日誌

校長コラム

01.23.役者さんの人柄(校長コラム)

来週、月曜日に「演劇×体験型ミステリー」を行います。一昨日と昨日は、ご出演いただく皆さんが来校し、体育館や多目的室(旧コンピュータ室)で、朝から晩まで稽古をしていました。

私が稽古中の部屋にご挨拶に伺うと、相手は私のことを校長だとは知らないわけですが、素早く「使ってください!」と椅子を差し出してくれました。自然で美しい心遣いです。一昨日、昨日の2日間、短時間お話しただけですが、役者さん方の「笑顔」「元気」「礼儀正しさ」を強く感じ、私も明るい気持ちになりました。

ご出演いただく皆さんは、舞台に力を入れている方から、アイドルや声優さんまで、幅広くご活躍されているようです。皆、共通して、人柄の良さが全身に現れていました!

ところで、私は、先週のスキー教室あたりから仕事がたまっており、文書処理、決裁、メールの返信等が追いついていません。忙しくなると「無愛想になる」「相手と目を合わせない」「早口になる」「口調が強くなる」「細かいミスをする」、なんてことが無いとも言えません。

私も、役者の皆さん以上に「笑顔」「元気」「礼儀正しさ」を意識しようと思います。

01.21.演劇の稽古(校長コラム)

明日は朝から「雪かき」を覚悟していましたが、今日は大雪にならずホッとしました。

さて、今月29日(月)に「演劇×体験型ミステリー」を行います。通常は劇場等を会場として実施しますので、学校での実施は「全国初」の試みです。

当日は、3・4時間目に体育館で演劇を鑑賞し、その後、班ごとに別れて「劇中に発生した事件」の真相に迫ります。そして、5・6時間目、再び体育館に集合して、解決編の劇を観て、表彰式を行うという流れです。

今日、多目的室(旧コンピュータ室)では、朝から夜遅くまで、本番に向けて演劇の稽古が行われていました。

出演者は以下の方々です。

【タイトル】
 『午前7時45分の幽霊』

【脚本・演出】 
 鈴木秀明

【出演】
 富士岡青(株式会社Dressers)
 指宿理乃(BANZAI JAPAN)
 筒井俊作(演劇集団キャラメルボックス)
 櫻井雅輝(劇団銭湯民族)
 町田恵理子
 むらおらむ
 牧石陽奈(アトリエ・アンジュ)

【監修】
 永岡けい(すゞひ企画)

【謎制作協力】
 入月優
         (敬称略)

迫力のある演技に期待が高まります。ちなみに私もトリックは知りません。当日、推理します。楽しみです!

01.19.本校に関するアンケート(校長コラム)

先日、生徒及び保護者の皆様方を対象に「本校の教育活動に対するアンケート調査」を実施しました。皆様のご協力に感謝申し上げます。客観的なデータは大切で、アンケートの結果は、学校運営を行う上での重要な資料となります。

来週以降、項目ごとに分析していこうと思います。 また、自由意見欄には、保護者の皆様から60件を超えるご意見を頂戴しました。ありがとうございました。内容ごとに分類して、後日、回答させていただきます。ただし、私の仕事のスピードが遅く、それなりにお時間を頂戴します・・・。

01.18.今朝は寒くない(校長コラム)

2泊3日のスキー教室、1年生はしっかり時間を守って行動できました。「スキーは楽しい!」「姉妹都市の大町市が好き!」と感じた生徒も多いのではないでしょうか。そして、昨晩は、たくさんの土産話をしたことでしょう。多くの生徒が、初めてのスキーにも関わらず、リフトに乗ったり、転ばず滑れるようになったりしたわけですから、話したいことは、たくさんあるはずです。また、東京ではなかなか見られない美しい雪景色も印象に残っていることと思います。

保護者の皆様におかれましては、スキー教室の実施にあたり、準備も含めご理解、ご協力を賜り感謝申し上げます。また、高級旅館に泊まりました。旅館の皆様お世話になりました。また、看護師さんには丁寧に対応していただきましたし、バスの運転手さんには、今回も安心で安定した運転をしていただきました。関係する皆様方に御礼申し上げます。

