日誌

校長コラム

01.09.四中の成績は厳しい?(校長コラム)

新潟中越地震では、当時、ボランティアが不足している旨の報道がされていたため、すぐに現地に向かいましたが、今回の能登半島の地震では、渋滞や通行止め等の道路事情もあり、ボランティアの受け入れ体制はまだ整っていないようです。被災地の方々の迷惑になるような行動は絶対に許されません。特段、何をしたら良いのか思いつきませんが、被災地の方々の気持ちを考えた行動に努めようと思います。

さて、話は変わりますが、「〇〇中学校の成績は厳しい」という噂が流れることがあります。よくある話です。
実は、私の息子が通う中学校でもこの噂が流れています。
このような噂が流れる理由ですが、おそらく、「模擬試験や塾の成績(偏差値)等」と「学校の通知表の評定」を比較した際に、それなりのギャップが生じていた場合に、「〇〇中学校の成績は厳しい」というふうに考える人がいるからだと思います。しかし、他に要因があるケースが大半です。

そもそも、通知表の評定は、定期テストの点数だけではなく、日々の授業のにおける毎時間の評価を点数化しているため、必ずしも偏差値とは比例しません。

先日、本校でも、「四中の成績は厳しい」というご意見をいただきました。
事実関係を確認する必要がありますので、本校の成績と都内公立中学校の平均値(各評定の割合)を1教科ずつ比較してみました。

その結果ですが、教科ごとに多少のバラツキはあるものの、学校全体として、「4、5が少ない傾向」あるいは「1、2が多い傾向」はありませんでした。
すなわち、評定の分布を見る限り、「四中の成績は厳しい」あるいは「四中の成績は甘い」という事実はありません。

とはいえ、成績については、教職員一同、丁寧な説明に努めてまいります。

ところで、通知表は、個々の生徒の学習状況を把握し、更に伸ばすことを目的に作成しています。「やったあ4が取れた!」「1かあ、もういいや・・・」ではなく、「やったあ4が取れた!次は、5を目指そう!」「1かあ、できなかったことを見直そう!」といった姿勢が大切です。そのために、何をしたら良いのか、教科の先生に聞きに行くことも重要になってきます。

01.07.魚釣り(校長コラム)

昨日に引き続き、今日も檜原村に行きました。

来年度、新3年生(現2年生)は檜原村で自然体験学習を行います。神戸岩(かのといわ)周辺のハイキングと魚釣り、そして、野外での調理体験を予定しています。

神戸岩周辺のハイキングでは、ハシゴを上ったり、チェーンにつかまって歩いたり、アドベンチャー気分を味わえます。体験した小5の次男も大喜びでした。なお、5歳の三男は、怖がって歩けませんでした。

ちなみに、今日、檜原村に行った目的は魚釣りです。どのくらい釣れるのか確認しに行きました。

まず、入漁券(半日券)を購入します。釣竿1本につき1枚必要です。3時間限定で、5匹まで釣れます。

釣竿を2本借りて3時間挑戦したところ、合計で鮎(あゆ)が8匹釣れました。まずまずです。

一匹につき200円を払うと塩焼きにしてくれます。とても美味しかったです。私は2匹食べましたが、それだけでお腹いっぱいになりました。

今日、わかったことは、「川の中をよく見て、魚のいるところに、釣竿を入れるとよく釣れる。」ということです。新3年生の自然体験学習、きっと楽しい行事になることでしょう。

今日はこんな感じで、三連休の2日目を過ごしました。

01.06.おもちゃ美術館(校長コラム)

来年度、全学年で自然体験学習を行います。そのうち新3年生(現2年生)では、檜原村で魚釣りやハイキングを行う予定です。都内でも檜原村で自然体験学習(校外学習)を行う学校はほとんどなく、四中オリジナルの取組です。

檜原村の大自然を満喫する魅力的なプランを考えています。

檜原村での体験プランの策定にあたっては、副校長を中心に、移動時間や費用、教育効果等について、慎重に検討してきました。何度も現地を訪れ、打ち合わせを重ねながら体験内容を考えました。

