日誌

学校の出来事

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO71

校長日誌 立川の空から NO71 (2014/12/21)
「うどん作り?」

 うどん作りの様子を写真で紹介します。

写真左:講師の田形さんが作り方の説明をしてくださいました。「やってみせ、言って聞かせ、させてみせ、 ほめてやらねば、人は動かじ。 」の格言通り。写真は、小麦粉に水を入れてこねるところ。
写真右:輪になった子供たちに説明。後ろには、ボランティアのお母さん方がの姿。西砂小学校の教育活動はこうしたボランティアの皆さんに支えられています。

写真左:講師の田形さんは、子供たちが活動を始めても、子供たちの間を回って、教えてくださいました。
写真右:もう一人の講師、鈴木久米さん。西砂会館のリーダーです。西砂会館は、地域のうどん作りの拠点。西砂小学校のうどん作りは、お二人の講師に支えられています。

写真左:手でこねた後は、足の出番。厚手のビニールを敷いて、よくよく踏みます。
写真右:手と足で愛情込めて、生地を伸ばしたら、最期は棒で伸ばします。
(この項続く)

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No70

校長日誌 立川の空から NO70 (2014/12/20)
「うどん作り①」

 12月18日、19日の両日、6年生がうどん作りに取り組みました。(来週の月曜日21日にも行われます。)
 西砂小学校のうどん作りは、地域のうどん作りに端を発する、地域に根付いたものです。(一昔前、総合的な学習が始まったころ、うどんやそば作りをする学校がかなりありました。地域にそばやうどん作りをする根拠がないのに、ただ「体験的な活動が大切」「食育は大切」というだけで取り組んでいたのです。でも、それでは家庭科です。その点、西砂小のうどん作りは、地域のうどん作りの伝統に根差しているのです。)

 うどん作りの材料の小麦は、今6年生の子供たちが5年生の時麦まきをし、6年生になってから麦刈りをしたもの。(麦刈りで出たわらを使って、「松明祭り」も行っていることは特筆すべきことです。)
 うどん作りに適した地域である理由がもう1つあります。
 それは、地域の人材です。麦まき、麦刈り、(松明祭り)、そして最後のうどん作りのそれぞれで、地域の方々が講師となってくださっています。
 さらには、保護者ボランティア。保護者のボランティアが子供たちの活動を力強く支えてくださっているのです。
 うどん作りの様子については、また次回。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO69

校長日誌 立川の空から No69 (2014/12/19)

「アメージンググレース」
 アメージンググレースは私にとって思い出深い歌です。アメージンググレースは、「第二のアメリカ国歌」と言われています。私もアメリカで、何度もこの歌を聞きました。アメリカ人の中には、涙を流しながら歌う人もいて、この曲に対するアメリカ人の想いに触れた気がしました。
 そのアメージンググレースを西砂小学校で聞きました。
 昨日の音楽集会でのこと。吹奏楽の子供たちが演奏してくれたのです。まだ創っている途中とはいえ、アメージンググレースの歌の部分はしっかり演奏してくれました。
写真左:演奏開始前に楽器の紹介をしました。木管楽器、金管楽器、打楽器の3つです。写真は、もちろん打楽器。
写真右:曲紹介を子供たちがしてくれました。アメージングレースは、日本人にはあまりなじみがないので、この説明は大切でした。


わずかな時間でしたが、全校で音楽集会を楽しみました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO68

校長日誌 立川の空から No68 (2014/12/18)

「9000御礼」

 今朝の西砂小学校付近の様子です。

写真がわかりにくいので、解説します。写真左は、学校隣の畑の様子。畑一面真っ白になっていて、霜柱ががっちり立っていました。写真右は、その畑の隅に張っていた氷。見事というくらいの氷でした。
というわけで、西砂小学校周辺は、もうすっかり冬です。

