プロフィール

立川第四中学校長の宮本尚登(みやもとひさと)と申します。
この「校長室コラム」では、学校の方針や教育活動に関することから、地域の話題や日常でのできごとまで、ジャンルを絞らず発信していきます。
読んでいて疲れない文章を心がけます。

日誌

校長コラム

07.08.明後日、サイバーカッセンを行います!(校長コラム)

明後日、7月10日(木)にサイバーカッセン(Cyber KASSEN)を行います。
ルールはシンプルで、腕に付けたセンサーを叩かれたら負けです。
柔らかい刀で勝負するわけですが、剣道のように1:1で行うわけではないので、前だけではなく、横や後ろから相手(敵)が狙ってくるかもしれません。
つまり、360度に渡って、注意する必要があります。そういうスポーツは意外と少ないと思います。
絶対、楽しいです。
1年生は1・2時間目、2年生は3・4時間目、3年生は5・6時間目に行います。

さて、今日は、午前中、東京俳優・映画&放送専門学校の方々が4名来校されました。
まだ先の話ですが、来年1月に行うイマーシブシアターの打ち合わせを行いました。
こちらも、面白い企画になると思います。

というわけで、色々と楽しいことを考えています。
ただし、「昨年行ったから、今年も実施する」という話ではありません。
あくまで、生徒の声(率直な感想)を重視していますので、「こんな取組、やりたいな!」という声は、直接、校長室に来て教えてください。もちろん担任の先生経由でも構いません。

07.06.服装の話(校長コラム)

本校では、これまで、修学旅行は春に実施してきました。
しかし、運動会練習と重なり、新年度、バタバタするので、今年度より、修学旅行は「秋開催」にしました。このことで、おそらく、これまでよりも、ゆとりをもって修学旅行の事前学習が進められると思います。
ただし、修学旅行を「秋開催」に変更することで、懸念点もあります。
懸念点の1つが「暑さ対策」です。今年の修学旅行は、9月9日(火)から2泊3日で行いますが、9月上旬は、まだ暑いです。
特に、京都は、三方を山に囲まれていてフェーン現象の影響を受けるので、とにかく暑いです。
修学旅行中の生徒の服装は、標準服か体育着かあるいは私服か、近年の気温の高さや生徒の意見を踏まえながら、今後、ルール作りを行う予定です。

ちなみに明日は、生徒会が企画した「カジュアルデー」です。
生徒は、体育着でも、標準服でも、私服でもOKです。
私も普段は、ワイシャツ&スラックス&革靴&ビジネスバックで出勤していますが、明日はカジュアルな服装にしようと思います。外出予定も来客予定もありません。Tシャツ&涼しそうなズボン&運動靴&リュックの予定です。明日だけのお楽しみです。

この土日も暑かったです・・・。
昨日は、小学1年生の三男が野球をはじめたいと言うので、少年野球の体験会(お試し入部)に行きました。そして、今日は、高校1年生の長男の野球の試合(公式戦)の応援に行きました。この2日間で、真っ赤に日焼けしました。
今年は昨年以上に暑いように思います。子どもも大人も油断せず、熱中症に十分気を付けないといけません。

07.03.まじめ&遊び(校長コラム)

「まじめな行動」「元気に遊ぶ」、この2つの行動を両立できるのが四中生です。
このことは、大人になっても大切なことで、人生を充実させるためには、「まじめ」と「遊び」の両立が欠かせません。

今日の四中生、みんな楽しんでいました。素敵な写真を4名掲載します。
今日も良い天気。

07.02.たちよん(校長コラム)

明日、7月3日(木)の放課後に、生徒会主催の「部活動対抗リレー」を行います。生徒会作成のパンフレットによると、開会式開始が午後4時10分とあります。子どもたちが考えたオリジナル企画です。参加するかは各自の判断ですが、出場選手も、そうでない人も、盛り上がっていきましょう!なお、保護者の皆様もご参観いただけますので、短時間ですが、よろしければご来校ください。

ところで、パンフレットの表紙の「たちよん」は、“生徒会キャラ”とのことです。知りませんでした。何ともいえない、ゆるい笑顔が素敵です。心が癒されますね。

07.01.自然体験学習の候補地探し(校長コラム)

