日誌

校長コラム

08.09.壽屋ビルのプラモデル(校長コラム)

8月16日(水)まで学校閉庁日とさせていただいています。
お盆明けの8月17日(木)には、プラモデルメーカーの株式会社壽屋(ことぶきや)様との打ち合わせを予定しています。
株式会社壽屋様は、1947年に、地元立川で玩具店として創業し、今年、70周年を迎えられたホビーメーカーです。プラモデルやフィギュア、雑貨等を扱う地元の大企業です。
今後、本校の教育活動等で連携させていただきたいと考えています。

壽屋様との打ち合わせは校長室で行います。暑い中、わざわざご来校いただくわけですから何かおもてなしをしなければいけません。
というわけで、コトブキヤのオンラインショップで「70周年記念壽屋ビルプラモデル」を購入してみました。


本社ビルのプラモデルを校長室に飾れば、歓迎の気持ちが通じることでしょう。(たぶん・・・)
塗料も接着剤も不要で素人でも簡単に組み立てられました。自宅でコツコツ組み立て作業時間はちょうど1時間です。
さり気なく校長室に飾っておこうと思います。壽屋の皆様は気付いてくれるてしょうか。

08.07.立川市民科の授業(校長コラム)

立川市では、小・中学校の時間割に「立川市民科」の時間があります。
この「立川市民科」の時間をとおして、地元のことを知り、地域を大切にしていく気持ちを育んでいきたいと考えています。

ところで、当然のことながら、私が着任した今年の4月の時点で、今年度の「立川市民科」の年間指導計画が完成していました。
しかし、この「立川市民科」については、まだまだ改善・工夫の余地があるように思います。

内容を見直し、今以上に高い教育効果を狙うためには、「1回限りで終わらない取組にする」「地元(できれば学区域内)を題材とした取組にする」「生徒が課題意識をもって自らの力で解決策を考え行動するような取組にする」といった視点でカリキュラムを作成する必要があります。
とはいえカリキュラムを一から考えることは簡単な作業ではありません。1学期から少しずつ検討してきました。

今年度は3年生で、新カリキュラムの先行実施を予定しています。来年度以降は、1・2年生にも拡大していきたいと思います。

なお、本取組の実施にあたり、多摩都市モノレール様には調べた内容を紹介する場として、駅の展示スペースをお借りする予定です。

08.06.納涼祭(校長コラム)

八番組自治会様より「八番組納涼夏まつり」のご案内をいただきましたので、昨晩、小学5年生の次男を連れて遊びに行ってみました。


焼きそばやかき氷、くじ引き等、昔ながらの縁日の雰囲気です。会場内は混雑していて、フランクフルトは早々に売り切れでした。私は、到着が遅かったこともあり買えなかった・・・。
子どもはもちろん、大人も皆、楽しそうです。まさに、夏らしい、そして平和な光景です。

ところで、砂川から世界に目を向けると、今、この瞬間も命の危険を感じながら、恐怖に怯えている人たちがいます。
世界の平和について、そして核兵器のない世界に向けて、私達一人ひとりが何をしなければいけないか真剣に考える日、それが今日、8月6日です。

08.04.暇な上司(校長コラム)

今から7年前、他市の小学校で副校長をしていたとき、地域の方の中に、調整力、行動力、発想力、ともに抜群の方がいらっしゃいました。
その方は多方面で活躍されていて、様々な組織の代表を務め、忙しい日々を過ごされていました。
その方があるとき、こんなことをおっしゃっていました。

「色々な組織でリーダーをしていますが、私はいつも忙しく、実は、それ程、関わることができていません。でも、それが、他の人にとって良いことなんです。私が忙しくて、余計な口出しをしないから、みんなが自主的に動いてくれています。もし私が暇だったら、おそらく、他人の欠点ばかりが気になってしまうことでしょう。暇な人は、リーダーになってはいけないんです。」

