日誌

学校の出来事

喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から No2

校長日誌 西砂の空から No2(2015/04/09)
「温かい春の日差しが・・・」
 入学式の前日の4月3日(土日を挟むため、今年は4月3日が前日)、ある先生が私に言いました。
「校長先生、どうしましょう。始業式の日発行の、保護者会のお知らせを印刷してしまったのですが、天気が心配なんです。」
 印刷済みのそのお知らせを見ると、時候のあいさつが次のように書いてありました。
「温かい春の日差しが降り注ぐ中、本日入学式・始業式が行われ・・・」
 読んでいると、その先生は、さらに言葉を継ぎ足しました。
「校長先生、6日、入学式・始業式の日の天気予報は、雨なんです。それも寒いみたいです。温かい春の日差しが降り注がないかもしれません。どうしましょう。」
 基本的に脳天気な私は、
「大丈夫。きっとうまくいきます。きっとあいさつ文の通りになりますよ。」

 果たして、私の予言は的中。4月6日、始業式の日は、晴天。さらに、初夏のような気温。校庭や学校周辺の桜は、始業式の間も、はらはらはらはら舞い散っていました。
 まさに挨拶文の通りになったのです。
 すばらしいスタートとなった始業式でした。

喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から

校長日誌 西砂の空から NO1(2015/4/10)
「平成27年度スタート」
 平成27年がスタートしました。リニューアルした西砂小学校のHPも二年目を迎えます。昨年度は、たくさんの読者(保護者・地域の皆様)のご愛読のおかげで、閲覧数も20000を超えました。今年度もご愛読のほどを。
 なお、ご覧になってお分かりの通り、タイトルが変わりました。昨年度までは「立川の空から」だったのが、今年度からは「西砂の空から」となったのです。より学校に、地域に根差した話題を提供していこうという気持ちの表れです。
「西砂小って、東京なの?」
と地方の友人からしばしば質問を受けます。「西砂を全国区へ!」とまではいきませんが、もっとメジャーにしていくことができれば、と思っています。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No108

校長日誌 立川の空から No108(2015/3/30)

「年度の終わり」
 昨日(3月29日)は学校で仕事をしました。途中、自動販売機で飲み物を買おうとして、外へ出ると、かぐわしい香りが漂ってきました。
「この香りは・・・」
 そう。沈丁花の香りです。沈丁花の香りがすると、春。年度の終わりです。そうです。とうとう平成26年度が終わりを告げようとしているのです。
 日本人学校から帰国してはや1年が過ぎました。昨夜、50周年を迎える笑点を見ていたら、司会の歌丸さんが「50年はあっという間でした。」と言っていました。
 50年があっという間なのですから、一年なんて瞬時ですね。実際、瞬時でした。
「この一年でどれだけのことができただろうか?」
「子供たちの力をどれだけ伸ばしてあげられただろうか?」
と思うと、反省点が多々あります。
 教職員集団は全力を尽くしました。足りなかった点はお詫びします。
 そして、来年度へ向けて、教職員一丸となって研鑽していくことをお約束します。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No107

校長日誌 立川の空から No107(2015/3/27)

「卒業式」
 3月25日、本校の卒業式が挙行されました。
 当日は快晴。しかし、朝はかなり冷え込んでいました。そこで、会場の体育館をストーブで温めました。ストーブといっても大型ではないので、開式の1時間半前から温めていました。そのかいあって、開式時には、室温があがっていました。

 9:05に卒業生が入場。終了は11:05。2時間の式でした。
 実は、式が始まる前、私たち教職員は、式には2時15分~30分要するのではないかと思っていました。しかし、実際は、2時間。では本番がアップテンポすぎたのかと言うと、そうではありませんでした。
 自分の学校を褒めるのは「我田引水」のそしりを受けそうで気が引けますが、本番の卒業式は、今まで一番の出来でした。在校生代表の5年生のサポート(演奏や呼びかけ)や態度も素晴らしかったし、何より卒業生の態度、呼びかけ、合唱ともベストでした。つまり、卒業生や在校生のベストのパフォーマンスが、時間短縮につながったということでしょう。(自画自賛ですね。)
 来賓の方々も、口々に「素晴らしい式でした。」とおっしゃっていました。
 通常、このような言葉は、「社交辞令」ととらえるのですが、私は額面通り受け取ります。(またも自画自賛)

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No106

校長日誌  立川の空から No106(2015/3/22)

「七中卒業式」

 先週の金曜日(320日)、七中の卒業式に参列しました。一言、感動でした。

 卒業生も、在校生も非常に態度がよく、厳粛な式の雰囲気を醸し出してくれました。

 式は2時間でしたが、時間の長さを感じさせない感動がありました。

特によかったのは、送辞・答辞と合唱です。

答辞では、代表生徒が男女とも途中から涙、涙。それにつられるように、他の卒業生も涙を見せ始めました。

子供の涙って、美しいです。でも、すぐそばの来賓席にいた私は、もうしんどい、しんどい。何がしんどうかって、大人が涙を見せるのは、なんてことないのですが、昔から子供が涙を見せると、しんどいのです。年を取るほど、涙もろくなっているところへ、子供たちが美しい涙を流している様子に触れると、もうたまりません。

私は途中から、卒業生の方は見ないで、下を向いていました。(どさくさに紛れて寝ていたのではありません。)

私は、帰校してから、先生方へこう言いました。

「七中の卒業式は、感動の卒業式でした。素晴らしい卒業生でした。このような中学校へ子供たちを送り出すことができるのは、本当にうれしいことです。」

 

 さて、明後日は本校の卒業式です。幼稚園には幼稚園の卒園式の良さがあり、中学校には中学校の卒業式の良さがあります。西砂小学校の卒業式も、「小学校ならではの卒業式の良さがあった」と言ってもらえるような卒業式になることでしょう。