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校長コラム
03.15.大阪王将の皆様への御礼(校長コラム)
本日、餃子パーティーを行いました。
本取組の実施にあたり、大阪王将から7名の方にご来校いただきました。各部署の主要な方々です。大変、ありがたく思います。
◯株式会社大阪王将 代表取締役社長 文野様
◯当初から本取組に大変ご尽力いただいている株式会社大阪王将 取締役執行役員 林様
◯食材の調達や配送等の責任者でいらっしゃる株式会社イートアンドフーズ 商品部 部長 佐藤様
◯大阪王将の店舗のメニューを考えて、ジョブチューンにも出演されていた株式会社大阪王将 商品開発・改善グループ マネジャー 松田様
◯広報を担当されいて以前、私が参加したオープンセレモニーにもいらっしゃった株式会社イートアンドホールディングス 広報・PRグループ マネジャー 半田様
◯スーパーに並ぶ、油も水も蓋もいらない大阪王将の冷凍餃子等の開発をされている株式会社イートアンドフーズ 商品企画開発部 三條様、望月様
本日は、3年生が卒業式前にみんなで楽しく餃子を焼いて、食べて、とても良い思い出ができました!
材料の無償提供も含めて、大阪王将の皆様方に心より御礼申し上げます。
なお、大阪王将の皆様の仕事の様子をみて感じたことがありますが、今日は夜、遅くなりましたので、明日以降に書こうと思います。
03.14.大量の餃子に感謝(校長コラム)
明日、3年生対象「餃子パーティー」を開催します。株式会社大阪王将様が用意してくださっている餃子の数は、何と「1人3人前」です。
つまり、3年生140人✕3人前=420人前です。個数でいうと、18個(3人前)✕420人前=2,520個になります。大量の無償提供、簡単にできる話ではありません。「お腹いっぱいになる幸せ」を届けようとする大阪王将の熱い思いを感じます。ありがたい限りです。
今年度は、四中のために実に多くの企業の皆様が協力してくださいました。本当に恵まれた環境だと思います。ありがとうございます。そんなことを考えながら、今日は、大阪王将で夕食をいただいています。
ちなみに、餃子に、テーブル備え付けの「ラー油」をかけると味が変わって更に楽しいです。ただし太ります。
3.12.餃子パーティー実施までの経緯(校長コラム)
京都に本社がある中華料理のチェーン店「餃子の王将」には、何十年も前からよく通っていました。したがって、「餃子の王将」については昔から馴染みがあるわけですが、「大阪王将」について知ったのは最近のことです。
「大阪王将」に行き始めたのは、たまたま私の行動エリア内(自宅と職場の間)に、「大阪王将」の店舗が続々とオープンしたことがきっかけです。
実は、昨年、「大阪王将」のオープンセレモニーに申し込んだところ運良く当選しました。そこで、社長や役員を含む本部スタッフの方々と出会い、「大阪王将」のこだわりや美味しさを知りました。
今週末、3年生を対象に、「大阪王将」とコラボした特別授業を行いますが、このオープンセレモニーの際に、私が図々しくも、「大阪王将」の社長(当時)に「中学生のために何かご協力いただけませんか」と声をかけたことがそもそもの始まりです。
特別授業の実施にあたっては、「大阪王将」の役員の方と何度か打ち合わせをさせていただきましたが、急な計画変更が発生した際、「うちの会社は“変化に強い”ので、この程度の変更は全く問題ありません」と堂々とおっしゃっていたことがとても印象に残っています。「変化に強い」と言い切れるところが、すごいと感じたわけです。
「みんながやっているから・・・」「これまでやってきたから・・・」というような主張に特化する、いわゆる「前例踏襲主義の人たち」がどの業界にも一定数いますが、そういう姿勢で、物事が前に進むことはありません。
企業にとって「変化に強い」ということは、大きな強みであり、学校も同様です。なぜなら、学校は、今の時代に合わせながら、子どもたちに「未来でも通用する力」を育む場であるからです。すなわち、学校においても「変化に強い」体制づくりが求められています。
さて、話を“餃子”に戻しますが、「餃子の王将」と「大阪王将」とでは、味もメニューも違います。そもそも別会社です。モチモチした「餃子の王将」の餃子は絶品であり、パリパリした「大阪王将」の餃子もまた、格別に美味しいです。どちらも大好物ですが、最近は、「大阪王将」によく行っています。
ちなみに、3年生対象の特別授業ですが、「楽しさ」を強調するため、名称を「餃子パーティー」としました。これまでコロナ禍の影響で、調理実習を1度も実施できなかった3年生への「プレゼント企画」です。
食材等は、株式会社大阪王将様が無償で提供してくださいます。2時間目に食に関するの「講演会」を行い、その後はクラスごとに、3時間目は3年1組、4時間目は3年2組、5時間目は3年3組、6時間目は3年4組の順で、餃子作りを行います。
餃子のプロが教えてくれます。そして、お腹いっぱい食べられます。お楽しみに!
