校長日誌

いしずえ

いしずえ78


■私は中学1年生になって「試験勉強」という言葉を口にして、
中学生になったことを実感しました。しかし、自主的に机に向
かっている自分に陶酔(?)しただけで、しっかりと学力がつ
いて試験に臨んだことは皆無です。一中生の皆さんは私のよう
にならないことを祈るばかりです。それでも中学の時覚えたこ
とは今も忘れていません。青春期の知識は一生モノです。
                 (6月16日飯田芳男)

いしずえ77


■雨が降ったりやんだりの日が続いています。傘を待った家族が
迎えにきてくれる光景は嬉しいですね。我が家は一切そういうこ
とがなく、母に「今度雨が降ったら迎えに来て」と懇願したら、
「サトイモの葉っぱを使えば雨はなんとかなる。おまえこそ世の
中の傘になりなさい。」とアバウトな返答。ところで「世の中の
傘とは?」母は歌手の森進一さんを意識していたようです。一中
生の皆さん、いつも昭和の話題でごめんなさい。
                  (6月15日飯田芳男)

いしずえ76


■1963年の今日、「小さな親切運動本部」が設置されました。
当時の東大の総長さんらが運動をスタートさせました。昭和38
年からの運動ですから長い歴史です。鉄腕アトムが始まった年で
すね。古い話題ですか?さて、私は昨日と今朝まででどんな親切
をしたか?振り返ってみました。「特にやってないですね」お恥
ずかしいです。今日は勇気をだして何かをやってみます。なつか
しいフレーズで決意表明です。レッツビギン‼
                  (6月13日飯田芳男)

いしずえ75


■京都の鴨川にかかる三条大橋には、高札場があったようです。
幕府が決めた法度(はっと)やおきてを高く掲げていた場所がこ
こです。また、三条大橋は東海道の起点終点です。旅人はどんな
気持ちで鴨川をながめたのでしょうか。修学旅行から1週間が過
ぎても、土産話が時々廊下から聞こえてきます。思い出はセピア
色になるまで大事にしたいですね。  (6月13日飯田芳男)

いしずえ74


■「はきものをそろえる」とは、心をそろえることです。生徒に
教わる場面が多いです。わずか数名の我が家なのに、靴があっち
へ向いたりこっちへ向いたりしています。今日はしっかり整理整
頓し、気持ちよく月曜を迎えようと思います。あじさいがうなづ
いてくれました。          (6月12日飯田芳男)

いしずえ73


■1800年の今日は伊能忠敬が、第1回目の測量に出発した日
です。17年かけて地図を完成させました。忠敬の業績は『大河
への道』という映画で知ることができます。いつか見てみたいと
思います。忠敬は自分の歩幅で測量したと言われています。私も
早速歩幅を測ってみました。思いっきり足を広げました。こんな
ことにも見栄をはる自分が恥ずかしいです。
                  (6月11日飯田芳男)

いしずえ72


■今日は時の記念日です。天智天皇が水時計で時刻を示した日で
す。学校ではチャイムと時計を合わせる作業をしました。一中生
の皆さんは気が付いたでしょうか。ちょっと確かめてみてくださ
い。ところで、私は魔法が使えたら、時計の針を逆戻りさせ中学
からやり直したいと思っています。やり直したほうがいいか?そ
れともこのまま頑張るか?やり直したら一中にいないかもしれな
いので寂しいですね。「今を大事に!」が一番です。
                  (6月10日飯田芳男)

いしずえ71


■給食は麻婆菜麺でした。生徒も喜んでいました。私は誰よりも
喜んでいます。おいしくいただきました。麻婆豆腐は「まあおば
さん」が作った豆腐料理です。でも、麻婆菜麺の「麻(ま)」は
「からい」という意味もあるのかな?と思いつつ麺をいただきま
した。しかし、「麻婆菜」という料理も「菜麺」という料理もあ
ります。面が太いか細いかとなると「細麺」という料理もありま
す。そうなると今日の麺は、麻婆豆腐風の野菜を麺にのせるので
「麻婆菜」で読みを区切って、プラス麺ということでしょうか?
「学校経営もこのようにこだわりをもってやってほしい」という
声が聞こえてきました…。       (6月9日飯田芳男)

いしずえ70


■給食で春巻きが登場。生徒に人気があります。私も大好きです。
春雨を巻くから「春巻き」かと思っていました。でも語源として
は、立春のころ、新芽が出た野菜を具材にして作られたからが有
力のようです。春雨はでんぷん質の食品です。春雨ばかりでは味
が今一歩ですね。春巻きはパリッと揚げるのが難しいです。今日
の春巻きもおいしくいただきました。明日は、今月の予約1位が
予想される麻婆菜麺です。出勤への意欲が湧く献立です。お恥ず
かしいですが楽しみです。先生方にはナイショにしてください。
                   (6月8日飯田芳男)

いしずえ69


■修学旅行前日は、大きな荷物をトラックで運びます。前もって
宿舎に送ります。8時半過ぎに荷物を積み終え、ドライバーさん
は笑顔で奈良に向かいました。「4時間くらいですね。今日中に
また戻ってきます。」とのことです。さて当日、新幹線がホーム
に到着。私は、『修学旅行』という表示をじっと見つめる生徒に
感動しました。            (6月7日飯田芳男)