日誌

2017年7月の記事一覧

授業・避難訓練

考えを伝え合う生徒の姿

 本校では主体的な学びができるような授業を進めることを重視しています。そのため、まずは自分が授業を通して何を学ぶのか見通しをもてるようにしています。そして、ただ単に教員の話を一方的に聞くことのみにとどまらないよう自分の考えをもつようにしています。さらに、その考えを伝え合うことを通して、考えを広げ深めていきます。授業の最後に、自分は何を学んだのか、分からなかったことは何かなどを明らかにします。このことが次の授業への自分の見通しとなります。
 写真で紹介するのは、家庭科、英語、数学、理科の授業ですが、数学と理科も自分の考えを皆の前で発表をしている場面です。はじめの3枚が家庭科。ここでは箸を使って豆を移していくことに取り組んでいます。何分ですべての豆を別のお椀に移すことができるかに挑戦。次のカルタをしているように見えるのは、英語の授業です。英語である場面の様子を教員が言います。それに該当する札を取っていくゲーム形式で英語を理解する場面です。
 次の3枚は、数学の授業。数学の授業は学び合いの形態がほとんどです。自分たちで相手を考え、聞き合ったり、質問したり、教え合ったりするなかで、学びを深めています。そして、4人1組で学び合っている様子の次の写真は、数学の問題の解き方、考え方についてみんなの前で発表をしている場面です。数学でももちろん自分の考えを発表します。論理的思考が必要だからです。
 次の4枚の写真は、3年理科です。自分の考えを発表している場面です。このように本校では、論理的な思考を重視し、それを互いに発表し合うことを通して、考える力、表現する力を高めながら学びを自分のものにしていくことに取り組んでいます。

           

3年国語ではビブリオバトルの予選が行われています 
 3年生は1年の段階から「ビブリオバトル(書評合戦)」に取り組んできているので、もう慣れたものです。予選は、4人1組のグループの中で自分のお勧め本を5分間で発表をします。今回使ってはならない言葉は、「映画化」「ドラマ化」などの表現です。それは、本の内容とは直接関係のないことだから。バラエティーに富んだ本が次々に紹介されていきます。発表のあとは、質問タイムですが、ここでも言葉は途切れることなく、次々に質問が出ます。質問の「質」にもこだわってきた3年生だけあって相手の良さを引き出そうとする質問が次々出されていました。発表が終わるとあたたかい拍手がおき、生徒はビブリオバトルを楽しみにしていることが伝わってきます。

     

登校時の避難訓練がありました

 地震はいつ起きるか分かりません。7月7日(金曜日)の朝、生徒が登校してくる時間帯での地震発生を想定して避難訓練を実施しました。本校では、様々な場面を想定しての避難訓練を実施しています。登校時は、校舎にすでに入り、教室にいる生徒もいるほか、校門を通る前の生徒もいます。そうした場面ではどのような行動をすることが必要なのかを体験を通して学んでいきます。この日は、校舎から校庭に向かう生徒、校門から校庭に向かう生徒と、別々の方向から校庭に集まっていました。点呼確認、報告までの時間は数分で完了しました。