株式会社大阪王将の皆様、よろしくお願いします。
03.11.東日本大震災から13年(校長コラム)
東日本大震災から13年が経ちました。本日、半旗を掲揚するとともに、震災が発生した午後2時46分に、生徒及び全職員で黙とうを行いました。東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
最近は、千葉県付近を震源とする地震が続いていることから、先日開催した学校運営協議会においても、地震や避難所のことが話題になりました。改めて、地震発生時の「生徒の安全確保の方法」「備蓄品の保管状況」「職員の体制」等について点検しようと思います。
03.08.たくさん走りました。(校長コラム)
今日は、3年生が立川市民科で「販売会」や「展示作業」を行う日なので、生徒も教師も朝からバタバタしていました。
私も慌ただしく、結果的にたくさん走った1日となりました。
◯今日1日の流れ(私の話)
「販売会用に釣銭を分ける。」→「こぶし会館の様子を参観」→「砂川七番駅の展示見学」→「立川駅に移動してスムージーを購入」→「玉川上水駅の展示見学」→「学校に戻って給食」→「校長室でメールチェック&ハンコ押し」→「タクシーがいなくてダッシュ」→「国分寺ひかりプラザで会議」→「立川駅周辺で夕食」→「またダッシュ」→「再び、こぶし会館に行き、夜の会議」
2回のダッシュでそれなりにカロリーを消費したはずですが、夕食で、トマトが入ったハンバーガー(単品)とテリヤキバーガー(単品)を食べてしまい、プラスマイナス0です。
ちなみに、生徒考案のスムージーは、やや酸味があって爽やかな味でした。さっぱりしていて、とても美味しかったです!
なお、お団子とベーグルは完売したため、私も含めて職員は皆、食べていません。どんな味だったのか気になります。食べたかった・・・。同じ思いの生徒も少なくないと思います。
さて、ここから先は、四中とは全く関係がない話です。
夕方、会議のために行った「国分寺ひかりプラザ」は、建物の隣に何と新幹線が展示されていました。実は、国分寺市で新幹線の開発を行っていたようです。初めて知りました。町名も、新幹線の「ひかり号」にちなんで、国分寺市光町でした。
それと、またまた、四中とは関係ありませんが、多摩モノレールの玉川上水駅に、「拓殖大学第一高等学校卒業生一同」と書かれた胡蝶蘭(こちょうらん)が飾られていました。
左側には「多摩モノレールから高校生に向けた、卒業のお祝いメッセージ」、右側には「高校生から多摩モノレールに向けた、感謝の胡蝶蘭」、この組み合わせ、素敵です!