「人と一緒に活動することの楽しさ」「互いに協力し合うことの大切さ」を実感する取組として、本校では、昨年度から全学年で、自然体験学習を行っています。

近すぎもせず、遠すぎもせず、自然を満喫できる場所が候補地となるわけですが、それなりに時間をかけて、体験先を決めています。

昨年度は、1・2年生は「こどもの国」、3年生は「檜原村」に行きました。

今年度は、1年生が「こどもの国」、2・3年生が「アメリカキャンプ村」です。

そして、来年度ですが、新1年生は「こどもの国」、新2年生は「アメリカキャンプ村」にする予定です。しかし、新3年生は未定です。「檜原村」は、魚釣りやハイキングが楽しめ、体験内容としてはとても充実いることから、候補地の1つではありますが、収容人数が少なく、2クラスずつ、別々の日に行くことになります。できれば、同じ日に行きたいので、決めかねています。

というわけで、来年度の新3年生(現2年生)の自然体験学習の候補地選びをしています。

一昨日(日曜日)は、下見を兼ねて、「フォレストアドベンチャーよこはま」に行ってきました。こちらも候補地の1つです。

フォレストアドベンチャーは全国各地にあり、その多くが「身長140cm以上、小学4年生以上」の人を対象にしています。しかし、横浜は「身長110cm以上、小学1年生以上」を対象にしています。すなわち、小学校の低学年の子どもでも楽しめるのが特徴です。

森の中にアスレチックがあり、最後はジップスライドでターザンのように降りてきます。自然の中で、爽快な気持ちになれます。

↑ 高所でのアスレチックが中心ですので迫力ある体験が味わえます。もちろん、墜落制止用器具(ハーネス)を装着しますので安全に楽しめます。

↑ 各コースの入口で、ワイヤーに滑車(写真左側)を取り付けます。コースの途中で滑車を外すことはできません。さらに、カラビナ(写真右側)も取り付けます。すなわち、二重の安全対策が講じられています。

↑ コースはレベル別に複数用意されています。

↑ 入口にコースの番号が表示されています。番号順に難易度が上がります。挑戦する順番に決まりはありません。

↑ 1番のコースは。全く怖くありませんでした。余裕です。2番~5番は、アスレチックの難易度としては初心者向けです。ただし、高さがあります。

簡単かつ安全、だから大丈夫!という単純な話ではなく、高いところが苦手な私にとっては、それなりに苦労しました。

↑ 隣接するエリアでは、マウンテンバイクも楽しめます。ただし、レンタルできる台数やコンセプトから考えると学校向き(団体向き)ではないように感じました。

というわけで、「フォレストアドベンチャーよこはま」に行ってきました。安全とわかっていても、正直、怖かったです。あくまで、高い所が苦手な私の感想ですが・・・

来年度の新3年生の自然体験学習、年内には候補地をしぼろうと思います。現時点では何も決まっていません。

06.30.空調服は涼しい(校長コラム)

登下校時の熱中症対策として、今日、希望する生徒に空調服(電動ファン付ベスト)を渡しました。

登下校時に、日傘を利用する生徒が年々増えています。数年前はあまり見ない光景でしたが、この暑さですので、当然の流れだと思います。日傘や帽子、水分補給は必須です。もしかしたら、数年後、中学生が空調服を着るのが当たり前の時代が来るかもしれません。

今日、レンタルを開始した4中生は、早速、空調服を着て、「すごく涼しい!」「かっこいい!」と話していました。この暑さは困りますが、子どもたちの笑顔を見るとうれしくなります。

06.27.休息は大切(校長コラム)

本日、来週からレンタルを開始する「空調服(ファン付きベスト)」が一式、納品されました。
「レンタルの希望用紙」の提出状況を踏まえ、当初の予定を変更し、来週から全クラスで一斉にレンタルを開始することにしました。

来週の月曜日(6月30日)の放課後、希望者に集まってもらい、使い方の説明を行った後、配布する予定です。
「空調服(ファン付きベスト)」の想像を超える涼しさに皆、驚くことでしょう。使用後の生徒の感想を聞くのが楽しみです。

