徒用).PDF 

04_【別添3】熱中症事故防止に向けた啓発リーフレット(保護者用).PDF 

 どちらもトップ画面左側のショートカットにも掲載しました。

振り返り(Hello 校長室 6月23日)

 定期テストの答案が返ってきます。得点に一喜一憂することもあります。大切なことは分からないことをそのままにしないことです。間違ったところを解き直しすることをおすすめします。書けなかった漢字を繰り返し書く、間違ったところの計算問題に取り組むことはできると思います。どこを気をつけていけばよいかを知ることも学びです。

 

再会の喜び(Hello 校長室 6月22日)

 昨日は武蔵村山第一中学校のサッカー部の教え子たちが集まり、私の還暦のお祝いをしてくれました。(11月に60歳になります)教え子たちもすでに40代になっていてびっくりしました。私も当時は20代後半から30代前半の歳でした。都大会めざして、バリバリに指導している時期でした。あらためて、今こうして自分があるのは、生徒と過ごしてきた日々がある、教え子たちに育てられたからだと感謝の気持ちでいっぱいになります。また中学校時代に汗と土にまみれた仲間は、尊いものであることを感じます。25年~30年ぶりにあったとしても様々な思い出を笑顔で話せる仲間は素晴らしいものです。話は変わりますが、教え子の一人が毎朝、諏訪ノ森公園の前を通って出勤するそうです。一中生が気持ちよく挨拶をしてくれていると伝えてくれました。この事もとても嬉しく感じました。子どもたちの成長は本当に嬉しいものです。教え子たちの活躍を祈る共に私もまた歩み続けていこうと決意した1日でした。

 

 

夏至(Hello 校長室 6月21日)

 本日は夏至です。1年の中で昼の時間が一番長い日です。夏至は、古代中国で作られた「二十四節季」の一つで「日長きことに至る」意味が含まれているそうです。なぜそのような現象が起こるのか生徒の皆さんは調べてみてください。

 

多摩特研球技大会の様子(6月20日)

 昨日はI組の生徒が出場する多摩特研のバスケットボール大会に引率してきました。3チームが出場し3試合または4試合を行いました。試合をする度に守備が上手になったり気持ちが前向きになって目の色が変わったりと成長している姿が手に取るように分かりました。嬉しかったり悔しかったりする思いが次につながる糧になっています。あらためて行事から学びはたくさんあるなと思いました。頑張った自分をたくさん褒めてください。

 

書くことの大切さ(Hello 校長室6月19日)

教育学者の斎藤孝さんは、書くことの大切さを伝えています。「かつて寺子屋では師匠の言葉を声に出して復唱したり、手本を見ながら書写したりという身体を使った学びが中心であった。そうやって自分の『身体に刻み込む体験』が重要であることを、昔の人は知っているのだと思います」「手で文字を書くことは情報伝達以上の意味があり、先人の精神を身体に刻み込むことが学びの本質と思います」「座って文字を書く習慣が身に付くだけでも精神を整えることに役立つ」と朝日新聞に掲載していました。パソコンでノートを取る人も増えてきています。手で文字を書くことの大切さをあらためて考えていきたいと思います。