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日誌
ペットボトルロケットの理論と工作
「ペットボトルロケットの理論と工作」
実施日:2022年7月9日、16日
講師:猿渡 厚史 先生(小学校教員)
ベーシックコース(科学センター1年目の5、6年生)約200名が参加しました。1回50名を4回に分けて実施しました。
体育館でペットボトルロケットの仕組みを学んだあと、小グループに分かれて工作し、校庭で飛ばしました。
500mlのペットボトルをカットして、ロケットの形に組み合わせ、羽を付けるという簡単なものですが、よく飛ぶためにはコツがいくつかあります。
胴体も羽もまっすぐに固定されるように、丁寧な作業が重要だそうです。
一人が抑えて、一人がテープをカットして、一人が慎重に固定するなど、共同で作業をしている様子が見られました。
出来たペットボトルロケットにイラストや模様などを描いてそれぞれのグループで楽しくて素敵なロケットが出来ていました。
打ち上げは水の量や角度など、よく飛ぶために必要な条件があるようです。
成功したときに校庭に響く歓声と笑顔がとても印象的でした。
~8月の投稿スケジュール~
8/20(土)「重さの科学」(第2回アドバンスコース7/9実施)
8/27(土)「科学教育センターの裏側」
ロボット プログラミング コース 1学期 開催報告
ベーシックコース、アドバンスコースの中から
ロボットプログラミングコースの希望者を募ったところ
今年度は100名以上の応募がありました。
定員30名を開講式に抽選で決定し、
第1回目の練習会を7月9日、第2回目を7月16日に行ないました。
【7月9日のチームノートより抜粋】
・ロボット作りをはじめてやったけどメンバーと協力すると、とてもはやくできたので、とてもうれしかったです。
・色んなすばらしいアイディアがでた。1回目にしてはいっぱいできた。
・次回、もっと工夫し、よりよい宇宙エレベーターをつくりたい。
・まだ最初なのであまり進められなかったけど、今後がんばりたいです。
【7月16日のチームノートより抜粋】
・ボールが入るようにしよう!
・バランスがおかしいために上にいかない
・玉をのせるカゴが重いから少し変えて、上に進むようにする。
今日は玉をのせるカゴのアイディアが無事に決まってよかった。
・2個はピンポン玉を乗せられたので、今度は4個くらいに挑戦したい。
8/13(土)「ペットボトルロケット工作・実験」
(第2回ベーシック 7/9、7/16実施)
8/20(土)「重さの科学」
(第2回アドバンスコース 7/9実施)
8/27(土)「科学教育センターの裏側」
宇宙の話とDNA抽出実験
「宇宙の話とDNA抽出実験」
実施日:2022年6月18日
講師:網蔵ゆうこ先生(生命科学 博士、千葉工業大学惑星探査研究センター 研究員)
アドバンスコース(科学教育センター2年目の6年生)100名、初回の講座を行ないました。
【講話内容】
・DNAは生きものすべての情報
・親から子どもへ伝わる
・DNAのある場所(ヒトの場合)
・そもそも、生き物とは?
・化石からDNA
・生命の起源に迫る
・宇宙でもDNA研究
・宇宙での生命探査→メタン(有機物)探し
・はやぶさ2のサンプルからアミノ酸が見つかった
・地球の生き物を解明することが宇宙での生命発見につながる
・最初はDNA抽出ってむずかしそうと思ったけど意外と身近にあるものでできて、こんなに簡単に取り出せるんだ、とビックリしました。
・DNAを探すのがわくわくして楽しかった。
・家に帰ったあと、簡単な顕微鏡でバナナのDNAを見てみました。他の食べ物も調べてみたいです。
・次はクローンのことが知りたい。「宇宙の話」はもっとくわしく知りたいと思った。
~次回以降の投稿スケジュール~
8/6(土) 「プログラミングコース 初回の様子」
(第1回、第2回 プログラミング 7/9、7/16実施)
8/13(土)「ペットボトルロケット工作・実験」
(第2回ベーシック 7/9、7/16実施)
8/20(土)「重さの科学」
(第2回アドバンスコース 7/9実施)
8/27(土)「科学教育センターの裏側」
プランクトンと花粉の顕微鏡観察
「プランクトンと花粉の顕微鏡観察」
実施日:2022年6月18日、7月2日
講師:中山 和人 先生 (元小学校教員、ダ・ビンチ サイエンス教室)
ベーシックコース(科学教育センター1年目の5~6年生)200名、初回の講座を行ないました。
「ミジンコが大きく見える」
「これは何だろう?カイミジンコかな?」
顕微鏡を覗いて発見を楽しんでいる姿がたくさんありました。
「見て!見て!」と講師や指導員の先生を呼び止めて、
一緒に喜んだり、驚いたり、撮影した写真を見せ合ったり、
共有しながら学んでいる様子が見られました。
※画像の実施日の記載に誤りがあります。正しくは 6/18と7/2です
~次回以降の投稿スケジュール~
7/30(土)「宇宙の話とDNA抽出実験」(第1回アドバンス 6/18実施)
8/6(土) 「プログラミングコース 初回の様子」(第1回、第2回 プログラミング 7/9、7/16実施)
8/13(土)「ペットボトルロケット工作・実験」(第2回ベーシック 7/9、7/16実施)
8/20(土)「重さの科学」 (第2回アドバンスコース 7/9実施)
8/27(土)「科学教育センターの裏側」
オリエンテーションで伝えたこと
~オリエンテーションでお伝えしたこと~
科学センター手帳の裏表紙をよく読んでください
★自分はいつ参加するのか、毎回、確認してから来てください
【クイズ①】確認の方法は?配布されるおたよりともう1つは?