冬につきものは、インフルエンザ。昨日は、2年2組が学級閉鎖となりました。そして、明日からは4年1組が学級閉鎖です。(マメールですでにお知らせしたとおりです。)
私が子供の頃から言われていることですが、風邪やインフルエンザ予防には「うがい」「手洗い」「マスク着用」です。来週、終業式の週に、もうこれ以上学級閉鎖が出ないように、ご留意ください。

※寒くて、学級閉鎖も出ている状況ですが、1つ心が温まることがありました。
それはカウンターがとうとう9000を超えたのです。エベレストを超えると、次に目指すものは成層圏を越えることでしょうか?
これも皆さんのご愛読のおかげです。ありがとうございます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO67

校長日誌 立川の空から NO67 (2014/12/17)

「全校朝会校長講話から」

 お久しぶりです。先日、市内の校長先生から「西砂小は、毎日HPを更新しているね。」と言われました。ありがたいのですが、実はここ数日副校長先生が作成している「今日の給食」だけ更新をしていて、私の校長日誌は更新されていませんでした。
 カウンターが9000に近づいている状況から、更新を期待されていることはわかっているのですが、忙しくなると、毎日更新は難しいことがあります。ご容赦願います。
 さて、今回は、昨日火曜日の全校朝会の話題です。
 といっても、私の講話ではありません。今回の主役は、6年生の小林慶太君。
 小林君はなんと、小学生のサッカー大会で東京都の選抜選手となり(!!)、なおかつ関東大会に出場し、見事優勝したのです。(正式な大会名は「関東U-12 トレセン交流戦」です。)そこで、全校朝会で私が表彰し、さらにインタビューもしました。
 そのインタビューは以下の通りです。 ※(  )内が小林君の答えです。

1 サッカーをしていて楽しいなと思うことは何ですか?

 (点を決めた時です。)

 わかりますね。ゴールを決めた後、チームのメンバーと喜びを分かち合う時が最高ですね。

2 逆にサッカーをしていて苦しい、つらいと思うことは何ですか?

 (サッカーの試合で負けたり、悪いプレーをしたりしたときに、学校の周りを5周するときです。)

 試合後なので、しんどいでしょうね。でも、Jリーガーもそうですが、こういうことがあって、強くなるのですよね。

3 なぜサッカーがそんなにうまいのですか?

 (練習を一生懸命したからです。)

  どれくらい練習をしているのですか?

 (金曜日を除く毎日練習しています。それから、朝家族とパスの練習などしています。)

  サッカーの練習をしていると、宿題や勉強がやる暇がないでしょう?

 (宿題はちゃんとやっています。)

  スポーツでプロになるような人は、みんなスポーツだけでなく、勉強もしっかりやりますね。

  

4 最後に将来の目標、夢を教えてください。

 (プロのサッカー選手になることです。海外でプレーしたいです。)

  本田選手や長友選手のように活躍するサッカー選手になることを祈っています。

 ありがとうございました。もう一度小林君に拍手をしてください。

 西砂小学校の仲間からは惜しみない、温かい拍手が送られました。
 聞いていた子供たちは、「同じ学校の6年生ががんばっているんだ。私もがんばろう。」と思ったことでしょう。また、「やっぱり、練習を毎日こつこつとやっているからうまくなったんだ。こつこつ練習は大切だな。」と感じたことでしょう。
さらには、「スポーツをやっているからといって、勉強をしない理由にしてはいけないんだな。」と引き締まる思いがしたことでしょう。
 緊張しながらも、私のインタビューにしっかり応えてくれた小林君。近い将来、テレビ番組(スポーツ番組)のヒーローインタビューで、(今回のように)ハキハキと応えてくれることを期待したいです。


 

 

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No66

校長日誌 立川の空から No66(2014/12/09)