今朝の東京、口からは白い息が見えますが、全く寒くありません。感覚がずれたようです。

01.16.インスタ映え(校長コラム)

スキー教室で宿泊している旅館で「インスタ風のフォトフレーム」を見つけました。

というわけで、今日は、「インスタ映え」する写真をご紹介します。私の独断でチョイスした3枚です。

1 元気な四中生

2 部屋から見える夜景

3 バス車体の氷柱(つらら)

なお、今日の鹿島槍(かしまやり)スキー場の気温は、正午の時点で、氷点下6℃でした。寒かったです・・・。

01.15.施錠された露天風呂(校長コラム)

今年度、修学旅行で3年生が利用した宿は温泉でした。今日、1年生が泊まっている宿も温泉付きです!

実は、修学旅行のとき、露天風呂に鍵がかかっていたため、宿の方にお願いして開けてもらいました。団体旅行ではよくある話で、今回の宿でもやはり、露天風呂は施錠されていました。

もちろん、今回も宿の方に、内湯に加えて露天風呂も使えるようお願いしました。

「露天風呂禁止」の学校が多いということでしょう。当然、走り回るような生徒がいたら危険ですが、四中ではそういうことはありません。

雪の中の露天風呂、なかなか素敵です。「入れない」なんてもったいない。

01.13.美味しいプリン(校長コラム)

「立川市民科」や「総合的な学習の時間」などで、地域のことを調べたり、学校周辺のお店や民間企業とコラボした取組を行ったりするためには、地域の状況を知る必要があります。そういう理由で、私は、昨年4月に着任してから四中周辺の飲食店に積極的に行くようにしてきました。
その結果、「四中周辺の飲食店に関する知識」と「私の体重」はこの9ヶ月間でそれなりに増えました。

これまで訪ねた飲食店の中に、市外ではありますが、四中の近くに「絶品のプリン」を販売するお店があります。

このお店のプリン、かなり美味しいです。
お店は玉川上水沿いにあり、商品の説明書きには、「美味しい卵、低温殺菌牛乳、純生クリーム、天然バニラのペースト、三温糖を使い、カラメルから自家製の焼きプリン」と記されています。

焼きプリンは日持ちするため手土産にも喜ばれると思います。ただし、土曜日のみの営業で、朝10時に開店して売り切れたら買うことができません。まさに、プレミアムな1品です。

01.12.募金とバスの話(校長コラム)

今朝、生徒会の呼びかけで、能登半島地震の被災地を支援するための募金活動が行われました。生徒会役員と有志の生徒が、募金箱を持って、朝、登校してくる生徒に呼びかけていました。来週、月曜日と火曜日にも実施する予定です。

ちなみに、この募金活動は、教員が呼びかけたわけではありません。「被災地のために募金を行いたい」という生徒会役員からの提案です。つまり、生徒の優しい気持ちからスタートした取組です。そして、その生徒の提案をすぐに教員が調整しました。素晴らしいことだと思います。さすが四中生!

さて、話は変わりますが、今日の6時間目、校庭に大型バスが!?

実は、来週のスキー教室の際、正門通過時にバスの下側(底)が擦(こす)らないか確認してくださっています。正門から道路に出たりバックしたり、何度も繰り返しての確認作業です。かなり地面スレスレです。

運転手さん2名、本校用務員2名で確認しましたが、段差解消用のスロープを敷いて、角度を考えながら、ゆっくり出れば、生徒や荷物を載せて、車高が下がっていても、擦らずに行けそうです。校庭に大型バスを入れるのは初めてですが、これで安心です。ありがとうございました。

01.11.来週からのスキー教室(校長コラム)

立川市の姉妹都市である長野県大町市でのスキー教室(1年生対象)を全中学校で実施します。

四中は、来週の月曜日(15日)出発です。昨日、一中が出発して、今朝、三中が出発しました。

一中のホームページには、「氷点下2度で小雪が舞っている旨の情報」と「ゲレンデに立つ一中の校長先生の写真」が掲載されています。寒そうです。

新型コロナウイルスやインフルエンザの感染状況に加えて、能登半島地震の影響(道路事情及び余震の状況)、ゲレンデがある鹿島槍(かしまやり)スキー場の積雪量、そして、東京の天気予報を注視していますが、予定どおり実施できそうです。積雪量がかなり微妙でしたが大丈夫です!

