校長コラム
11.14.ミニ企画の準備状況(校長コラム)
新たなミニ企画として、立川第四中学校オリジナル企画「サンタを探せ」を準備中です。今年4月に行った「校内クイズ大会」の第2弾として、地味に(静かに)実施する予定です。クオリティーは前回より格段に上がっています。
休み時間の過ごし方は人それぞれですが、「特にやることがない」「何か楽しいことはないかなぁ」「新しいことが好き」という生徒は、ぜひ参加してみてください。ただし、あくまで休み時間に楽しんでもらうことが目的ですので、ネタバレは禁止です!
実施にあたって、「鍵付きの宝箱」を演出用に用意したかったため、100円ショップやインテリアショップに複数行ってみましたが見付かりませんでした。インターネットでは、それらしい物が売っていましたが、安くなかったので、結局、「鍵付きの宝箱」は諦め、「300円で買った袋」と「ダイヤル式の南京錠」で代用することにしました。まあ、これはこれでいい感じです。
なお、景品は、前回の「校内クイズ大会」用に準備した消しゴムがまだ残っていますので、これを使用します。品質は悪くありません。
一方で、今回は景品用に、別の文房具も発注しました。ただし、納品まで時間がかかりそうです。
期末テストが終わって、発注した文房具が届いたら、「サンタを探せ」を開始します。お楽しみに。
11.13.学校の組織体制(校長コラム)
インフルエンザが流行しています。
体調が優れない生徒も少なくなく、注意が必要です。
今日は、インフルエンザの対応に加えて、校長室で、「来年度の教員の仕事分担」を考えていました。
当然のことですが、教員の仕事の大半は「授業」を行うことです。国語の先生は国語の「授業」を行い、数学の先生は数学の「授業」を行います。
しかし、学校で行う教育活動は「授業」だけではなく、「学校行事」「委員会活動」「部活動」など実に様々です。
したがって、教員の仕事も多岐に渡ります。校長は、この多岐に渡る教員の仕事をコーディネートしなければいけません。
例えば、「生徒会担当=生活指導担当」、「総合的な学習の時間の担当=進路指導担当」という学校があります。
あくまで一例ですが、私は、「生徒会担当」は企画力に長けた先生に任せて、「生活指導担当」は教育相談や教育支援に長けた先生に、「総合的な学習の時間」は学年主任の先生に、そして、「進路指導担当」は3学年所属でデータ処理を得意とする先生に任せようと考えています。
そうすると、必ずしも、「生徒会担当=生活指導担当」、「総合的な学習の時間=進路指導担当」とはならないので、今の組織体制のままでは仕事を割り振ることができません。
仕方がないので、来年度の組織体制を一から見直すことにしました。
「学校経営方針」「学校の組織体制」「職員の仕事分担」の順に考えていきました。
職員一人ひとりの顔を思い浮かべながら、時間をかけて検討しています。職員一人ひとりの得意分野が発揮される組織体制を構築しなければいけません。
それぞれの職員の力が100%発揮されたら、教育活動が一気に充実します。すごい学校になります。
11.10.スキー場までのバス(校長コラム)
本日、1年生の保護者の皆様を対象にスキー教室の保護者説明会を開催しました。ご多用の中、スケジュールを調整してご来校いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。
保護者会の冒頭での私の話と重複しますが、今日は、貸切バスのことについて書こうと思います。
今年のスキー教室は、立川市の姉妹都市である長野県大町市で実施しますが、現地までは、貸切バスで移動します。
高速道路での事故は絶対に許されません。
7年前に、東京都羽村市にあるバス会社がスキーツアー中に事故を起こし、15名の大学生の尊い命が失われました。事故を起こした65歳の運転手は、大型バスの運転は不慣れだったようです。
また、直近では、昨年、埼玉県飯能市にあるバス会社が横転事故を起こし、乗客が亡くなっています。こちらは、若い運転手ですが、やはり経験不足で、研修体制を含めた会社の姿勢が問われます。
コスト削減のために安全が犠牲になってはいけないわけで、バス業界、旅行業界、そして学校行事であれば、学校が、「安全を最優先に考える」姿勢を忘れていはいけません。
「バスの手配は旅行会社に任せています」「大手の旅行会社なら安心です」、そういう無責任な態度には呆れて物が言えません。学校は、「保護者から大切な子どもたちの命を預かっていること」を常に自覚する必要があります。
今年度行う四中のスキー教室では、以下の条件を満たしたバスを使用します。
・セーフティバス(3つ星認定)である。
・審査の厳しい東京バス協会に加盟している。
・経営者、運行管理者がともに経験豊富で法令を遵守している。
・会社として安全運行を特に重視している。
・高齢ドライバー、年齢に関わらず大型バスの経験が少ないドライバーは乗務しない。
こういうことは、バスに限った話ではありません。
「見えないところこそまじめに行う」、そういう学校でありたいと思います。
11.09.新たなミニ企画(校長コラム)
ハロウィンは終わりです。廊下等にあったハロウィン関係の飾りも全て取り外しました。
さて、現在、今年4月に行った「校内クイズ大会」の第2弾を準備しています。その名も、四中オリジナル企画「サンタを探せ(仮称)」です。
問題用紙に書かれたクイズを解くとキーワードがわかって、学校内を巡った後に、そのキーワードを使うとクリアできるという流れを考えています。
クイズの問題はほぼ完成しました。今回は、それなりに時間をかけて準備しましたので、クイズのクオリティーは悪くないと思います。これから小道具類を準備する必要があるため、スタートは来週以降です。
11.08.超過勤務の対応(校長コラム)
令和6年1月15日(月)〜17日(水)に1年生でスキー教室を行います。
ところで、本校の教員の勤務時間は、朝8時15分から夕方4時45分までですが、スキー教室当日は、当然、夕方4時45分以降も仕事が続きます。夕食や入浴の対応、生徒の体調管理や生徒情報の共有、就寝指導等、実に様々な業務があり、生徒が寝るまで気が休まりません。
教員は、後日、超過勤務分の振替(休み)を取得するわけですが、平日はどの教員も授業があって、実際はなかなか休めません。
従って、スキー教室最終日の翌日にあたる1月18日(木)は、1年生のみ休業日(休み)とします。本校では、夏休みを短くするなど工夫しながら、国が定めた年間の授業時数をクリアーするよう計画的に授業を行っていますので、このことによる授業の遅れ等の心配はありません。
もちろん、教員のことのみを考えているわけではなく、「慣れない環境でよく寝られない」「スキーの疲れが取れない」という生徒も少なくないと思いますので、スキー教室の翌日を休みにすることは、生徒の健康面から考えても妥当な対応だと思います。
ちなみに、管理職には超過勤務という概念はありませんので、私は出勤します。生徒や教員程、疲れていませんので全く問題ありません。
校長は生徒のことを第一に考えた学校運営が求められるわけですが、あわせて、職場の代表であるわけですから、職員の健康にも日々、気を配る必要があります。もちろん体だけではなく、心の健康も含みます。想像してみてください。先生が落ち込んでいたり、イライラしている学校を・・・。そんな学校に子どもを通わせたくありません。