「冬が来たので」

 NO64で自転車通勤にかかわる話題を書きました。読まれた方は、私が当然のようにいまだ自転車通勤をしていると思われたことでしょう。
 でも、実は今電車通勤をしています。
 理由は?冬が来たからです。
 自転車通勤路を見ると、日陰になっているところが多く、中には舗装していないところもあります。となると怖いのは、ブラックアイス。路面に氷が張っていると通常白く光り、見た目で分かります。でも、時にブラックアイスとなることがあります。こうなると、氷が張っているのに、見た目ではわからないのです。ブラックアイスの上は、もちろん氷。だからその上を通ると、当然のようにスリップします。アメリカで何度か怖い思いをしました。
 車でスリップすると、死亡事故です。では、自転車では?若いころならともかく、今は四捨五入すると60歳。自転車でもスリップしたら、痛いくらいではすみません。すっかり暗い話になってしまいました。
 というわけで、先月末から電車通勤です。実は、電車通勤は11年ぶり。というのも、教頭になった11年前、私は御蔵島という離島に赴任したため、電車やバスはなかったのです。その後副校長として赴任した小平第14小学校は、自転車でわずか15分。さらに、校長として赴任した南砂小学校は自転車でわずか20分。さらに、その後赴任したニューヨーク日本人学校は車通勤。というわけで、この11年というもの、電車通勤とは無縁だったのです。
 電車通勤をしてよかったことがあります。それは読書ができること。往復でわずか1時間ですが、結構読書ができます。趣味は読書と言っていた割には、読書はほとんどできていませんでした。それが、この2週間ほどで、結構読めたのです。
 自転車通勤、それも往復で17キロの通勤をする校長はめったにいないでしょうから、話題には事欠かなかったのですが、得られたものは大きかったです。
 自転車通勤で保護者の皆さんにお会いすることが何度もありました。これからしばらくは必死に自転車をこぐ私を目にすることはないでしょうが、校長日誌はこれまで同様、書き続けますので、どうぞご愛読のほどを。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO65

校長日誌 立川の空から NO65(2014/12/08)
「研究発表」

 教員になったばかりの頃、一緒に学年を組んだ力のある先生が私にこんなことを言ったことを今でもしっかり覚えています。
「研究発表は、教師にとってしんどいことだけど、公立学校の教師である限り、研究発表は当然のことなのよ。」
 研究発表は、欧米にはありません。欧米でも授業研究はします。でも、発表(公開)はしないのが普通です。
 それに対し、日本の研究は発表の歴史は古いのです。日本が世界に誇るべき研究発表。立川市では2年に1回の発表となっています。(この頻度は高い方だお思います。)
 正直、先生方にとってはしんどいです。でも、研究発表を経ると、授業力はアップします。教師である限り、研究発表は避けて通ることが出来ないのです。
 さて、いきなり熱く語ってしまいました。本校は先月末(11月28日)に研究発表しました。(今年が2年に1回の番だったのです。)
 保護者や地域の皆さんにもご参観いただきましたが、写真で各学年の様子をお知らせします。

写真左:1年生体育の様子。 写真右:2年生国語の様子。
 
写真左:3年生国語の様子。写真右:4年生体育の様子。

写真左:5年生国語の様子。 写真右:6年生体育の様子。

 当日は、PTAの皆さんに受付や来賓接待等でお世話になりました。
 たくさんの皆さんのおかげで、研究発表会を終えることが出来ました。ありがとうございました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No64

校長日誌 立川の空から No64 (2014/12/8)
「ピアニストの言葉を検証」

 

昔、誰だか忘れましたが、ピアニストの言葉で印象的なものがありました。(中村紘子さんだったかな?定かではありません。)それは「練習を一日休むと取り戻すのに三日かかる」という言葉です。

私は小学校教員でありながら、ピアノが苦手なので、ピアノでこの言葉を検証することはできません。

そこで、他のことで検証しました。それは自転車通勤です。

 