ところで、檜原村には、村が設立した「檜原森のおもちや美術館」という人気スポットがあります。しかし、早い段階で、「檜原森のおもちや美術館」は、本校で行う自然体験学習の候補地から外れました。収容人数と中学生対象の施設ではないことが主な理由です。

副校長から、「檜原森のおもちや美術館」は、小さな子どもを対象にした施設で、中学生の団体が訪れるような場所ではない旨の説明を何度も受けました。理解はしていますが、インターネットの口コミはかなりの高評価で、この施設、どうも気になります。

私は、気になると自分の目で確認したくなる性格であり、仕事とは関係なく、あくまで、自分の興味・関心から「檜原森のおもちや美術館」に行ってきました。

室内は、木材が贅沢に使われていて、温かみが感じられます。滑り台もボールも全て木材です。

柱の穴に、棒を入れると、木製の虫(!?)が出てきます。

大根やタコノコ、キノコ等も収穫もできます。ただし、全て木製です!

色々な種類のコマがあり、実際に遊ぶことができました。

けん玉もたくさん!

児童館のようにボードゲーム類も豊富にあり、大人でも楽しめました。

ピンボールのような対戦ゲーム

バランスを考えて人形を乗せるゲーム

車を動かして渋滞を脱出するパズルゲーム

カフェもあり、子どもも大人も食事の心配もいりません。一緒に行った妻や次男、三男も美味しくいただきました。

実際に「檜原森のおもちや美術館」に行ってみて、おそらく中学生でも楽しめるように感じましたが、あくまで、施設の対象年令は、乳幼児か小学生です。本校の自然体験学習とは、趣旨が異なることはわかりました。

というわけで、本校では行きませんが、木材が豊富で落ち着きますし、とてもきれいでおしゃれな施設です。人気の理由がわかりました。幼稚園や保育園に通うちびっこや小学生は、たっぷり楽しめるはずです。

今日はこんな感じで、三連休の初日を過ごしました。

01.05.仕事モード(校長コラム)

来週から3学期がスタートします。
正月休みも終わり、仕事モードに切り替えなければいけません。
ところで、先月実施した「サンタを探せ!」では、このホームページのみで周知しただけにも関わらず、44名の参加がありました。大半は生徒ですが、保護者の皆様も一部、ご参加くださいました。ありがとうございました。
今日、校舎内の掲示物等を片付けました。とりあえず、今年度に関しては、このようなクイズ企画は予定していません。来年度はわかりませんが・・・。

年末年始は、学校のみではなく、多くの行政機関や企業等も業務を停止していることから、電話やメール等の心配をすることなく、安心して休めます。
今日、久しぶりに出勤しましたが、未読メールが19件、決済待ちの文書の高さは約20センチでした。このくらいなら余裕です。

来週から、再び、四中に活気が戻ります。

01.04.新年の抱負(校長コラム)

令和6年(2024年)がスタートしました。この年末年始は家族との時間を大切に過ごしました。また、立川市民科の授業で必要となることから、自宅で6時間のオンライン研修を受講し、食品衛生責任者の資格を取得しました。

さて、新年を迎え、「本校の教育活動が生徒のためになっているか」「教育理念を保護者の皆様と共有できているか」「地域と協働した活動を実践できたいるか」といったことを一つずつ確認しながら、まじめに学校運営を行っていく所存です。

職員一同、力を合わせながら、あたたかい雰囲気を実感できる学校にしていきたいと考えています。「何か四中っていいな」、そんな学校を目指します。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

01.01.地震(校長コラム)

今から20年前、3年生の担任をしていました。金曜日に合唱コンクールがあって、その日の夜、寝袋と飲料水を持って、一人で新幹線に乗って新潟県十日町市に行きました。新潟中越地震が発生した直後で、自分にも何かできることがあると思い、十日町市に到着後、ボランティアセンターで受付の列に並びました。すると、すぐに車に乗るように言われて、詳しい説明も受けないまま、十日町市から川口町に移動しました。