01.09.四中の成績は厳しい?(校長コラム)

新潟中越地震では、当時、ボランティアが不足している旨の報道がされていたため、すぐに現地に向かいましたが、今回の能登半島の地震では、渋滞や通行止め等の道路事情もあり、ボランティアの受け入れ体制はまだ整っていないようです。被災地の方々の迷惑になるような行動は絶対に許されません。特段、何をしたら良いのか思いつきませんが、被災地の方々の気持ちを考えた行動に努めようと思います。

さて、話は変わりますが、「〇〇中学校の成績は厳しい」という噂が流れることがあります。よくある話です。
実は、私の息子が通う中学校でもこの噂が流れています。
このような噂が流れる理由ですが、おそらく、「模擬試験や塾の成績(偏差値)等」と「学校の通知表の評定」を比較した際に、それなりのギャップが生じていた場合に、「〇〇中学校の成績は厳しい」というふうに考える人がいるからだと思います。しかし、他に要因があるケースが大半です。

そもそも、通知表の評定は、定期テストの点数だけではなく、日々の授業のにおける毎時間の評価を点数化しているため、必ずしも偏差値とは比例しません。

先日、本校でも、「四中の成績は厳しい」というご意見をいただきました。
事実関係を確認する必要がありますので、本校の成績と都内公立中学校の平均値(各評定の割合)を1教科ずつ比較してみました。

その結果ですが、教科ごとに多少のバラツキはあるものの、学校全体として、「4、5が少ない傾向」あるいは「1、2が多い傾向」はありませんでした。
すなわち、評定の分布を見る限り、「四中の成績は厳しい」あるいは「四中の成績は甘い」という事実はありません。

とはいえ、成績については、教職員一同、丁寧な説明に努めてまいります。

ところで、通知表は、個々の生徒の学習状況を把握し、更に伸ばすことを目的に作成しています。「やったあ4が取れた!」「1かあ、もういいや・・・」ではなく、「やったあ4が取れた!次は、5を目指そう!」「1かあ、できなかったことを見直そう!」といった姿勢が大切です。そのために、何をしたら良いのか、教科の先生に聞きに行くことも重要になってきます。

01.07.魚釣り(校長コラム)

昨日に引き続き、今日も檜原村に行きました。

来年度、新3年生(現2年生)は檜原村で自然体験学習を行います。神戸岩(かのといわ)周辺のハイキングと魚釣り、そして、野外での調理体験を予定しています。

神戸岩周辺のハイキングでは、ハシゴを上ったり、チェーンにつかまって歩いたり、アドベンチャー気分を味わえます。体験した小5の次男も大喜びでした。なお、5歳の三男は、怖がって歩けませんでした。

ちなみに、今日、檜原村に行った目的は魚釣りです。どのくらい釣れるのか確認しに行きました。

まず、入漁券(半日券)を購入します。釣竿1本につき1枚必要です。3時間限定で、5匹まで釣れます。

釣竿を2本借りて3時間挑戦したところ、合計で鮎(あゆ)が8匹釣れました。まずまずです。

一匹につき200円を払うと塩焼きにしてくれます。とても美味しかったです。私は2匹食べましたが、それだけでお腹いっぱいになりました。

今日、わかったことは、「川の中をよく見て、魚のいるところに、釣竿を入れるとよく釣れる。」ということです。新3年生の自然体験学習、きっと楽しい行事になることでしょう。

今日はこんな感じで、三連休の2日目を過ごしました。

01.06.おもちゃ美術館(校長コラム)

来年度、全学年で自然体験学習を行います。そのうち新3年生(現2年生)では、檜原村で魚釣りやハイキングを行う予定です。都内でも檜原村で自然体験学習(校外学習)を行う学校はほとんどなく、四中オリジナルの取組です。

檜原村の大自然を満喫する魅力的なプランを考えています。

檜原村での体験プランの策定にあたっては、副校長を中心に、移動時間や費用、教育効果等について、慎重に検討してきました。何度も現地を訪れ、打ち合わせを重ねながら体験内容を考えました。