夏休みに土日含めて10日連続で自転車に乗らないことがありました。休暇と出張がその理由です。

以前学校便りに書いたように、学期末の私の通勤に要した時間は35分を切っていました。(8月のはじめには34分にまでなっていました。)そんな時に、10日自転車通勤を休んだわけです。

当然のように、反動がありました。休み明けからしばらくの間、自転車通勤に40分かかるようになってしまったのです。元に戻ったわけですね。予想はしていましたが、「取り返すのに時間がかかる」と覚悟しました。その時、例の「ピアニストは練習サボるとサボった分を取り返すのに3倍かかる説」(長いのでこの説を「PR3説」とします。)を思い出しました。そこで、検証することにしました。PR3説によれば、私が通勤に要する時間を40分から34分に戻すには、10日×3=30日かかることになります。

実際、休み明けからしばらくの間は40分かかりました。「PR3説は正しいのか?」と思いかけました。しかし、通勤34分に戻るのに要した日数は、18日。

というわけで、「PR3説」は、すべての事柄で通用するのではないと身をもって立証できました。

ただ、今回の実証研究の結果、私は子供たちには次のように、実感を込めて話せそうです。

「継続は力です。何事もコツコツと続けていれば、成果は必ず出る。」

と。子供たちには地道に何かを継続するように伝えていきたいと思います。

 

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No63

校長日誌 立川の空から No63(2014/12/07)
「発信は大切」

 先週の木曜日のこと。またも学生ボランティアが応募の面接に来ました。これで4人目。
 副校長先生が出張でいなかったため、私はいろいろな仕事をとりあえず措いて面接しました。(暇そうに見えるかもしれませんが、結構いろいろな仕事があるんです。はい。) 
 うれしい悲鳴とはこういうことですね。うれしいついでに、いつもと同じ質問を学生さんにしてみました。
「自宅から西砂小学校までドアツードアでどれくらいの時間がかかりますか?」
 立川市内に住んでいるのですが、なんと学生さんの答えは、
「1時間くらいです。」
 1時間もかけてボランティアをしに来てくれるなんて!
 そこでさらに質問してみました。
「どうして西砂小学校の学習ボランティアに申し込んでくれたのですか?」
 学生さんの答えは・・・
「学生ボランティアをしようとネットを検索したら、西砂小学校がトップでヒットしたんです。」
 なるほど!最近の学生ボランティアの皆さんの言葉と同じです。

 一生懸命HPで発信を続けて、本当に良かった!

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO62

校長日誌 立川の空から No62(2014/12/5)
「連合音楽会へ!」

 連合音楽会を前日に控えた昨日(12月4日)、朝の全校集会で6年生が登場。6年生は、連合音楽会で発表する合唱と合奏を披露してくれました。
合唱の様子。美しい歌声に体育館の空気が清浄されたような感じでした。
 
 
合奏。耳で楽しむだけでなく、ビジュアルでも楽しめる合奏でした。

 連合音楽会は、会場の収容人数の関係で、立川市の全小学校の代表児童と引率教員しか鑑賞できません。そこで、本番を干渉できない1~5年生のために、6年生が発表してくれたのです。
 素晴らしい合唱と合奏を堪能した1~5年生は、6年生へ惜しみない拍手を送りました。6年生は、下学年の仲間からもらったパワーを、今日の発表のエネルギーに変えて最高のパフォーマンスをしてくれることでしょう。頑張れ、6年生!