川口町は、新潟県にある人口6000人弱の小さな町ですが、震度7を記録していて、建物が倒壊する恐れがあり、危険な状態で、ボランティアセンターも立ち上がっていませんでした。私が川口町に着いたときも、余震が続いていました。道を歩いていると、道路の巨大なカーブミラーが上から落ちてきました。ヘルメットの重要性を認識しました。また、1時間に数回、余震による大きな揺れがありましたが、グラグラ揺れるのではなく、地面が爆発しなように、「ドン!」と跳び上がるような揺れでした。まさに恐怖でした。停電しているため、夜になると真っ暗で、一切、活動ができないため、自衛隊が設置してくれたテントの中で過ごしました。支援物資が次々と届きましたが、断水中にカップ麺は役立ちません。そもそも、支援物資を開けたり配ったりする人員もいませんでした。そして、とにかく、「水」が貴重で、停電かつ断水時に、トイレを流したり、手や身体を洗うことができる「水」がいかに大切か実感しました。

金曜日の夜に川口町に入りましたが、翌週の月曜日には授業があるため、日曜日の夜に、ヒッチハイクで新潟空港に行き、飛行機で帰ってきました。したがって、川口町のボランティアセンターの立ち上げを少し手伝ったぐらいで、私は、ほとんど役に立っていません。しかし、地震の怖さ、停電や断水の大変さは、わずかですが体験しました。昔の話です。

今日、このコラムでは、今年、四中の学校運営をどのようにしていくか、今、考えいることや校長としての抱負などを書こうと思っていましたが、そういう気分ではないので、今日は止めておきます。今日の地震で、今、この瞬間に大変な思いをしている人たちが気になります。

12.30.償い(校長コラム)

終業式の日、生徒下校後に「職員の研修会」を行いました。この年末年始に、車で帰省や旅行に行く人も少なくないと思います。また、普段、あまり車に乗らない人が運転する機会もあることでしょう。交通事故には十分気を付けなければいけません。

というわけで、「職員の研修会」では、交通事故防止についても取り上げることにしました。職員全員で、さだまさしさんの「償い(つぐない)」という曲を聴きました。「えっ?」と思われるかもしれませんが、さだまさしさんのこの曲を聴くことの研修効果すなわち交通事故の抑止力は、それなりに高いと思います。

車を運転しているとき、特に急いでいるとき、私はこの、さだまさしさんの「償い」という曲を思い出すようにしています。私だけかもしれませんが、この曲を思い出すと運転が丁寧かつスマートになります。

車を運転する人には、この「償い」を聴いて、交通事故防止に努めてもらいたいと思います。歌詞は実話です。色々と考えさせられます。

12.29.勉強中(校長コラム)

来年3月に、立川市民科で3年生の販売班の生徒が自分たちで考案した飲食物を販売します。その関係で、私は急遽「食品衛生責任者」の資格を取得するため、年末年始を利用して、現在、eラーニング(自宅でのインターネット講座)で勉強しています。6時間の動画を視聴して、確認テストに合格すれば終了です。毎日、少しずつ進めています。

特に、おもしろい内容ではありません。勤務中でもありません。でも集中して勉強しています。

3年生も勉強していることでしょう。負けてはいられません。

12.28.卵料理(校長コラム)

卵料理は、「作るのが簡単」「栄養があって満腹感が持続する」「フライパンが汚れない」などメリットだらけで、卵焼き、目玉焼き、ゆで卵、どれも私の大好物です。
そして、自分では作りませんが、時々、無性に食べたくなる卵料理が天津飯(てんしんはん)です。

私の好きな中華チェーン店の天津飯は、とてもシンプルな見た目ですが、ふわふわ、かつ、秘伝のタレを使った深い味付けで、家庭では真似できない絶品です!

