日誌

校長コラム

10.06.ハロウィンの飾り(校長コラム)

合唱コンクール前になると、休み時間に、生徒の歌声が聞こえてきます。練習時間以外でも「校舎内に歌声が響き渡る学校」、すごく素敵なことだと思います。ギクシャクした雰囲気の学校では、こういうことは起こりません。

さて、そのような中、合唱コンクールとは全く関係ありませんが、校舎内の雰囲気をさらに明るくするため、今年も「ハロウィンの飾り付け」をしようと思います。

とはいえ、生徒も職員も、ハロウィンに割く時間はなさそうですので、市販品を用いて、少し飾る程度です。

今日、100円ショップで何点かハロウィンの飾りを購入してみました。明日以降、時間を見つけて、廊下等に掲示していこうと思います。

10.03.ブームを意識(校長コラム)

集客力の向上や地域の活性化等につながることから、数年前、至る所で「謎解きゲーム」が流行りました。本校でも、校舎内に掲示されたクイズを解きながら校内を巡る「校内クイズ大会2024」を先月末まで行いました。

これはこれで面白いのですが、どうしても同じような問題やストーリーが増え、ネタ切れというか、こうした取組もそろそろ時代遅れのように思います。したがって、本校での「謎解きイベント」も、今後は実施しません。

私は、アミューズメント業界に詳しいわけではありませんが、最近、「アスレチック」が再ブームを迎えているように感じます。

幼児を対象にした「室内アスレチック」、ハーネストを装着して行う「大人向けのアスレチック」等、様々なタイプのアスレチックが増えています。多摩モノレール沿いにも、高さが16mもある「アスレチックタワー」が今年、オープンしました。

ちなみに、3年生が檜原村で行う自然体験学習では、はしごやロープを頼りに、岩場を歩きますので、アスレチックではありませんが、ちょっとしたアドベンチャー気分が味わえます。

そして、来年度は、「アスレチックの要素を取り入れた自然体験学習」を企画しようと考えています。

何か楽しい企画を考える際は「そのとき(その時代)のブーム」もある程度、意識しようと思います。その方が、四中生にヒットする可能性が高いと思うからです。

とはいえ、教育上はそれ程、重要な話ではありません。そもそも、本当にアスレチックが流行っているのか・・・、根拠も自信もありません。

10.02.交通課の警察官(校長コラム)

一昨日、自転車交通安全教室を行いました。プロのスタントマンによる「事故の再現」を見ることで、生徒は、交通安全に対する意識が高まったことと思います。

私は、最後にお話された立川警察署の交通課の警察官の言葉が印象に残りました。

「自分が事故を起こさないためには、どうすればいいか」「自分が事故に合わないためには、どうすればいいか」「世の中から交通事故が無くなるために、自分ができることは何か」、この3点について考えてもらいたいという内容でした。

笑うことなく、また、原稿を見ることなく真剣に話されていました。「世の中から交通事故を無くすために・・・」という言葉に、つい、私は、「先程のお話の原稿は自分で書かれたんですか。」と質問してしまいました。

その答えは、「私が日頃から考えていることをお話しました。自分自身、過去に交通事故にあったことがあります。だから、世の中から交通事故を無くしたいと思い、警察官になりました。」

言葉は不思議です。信念のある人の言葉は、人の心に響きます。「素敵な警察官だな!」、そう思いました。

09.29.東京スカパラダイスオーケストラ(校長コラム)

夏休みのときの話ですが、東京スカパラダイスオーケストラの皆様より、四中生に向けて「サイン色紙」をいただきました。生徒には、このことを始業式で伝えました。

バスケ部がお世話になった「立川ダイスの色紙」と並べて主事室前(事務室近く)に掲示しています。

東京スカパラダイスオーケストラは、私が言うまでもありませんが、国内はもちろん海外でも、とても評価の高いバンドで、東京オリンピックの閉会式でも、迫力ある演奏を披露されていました。
今年、デビュー35周年とのことで、10月23日(水)に、このことを記念して、オリジナルフルアルバム『35』が発売されます。このアルバム(CD)には、SUPER EIGHTとコラボした「メモリー・バンド」という、SUPER EIGHTのファンからも人気のある楽曲が、ボーナストラックとして収録される予定です。

