校長日誌

カテゴリ:5年生

5年生 自由進度学習の様子

 今日は、5年生の学習の様子をお伝えします。5年生の教室を観に行くと、自由進度学習のスタイルで、算数科の「直方体の体積の求め方」の学習を行っていました。また、別の時間の国語科の学習では、子どもたちがそれぞれ自分で学習する場所を選び(=決められた時間内で)、自分のペースで熱心に音読練習に励む様子が見られました。

 今年度、5年生(=6年生もですが)教科や学習単元に応じて、子どもたち一人一人の「わかる」「できる」を大切にするために、自由進度学習に取り組んでいます。

 自由進度学習とは、子どもたちが自分の理解のペースに合わせて学習を進めるスタイルです。自分で計画を立てたり、目標を決めたりしながら学習をすることで、主体的に学ぶ力や自分で考える力が育ちます。また、子どもたちは、得意なことを伸ばし、苦手なことにはじっくりと取り組むこともできます。教員は一人一人の学びを丁寧にサポートし、安心して学べる環境を整えています。

 まだまだ試行錯誤が必要ですが、これからも、子どもたちが自分のペースで学び、主体的を身に付けながら成長できるよう、高学年全体で取り組んでまいります。

 

 

 

 

 

 

 

 

5年生 キャリア教育出前授業の様子

 この日、私が出張で不在のため、主幹の先生が写真撮影と子どもたちの様子を記録してくれました。

 以下、ご覧ください。

 今回、「株式会社 ゼンショーホールディングス」の社員の方々がご来校され、「様々な視点から物事を捉える」「働くとは?を考える」という2つのテーマで5年生に出前授業をしてくださいました。

  一つの絵から様々なことを想像するクイズでは、同じ物事でも見方を変えると違ったものが見えてくることを教えてくださいました。

 また、日本の食料自給率のデータからは、日本が食に困らない理由と共に海外の栄養不足人口にまで視野を広げ、「世界から飢餓と貧困を撲滅する」という企業理念を具体的に示してくださいました。

  最後に、「一杯の牛丼ができるまでに、どんな仕事が必要?」というテーマでのディスカッションを通して、様々な職業が関わり合い、支え合って一つの仕事が成立していることを子どもたちに気付かせてくださいました。また、「世の中は、誰かの何かによって成り立っている」とのメッセージは、子どもたちが自分の将来を具体的に描き、支えてくれている社会に感謝と希望を抱くきっかけの一言になりました。

 今回、5年生の子どもたちに貴重な学びの機会を与えてくださった(株)ゼンショーホールディングス様、コーディネートしてくださったNPO法人おやじ日本様に心より感謝申し上げます。

 尚、2月10日(月)は、15日(土)学校公開・市民科公開講座の振替休業日となります。そのため、次回の登校日は、2月12日(水)となりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

5年生 校外学習の様子

 5年生は、先日、読売新聞本社と国立科学博物館へ校外学習に出かけました。

 読売新聞本社では、新聞がどのような工程を経て、購読者の手元に届くのかについて、映像資料を見ながら学びました。その後、新聞の読み方(頭肩臍の順に読む)について、実際の新聞を使いながら、教えてもらいました。

 さらに、新聞記者体験として、いただいたメモ用紙に記者の方が話した内容を正確にメモを取るという活動を行いました。子どもたちは、記者の話を聞き取りながら、懸命にメモを取る姿が見られました。そして、こららの活動を通して、自分で情報を集めるとともに、事実に基づき、責任を持って記録をする大切さについて学ぶことができました。

 最後に編集局を見学させていただき、実際に新聞社で働く人々の様子も知ることができました。

 楠公レストハウスの芝生広場で昼食を食べましたが、この日は気候にも恵まれ、暖かい晴天の下でおいしく昼食を食べることができました。

 国立科学博物館では、子どもたちは2人組になり、科学と技術、生き物の歴史、恐竜の化石、宇宙の人工衛星等、多岐にわたる展示物を見学しました。たくさんの来館者がいましたが、お互いに感想を言い合いながら、 穏やかに見学活動を終えることができました。

 朝早くからお弁当や水筒のご準備をしてくださった保護者の皆様、誠にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

  

5年生 立川市民科の学習の様子

 今回、5年生の先生からご招待いただき、授業に参加させてもらいました。立川市民科の学習で、立川市の名所や特産品、文化等、それぞれ子どもたちがグループに分かれ、調べた内容をプレゼンするという形式で、私はお客(聞き手)として各ブースを回らせてもらいました。

 各グループ、スライド資料に基づいてしっかりと説明をしてくれました。中には聞いた内容が後に問題として出題され、テスト形式で知識を確認するグループや効果音などを用いて発表をより印象的なものにするグループなど、様々な工夫を凝らした発表を見ることができました。また、立川市について自分が知らなかったことも子どもたちから学ばせてもらえたので、嬉しく思いました。

 今日、5年生は読売新聞社本社と国立科学技術館へ校外学習(=別の機会にお伝えします)に出かけていますが、次年度の本校を担うリーダーとして、これからの成長を大いに期待したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

席書会の様子

 今日は、席書会の様子(5年生)をお伝えします。席書会とは、日本に昔から伝わる年中行事で、江戸時代に手習い師匠が年に2回、弟子やその他の人たちを集めて開いた書道展覧会を起源にしています。

 本校では、4年生・5年生・6年生が学年ごとに、体育館で一斉に会して行います。私が観に行った際には、5年生が行っていましたが、よりよい作品を仕上げるため、静寂の中で真摯に取り組んでいる姿が見られました。 