★来るときは検温と保護者印を忘れずに
【クイズ②】保護者印またはサインをもらう意味はなんだと思いますか?
★徒歩、公共機関で来てください
【クイズ③】自転車で来てもよい?ダメ?
★欠席する場合は連絡をしてください
【クイズ④】連絡の方法は?当日の電話でよい?
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【クイズの答え】
①このホームページ
②保護者が「本日、参加させることを認めています、知っています」
という意味です。保護者に内緒で来ないでくださいね。
③自転車で来ることはできません。
人や物にぶつかったり、転んだときに大きなケガをすることがあります。
安全のためにご協力ください。
④欠席連絡はメールまたはショートメールでお願いします。
記録が残るので確認するのに助かります。
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~配布した物~ 欠席された方には今週中に学校で配られます
①国立極地研究所からの資料
②A4サイズの書類(3枚)
③集金袋(第1回目の講座に持ってきてください)
④科学センター手帳
ベーシックコースは黄色、アドバンスコースは水色
⑤名札 貸与です。最終日(来年2月)に回収します
※⑥ベーシックコースのみ実験教材 第1回目の講座で使用します
開講式
6月11日に開講式を開催しました。
【栗原教育長の話より】
60歳になったけれど、知らないことがたくさんあります。
みなさんは好奇心と意欲を持ってここにいます。
その気持ちをいつまでも持ち続け、科学センターで楽しみながら科学を学んでほしい。
科学が地球のためになることを願っています。
【藏重センター長の話より】
不思議と思ったことから、興味関心を持って、調べて「わかった!」
という体験が積まれて育っていく。
科学センターではその体験がたくさんできると思います。
【大沢文教委員長の話より】
好奇心の種を学校や科学センターで耕していく。
大人が支えていくので安心して、その種をまいて欲しいです。
【佐藤校長会会長】
違う学校の子たちとたくさんの発見をしながら一緒に学ぶことができる科学センターです。
学ぶ時に興味があるかないかによって、楽しいと感じる時とつまらないと感じる時がある。
(2000年前のギリシャの科学者アルキメデスの逸話を例に)
粘り強く考えると発見や理解が得られます。
「か」考えて「が」学習して「く」工夫して
深い学びを!応援しています。
記念講演は国立極地研究所の准教授
開講式 注意とお願い
明日(6/11)は開講式です。
9:45着席で説明が始まります。
会場の第八小学校まで、どうぞ気を付けて来てください。
~注意とお願い~
市内19校から300名以上の5~6年生が来ます。
雨天時は傘立てにたくさんの傘を詰め込むような形になりますので
自分の傘がわかるよう記名するなど工夫をお願いします。
令和3年度 ダイジェスト「アドバンスコース」編
科学センター2年目の6年生(約100名)が発展した科学を学びました。
①海の生態系とちりめんモンスターさがし
②動物のからだ 解剖実験
③電波・無線 ラジオの製作
④驚きの電磁気の実験
⑤東大キャスト出前科学館
⑥溶解度と再結晶
⑦運動力学とジェットコースター
「2年間、科学・物理・観察などのの分野でたのしく学ばせてくれて
ありがとうございました!!」
「2年間通った科学センターのおかげで前よりも科学や理科にも興味を持てるようになりました!中学でもがんばって取り組みたいです!」
令和3年度ダイジェスト「ベーシックコース」編
科学センターはじめての5~6年生(約200名)が楽しい科学を学びました。
①はんだ付け電子
②ペットボトルロケット
③プランクトンや花粉などの顕微鏡観察
④身近な物質の酸とアルカリ
⑤不思議な静電気の実験
⑥ガリレオ工房 実験ショー
⑦美しいクロマトグラフィー
1年間ありがとうございました
実験紹介「再結晶」
再結晶の様子をご紹介します講師:片江 安巳 先生
次年度も科学センターの子どもたちが「学ぶって楽しい!」「もっと知りたい!」
持ち前の探究心を伸ばしていけるように、
魅力的で情熱のある講師の先生方との出会いや、環境づくりを頑張りたいと思います。
科学センター作文紹介⑰「センター長 宇宙の話」
本日はラストです!
