校長日誌

学校のできごと

地域の皆様に支えられています。

みどりいっぱいの大山小学校では、今年度も各学年で様々な植物を育てています。それは低学年の生活科における「野菜つくり名人になろう」(市民科の取り組み)であったり、4年生理科の学習であったりと様々ですが、植物を育てていく過程で様々な学びがあります。私たち教職員は事前の研究で学習がスムーズに進むよう計画を立てるのですが、相手は植物であり、専門的な知識が乏しい私たちでは、目の前に起きている現象に戸惑い判断が遅れる、または、できないことがあります。

左のピーマンは調子がいいようです。しかし右のへちまは、虫に葉を食い荒らされています。

なんという虫がついているのだろう??? どう対処したらいいのだろう??? 若手教員は必至でネットで調べていました。そんな様子を見ているとき、私(副校長)は先日の地域の集まりで青少健の委員長さんが、「農業に関することならいつでも手伝いますよ。」と言ってくださったことを思い出し、連絡を取ることにしました。

するとお忙しい中なのに「今から学校に行きます。」
来校してすぐに「こうすればもちなおしますよ。」「なんなら今からやりますよ。」と状況判断、対応策の決定、実行、とあっという間に行動してくださいました。

私たち5名の教員は見ていることしかできませんでした。しかし、真剣に見ていたので、次に同じことが起きたら対応できる自信は付きました。

今回は全面的に委員長さんにお世話になってしまいました。本当にありがたいことだと思っています。

コミュニティ・スクール2年目の大山小学校ではいつもお世話になってばかりではいけないと思っています。別の機会では地域に貢献できる学校を実現させていきます。