03.07.雨、雪は困ります。(校長コラム)
明日、立川市民科で3年生の販売班の生徒が自分たちで考案した商品の販売会を行います。
玉川上水だんご(1本300円)は60本、ブルーベリーベーグル(1個500円)は50個のみの限定販売となります。すべて手作りで製造するため、この数が限界です。売り切れの際は、申し訳ありませんがご了承ください。
一方、本取組にご協力いただいている株式会社まちづくり立川様が運営する「JIBAR CAFE」で、立川住むーじー(1個600円)を販売します。スムージーは、多めに準備していますので、おそらく売り切れになる可能性は少ないと思います。ぜひ、多摩モノレール立川南駅から徒歩1分の「JIBAR CAFE」にお越しいただけるとうれしいです。
ところで、気になるのは天気予報です。
「ことわざ」とかではありませんので、学校では教えませんが、「◯◯殺すにゃ刃物はいらぬ。雨の3日も降ればいい」という言葉を聞いたことがあります。〇〇に入る職業は、それなりに多いのではないでしょうか。
◯◯には、「商人」もあてはまるわけで、販売会当日の雨は避けたいところです。雨だと売るのも大変ですし、お客さんの数にも影響します。もちろん雪も困ります・・・。
03.05.玉川上水団子の写真(校長コラム)
今日は、夜7時から学校運営協議会を開催しました。委員の皆様方から、本校の教育活動について、お誉めの言葉から改善点まで具体的にご教示いただきました。雨が降る中、ご来校いただきありがとうございました。
ちなみに、本校のように「学校運営協議会を設置している学校」のことをコミュニティ・スクールと言います。コミュニティ・スクールでは、学校運営協議会の委員の皆様が、校長が策定した学校経営方針を承認したり、職員の人事について意見を述べたり、主体的に学校運営に参画します。地域と協働した学校運営を推進するために、全国各地で行われている制度です。
本校では、引き続き、この制度を活かしながら、地域の皆様や保護者の皆様と一緒に、子どもたちの教育の充実に努めてまいります。
さて、学校運営協議会を終えて、メールを確認したところ、今週末に3年生が立川市民科で販売する「玉川上水団子」の試作品の写真が届いていました。
鮮やかな青色のラムネ餡(あん)を用いて、玉川上水の流れや美しさを表現しています。試行錯誤を繰り返し、特に、模様付けには、かなり苦慮されたとのことです。株式会社まちづくり立川様には大変お世話になっています。ありがとうございます。なお、手作りですので、数多く作ることは難しく、この「玉川上水団子」は、限定60本のみの販売となります。売り切れ時は申し訳ありませんがご了承ください。
03.04.地道な努力(校長コラム)
本日、体育館でジャズピアニストの山下洋輔氏の演奏を聴きました。テレビ番組を観ているようで、とても貴重な経験をさせていただきました。ジャズの生演奏、贅沢です。
夕方からは、東京立川ライオンズクラブ様主催の表彰式に参加しました。「特定の分野で活躍した生徒」ではなく、「日々の学校生活で地道に努力してきた生徒」が表彰対象です。本校からは3年生が1名表彰されました。3年間、コツコツ頑張ってきた結果の表彰です。おめでとうございます!
03.03.化成品営業部とは?(校長コラム)
いよいよ明日、音楽プロジェクト第3弾「ジャズピアノコンサート」を行います。世界的に有名なジャズピアニストの山下洋輔氏が来校してくださいます。楽しみです。保護者の皆様も後方からのご参観となってしまいますが、自由にご覧いただけます。午後2時25分から開始します。ただし、プロジェクションマッピングとは異なり、静止画、動画ともに当日の撮影はNGとなっていますのでご了承ください。
さて、話は変わりますが、立川立市内に名糖産業株式会社の化成品営業部という部署あります。ホームページで調べてみますと、色々とすごい技術を研究・開発されているようです。しかし、事業内容が専門的すぎて、私にはほとんど理解できませんでした。今度、化学が得意な人に教えてもらおうと思います。
今年度は、3年生の立川市民科で、株式会社まちづくり立川様、株式会社壽屋様、多摩都市モノレール株式会社様に、大変お世話になりました。また、3年生の特別授業では、株式会社大阪王将様にもご協力いただきます。どの企業も地域貢献に力を入れているまじめで魅力的な会社です。信頼できます。調べてみますと名糖産業株式会社も環境問題や社会貢献に力を入れていて、これらの企業と同じ雰囲気を感じます。
そんなことを考えながら、先日、スーパーで名糖産業株式会社の「アルファベットチョコ」を買いました。チョコレートの王道です。
02.29.ナンバーワンの進学先(校長コラム)
昨日は、今年度最後のPTA運営委員会が開催されました。役員の皆様には、この1年間大変お世話になりました。役員の皆様のお話を伺っていると、いつも、子どもたちや本校のことをとても大切にしてくださっている様子が伝わってきます。心より感謝申し上げます。
