日誌

2016年9月の記事一覧

近づく中間考査

10月3日・4日は中間考査
校庭にはキンモクセイの花の香り

 今、校門を通り学校の敷地内に入ると、とても芳しい香りがします。そうです。秋の風物詩、キンモクセイの花が咲いているのです。この香りを感じるとき、秋の到来とともに合唱祭が近づいていることを知らせてくれます。キンモクセイの開花期間は短く、一週間ほどなのだそうです。短い中にも私たちに強い印象を残してくれます。花言葉は「謙虚、謙遜」「気高い人」だそうです。
 さて、生徒はただいま来週から始まる中間考査に向けて授業、そして、放課後は質問教室にと頑張っています。その様子を紹介します。
 写真の授業は、3年は理科、国語。2年は、「総合的な学習の時間」に福祉学習を進めている場面で、これから実際に障害のある方々と触れ合う授業があります。その前の事前の学習です。1年は、保健体育女子のバスケットボールの授業です。その間に図書室の新刊本紹介のコーナーを入れてあります。
 その後は、「質問教室」の様子です。生徒たちは、積極的に教員に質問したり、生徒同士で教え合ったりしていました。日頃から「学び合い」に慣れていることから、何をどう質問したらよいのか分かっているのでしょう。
 皆さん、テスト勉強、頑張ってください。

                 

先日の道徳授業/日常の授業風景

先日の「道徳授業地区公開講座」の
道徳授業(郷土愛)で生徒たちが抱いた
ふるさと・立川に寄せる思い

 9月17日(土曜日)に行われた「道徳授業地区公開講座」では、“郷土愛”をテーマに「道徳」の授業を行いました。そのとき、1年と3年では、一人一人の思いを記したメッセージがあります。
 1年生は、「私の好きな立川」を考え、”ふるさと”の曲の歌詞を自分なりに考えるとどのような歌詞が浮かぶかを考え、一人一人が木の葉の形をした紙に記し、それを一本の木に皆が貼っていきました。写真はその作品です。そこには、「自然いっぱい便利な立川」「優しい人が多い街立川」「うどが美味しい立川」「住み心地100点立川」など、それぞれが自分なりに考えた立川のイメージが記されていました。
 3年生は、立川のために自分ができることは何か?について、一人一人の思いを鳩型の紙に記し、それを立川の街・空を描いた模造紙に貼っていきました。そこには、「ボランティアに参加する」「環境美化に協力する」「自然を大切にする」「もっと立川のことを知り、好きになって少しでも長く住む」「地域活動に積極的に参加する」など立川に寄せる思いが記されていました。


  

日常の授業風景

 本校では、「学び合い」を取り入れ、主体的に学ぶ授業づくりを重点に取り組んでいます。それは、先日の「道徳授業地区公開講座」の授業でも見られました。今回、2年の道徳の授業風景を紹介しますが、写真では、一人一人が考える場面の様子になっています。今回は、「礼儀」「感謝」をテーマに授業が行われていました。こうして一人一人がじっくりと考えることをとおして、その考え、思いを他の生徒と伝え合い、そして、最後にその思いを全体で共有しています。
 このほか、今回紹介するのは、家庭科(エプロン制作)、理科、数学、美術です。すべての授業で、学び合いの様子が見られていました。
 なお、最後にある黒板の写真は、2年の数学(少人数指導)で「学び合い」が実践されているクラスのものです。一時間の授業の流れについてが記されています。生徒たちは、この流れに沿って、学び合うことの意義を理解し、分かるようになることに意欲を見出し、取り組んでいます。

         