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO61

校長日誌 立川の空から NO61(2014/12/3)
「図書館デコレーション」

 12月になりました。早いものですね。若いころ、先輩の先生から
「年を取ると一年が過ぎるのが早くなる。」
と聞いたことがありました。その時は、「ふ~ん。そんなもんなんだあ。」という程度の思いでした。でも、本当に年を取った今、実感です。西砂小に着任したのが昨日のようです。
 今日のカウンターを見たら、7000を超えていました。いよいよヒマラヤ山脈の高みに突入です。今年中にチョモランマ(エベレスト)も夢ではなくなりました。これも保護者の皆さんをはじめとする愛読者の皆様のおかげです。本校の教育活動に関心を寄せてくださりありがとうございます。

 さて、クリスマスも近くなり、図書室のデコレーションがリニューアルされました。図書ボランティアの皆さんの地道なご努力で素晴らしい図書室の環境となりました。紹介します。

図書室エントランスの飾りつけ。(入口はではなく、エントランス!あえてこんな大げさな言い方をしたくなる)図書室に来るのが楽しみになりますね。

図書室の窓の飾りつけ。本の選定をする図書支援員の清水さんと、図書ボランティアの保護者との見事なコラボですね。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No60

校長日誌 立川の空から No60(2014/11/30)
「校長いじめ講話」
 
 ふと気づくともう明日から12月です。早いですね。
 月末になってから言うのも遅きに失していますが、11月は「ふれあい月間」です。つまり「いじめ防止月間」。いじめアンケート(西砂小学校心のアンケート)を各学級で行い、気になる事例(悪口を言われた、叩かれた等)については、担任がまず書いた本人に聞き取り、そのうえで相手の子供に必要な指導を行いました。
 
 私はというと、11月18日(火)の全校朝会で以下のような講話をしました。

 おはようございます。先週の金曜日、土曜日の音楽会は大成功でしたね。土曜日にいらっしゃっていた来賓の皆さんは、「感動した。」とおっしゃっていましたよ。練習でつらいこともあったかもしれませんが、本当によく最後まで頑張りました。

 

では、皆さんその場に座ってください。

今日は、この本を読みます。松谷みよ子さんの「わたしのいもうと」という本です。(※わたしのいもうと を読む。この本は実話をもとに、松谷みよ子さんが絵本にしたものです。「私」の妹が学校でいじめにあい、最期には命を落とす、という悲劇の話です。 私がこの絵本を読んでいる間、子供たちは息を殺すかのように緊張感に包まれて聞き入っていました。読み終わった後、話をつづけました。)


 

このお話は、実際のいじめをもとにしています。

いじめを防ぐために、日本政府は、「いじめ防止対策推進法」、東京都は、「いじめ防止対策推進条例」、立川市は、「いじめ防止条例」を作りました。つまり、法律でいじめは絶対に許されない、と日本中が決めたのです。もちろん、この本の妹のように、いじめで亡くなったり、心や体に大きな傷を負ったりした場合は、警察が入ります。刑法という法律で罰を受けることになります。西砂小学校も「いじめ防止基本方針」を作りました。先生たちもいじめを絶対に許さない、という決意をしました。

皆さん、いじめはしていませんか。「ぼくは、私はクラスや学年、他の学年の人たちをたたいたり、つねったり、けったりしていません。」と全員が言うでしょう。でも、身体は傷つけていなくても、クラス、学年、他の学年の人の心を傷つけてはいませんか。

心を傷つけるというのは、例えば、チクチク言葉を言うことです。心を傷つけるというのは、例えば、仲間外れにすることです。「○○さんと遊ぶのはやめよう。」とか「○○くんと話すのはやめよう。」とか「○○さんを無視しよう。」なんて言って、その人の心を傷つけることです。

先生や大人が見ていないところで、仲間外れにしているからわからないと思ったりしていませんか。いじめは必ずわかります。わかったら、いじめた人は、絶対に許されませんよ。いじめる人は、西砂小学校の先生方も、PTAも、教育委員会や警察も全部が許しません。

いじめている人は絶対に悪い、許されませんが、いじめを見て、見ぬふりをする人も許されません。

いじめを見たら、知ったら、必ずアンケートに書いてください。アンケートが終わった後なら、直接先生たちに知らせてください。

いじめは西砂小学校全員で絶対になくしていきましょう。
※講話の後、廊下で出会った高学年の子供が「校長先生、いいお話でした。感動ししました。」と言ってくれました。こういう反応の良い子どもに育ってくれることが私たちの喜びです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No59