さて、話は変わりますが、日曜日から頭痛が続いているため、その原因をインターネットで調べてみました。
あくまで素人の考えですが、頭が痛い理由は、私の場合は、「熱中症」「脳の関係」「耳の関係」「気圧の関係」「ストレス」「姿勢の悪さ」のどれかだと思います。

病院は苦手なので、とりあえず昨日は、昼前に仕事を切り上げ、休暇を申請して、のんびり過ごすことにしました。偶然かもしれませんが、リフレッシュしたら頭痛が少しだけ改善した気がします。いずれにしても休息は大切だと思います。

期末テストの勉強で疲れている四中生もいることでしょう。しっかり休息をとって体調を整えましょう。

ちなみに、私のリフレッシュの方法は、美味しいお店に行くことです。
昨日は、ランチの時間に、本校学区域内(幸町4丁目)に最近オープンしたイタリアンのお店に行きました。世田谷区から移転してきたお店で、ずっと気になっていました。
古民家をリノベーションした店内はとてもおしゃれです。ワンちゃん(愛犬)も一緒に入れます。

おしゃれな内装、こだわりの食器、食材を意識した料理、一人でもグループでも入りやすいテーブル配置等、このお店は当たりです。
とても美味しくいただきました。機会があればまた行ってみようと思います。ごちそうさまでした。

今週もお疲れ様でした。皆様、素敵な週末をお過ごしください。

06.26.無理にまわりの人に合わせてはいけない(校長コラム)

2週間前に進路説明会を開催しましたが、限られた時間内での説明ですので、すべての進路先についての情報をカバーすることはできていません。
特に、出席日数が少ない生徒、登校に不安を感じている生徒等の進路先については、情報量が足りません。
そこで、本校では、昨年度より「登校不安を感じる生徒の保護者に向けた進路説明会」を開催しています。
今年度は、明日27日(金)、13時30分から行います。対象は、保護者の皆様です。
事前のお申し込みが必要ですので、もし、「申し込まなかったけれど、やっぱり参加したい」という場合は、本校副校長までご連絡ください。
チャレンジスクールの「都立立川緑高校」、サポート校の「あおぞら高等学校立川キャンパス」、「飛鳥未来きずな高等学校立川校」の先生方にお越しいただき、説明していただく予定です。また、説明を聞くだけではなく、高校の先生方や(登校不安を感じていた)卒業生の保護者の方々と交流する場も設けます。すなわち、前半が説明会、後半が座談会という構成です。
「自分に合った進路先」について知るきっかけになれば幸いです。

ちなみに、私は、中学校卒業後は、都立高校、私立大学、就職(中学校教員)と進みましたが、何が正解であるかは自分でもわかりません。
高校生のときは、百貨店(デパート)の店員さんになりたいと思っていました。早く就職したかったのですが、数学が楽しかったので、大学で数学を学びたいと思い進学を決めました。
大学生のときは、さらに数学を勉強しようと思い、なぜか都心は避け、富山県や新潟県など、日本海側の大学院(数学教室)を受験しました。一方で、民間企業にも興味があり、焼肉屋や中華料理屋の店長、コンビニのスーパーバイザー、アミューズメント業界、美容業界等の面接試験を受けました。
もし、今と違う職業に就いていたら、どんな人生になっていたのだろう、と考えることがあります。

1つだけ言えることは、「進路選択にあたっては、無理にまわりの人に合わせてはいけない」ということです。他の人が「いいよ!おすすめだよ!」って思う進路先が、自分に合うとは限りません。自分の進む道は自分で考えなければいけません。

世の中に、校長になりたい人は何人いるのでしょうか。かなりおすすめの仕事です。しかし、全員に合うかはわかりません。最終的には、自分で決めるべきです。「校長になるのがおすすめって言われて、校長になってみたけれど、自分には合わない・・・」、そんなことを言われても私の責任ではありません。

ちなみに、私が教育の仕事をするのは60歳までです。60歳以降は全く違う業界で、何か、人のためになる仕事をしたいと考えています。自分の人生、進むべき道は自分で決めます。もちろん、家族の状況は無視できませんが・・・。とはいえ、まだまだ先の話です。今は、4中生のことを考えながら、校長の仕事をまじめに、楽しく、そして、一生懸命、頑張ります!

