日誌

2016年11月の記事一覧

北京オリンピック金メダリストによる授業

 オリンピック・パラリンピック教育
 オリンピック・パラリンピック 東京2020大会に向けて
 オリンピアン・佐藤理恵さんから学ぶ
 ~北京オリンピック・ソフトボール金メダリスト~


 東京で観測上はじめての11月の積雪となった11月24日。金メダリストの佐藤理恵さんをお迎えしての授業が行われました。佐藤理恵さんは女子ソフトボールの選手として、アテネ五輪で日本代表選手として出場し、銅メダルをとり、その4年後の北京五輪で日本代表の一塁手として出場し、アメリカとの決勝戦でウイニングボールをつかみ、金メダルに輝いた選手です。
 はじめに講演は、佐藤さんの中学校時代、高校時代のソフトボールとの出会い、活動についての話から始まりました。努力し、仲間や応援してくれる人たちを思いやる気持ちの大切さは生徒にとって心に響く話でした。高校では、勉強とソフトボールを両立しなければならない状況であったことから、勉強することの大切さを生徒に訴えかけてくれました。そして、二度のオリンピックに出場した話は、実際に選手でなければ分からない話で、とても説得力がありました。
 講演の後は、3人の代表生徒からの質問にていねいに答えてくださいました。この後、本校の保健体育科の教員とキャッチボールをします。本校の教員が佐藤さんが大学のソフトボール部のコーチをしていたときの選手だったのです。久しぶりに師弟でボールを投げ合う姿を生徒たちはとても関心をもって見ていました。
 続いて、代表の生徒、男女を含む18名の生徒が実際に佐藤さんとキャッチボールをする姿に生徒たちは大盛り上がりでした。佐藤さんは、一人一人の生徒の良さを生徒たちに伝えてくださいました。最後に、お礼の言葉と花束をお渡して授業は終わりました。金メダリストの方から直接話を聞いたり、実技を見たりして、生徒はその生き方から多くのことを感じ、学び取っていました。

写真は11月24日の朝の様子から紹介します。雪が降り積もり始めました。
始業前の校舎の1階を掃除している生徒たちがいます。進んで掃除をしてくれる生徒たちです。とても気持ちのいい姿です。ありがとうございます。
                  

平成28年度「合唱祭」

学校が歌で一つになりました
感動の合唱祭
互いにたたえあう生徒の姿

 11月2日、合唱祭が感動のうちに終了しました。詳しくは、本日配布した学校だより「あけぼの」をご覧ください。
 それでは、当日の生徒の歌う姿を紹介します。

                             

いよいよ明日が合唱祭

明日は合唱祭
最高の歌声を響かせてください


 明日がいよいよ合唱祭。今日は、学校内で歌う最後の日。校舎内には明日に向けてクラスの気持ちを一つにして仲間とともに最後の練習に取り組む生徒の姿が見られました。
 きっと、明日は最高の歌声が聞けることでしょう。それは今日までの皆さんの練習を見ていて確信をもてたからです。どのクラスも合唱祭実行委員、パートリーダーが中心となり、みんなの気持ちを一つにするには、最高のハーモニーにするにはどうしたらよいのかと考え、指示を出し、それにクラスの仲間がこたえようとする姿が見られました。
 本校では、主体性を発揮することを大事にしています。受け身ではありません。積極的に自分の考えを伝え、それに他の生徒も応じて、より良いものにしていこうとする姿、それが大事です。
 これまで生徒は、明日の合唱祭で金賞を目標に取り組んできました。明日の合唱祭で金賞は各学年一つしかありません。たとえ金賞ではなくても、クラスの仲間とともに歌い上げた歌が最高のものだった、悔いなく歌えた、そんな思いがもてることが最高の瞬間です。それはこれまで仲間とともに練習を重ねてきた皆さんにしか味わえないものです。どのクラスも最高の歌を、悔いのない歌を響かせてください。

紹介の写真は、先週金曜日の練習風景です。