講座の始まる前に毎回、関口センター長が宇宙について、興味をひく資料を用意して話をしてくださいました。
そのことが心に残っていると書いているセンター員がいました。紹介します。
●いつも講座が始まったら油井宇宙飛行士の動画を見せてくれて、問題を出してくれて、私は「宇宙に行ってみたいな」と思いました。(第四小 Oさん)
●宇宙食の片付け方や、あたため方がわかって楽しかったです。(紹介された宙亀通信で)宇宙エレベーターのことや、宇宙旅行一万人とっぱの記事、火星に地球人がおりたった記事を見て、宇宙旅行に私もいきたいと思いました。(第七小 Oさん)
科学センター作文紹介⑯「夏休みオンライン学習」
「夏休みオンライン学習」
●オンラインで見た南極昭和基地の潜入ツアーも楽しかったです。実際の基地の様子が見れて、南極と日本の時差が六時間であまり差がないこと、歯医者や手術室があることにおどろきました。(南砂小5年 Hさん)
●オーロラはカーテンのようにとてもきれい。日本は10年に1度くらい北海道で赤いオーロラを見られるときがあることを知りました。(若葉台小 5年 Hさん)
科学センター作文紹介⑮「プログラミングコース」
「ロボット プログラミング コース」
●コミュニケーションが大事なことを学びました。同じ班の子に話しかけてみたら、意外とすぐに話してくれてうれしかったです。そのあともロボットをつくったり、プログラミングをしたりしてとても楽しかったです。大会ではちょっとドキドキしていたけれど友だちがはげましてくれてとてもよかったです。そして大会で優勝ができてとても貴重な体験だなと感じました。(第九小6年 Sさん)
●リーダーとしてチームをまとめて大会に出場しました。ロボットの性能と実際に動かしてみて色々と工夫をしました。デザインはプロペラ機で結果は4位でしたが、デザイン賞をもらえてよかったです。(第五小 Nさん)
科学センター 作文紹介⑭「運動力学とジェットコースター」
「運動力学とジェットコースター」(実施日:2022年1月22日)
●他の学校の子たちとも協力して組み立てました。何回も失敗してしまったけれど、先生からアドバイスをもらい、友達と話し合いながらどうやったらゴールにたどりつくかを考えました。何回もやっていくうちに、球をころがす最初のレールが直線にならないと、途中で球がはね返ったり、落ちてしまうことがわかりました。私はレールを直線にして球を転がしてみました。すると成功したので、とてもうれしかったです。(第三小 Hさん)
●仲間と協力して、長いの、複雑なものなど、ありとあらゆる物を協力して作り、鉄球がスタートからゴールまで通った時の達成感がよい。これは、「協力」したからだと考える。(第九小 Aさん)
●ジェットコースターはエンジンを使っていないことや、レールが揺れるとスピードが落ちてしまうことも知りました。大小ループや十連ループなどが大変でしたが、同じグループの人と協力して最後の十連ループが成功したときは、とても達成感がありました。(西砂小 Kさん)
科学センター 作文紹介⑬「溶解度と再結晶」
「溶解度と再結晶」(実施日:2022年1月15日)
●薬品を溶かすときは時間がかかったけど、結晶ができるときは一瞬でした。(第一小 Tさん)
●過飽和したときに、水に溶けた酢酸ナトリウムが固体になるのがすごくきれいで、みとれてしまいました。再結晶するときに熱が発生して、とても驚きました。海で暖をとるためにこの再結晶の性質を利用して、カイロがあることを知りました(第一小 Sさん)
●再結晶はまず固体の粉を水に溶かし、溶け残った固体の粉も熱しながら溶かしました。次に熱して固体が溶けた水を、冷水に入れて冷ましました。冷ました水の中には結晶ができました。結晶はとてもとげとげした形で水中に出ました。とてもきれいでした。(第五小 Mさん)
●溶解度をグラフに表せることにおどろきました。酢酸ナトリウムの再結晶はとてもきれいで、どうしてなのかを家でも調べてノートにまとめました。(第九小 Hさん)
科学センター 作文紹介⑫「東大キャスト出前科学館」