確かに、暇だと余計なことまで気付いてしまいます。
「暇な上司の元で働く部下は大変・・・」ということでしょう。
忙しいときに、上司から不必要に声をかけられたら迷惑ですし、暇そうにしている上司が目の前でウロウロしていたら職場全体の士気が下がります。

私は今、夏休み期間であることもあり、比較的、ゆとりがあります。
そのため、「早急に行う必要があること(今)」に加えて、「来学期行うこと(数ヶ月後)」や「来年度行うこと(1年後)」を考えています。
そうすると、スケジュールや気持ちに余裕があったとしても、決して暇にはなりません。

今日も、2学期以降行う内容に関する電子メールがたくさん届いています。
「暇な校長」にはなっていません。

08.02.プールの更衣室(校長コラム)

1学期に保健体育科の教員から、「本校プールの施設上の課題」について報告を受けました。
安全上の問題はありませんが、今後、順に検討していく必要があります。
先日、見学生徒用の日除けを新設したことも、本報告を受けての対応です。

「プール用更衣室の老朽化」も課題です。保護者の皆様からも同様のご意見をいただいています。
プール用更衣室は窓が小さく、照明もありません。まずは、この照明問題から着手します。夏休み中にLED電灯を新設する予定です。工事が完了すれば、だいぶ明るくなることでしょう。
また、壁の塗装、床の洗浄、虫が入る隙間をふさぐ作業も必要です。
夏休み中に全てを行うことは不可能ですが、現在、本校用務員が1つずつ作業してくれています。
本校の用務員は、仕事にスピード感があります!

08.01.自分へのご褒美(校長コラム)

今日は、午前中のみ働いて、午後、休暇を取りました。
今日の休暇は、家族のためではなく自分のために使います。普段はケチな私ですが今日は、ちょっと贅沢します。

まず、知人が営む久米川駅近くの寿司屋でランチを食べて、その後、東京駅近くで革靴を買ったり、カフェで本を読んだりする「自分へのご褒美計画」です。

実は、これまでも何度か「自分へのご褒美計画」を考え休暇を申請したことがありましたが、不思議なことに、そういう日に限って、息子が発熱したり、学校でトラブルが起きたり、たいてい計画は幻に終わります。

でも今日は大丈夫そうです。息子も元気ですし、仕事上のトラブルもありません。
と思ったのですが・・・、久米川駅まで着くと激しい雷雨で、寿司屋まで歩ける状況ではありません。寿司屋のランチはあきらめました。
次に、所沢駅から池袋駅まで西武池袋線に乗ろうとすると、事故で電車が動いていません。まもなく運転が再開されたものの信号トラブルが発生し、まさかの2度に渡る不通です。
「所沢駅から都心へのアクセスは、西武池袋線の他に、西武新宿線もあるので大丈夫」と思ったら、何と、西武新宿線も線路に障害物があるとかで、止まってしまいました。
都心へのアクセス網はすべて封鎖されました。

「自分へのご褒美計画」は、今回も実現しませんでした。
でも、いつものことです。仕方ありません。

毎朝、出勤前に水やりをしたのが良かったのか家に帰ると、自宅の庭には、スイカができていました。
贅沢です。スイカを見て、気持ちが明るくなりました!
気を取り直して明日も元気に仕事します。

07.31.手作りのプロジェクションマッピング(校長コラム)

連日、猛暑日が続いていますが、今日は、頭の中で「冬のこと」を考えています。
2学期から始める「冬のお楽しみプロジェクト」では、四中オリジナルのプロジェクションマッピングを計画しています。
冬になれば、夕方の6時頃は、もう真っ暗です。
校庭や校舎の照明を消して、真っ暗な校庭から、校舎に映し出された映像を皆で眺めたら・・・、おそらく学校全体が幻想的な雰囲気につつまれることでしょう。
考えるだけでもワクワクします。

問題は、映像を制作する作業です。
プロの業者にお願いするお金はありません。
今日、プロジェクションマッピングの作成方法を教えてもらうために、本校の2人の教員と一緒に、PCに詳しい先生がいる市外の中学校に出かけました。
プロジェクションマッピングの作り方を教えていただき、ある程度のイメージはもてたようですが、校舎や窓の大きさに合わせた映像を作るにはテクニックが必要です。
完成までにはそれなりの時間がかかりそうです。