06.24.机運び(校長コラム)

今日、新色となる「紺色の体育着」を購入した生徒に渡しました。明日は、従前の白色の体育着に加えて、「紺色の体育着」で過ごす生徒もいることでしょう。

と思ったら、今日、早速、着替えて「紺色の体育着」を着ている生徒が何人かいました。1番に着てみたかったのでしょう。この気持ち、よくわかります。

さて、話は変わりますが、「100の仕事」を1人で行うには、1人あたり100の仕事をする必要があります。

しかし、「100の仕事」を50人で行えば、1人あたり2だけ働けば済みます。
そして、「100の仕事」を100人で行えば、1人あたり1だけ働けば済みますので楽勝です。
ちなみに、理科(物理学)の話をしているのではなく、単純に労働の話です。

では、大勢で仕事するのがベストかというと、必ずしもそうではなく、人が増えれば、仕事の完成度にばらつきが生じて、その結果、質が低下することもあります。また、大勢だと、全員のスケジュールを調整するのに時間を要し、なかなか作業が進まないこともあります。

さて、特別支援学級新設に向けて、倉庫内の机をすべて移動させる必要があります。こういう場合は、言うまでもなく、大勢で行った方が効率的です。

職員や生徒に手伝ってもらうのが得策ですが、定期テスト前で、みんな忙しそうです。

今回は仕方ありません。もし、机を全部、自分1人で運んだとしたら・・・

「教員は授業や生徒の対応に集中できる!」「生徒はテスト勉強に集中できる!」「私が土日に食べたハンバーガーや味噌ラーメン分のカロリーが消化できる!」「足の筋トレになり健康に良い!」「特別支援学級新設の工事がスムーズに進む!」「終わったときに達成感を味わえる!」等、前向きな理由を見つけることにしました。

というわけで、1人集中して3時間かけて机を運びました。
部屋の中がさっぱりしました!

達成感を感じました。良い運動になりました。全然疲れていません。余裕です。本当はクタクタです。

06.23.サイバーカッセンのルール(校長コラム)

本日、夕方、スポーツ用品店より段ボール箱がたくさん届きました。
中身は、紺色(新色)の四中体育着です。お待たせしました!購入した生徒には、明日配布する予定です。

もちろん、大半の生徒は、白色の体育着ですが、今後は、必要に応じて、紺色か従前の白色かを自由に選択して着用することができます。
来年度以降も、紺色と白色の2色体制(自由に選択)を継続していく予定です。

さて、話は変わりますが、一昨年度、SASSEN(サッセン)というデジタルチャンバラを全学年で行いました。
SASSEN(サッセン)の刀には、「ヒットを判別する圧力センサー」や「空振りの測定もできる加速度センサー」が内蔵されており、どちらが先に刀を当てたか、すべて機械が自動で判定してくれます。
まさに、最先端技術を駆使した「未来のスポーツ」です。
ちなみに、「颯爽(さっそう)と、風を切るさま」という意味の言葉「颯然(さつぜん)」が名前の由来です。

そして、今年度は、Cyber KASSEN(サーバーカッセン)という新しく開発されたスポーツを行います。
1対1で行うSASSEN(サッセン)の進化版で、多人数で同時に対戦できるのが特徴です。
まさに、「究極のデジタル大合戦」の始まりです!

Wi-Fi通信を使用し、電波が届く場所であればリアルタイムにスコアを確認することができますので、例えば、建物全体を使って、身を隠しながら行うチャンバラ大会など、アイディア次第で、色々と楽しめそうです。ただし、今回はスタンダードに体育館で行います。

なお、本校でのルールは、学年の中を2チームに分けて行う「チーム対抗戦」を考えています。
1試合目は、多人数で同時に戦いながら、最後の1人に残ること(生き残り)を目指す「サバイバル・バトル」、
2試合目は、チームが一体となって自チームの大将を守り抜く「二大勢力・バトル」を予定しています。

なお、柔らかい刀を使うため痛くなく、安心です。

都内の学校では初となるCyber KASSEN(サーバーカッセン)、再来週の木曜日(7月10日)に実施します。

1年生は1・2時間目、2年生は3・4時間目、3年生は5・6時間目に行う予定です。お楽しみに!