さて、明日は都立高校の入試の発表日です。発表までは、「第1志望」「第2志望」・・・と自分が受験した高校に対して、順位付けをしている人が多いと思います。しかし、これはあくまで便宜上の話で、進路が確定したら、志望順位は忘れてしまっていいと思います。なぜなら、決まった進路先こそが、その人にとっての「ナンバーワンの進学先(就職先)」だからです。人との出会いと同じで、その学校(職場)との「縁」を大切にして、そこの良いところをたくさん見つけてもらいたいと思います。そして、今の環境に感謝する気持ちを忘れないことが大切です。
私は、立川第四中学校の校長です。ここが私にとっての「ナンバーワンの職場」です。何よりも人に恵まれた環境です。
02.27.ベーグルの写真(校長コラム)
先週、生徒から「校長先生、久しぶり!」と声をかけられました。このところ、学校外での会議が続いていたことが要因だと思います。「学校にいない校長」、ほめられたものではありません。
ちなみに、今日は、来客や電話も少なく、落ち着いた1日となりました。校長室で、メールを確認していると3年生の立川市民科でお世話になっている株式会社まちづくり立川様から、生徒が考案した「立川ブルーベリーベーグル」の試作品の写真が届いていました。クリームチーズとブルーベリーがサンドされていて美味しそうです。見ているだけで食欲がわいてきます!
02.26.歩いて散策(校長コラム)
「大規模マンションの建設に伴い、近くの学校の生徒数が急に増えた。」なんてことは、決してめずらしい話ではありません。生徒数の増減は、教員数や学級数に影響するため、学校運営上、「マンションの建設状況等」についても、ある程度は把握しておく必要があります。
というわけで、今日の午後、生徒数に影響が出そうなマンションや住宅等が建設されていないか確認するため、柏町と砂川町を中心に散策してみました。ちなみに、時間や行動の制約を受けたくなかったので、休暇を申請しました。
見たところ大規模な工事は行われていませんでした。すなわち、今後、大幅に生徒数が増えるようなことはなさそうです。
ところで、玉川上水に架かる千手小橋(せんじゅこばし)の近くに、美味しいコーヒーで有名なお店があります。
休暇中ですし、少しだけ立ち寄ってみました。
玉川上水沿いのお庭で、コーヒーとチーズケーキをいただきました。どちらもこだわりの1品です。ご馳走様でした。
02.24.大阪王将の餃子(校長コラム)
家で焼き餃子を食べるには、「家で作る(完全手作り)」「お店で生餃子を買って、家で焼く」「無人販売店で冷凍餃子を買って、家で焼く」「スーパーの冷凍食品をあたためる」「お店の焼餃子をテイクアウトする」といった方法が考えられます。
それぞれに良さがあって、どれも好きですが、今日は、お店で生餃子を買ってみました。
生餃子のメリットは、「自宅なので、まわりの人を気にする必要がないこと」「お店と同じ味が再現できること」だと思います。
テイクアウト用の生餃子は、個人店からチェーン店まで様々なお店で売られていますが、私のオススメは大阪王将です。大阪王将の餃子は、薄皮でサクサクした食感が楽しめますのが特徴です。従って、仮に、焼きすぎてしまったとしても、それはそれで美味しいです。つまり、「失敗しにくい」わけです。また、油っぽくないので、たくさん食べても飽きません。
焼く際のコツは、「くっつけずに1cm開けて並べること」「表面に軽く色が付いたら、水ではなく、必ずお湯を入れて蒸すこと」「少なめの油で、サクサクになるまで、しっかり焼くこと」の3点です。
というわけで、今晩は、大阪王将の生餃子を自宅で焼いて、美味しくいただきました。
ところで、本校の近くに店舗があるわけでもないのに、なぜ私が大阪王将をアピールしているかというと、来月、株式会社大阪王将様とコラボした「特別授業」を計画しているからです。対象は3年生です。
株式会社大阪王将様に全面的にご協力いただく「特別授業」、詳細は、現在作成中の「四中だより3月号」に掲載する予定です。ご期待ください。
02.22.3月8日の立川市民科(校長コラム)
3月8日(金)、3年生は朝から立川市民科の授業を行います。
販売班の生徒は、自分たちで考えた「スムージー」「お団子」「ベーグル」を販売します。
一方、プラモデル班、お散歩班、モノレール班の生徒は、これまで調べた内容をまとめて、市役所や駅に展示します。したがって、3月8日(金)は、朝から展示作業です。
展示場所は、プラモデル班は立川市役所1階、お散歩班は多摩モノレール砂川七番駅及び玉川上水駅、モノレール班は多摩モノレール玉川上水駅を予定しています。ちなみに、モノレールの駅は改札内にある展示スペースとなります。
なお、いつまで展示するかは、現在、調整中ですが、来週末には確定する予定です。詳細は、現在作成中の「四中だより3月号」にてお知らせします。
というわけで、現在、「四中だより3月号」を作っています。立川市民科に加えて「3年生の特別授業」や「ジャズピアノコンサート(音楽プロジェクト第3弾)」についても掲載予定です。お楽しみに!