一昨日、朝、通勤途中に電車でスマホを見ていたら、この「メモリー・バンド feat. SUPER EIGHT」の「ミュージックビデオ(ショートバージョン)&ドキュメンタリー」がインターネット上に公開されているのを見付けました。

大変、興味深い映像です。四中生の皆さん、保護者の皆様、地域の皆様、本校関係者の皆様、ぜひチェックしてみてください!

https://www.tokyoska.net/news/detail.php?id=1119555

09.27.候補地探し(校長コラム)

校外学習を行う際は、日帰り、宿泊に関わらず、事前に必ず教員が下見を行います。安全上問題がないか確認するとともに、食事やトイレの場所などもチェックします。
この下見のことを私たち教育業界では、実地踏査(じっちとうさ)、略して実踏(じっとう)と言います。

今日、四中では中間テストを行っていますが、試験監督のない教員3名が日帰りで実踏(じっとう)に出かけました。1年教員の2名が菅平高原、3年教員の1名が檜原村に行っています。

ちなみに、私は、奥多摩に行きました。奥多摩に行った目的は、来年度の「自然体験学習」の候補地探しです。

今年度の自然体験学習の行き先は、1・2年生が「こどもの国」、3年生が「檜原村」ですが、今後も自然体験学習を「学年ごとに毎年実施する」と仮定した場合、候補地は、最低でも3ヶ所必要です。
現時点で、自然体験学習を「学年ごとに毎年実施する」ことが確定しているわけではありませんが、候補地探しは、それなりに時間がかかりますので、早めの行動が欠かせません。

というわけで、朝、急いで校長室で事務処理を済ませ、玉川上水駅、拝島駅を経由して、奥多摩駅に向かいました。

目的地は、「アメリカキャンプ村」という施設です。奥多摩駅から歩いたところ、駅から30分で着きました。

今日のミッションは、「野外炊事場の状況」「現地でかかる費用」「アスレチックの難易度」の3点を確認することです。
まず、野外炊事場については、全く問題ありません。川の近くでバーベキュー(又は飯盒炊爨)ができ、とても楽しそうです。

次に、機材のレンタル代や食材費等、費用について教えてもらいました。費用の問題は、来週以降、検討しようと思います。
そして、アメリカキャンプ村名物のアスレチックですが、アスレチックは、優しすぎると面白くありませんし、逆に、難しすぎたり、怖すぎたりするのも問題です。

アスレチックのレベルについては、事前にインターネットで調べても、よくわかりませんでした。こういう場合は、実際にやってみるしかありません。

私は、「運動」も「高いところ」も得意ではありませんが、問題なくできました。ただし、小学生だとキツイかもしれません。
ゴールまで1時間ぐらいかかるコースで、良い運動になりました。雨と汗で、服はビチャビチャです・・・。
実際にやってみて感じたことは、アメリカキャンプ村のアスレチックは、アスレチックと言うより、ローブを頼りに登る「激しい登山」といった感じです。
みんなで協力し合って、ゴールを目指すと楽しいと思います!

アメリカキャンプ村は、これまで名前も知りませんでしたが、とても魅力的な場所でした。来年度の自然体験学習の「有力な候補地」の1つになりました。

なお、本校の「自然体験学習」とは関係ありませんが、このアメリカキャンプ村は、宿泊用のコテージも充実しています。ユニークな形の建物を見付けました。

ログハウスもたくさんあります。

ちなみに、上の写真ですが、たくさんあるコテージの中から、あえてこのログハウスを探して、写真を撮りました。
なぜなら、このログハウスは、松嶋菜々子さんと真田広之さん主演の映画「リング」の撮影が行われた建物だからです。外観も室内も映画そのものです。「リング」は、今から20年以上前になりますが、当時、大流行したホラー映画です。映像はかなり怖いです・・・。ちなみに、映画では、伊豆にある「貸し別荘」という設定でした。

なお、言うまでもありませんが、本校の「自然体験学習」と「貞子」は全く関係ありません。