看板メニューの餃子と一緒に食べると最高です。

さて、以前、この中華チェーン店を運営する会社の方とお話をさせていただく機会がありました。地域を大切にしていて、学校教育にも理解があって、そして、大企業であるのに役員の方々のフットワークが軽い、すごく素敵な会社です。

先日、この会社の取締役の方が本校にお越しくださいました。3年生を対象に「四中らしい楽しい取組」を企画したいと思います。ただし、現時点で具体的なプランがあるわけでも、実施が確定しているわけでもありません。

当然ですが、来年度以降のことと合わせて、今年度のことも考えています。

12.27.宿の予約(校長コラム)

今年度行うスキー教室(令和6年1月実施)はもちろん、来年度行うスキー教室(令和7年2月実施)についても、既に宿(宿泊施設)は予約済みです。
修学旅行においては、来年度、さらに再来年度の宿も予約済みです。このことは、本校に限った話ではなく、特に、京都市内の宿は人気があることから、のんびりしていると予約することができなくなってしまうからです。

以前、「なぜ、修学旅行の日程が土日に重なっているんだろう?」「え?うちの学校は、平日実施だよ。」というような会話をしている人を見かけました。あまり知られていませんが、修学旅行の日程は、「修学旅行専用列車(団体専用の新幹線)」が関係しています。
「修学旅行専用列車」は、臨時ダイヤで運行され、通常より安価で利用することができます。一方で、学校が時間や日程等を指定することはできません。春に実施するのか、秋に実施するのかというレベルでの指定はできますが、何月何日の何時の列車に乗車するかはすべて「抽選」で決まります。そのため、修学旅行の曜日は、学校ごとにバラバラです。
この「抽選」は、何と、実施年度の2年前に行われます。抽選実施後、すなわち日程確定後に、タイミングの逃すことなく宿を予約する必要があるわけです。

昨日、四中のためにご尽力いただいている旅行会社の支店長様が年末のご挨拶にお越しくださいました。宿泊行事は、こうした見えない方々の影の努力の上に成立しています。

ちなみに、昨日は、来月行うスキー教室を担当してくださるバス会社の運行管理者様もご来校くださいました。四中南側のコンビニ付近の交差点を大型バスが曲がれるか、正門付近の段差を通過することができるか等、本校の状況を確認してくださいました。なお、このバス会社は、特に、安全に力を入れているまじめな会社ですので雪道や高速道路の移動も安心です。

12.26.2割の人たち(校長コラム)

「物事の結果の8割は、全体の2割の要素によって生み出されている」と言われることがあります。

具体例で言うと、
 ・お店の売上の8割は、2割の主力商品が占めている。
 ・仕事の8割は、2割の職員の力によって成り立っている。
 ・説明した内容の8割を理解してもらうために、資料の2割のページに力を入れる必要がある。
といった感じです。

あくまで経験則の話ですが、納得できる部分が多いように感じます。
そして、この考え方は「パレートの法則」といい、様々な場面で応用可能です。

現在、来年度の四中の人事構想を考えていますが、各仕事(各プロジェクト)を円滑に進め成功させるために「パレートの法則」でいう2割の人たち(その仕事のリーダー)を誰にするのか慎重に検討しています。各職員の得意分野、適性を踏まえた人選にしなければいけません。

ここらか先は、四中のことではなく、あくまで一般論として書きますが、「パレートの法則」の2割に該当する人は、少なくともその分野において「優秀な人」であることは間違いありません。

そして、特定の分野ではなく、常にこの2割の集団に入るような、いわゆる「すごい人」が一定数います。「優秀」かつ「万能」な人たちです。そして、そういう「すごい人!」たちに仕事が偏る傾向があります。

「仕事が山積み!何で自分ばかり忙しいんだろう??」と感じている人がいたとき、この問いに対する答えは次の3点です。
(1)その人が優秀かつ万能なので、色々な仕事がまわってきている
(2)ブラックな職場環境
(3)その人の仕事が遅い