02.20.頑張れ(校長コラム)
今日は暖かく四中の周りでは桜が開花していました。
明日は都立高校の入試日です。不安な気持ちでいる人も多いことでしょう。これまで学んできたことを思い出して、実力を発揮してもらいたいと思います。頑張れ!
卒業式までの登校回数は、残り19日です。3年生には、特に四中での日々の生活を大切にしてもらいたいと思います。
02.19.ジャズピアノコンサート(校長コラム)
音楽プロジェクトの第3弾として、3月4日(月)に「ジャズピアノコンサート」を行います。時間は、午後2時25分から午後3時15分までの「50分間」を予定していますが、当日は専用のピアノを搬入したり、リハーサルを行ったり、朝から準備を行います。
本取組は、「たちかわ交流大使の出張ライブ」として、市内数校で実施するもので、本校のオリジナル企画ではありませんが、世界的に有名なジャズピアニストの山下洋輔氏が演奏してくださるスケールの大きい取組です。今から楽しみです。
ちなみに、昨年度は、3年生(現高校1年生の学年)を対象に行いました。毎年、続けて実施できる保障はどこにもありませんので、今年度は、全学年で行うことにしました。チャンスを逃すわけにはいかないからです。
今年度は、「音楽プロジェクト」と「冬のお楽しみプロジェクト」を行ってきましたが、いよいよこれで最終回です。
02.18.来年度に向けて気になること(校長コラム)
高校では令和4年度から「総合的な探究の時間(探究学習)」がスタートしています。そして、大学受験では、総合型選抜入試が導入され、年内に合格を決める生徒も少なくありません。この総合型選抜入試では、探究学習の成果が問われます。例えば、面接で生徒が「~について調べました。」と答えたら、面接官は「それで?」と次の質問をしてきます。つまり「何かについて調べる」だけでは不十分であり、調べた結果、そこから、何を考え、どういう行動をとったのかといった「探究のプロセス」を説明しなければいけません。高校の授業も大学入試も昔とは随分と変わってきているようです。というようなことを先日、都立高校の先生に教えてもらいました。
しかし、小学校、高校、大学に比べて、中学校では「探究学習」が進んでいません。完全に取り残されているように感じています。そこで、本校でも来年度、総合的な学習の時間や立川市民科で「探究学習」をどう充実させていくのか検討しようと思います。
ところで、話は変わりますが、コロナ禍以降、全国的に不登校の生徒が増加しています。子どもたちが大人になったときに、自立して堂々と生きていくために、中学校は、不登校の生徒に対して、どのようにアプローチする必要があるのか、改めて考えなければいけないと思います。家庭訪問や電話連絡といった対応だけでは不十分なのは明らかです。
来年度の学校経営方針を策定するにあたり、今、気になっているのは、「探究学習の充実」と「不登校の生徒に対する支援の充実」の2点です。のんびり考えている時間はありません。具体的なブランを策定していこうと思います。
02.16.オリジナル商品(校長コラム)
立川市民科の授業で、3年生が考案した商品(地元立川に関連する飲食物)を3月8日(金)に限定販売します。
先日、商品の選定や製造をお願いしている株式会社まちづくり立川様と打ち合わせを行い、販売方法や販売個数等を決めました。
選考会を見事通過した商品は以下の3点です。
◯立川住むーじー(600円)・・・季節の葉野菜とバナナにオレンジジュースを加えたスムージーです。パッケージには、生徒がデザインしたオリジナルのステッカーを貼る予定です。
◯玉川上水だんご(300円)・・・玉川上水をイメージして、青色の“ラムネあん”をのせたお団子です。
◯立川ブルーベリーベーグル(500円)・・・ブルーベリーのベーグルに、ブルーベリーとクリームチーズをサンドしました。
「立川住むーじー」は、ジバーカフェ(立川市柴崎町)で10時30分~正午に販売します。「玉川上水だんご」と「立川ブルーベリーベーグル」は、立川第四中学校 及び こぶし会館(立川市幸町)で10時20分~12時15分に販売します。
いずれも大量生産は難しく50個程度の限定販売となります。どんな味なのか、期待が高まります!