07.29.先生たちの夏休み(校長コラム)

「学校の先生は夏休みは何をしているのですか。」と訊かれることがよくあります。
よく驚かれますが、夏休み中も教員は勤務日です。
民間企業等と同じで、教員も「有給休暇」と「5日間の夏休」等があり、休むときは事前に申請する必要があります。
ちなみに、学校閉庁日も書類上は勤務日ですので、別途、休暇の手続きが必要です。

そして、夏休み中の先生たちですが、部活指導、三者面談、事務処理、2学期の授業の準備、会議や研修等、様々な仕事をしています。

とはいっても、朝から授業があるわけではありませんので、普段よりゆとりがある期間であることは間違いありません。
ゆっくり休むことも大切です。

さて、今日は朝から息子の野球チームのグランドの草刈りをしました。偶然ですが、このグランドの所有者は、本校学区域内にある国立音楽大学様です。何か縁を感じます。

07.28.不易と流行(校長コラム)

学校で「今の時代に合った教育」や「これからの時代を見据えた教育」が行われているか絶えず確認することは、私を含む教育関係者の責務です。

学校で学んだ内容が時代遅れで、大人になったとき全く役に立たなかった・・・、こういう事態は避けなければいけません。

以前、教育に係る国の機関が会議の場で、「不易と流行」という言葉を引用したことがあり、それ以来、この言葉は、教育関係者の間でよく使われています。

良い俳句を作るには、普遍的な俳句の基礎(不易)をしっかり学ぶ必要があるが、それだけでは不十分で、時代の変化に合わせた新しさ(流行)も追い求めないと、つまらない俳句しかできない。
これが松尾芭蕉の「不易と流行」の理念です。

「いつの時代も変わらないこと(不易)」の中に「新しい変化(流行)」を取り入れるという考え方は、「未来で活躍する人」を育成している学校においても当てはまります。

しかし、教育関係者の中には、「不易」と「流行」を切り離して考える人がいて、そういう人はたいてい、「これは不易」「これは流行」と分類した後、「不易」に分類された事項が多いことを理由に、結局、何もしません。

こういう「何もしない人」は、「流行ばかり追うのではなく、ずっと変わらないものを大切にしなければいけない」「変えることと守るべきことをきちんと見極める必要がある」等、それらしいことを主張しますが、「不易と流行」は、別々に考えず共存可能な内容だと思います。
いずれにしても、何もしない人、そして、発想力や教育に対する熱意がない人は教育界にいるべきではありません。

世の中は常に変化し続けているわけですから、少なくとも四中では、今の子どもたちの将来のことを真剣に考え、理想の教育を追求しながら、変化を恐れずにスピード感ある対応を心がけていきたいと思います。

ところで、先日、小5の次男が学校で俳句を作ってきました。「不易と流行」とは関係なさそうです。また、国語の授業としての評価も不明です。
しかし、何かあたたかいものを感じ、リビングに飾っています。親バカですが・・・。

07.26.今日も猛暑日(校長コラム)

今週、四中では「三者面談」「StudyRoom(図書室での自習教室)」「部活動」を行っています。

教室と体育館はエアコンがあるため快適ですが、校庭は、厳しい暑さとなっています。
今日、校庭では、野球部、サッカー部、陸上部が活動していました。
日直の教員が毎日、定時に定位置で暑さ指数(WBGT)を計測しています。また、校庭で活動する部活は、いずれの部も朝早く開始して、10時台には終了しています。
熱中症には十分気を付けなければいけません。


ところで、夏休み中の校長室は、訪問者が少なくガラガラです。夏休みに入ってから、生徒の来室者は一人もいません。
会議と不在時を除き、原則、校長室のドアは開けっ放しにしています。
生徒や職員はもちろん保護者の皆様、地域の皆様、関係者の皆様、アポ不要、世間話大歓迎です!