校長日誌 立川の空から No59(2014/11/26)

「西砂小学校を支えてくださる先生」

 昨日の就学時健診でのこと。新一年生の保護者から「校長先生、ブログ見ています。がんばってください。」との言葉をいただきました。ありがたいことです。こうした言葉に私たちは元気と書くエネルギーをもらっているのです。
 ふと気づくと、今日のカウンターは6000を超えました。11月中に6000に到達するとは思ってもみなかったので、うれしい誤算です。

 さて、皆さんは小井(いさらい)先生をご存じですか。なんと、本校の保護者には小井先生の教え子がいるとのこと。そうなのです。小井先生は本校の旧職員です。そして、退職した現在でも子供たちのために本校の教育活動を支えてくださっています。
 その1つが、読書活動です。小井先生は、低学年の子供たちのために毎週木曜日と金曜日に図書室で活動をしてくださっています。

写真左右:図書の時間のオープニングは、小井先生のマジック。子供たちは毎回、「わ~っ!」と歓声をあげるプロの技です。

写真上:マジックで子供たちを惹きつけた後、読み聞かせ。ベテランらしい、いや、プロ裸足の読み聞かせに、子供たちは本の世界へ引き込まれます。

 小井先生には、もう1つ本校の教育活動にかかわっていただいています。
 それは、「取り出し指導」です。ふれあい広場で、子供たちを個別指導(マンツーマン指導)してくださっているのです。やさしく、丁寧に教えてくださっています。

 西砂小学校の子供たちは、小井先生を始め、多くの方々に支えられています。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO58

校長日誌 立川の空から NO58 (2014/11/24)
「収穫祭③」
 一昨日長野県北部で大きな地震がありました。奇跡的に、死者は出ず、けが人だけですんだとのことでした。「共助」が機能したとのこと。
 被災地の皆様には、心からお見舞い申し上げます。
 

 さて、収穫祭で4年生はたくさんの大根を収穫しました。そのうち、4年生が自宅に持って帰った分を除いても、まだたくさんの大根が残りました。その大根を全校で食べることにしました。
 そのために、たくさんの保護者ボランティアが来校してくださいました。

写真左右:前半の部の保護者ボランティアの皆さんが面取りをし、切り、下茹でをしてくださいました。
写真左:後半の部の保護者ボランティアの皆さんが、味付けし、じっくり煮込み、最期に各クラスへ平等に分けて、給食の時間に配ってくださいました。

 食べる間際には、次のような校内放送が入りました。
「畑を貸してくださった吉岡さん、大根づくりの指導をしてくださった川野さんをはじめとする地域の皆さん、大根を育て、収穫してくれた4年生、時間をかけておいしい煮大根にしてくださったお父さんやお母さん方に感謝の気持ちをもって食べてください。」
 給食後子供たちに聞くと、みんな口をそろえて、「おいしかった!」「大根に味が染みていた!」との感想を言ってくれました。大成功!

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO57

校長日誌 立川の空から NO57 (2014/11/23)

「収穫祭?」
 4年生が大根づくりに取り組んでいることは以前紹介しました。
 その大根を収穫する時がやってきました。

写真左:大根を収穫のポイントと、その後の過程を先生が説明しました。
写真右:いよいよ大根収穫。立派な大根がたくさん収穫できました。間引きをし忘れた大根は、小さいものとなっていました。子供たちは間引きの大切さを実感。

写真左:収穫した大根を手に、「とったど~っ!」とピースサイン。この日子供たちは大きな大根を2~3本持ち帰りました。各家庭では大根づくりの夕食だったことでしょう。
写真右:見てください。この立派な大根。吉岡さんの、日当たり抜群で、土の良い畑で、野菜のプロ、川野さんをはじめとする、地域の農家の皆さんが指導してくださると、こんな立派な大根に成長するのです。(この項続く)