 子どもたちの習字の作品は、1月20日(月)〜31日(金)まで校内展示いたしますので、ご来校の際には是非ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

5年生 立川市民科の学習の様子

 今日は、5年生の立川市民科の学習の様子をお伝えします。5年生は、自分たちの住んでいる立川市について調べるだけではなく、海外に住む方々との交流を通して、立川市との共通点や相違点に目を向けて、子どもたち自身の考え方や視点を広げる学習に取り組んでいます。

 今回は、5年生の先生の友人で、現在カナダのバンクーバーに住まれている方とオンラインで交流し、子どもたちは立川市で行われていることをベースにして、交通・文化、イベント、環境面等、様々なことを質問して、いただいたご回答を熱心にメモしていました。ご協力くださったご友人の方に心より感謝を申し上げます。

 こうして、海外に住む方に現地の様子をお聞きしながら、立川市との違いについて様々な角度から考えていく本学習ですが、次回は副校長先生のお知り合いのタイ在住の方とコンタクトをしていくということで、これからの学習の経過が楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

5年生 総合的な学習の時間の様子

 今日は、5年生の総合的な学習の時間の様子をお伝えします。本年は、パルシステム様にご協力をいただき、バケツで稲を育てる取組をしてきました。今回、その収穫した稲を「脱穀・籾すり」する出前授業を実施していただきました。

 子どもたちは学習活動に対する説明を聞いた後、各自稲穂から籾を外して、すり鉢に入れる作業を行いました。その後、野球のボールを使ってすり鉢の中の籾をこすり、籾殻(もみがら)を取り除いていきました。この籾殻を取り除く大変さを子どもたちは身をもって体験することができました。また、自分たちの育てたお米の収穫量の意外な少なさを知ることで、農家の方々の苦労や安定した生産に対する関係者の努力の大変さも知ることができました。

 本学習を通して、普段食べているお米の状態になるまでに、どれだけの人達の苦労と数多くの工程を経ているかということを学んだおかげで、子どもたちは日々お米を食べられることへの感謝とお米に対する関心が高まったようです。

 すり鉢や野球ボールを全員分ご用意していただいたり、本校5年生の全児童に丁寧にご指導いただいたパルシステム様に心より御礼と感謝を申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

5年生 出前授業の様子

 先週金曜日の5,6校時、「特定非営利活動法人 みんなのコード」様と立川市の企業である「SOMPOシステムズ株式会社」様にご来校いただきました。昨年度から大変お世話になっていますが、今年度も本校の5年生の子どもたちを対象にプログラミング教育の出前授業を実施していただきました。

 「Scratch」というプログラミング学習ソフトを使い、タイピングゲームを作るという授業でした。SOMPOさんの新入社員さんが20名程ご来校いただけたので、子どもたち3人に対して1人の社員さん(=先生)がついていただけるという、とても恵まれた環境の中での学習活動となりました。

 子どもたちは、若手社員の先生方に分かりやすくレクチャーしていただきながら、とても熱心に楽しみながらゲーム作りに取り組むとともに、様々なプログラミングの工夫をする様子が見られました。

 昨年度からこうした貴重な教育機会をご提供してくださっている「特定非営利活動法人 みんなのコード」様ならびに、「SOMPOシステムズ株式会社」様に心より御礼と感謝を申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

  

5年生 校外学習の様子

 昨日、5年生は図画工作科の校外学習で「ファーレ立川」へアート作品の鑑賞に出かけました。(=JR立川駅北口から徒歩3分のところに、36カ国・92人の作者による109のアート作品が設置されています。)

 今回は、1組と2組で1台のバスのため、時間差での移動となり、私は2組の引率に入りました。到着後、少し雨が降る中でグループに分かれての見学になりましたが、子どもたちはガイドさんの案内をしっかりと聞きながら、メンバー同士でアート作品に対する感想を述べ合う姿が見られました。その雰囲気がとても良いので、付き添っているこちらも見ていて、嬉しい気持ちになりました。

 今回は、40作品の見学となりましたが、また是非ご家族でお出かけいただき、芸術の秋にしていただければ幸いです。(夜になるとライトアップされて、さらにアート作品がすてきになるとのことです!)

 現地でガイドをしてくださった皆様、保護者ボランティア様には大変お世話になりました。誠にありがとうございました。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

5年生の授業の様子

 本日は、5年生の社会科の授業の様子をお伝えします。5年生は、教科担任制で授業を行っていますが、社会科の先生は、「自由進度学習(=子どもたちに学習計画を自ら立てさせ、各自の力で学習活動に取り組むスタイル)」に取り組んでいます。今回は、「水産業の工夫について調べる」という学習のめあてに基づき、それぞれの子どもたちが自分で立てた学習計画に沿って、学習活動を進めていました。(もちろん教師が子どもたちをしっかりと見ています)

 一人で、二人組で、三人組で等、子どもたちが自分にとって最も勉強しやすい自由なスタイルで、タブレットや書籍等を活用して調べた内容をスライドやノートにまとめる様子が見られました。中には、家庭学習で土日に調べ学習を進めてきた子どももいて、自ら楽しみながら学習に取り組めている話を聞けて嬉しく思いました。

 こうした自分たちで考え、主体的に学んでいくスタイルでの学習活動は、これからの時代を生きる子どもたちに必要な力を育成する上で不可欠なものと言えます。より子どもたちが主体的に学習に取り組めるよう、校内でこうした授業スタイルの進化を図っていきます。