ところで、檜原村には、村が設立した「檜原森のおもちや美術館」という人気スポットがあります。しかし、早い段階で、「檜原森のおもちや美術館」は、本校で行う自然体験学習の候補地から外れました。収容人数と中学生対象の施設ではないことが主な理由です。

副校長から、「檜原森のおもちや美術館」は、小さな子どもを対象にした施設で、中学生の団体が訪れるような場所ではない旨の説明を何度も受けました。理解はしていますが、インターネットの口コミはかなりの高評価で、この施設、どうも気になります。

私は、気になると自分の目で確認したくなる性格であり、仕事とは関係なく、あくまで、自分の興味・関心から「檜原森のおもちや美術館」に行ってきました。

室内は、木材が贅沢に使われていて、温かみが感じられます。滑り台もボールも全て木材です。

柱の穴に、棒を入れると、木製の虫(!?)が出てきます。

大根やタコノコ、キノコ等も収穫もできます。ただし、全て木製です!

色々な種類のコマがあり、実際に遊ぶことができました。

けん玉もたくさん!

児童館のようにボードゲーム類も豊富にあり、大人でも楽しめました。

ピンボールのような対戦ゲーム

バランスを考えて人形を乗せるゲーム

車を動かして渋滞を脱出するパズルゲーム

カフェもあり、子どもも大人も食事の心配もいりません。一緒に行った妻や次男、三男も美味しくいただきました。

実際に「檜原森のおもちや美術館」に行ってみて、おそらく中学生でも楽しめるように感じましたが、あくまで、施設の対象年令は、乳幼児か小学生です。本校の自然体験学習とは、趣旨が異なることはわかりました。

というわけで、本校では行きませんが、木材が豊富で落ち着きますし、とてもきれいでおしゃれな施設です。人気の理由がわかりました。幼稚園や保育園に通うちびっこや小学生は、たっぷり楽しめるはずです。

今日はこんな感じで、三連休の初日を過ごしました。

01.05.仕事モード(校長コラム)

来週から3学期がスタートします。
正月休みも終わり、仕事モードに切り替えなければいけません。
ところで、先月実施した「サンタを探せ!」では、このホームページのみで周知しただけにも関わらず、44名の参加がありました。大半は生徒ですが、保護者の皆様も一部、ご参加くださいました。ありがとうございました。
今日、校舎内の掲示物等を片付けました。とりあえず、今年度に関しては、このようなクイズ企画は予定していません。来年度はわかりませんが・・・。

年末年始は、学校のみではなく、多くの行政機関や企業等も業務を停止していることから、電話やメール等の心配をすることなく、安心して休めます。
今日、久しぶりに出勤しましたが、未読メールが19件、決済待ちの文書の高さは約20センチでした。このくらいなら余裕です。

来週から、再び、四中に活気が戻ります。

01.04.新年の抱負(校長コラム)

令和6年(2024年)がスタートしました。この年末年始は家族との時間を大切に過ごしました。また、立川市民科の授業で必要となることから、自宅で6時間のオンライン研修を受講し、食品衛生責任者の資格を取得しました。

さて、新年を迎え、「本校の教育活動が生徒のためになっているか」「教育理念を保護者の皆様と共有できているか」「地域と協働した活動を実践できたいるか」といったことを一つずつ確認しながら、まじめに学校運営を行っていく所存です。

職員一同、力を合わせながら、あたたかい雰囲気を実感できる学校にしていきたいと考えています。「何か四中っていいな」、そんな学校を目指します。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

01.01.地震(校長コラム)

今から20年前、3年生の担任をしていました。金曜日に合唱コンクールがあって、その日の夜、寝袋と飲料水を持って、一人で新幹線に乗って新潟県十日町市に行きました。新潟中越地震が発生した直後で、自分にも何かできることがあると思い、十日町市に到着後、ボランティアセンターで受付の列に並びました。すると、すぐに車に乗るように言われて、詳しい説明も受けないまま、十日町市から川口町に移動しました。