(2)は職場に問題があって、(3)はその人自身の問題であるわけですが、(1)についてはどう考えればよいのでしょうか。

「パレートの法則」のとおりであるわけですが、以前(かなり昔)、私の上司から「宮本さんは優秀だから仕事がまわってくるんだよ。」と言われたことがあります。そのときは、褒め言葉だと思っていましたが、実は、(1)だと思わせておいて、本当は、(2)や(3)であった可能性があります。上司に気を遣ってもらっただけ・・・。あるいは、ブラックな職場環境だったか・・・。

いずれにしても、特定の人に頼っているような体制の職場は、少なからず課題があるわけで、仕事のバランスも考えなければいけません。

というようなことを考えながら、職員の人事構想を検討しています。とはいえ、急ぐ話ではありませんので、時間をかけて考えようと思います。

12.25.元気な四中生(校長コラム)

今日の終業式では、年末の風物詩でもある「第九」を全校生徒で歌いました。この取組に無償でご協力くださいました地域の皆様、学区域内にある国立(くにたち)音楽大学の皆様方に厚く御礼申し上げます。

四中生は、元気いっぱいに歌っていました!「真面目にやるときは真面目に行う」「楽しむときは楽しむ」、そういうことができる四中生です。大切なことだと思います。

さて、今日は夕方、打ち合わせのため立川市役所に行きました。その帰り道、以前から気になっていた赤色に光る自動販売機に立ち寄ってみました。

立川駅から少し歩いたところにあるこの自動販売機、飲み物ではなくニンニク仕立ての「旨辛ホットソース」が売られています。早速、購入して家で試してみました。肉系の食材がなかったので、冷奴にたっぷりかけてみました。

激辛好きなため、このくらいの辛さは余裕です。

12.23.「プラスの側面」「マイナスの側面」(校長コラム)

ここ数週間は、放課後、3年生を対象に「入試に向けた面接練習」を行ってきました。面接官は、私と副校長とで分担して行い、「〇〇について、楽しかったこと(上手くいったこと)は何ですか?」「〇〇について、大変だったこと(苦労したこと)は何ですか?」といったようなことを質問しました。
何事においても、楽しかった、上手くできた、気に入ったというような「プラスの側面」と、つまらなかった、失敗した、合わなかったというような「マイナスの側面」があります。日頃から、こうした物事の「プラスの側面」と「マイナスの側面」を意識している生徒は、どんな質問に対してもスムーズに答えることができていたように感じます。

大人の世界でも、物事を考えたり判断したりする際は、「プラスの側面」と「マイナスの側面」を同時に意識することが必要です。
・「その決断で期待できること」「その決断で失うこと」
・「その人の得意分野」「その人の苦手分野」
・「自社の強み」「自社の弱み」
・「その計画の魅力」「その計画の課題」
などなど

「プラスの側面」しか気づくことができない人は、一見幸せそうに見えるかもしれませんが、適切な課題解決策を見い出すことができません。一方、「マイナスの側面」ばかり見ている人に、ダイナミックな改革は期待できないわけで、あくまで、「プラスの側面」と「マイナスの側面」を一体として捉える必要があります。

学校運営において私は、「マイナスの側面」を常に頭に入れ、リスク管理をしっかり行った上で、「プラスの側面」に着目しながら、できることはどんどん進めていきたいと考えています。

ところで、話題は変わりますが、本校の学区域は東西に伸びています。玉川上水の橋が少ないこともあり、私は、四中の北側(玉川上水の北側)はほとんど土地勘がありません。

というわけで、今日は、学区域外(小平市)ではありますが、直線距離だと本校からそれ程遠くない距離にある「こもれびの足湯」に行ってみました。

足湯で読書をしている人など皆、気持ちよさそうでした。冬至の翌日ということもあり、足湯と手湯には「ゆず」が入れられていました。

足湯でゆっくり過ごす休日、なかなか素敵です。

12.22.職員の力(校長コラム)

