日誌

学校のできごと

「道徳授業地区公開講座」開催

“道徳授業地区公開講座”開催 テーマは「郷土愛」

 本日、9月12日(土)道徳授業地区公開講座が開催され、郷土愛をテーマに道徳の授業を行い、その内容をもとに中学生、地域の方、本日の講演会の講師の方、高校生が、それぞれの立場で意見を交換し合いました。
 開催にあたり立川市教育委員会・小町教育長から次のような挨拶がありました。「大雨の影響で鬼怒川の堤防が決壊する被害が発生しているが、多摩川も以前、堤防が決壊し家が流されてしまう被害が発生している。他人事ではないのである。地域で人々が助け合う気持ち、行動が必要なのである」地域で、人々がつながり、お互い助け合う気持ちをもつことの大切さ、本日の郷土を考えるテーマの大切さを指摘していただきました。
 そして、講演会では、まさに命をテーマに「あなたは愛する人を守れますか」の演題で、昭和第一学園高等学校・副教頭・丸田重夫先生より、全国に唯一部として存在する「ライフセービング部」の理念と活動についてお話いただきました。
 講演途中、突然、丸田先生が苦しまれ倒れるという場面で、ライフセービング部の生徒2名(内1名は本校卒業生)が丸田先生のもとへ駆け付け、救急救命活動を行いました。その時の行動の素早さと遠くまで届く発声に、いかに日頃から真剣に訓練を積み重ねているかということが分かりました。
 丸田先生からは、①救命教育 ②スポーツ競技 ③社会貢献 のお話をいただき、最後に、栄町・若葉町での地域貢献活動をする中で得られた言葉である「人を助ける大人になりたい 人を傷付けない自分になる」の言葉がとても印象的でした。
 意見交換会では、中学生の他、地域より高松町子ども会連合会会長・古川貴道様、そして、ご講演いただいた丸田先生、ライフセービング部の2名の生徒にもご参加いただき、立川の今、これからについて意見を交換しました。これからを生きていく中学生が郷土・立川にしたいことを考える貴重な機会になりました。
 本日ご参観いただきました保護者、地域の方々ありがとうございました。

○1年の道徳授業 「私のふるさと(立川)」


○2年道徳授業 「郷土愛(地域で働く人々)」


○3年 道徳授業 「郷土愛(ふるさとのためにできること)」


○「あなたは愛する人を守れますか」 講師:昭和第一学園高等学校・副教頭 丸田重夫先生


○ステージ上で倒れた丸田先生の救急救命活動をする生徒(本校卒業生)


○意見交換会


○意見交換会


○意見交換会