川口町は、新潟県にある人口6000人弱の小さな町ですが、震度7を記録していて、建物が倒壊する恐れがあり、危険な状態で、ボランティアセンターも立ち上がっていませんでした。私が川口町に着いたときも、余震が続いていました。道を歩いていると、道路の巨大なカーブミラーが上から落ちてきました。ヘルメットの重要性を認識しました。また、1時間に数回、余震による大きな揺れがありましたが、グラグラ揺れるのではなく、地面が爆発しなように、「ドン!」と跳び上がるような揺れでした。まさに恐怖でした。停電しているため、夜になると真っ暗で、一切、活動ができないため、自衛隊が設置してくれたテントの中で過ごしました。支援物資が次々と届きましたが、断水中にカップ麺は役立ちません。そもそも、支援物資を開けたり配ったりする人員もいませんでした。そして、とにかく、「水」が貴重で、停電かつ断水時に、トイレを流したり、手や身体を洗うことができる「水」がいかに大切か実感しました。

金曜日の夜に川口町に入りましたが、翌週の月曜日には授業があるため、日曜日の夜に、ヒッチハイクで新潟空港に行き、飛行機で帰ってきました。したがって、川口町のボランティアセンターの立ち上げを少し手伝ったぐらいで、私は、ほとんど役に立っていません。しかし、地震の怖さ、停電や断水の大変さは、わずかですが体験しました。昔の話です。

今日、このコラムでは、今年、四中の学校運営をどのようにしていくか、今、考えいることや校長としての抱負などを書こうと思っていましたが、そういう気分ではないので、今日は止めておきます。今日の地震で、今、この瞬間に大変な思いをしている人たちが気になります。

12.30.償い(校長コラム)

終業式の日、生徒下校後に「職員の研修会」を行いました。この年末年始に、車で帰省や旅行に行く人も少なくないと思います。また、普段、あまり車に乗らない人が運転する機会もあることでしょう。交通事故には十分気を付けなければいけません。

というわけで、「職員の研修会」では、交通事故防止についても取り上げることにしました。職員全員で、さだまさしさんの「償い(つぐない)」という曲を聴きました。「えっ?」と思われるかもしれませんが、さだまさしさんのこの曲を聴くことの研修効果すなわち交通事故の抑止力は、それなりに高いと思います。

車を運転しているとき、特に急いでいるとき、私はこの、さだまさしさんの「償い」という曲を思い出すようにしています。私だけかもしれませんが、この曲を思い出すと運転が丁寧かつスマートになります。

車を運転する人には、この「償い」を聴いて、交通事故防止に努めてもらいたいと思います。歌詞は実話です。色々と考えさせられます。

12.29.勉強中(校長コラム)

来年3月に、立川市民科で3年生の販売班の生徒が自分たちで考案した飲食物を販売します。その関係で、私は急遽「食品衛生責任者」の資格を取得するため、年末年始を利用して、現在、eラーニング(自宅でのインターネット講座)で勉強しています。6時間の動画を視聴して、確認テストに合格すれば終了です。毎日、少しずつ進めています。

特に、おもしろい内容ではありません。勤務中でもありません。でも集中して勉強しています。

3年生も勉強していることでしょう。負けてはいられません。

12.28.卵料理(校長コラム)

卵料理は、「作るのが簡単」「栄養があって満腹感が持続する」「フライパンが汚れない」などメリットだらけで、卵焼き、目玉焼き、ゆで卵、どれも私の大好物です。
そして、自分では作りませんが、時々、無性に食べたくなる卵料理が天津飯(てんしんはん)です。

私の好きな中華チェーン店の天津飯は、とてもシンプルな見た目ですが、ふわふわ、かつ、秘伝のタレを使った深い味付けで、家庭では真似できない絶品です!