防災訓練(体験)・1年/ 生徒会朝礼

いざという時のために
自らの命を守る
そして、地域に貢献できる中学生に
立川消防署、立川市役所の皆さま、
ご指導、ありがとうございました

 9月26日(月曜日)午後5・6校時に1年生は「防災訓練(体験)」を行いました。毎年度1年生には、一人一人の防災に関する意識の高揚とともに、いざという時に役立つ中学生となってほしいと願い体験を通して学ぶ場を設けています。
 このことを実施するにあたり、立川消防署の全面的なご協力をいただいています。そして、立川市役所防災課の方々には起震車によるご指導をいただいています。
 体験活動は、①地震体験(起震車乗車)、②煙体験、③消火器体験、④倒壊建物からの救助説明、⑤簡易担架による救助体験、⑥ロープワーク(ロープを活用した体験)を行いました。
 暑い中になりましたが、消防署と市役所の方々から熱心なご指導をいただき、生徒たちは、消防署の方々がいかに命を守るため尊い仕事をしているかということを学んでいました。
   中学生は守られる立場であるとともに、地域の中では、自分より小さい子を守る、そして、自分より年齢の高い大人も助ける側に回ることあります。こうした体験を通して、いざという時、地域に役立つ中学生であってほしいと願っています。
 ご指導いただきました立川消防署、立川市役所防災課の皆さま、ありがとうございました。

                    

生徒会朝礼 
前期の委員会活動の振り返りを行いました
~進行はすべて生徒のみで行います~

 先週の金曜日に生徒会の役員選挙が行われ、新役員が決定しました。いよいよこれから後期の生徒会活動が始まりますが、その前に前期の活動を振り返り、全校生徒を前に、引き継いでおくことについて説明がありました。後期の委員会活動が前期の引き継ぎを行い、より充実した活動が進むことを期待しています。
 なお、生徒会朝礼は、整列、挨拶、進行など、すべてを生徒のみで行います。生徒全体も皆、とてもよく協力します。

  

生徒会役員選挙

3年から2年、1年へのバトンタッチ
生徒会役員選挙 新役員決定

 9月23日(金)、生徒会役員選挙が行われました。午後、体育館で立候補者の立会演説がありました。いずれの立候補者も立川二中をよりよくしたいとの思いから立候補しています。そして、立候補の演説では、二中が主体性を重んじ、学習や行事等で主体的な行動ができていることをさらに継続し、進めていきたいとの気持ちが述べられていました。具体的には、主体的な体育館更衣室の清掃活動、運動会などの行事での生徒が主体となって活動する姿、そして生徒会が中心となって進めた主体的な熊本募金活動などの姿が語られ、今後も充実した生徒が中心となって活動する主体性を発揮していきたいとの決意が表明されていました。投票の結果、新しい生徒会役員が決定しました。これまで活動してきた3年生から、2年生、1年生へのバトンが渡されます。3年生の皆さん、ありがとうございました。

   

道徳授業地区公開講座

郷土愛をテーマに「道徳授業地区公開講座」開催
本校・卒業生の落語家・立川寸志さん来校!
日本の伝統芸能「落語」を堪能しました

 9月17日(土)の午前中、「道徳授業地区公開講座」が行われました。ご来校いただきました地域、保護者の皆さま、ありがとうございました。
 1時間目は、内容項目”郷土愛”を主題にした各学年の道徳授業を公開しました。授業では、郷土について各自が自分の考えをもち、その考えをほかの生徒と伝え合い、考えを深めていきます。
 授業後は、会場を体育館に移して講演会と意見交換会です。今回の講師には本校の卒業生で、落語家として活躍する立川寸志さんをお迎えすることができました。寸志さんには、生まれ育った故郷・立川、中学時代、そして、落語家を目指した背景について語っていただきました。大人になる架け橋の中学時代の意味について語っていただきました。思春期真っ只中の生徒の心に響いたことと思います。
 そして、落語を披露していただきました。落語を聴いたこと、実際の落語を見たことがある人と投げかけがあり、多くの生徒が落語を知らないことがわかりました。落語家が出てくるとき、そして座布団に座り、顔を上げるときの拍手のタイミングと大きさについて事前に説明を受けますが、生徒はそのことをよく理解し、盛り上げていました。寸志さんからもお褒めの言葉をいただきました。
 実際の落語を初めて聞く、見る人も多い中、体育館は笑いで包まれるとともに、落語は頭も使うものだということを感じ取っていた生徒もいたようです。最後は、寸志さんが卒業生であることから、お礼の言葉、花束贈呈とともに、校歌を全校生徒で歌い、感謝の気持ちを伝えました。
 生徒にとっては、普段、郷土や立川について、考えたり、語ったりすることはないことでしょう。今回、あらためて全校生徒で考える機会を得たことで、意識が変わったと思います。