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No56

校長日誌 立川の空から No56 (2014/11/23)
「収穫祭①」

 今日は勤労感謝の日。そんな日に仕事をするのは少し気が引けます。
 しかし、今日のカウンターは、5700を超えています。ヨーロッパ大陸エルブス山を越えました。次目指すのは、アフリカ大陸最高峰キリンマジャロ。
 ふと思い出すと、学校便り11月号で「3000を超えました。」と書いてからまだ1か月もたっていません。
 その間に3000近い閲覧数。それだけ読者が、本校の教育活動に関心を持ってくださっている方がいるということです。ありがたいことです。
 というわけで、勤労感謝の日であっても、本校の教育活動をお知らせしていきたいと思います。
 

 さて、本日の話題は、「収穫祭」。昨年度までは「焼き芋大会」と呼ばれていました。(もっとも、昨年度はサツマイモの不作のため、中止となりました。)
 今年度からは「収穫祭」と名前を改め、収穫した大根を調理し、全校で味わうこととしました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO55

校長日誌 立川の空から NO55(2014/11/21)
「学校公開保護者アンケート③」

 明日土曜日は、いよいよ「わいわい祭り」本番です。楽しみですね。

  アンケートの紹介も今回で終了です。

4
年生では、ゴミ収集もためになる勉強だなと思いました。どんどんこういったものを取り入れると良いなと感じました。
※当日は、立川市のゴミ減量課の方と実際に本校(周辺)のゴミ収集をしている高杉商事の方々がいらっしゃって講師を務めてくださいました。高杉商事の方々は、ゴミ収集車を動かして、体験的に教えてくださいました。子供たちは、ゴミの減量化が緊急課題であることを強く感じたと思います。

3年生、郵便局の方のお話はすごく良かったです。こちらも勉強になりました。
※立川郵便局の方々が、準備万端で教えてくださいました。その道のプロから教えを請うのは素敵です。

・自転車教室は、ボランティアで参加しました。子供たちが自転車免許をもらえるよう、真剣に取り組んでいて、すばらしいと思いました。

※ボランティアの保護者の皆さんのおかげで安全に、かつ着実に免許試験が行えました。子供たちも免許皆伝になり、喜んでいました。

・図書の小井先生のマジックも毎回楽しみです。
※小井先生のマジックと読み聞かせは、プロ級です。小井先生が本校で現役の教師だった頃、そのマジックと読み聞かせをしてもらった教え子が、なんと今では保護者でいるそうです。(すごい、の一言に尽きます。)

・4日間という参観日、先生方は本当に大変だな~と感じましたが、子供たちのために頑張ってくださっている姿に感謝したいと思います。ありがとうございました。
※こういうねぎらいの言葉をいただけると、教師は、元気が出ます。ありがとうございます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO54

校長日誌 立川の空から NO54(2014/11/20)
「学校公開保護者アンケート②」

 昨日に引き続き、学校公開保護者アンケートの紹介です。

 

・携帯電話の講習(子供たちの方)に参加させていただき、納得する部分がたくさんありました。まだ子供に携帯を持たせていないのですが、子供が携帯電話を欲しがっているので、親子で講習で学んだことを一緒に話し合うことができました。

※NTTdocomoの担当スタッフの方は、3つのことを強調していました。

1つ目は「なぜ携帯電話が必要か、本当に必要なのかを親子で話し合うこと」。(○○くんが持っているから、みんな持っているから、という理由ではなく、本当に必要な時のみ与える)。2つ目は、「フィルタリングを必ずかけること」。(子供は「フィルタリングをかけていると、できなことがいっぱいで困る。」と言いますが、子供の安全を考えると、フィルタリングは必須です。)3つ目は、「親子でルールをしっかり決めて、万が一子供がルールを破ったときには、没収(親が預かり)」という約束を親子でかわすこと」。(保護者のお金で買い与え、携帯の費用も親が出すのですから、ルールをしっかり決め、ルールを破ったときの約束も確認し、その約束を守る(親子とも)ことが大切ですね。)