看板メニューの餃子と一緒に食べると最高です。

さて、以前、この中華チェーン店を運営する会社の方とお話をさせていただく機会がありました。地域を大切にしていて、学校教育にも理解があって、そして、大企業であるのに役員の方々のフットワークが軽い、すごく素敵な会社です。

先日、この会社の取締役の方が本校にお越しくださいました。3年生を対象に「四中らしい楽しい取組」を企画したいと思います。ただし、現時点で具体的なプランがあるわけでも、実施が確定しているわけでもありません。

当然ですが、来年度以降のことと合わせて、今年度のことも考えています。

12.27.宿の予約(校長コラム)

今年度行うスキー教室(令和6年1月実施)はもちろん、来年度行うスキー教室(令和7年2月実施)についても、既に宿(宿泊施設)は予約済みです。
修学旅行においては、来年度、さらに再来年度の宿も予約済みです。このことは、本校に限った話ではなく、特に、京都市内の宿は人気があることから、のんびりしていると予約することができなくなってしまうからです。

以前、「なぜ、修学旅行の日程が土日に重なっているんだろう?」「え?うちの学校は、平日実施だよ。」というような会話をしている人を見かけました。あまり知られていませんが、修学旅行の日程は、「修学旅行専用列車(団体専用の新幹線)」が関係しています。
「修学旅行専用列車」は、臨時ダイヤで運行され、通常より安価で利用することができます。一方で、学校が時間や日程等を指定することはできません。春に実施するのか、秋に実施するのかというレベルでの指定はできますが、何月何日の何時の列車に乗車するかはすべて「抽選」で決まります。そのため、修学旅行の曜日は、学校ごとにバラバラです。
この「抽選」は、何と、実施年度の2年前に行われます。抽選実施後、すなわち日程確定後に、タイミングの逃すことなく宿を予約する必要があるわけです。

昨日、四中のためにご尽力いただいている旅行会社の支店長様が年末のご挨拶にお越しくださいました。宿泊行事は、こうした見えない方々の影の努力の上に成立しています。

ちなみに、昨日は、来月行うスキー教室を担当してくださるバス会社の運行管理者様もご来校くださいました。四中南側のコンビニ付近の交差点を大型バスが曲がれるか、正門付近の段差を通過することができるか等、本校の状況を確認してくださいました。なお、このバス会社は、特に、安全に力を入れているまじめな会社ですので雪道や高速道路の移動も安心です。

12.26.2割の人たち(校長コラム)

「物事の結果の8割は、全体の2割の要素によって生み出されている」と言われることがあります。

具体例で言うと、
 ・お店の売上の8割は、2割の主力商品が占めている。
 ・仕事の8割は、2割の職員の力によって成り立っている。
 ・説明した内容の8割を理解してもらうために、資料の2割のページに力を入れる必要がある。
といった感じです。

あくまで経験則の話ですが、納得できる部分が多いように感じます。
そして、この考え方は「パレートの法則」といい、様々な場面で応用可能です。

現在、来年度の四中の人事構想を考えていますが、各仕事(各プロジェクト)を円滑に進め成功させるために「パレートの法則」でいう2割の人たち(その仕事のリーダー)を誰にするのか慎重に検討しています。各職員の得意分野、適性を踏まえた人選にしなければいけません。

ここらか先は、四中のことではなく、あくまで一般論として書きますが、「パレートの法則」の2割に該当する人は、少なくともその分野において「優秀な人」であることは間違いありません。

そして、特定の分野ではなく、常にこの2割の集団に入るような、いわゆる「すごい人」が一定数います。「優秀」かつ「万能」な人たちです。そして、そういう「すごい人!」たちに仕事が偏る傾向があります。

「仕事が山積み!何で自分ばかり忙しいんだろう??」と感じている人がいたとき、この問いに対する答えは次の3点です。
(1)その人が優秀かつ万能なので、色々な仕事がまわってきている
(2)ブラックな職場環境
(3)その人の仕事が遅い

(2)は職場に問題があって、(3)はその人自身の問題であるわけですが、(1)についてはどう考えればよいのでしょうか。

「パレートの法則」のとおりであるわけですが、以前(かなり昔)、私の上司から「宮本さんは優秀だから仕事がまわってくるんだよ。」と言われたことがあります。そのときは、褒め言葉だと思っていましたが、実は、(1)だと思わせておいて、本当は、(2)や(3)であった可能性があります。上司に気を遣ってもらっただけ・・・。あるいは、ブラックな職場環境だったか・・・。

いずれにしても、特定の人に頼っているような体制の職場は、少なからず課題があるわけで、仕事のバランスも考えなければいけません。

というようなことを考えながら、職員の人事構想を検討しています。とはいえ、急ぐ話ではありませんので、時間をかけて考えようと思います。