02.14.愛の喜び(校長コラム)
今から30年以上も前の話ですが、NHKの教育テレビ(学校放送)で「ゆかいなコンサート」という小学4年生向けの番組が放送されていました。
出演者の先生による「ピアノ演奏」や「ユニークな曲の解説」がかっこよく、小学生だった私は、いつも憧れの思いをもちながら、その番組を楽しみにしていました。そして、ヴァイオリンと一緒に、出演者の先生がピアノで『愛の喜び(クライスラー作曲)』という曲を弾いていた場面をどういうわけか今でも鮮明に覚えています。
そのときの印象が強く、「ピアノで『愛の喜び』を弾きたいなぁ」とずっと思っていて、実は、数年前に楽譜を購入しました。しかし、難しすぎて私の実力では厳しそうです・・・。
さて、今日、1年生対象に行った「バレンタイン・コンサート」ては、国立(くにたち)音楽大学の先生と学生さんが、この『愛の喜び』を演奏してくださいました。
30年以上前の記憶が再びよみがえりました。やはり、楽器が演奏できるって、とても素敵です。そして、かっこいいです。
今日は、ピアノとヴァイオリンの「本物の演奏」を聴くことができました。プロのビアノ演奏は、素人の私でも違いがわかりました。演奏いただいた沢田千秋先生はすごいです。プロのピアニストの演奏にふれた贅沢な1日となりました。
本日、演奏いただきました国立音楽大学の皆様に心より御礼申し上げます。
02.13.国立音楽大学の先生(校長コラム)
明日は、1年生を対象に音楽の特別授業を行います。本校の学区域内にある国立(くにたち)音楽大学の先生がピアノを披露してくださいます。2月14日に実施することから、その名も「バレンタイン・コンサート」です。
今年度、音楽科で教育実習生を受け入れましたが、その際、実習の様子をご覧いただくために国立音楽大学の先生がご来校くださいました。校長室でお話をさせていただくうちに、その先生の「専門性」「学校教育への理解」「技術力や頭の良さを前面に出さない謙虚さ」「人柄の良さ」を強く感じ、初対面であるにも関わらず、失礼を承知で、四中生対象の特別授業をお願いしました。
という経緯でスタートした企画ですので、大学の先生に加えて、教育実習生も久しぶりに来校してくれます。また、教育実習の担当クラスが1年生であったことから、今回のコンサートの対象学年も1年生としました。2クラスずつ音楽室で、ピアノとヴァイオリンの演奏を味わってもらいます。
ところで、その国立音楽大学の先生ですが、沢田千秋先生とおっしゃって、インターネットで調べてみますとピアニストとしてご活躍されているすごい方でした。快くお受けいただきましたが、演奏費を準備しているわけでもなく、初対面で、無茶な依頼した自分が恥ずかしくなります。
これまで、大学、行政機関、芸能界、民間企業等、様々な分野で活躍されていている方々とお話させたいただく機会がありましたが、「活躍している人」「成功している人」程、皆、人に優しく、礼儀正しく、そして、丁寧です。威張っている人は1人もいません。