「東大キャスト出前科学館」(実施日:2021年12月11日)
●カオスは最初、誤差が小さくても、どんどん差がひらいていくことを知りました。無限に同じ形がくりかえされる形では、自分で実際に作って知りました。そのあと、家でも作ってみました。(第六小 Kさん)
●手回しラジオで回したら、何分間ラジオが聞けるのかの実験をしました。ぼくの回すスピードでは、1時間テレビを見るために11時間必要で、24時間テレビを見るためには、264時間。11日前から回し続けないといけない。(第七小 Tさん)
科学センター 作文紹介⑪「驚きの電磁気の実験」
「驚きの電磁気の実験」(実施日:2021年11月27日)
●特に思い出深かったのは、ぐるぐる導線を巻いた長いコイルの中を、N極とS極にそれぞれ磁石をつけた乾電池が、何もしていないのにスイスイ進んでいたのを見たことです。(第三小6年 Yさん)
●前に習った磁石についての復習と中学校で習う、発展した要素があって面白かったです。実験では電磁気の工作をしました。班の中でうまくいったのがぼくだけだったので、胸を張れました。父に「すごいだろー。」と自慢すると、「どうなってんの!?」と不思議がりながら喜んでくれました。また作りたいです(第六小 Yさん)
科学センター 作文紹介⑩「電波・無線とラジオの製作」
「電波・無線とラジオの製作」(実施日:2021年10月23日)
●ラジオ工作をしたあとに、無線でラジオと同じように通信していて、やってみたいと思いました。ラジオといえば放送局から音楽やニュースなどが流れ、限られた人のみが発信できるだけだと思いこんでいました。(第八小6年 Oさん)
●実際にラジオを作りました。家に帰ると、ラジオを聞きました。そして、そこからほぼ毎日ラジオを聞きました。主に聞こえたのは英語の音楽、ニュース、トークのようなものなどが聞こえてきました。(松中小 Tさん)
●「AM」「FM」という二つの種類のラジオがあり、それぞれ電波がちがうことを知りました。「AM」は広い範囲で聞くことができるが、雑音が多くて鉄筋コンクリートでできた建物の中では聞きずらいことを知りました。一方で「FM」は、雑音が少なくてがんじょうな建物の中でも聞くことができるが限られた場所でしか聞こえないようです。(新生小 6年 Tさん)
科学センター 作文紹介⑨「動物のからだ解剖実験」
「動物のからだ解剖実験」(実施日:2021年9月4日)
●おどろいたのは心臓の形は丸い形だと思っていたのですが、実際の形は三角形のような形でした。魚にも人にもある音のバランスをとる耳石は魚によって大きさが違い、マアジの耳石は米粒のような形をしていてとても小さかったです(第一小 Tさん)
●魚の体のしくみがわかって、人も同じようにこれがあって、だからこれのおかげでこうすることができるのだな、と一つ一つの役割を果たしているしくみを知って、動物の体はなぜこうなのだろうと少し興味を持つことができました。先生が「ぜひ、魚のいらないところを見てみてください。」と言っていたので、私は焼き魚の目玉の部分をとって見てみました。科学センターで解剖するま全く興味のなかったものに関心を持ててうれしいです。(第五小 Mさん)
科学センター 作文紹介⑧「海の生態系とちりめんモンスターさがし」
「海の生態系とちりめんモンスターさがし」(実施日:2021年6月26日)
●たこ、かい、いか、小魚などがありました。たこは最後に見つけ「すげー」ってなりました。見つけてはボンドで貼り、家に帰り一日たったらボンドが透明になり、魚図鑑みたいになりました。(第一小 Hさん)
●ちりめんじゃこの中にも他の生物が入っているものを取り出したり、標本にするのが楽しかった。それよりも学校の給食で、ちりめんじゃこのふりかけの中にも、ちがう生物を何匹も見つけられたのでうれしくなった。(第四小 Mさん)
●ぼくが見つけたのはアイゴ、マダコ、ウルメイワシ、コブシガニ、メガロパ、アキアミの亜成体、カタクチイワシ、エソの仲間、カニのメガロパの8種類でした。10種類以上見つけたという人もいたので、すごいなと思いました。すごく楽しかったです。(新生小6年 Sさん)