 

・ケータイ安全教室に初めて参加しました。これから携帯を持つ子供たちへ、この指導はとても大事だと思われます。便利な機能ばかりに目が行きがちですが、恐ろしさとも隣り合わせだという危険性や、文字だけのやり取りが誤解を生む事例など、子供たちへしていただくことは良い授業だと思うので、今後もしていただきたいと思います。

※携帯を持つと、「ネットいじめ等のネットトラブルに遭遇する危険性が高まる」、「出会い系サイトで危険な目に遭う」等の危険が生じます。気をつけたいですね。

 

・エコクッキングを参観致しました。エコについて子供たちがクッキングで勉強し、楽しく学んでいたのがよくわかりました。エコクッキングでのエコの仕方を家に帰ってからも実践してくれました。またこのような授業をお願いしたいです。(

※東京ガスによるエコクッキングは、地球環境のため、家計のためにやさしい取り組みです。広がってほしい取り組みです。

 

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No53

校長日誌 立川の空から NO53(2014/11/19)
「授業参観アンケートより」
 
 
 今朝の富士山です。今日はあえて白黒で撮ってみました。白黒でも美しいですね。世界遺産を感じます。その世界遺産が西砂小からだとさらに美しく見えます。

 さて、今日は、少し(?)前の話題です。先月行われた、学校公開週間の授業参観(保護者)アンケートからいくつか紹介します。


・何度か授業を拝見いたしましたが、毎回子供たちが落ち着いて授業を受けているので安心しています。

・早い時間で、他に誰も見に来られていなかったので、普段通りの本来の子供達の様子が見られて良かったです。多くの参観の方がいる中での授業の様子は少し落ち着かない様子ですが、今日はとても静かで、落ち着いて授業に取り組んでいることが、よくわかりました。
※学校によっては、クラスが荒れて授業がなかなか成立しないところもあるやと聞きます。西砂小学校の良さは、子供たちが落ち着いていることです。これは、子供たちが元々もっている良さであると同時に、ご家庭のしつけがしっかりしていること、教師の指導が行き届いていることが主要因だと思います。

 
・最後の一人ができるまでやる先生に感動しました。これからも続けてください。子供をほめることもやっていただいていました。いい授業をやっていたと思いました。

・2日間を通して感じたことは、先生が子供たちをものすごくほめているということです。些細なことでも気が付くと褒めていて、学年全体が自分も頑張ろうとか、褒められてうれしいとか、そういう気持ちが伝わってきました。とてもいい雰囲気だと感じました。
※学校経営方針に「自尊感情の醸成」があります。自尊感情を育てるためには、子供たちが「褒め、励まし、認められ」なくてはいけません。
「西砂小学校の先生方は、子供たちの良さを褒め、励ましている」という評価をいただいたことは本当にうれしいです。

(この項続く)

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO52

校長日誌 立川の空から No51 (2014/11/18)
「音楽会大成功!②」

 音楽会を写真にて振り返ります。(以下の写真は11月14日(金)の児童鑑賞日のものです。)
 
 写真左:3年生の合唱と合奏 写真右:1年生の音楽物語「くじらぐも」

写真左:5年生の合唱と合奏  写真右:ニュー西砂合唱団(通称NNG)の合唱

写真左:吹奏楽の合奏  写真右:2年生のオペレッタ「手ぶくろを買いに」

写真左:4年生の合唱と合奏  写真右:6年生の合唱と合奏

 各学年で内容も異なり、バラエティに富んだ音楽会となりました。
 温かな拍手をありがとうございました。

※ところで、いつの間にやら、スイスアルプス最高峰を超え、5000も超えていました。次の目標は、アフリカ大陸最高峰、キリマンジャロです。