本日のプロジェクションマッピングは、担当してくれた教員が通常の業務の合間を利用して、かなり時間をかけて制作してくれました。

フリー素材を探してきて、動画と音楽のテンポが合うように編集し、さらに、映像が校舎の窓ガラスとぴったり合うように微調整を繰り返し行い完成させた作品です。

特別なソフトや高額なプロジェクターを用いているわけではありません。フリーソフトのみで制作し、学校のプロジェクターで上映しています。

子どもたちが喜んでくれることを願いながら制作してくれました。また、カーテンや窓ガラスに模造紙を貼る作業は、全学年の教員が分担して行いました。

立川第四中学校には、素直に喜んでくれる生徒がいます。そして、日々、子どもたちのために頑張っている職員がいます。心からうれしく思います。

改めて感じました。本校の職員の力、すごいです。

12.21.明日のプロジェクションマッピング(校長コラム)

明日、「冬のお楽しみプロジェクト」第2弾として、午後5時40分から午後5時55分まで「プロジェクションマッピング」を行います。天気の心配もなくよかったです。短い時間ですが、冬のひと時をお楽しみください。

当日は、開始時に吹奏楽部とバドミントン部の生徒にもお手伝いいただく予定です。また、開始は5時40分ですが、開始前に、少しだけ今回のプロジェクションマッピングを制作した2名の教員をご紹介させていただきます。
したがって、開始時間より5分程度、余裕をもってご来校いただくことをお薦めします。

プロジェクションマッピングは、生徒はもちろん、保護者の皆様、地域の皆様、本校関係者の皆様も自由にご覧いただけます。校庭が大勢の人たちでいっぱいになるのか、もしくは、誰も来ないでガラガラな状態か、正直、全く予想がつきません。
ちなみに、プロジェクションマッピングは、あくまで自由参加の取組ですので、参加を強制するものではありません。

12.20.手帳カバー(校長コラム)

今年も残り少なくなってきました。
先日、新しい手帳を購入しました。これまでは、「4月始まり」の手帳を使っていましたが、来年度の四中の行事日程も決まり始め、それに合わせて、4月以降の私のスケジュールも入り始めていることから、久しぶりに「1月始まり」の手帳を買いました。

スマホ等でスケジュール管理をしている人も少なくないと思いますが、なかなか紙製の手帳から離れられません。

そして今回は、手帳と合わせて、革製の「手帳カバー」も購入しました。

この「手帳カバー」は、白い粉に覆われていますが、カビでも汚れでもありません。ブライドルレザーという馬具用に開発された丈夫な牛革で、使い込むほど、表面のロウがこすれ落ち、経年変化を楽しむことができるのが特徴です。このブライドルレザーの製品がずっと欲しかったので、一人で「幸せな気分」に浸っています。

自分のことでも、他人のことでも、こうした「日々のちょっとした幸せ」を大切にしていきたいと思います。

12.19.来年度の行事予定(校長コラム)

今晩、TOKYOMXのニュースで先日実施したサッセンの様子が紹介されました。実は、当日、それなりの人数の生徒がインタビューに答えていましたが、放送されたのはたった2人だけでした。残念がっている人もいると思います。テレビの世界、なかなか厳しいです。

さて、話題が変わりますが、現在、令和6年度(2024年度)の「学校行事」「定期テスト」「保護者会」「土曜授業」等の日程について検討しています。


きちんと計画しないと、「国語の授業は規定の回数より多いのに、数学の授業は規定の回数に届かなかった・・・」といった状況になってしまいますので、担当の教員が授業時数(教科ごとの授業の回数)を綿密に計算しながら、年間行事予定表を考えてくれています。何度も修正を重ね、既に第5版(5回めの修正案)となっています。

来年度の年間行事予定表、これまでとの変更点は以下のとおりです。

まず、保護者の皆様に、本校の様子をじっくりご覧いただくために、土曜授業は、今年度よりも回数を増やして実施します。年間3回(各学期に1回ずつ)実施し、いずれも学校公開日とする予定です。ただし、これまでとは異なり、土曜授業を実施した翌週に振替休業日を設定しています。ちなみに、この振替休業日は必ずしも月曜日にこだわる必要はないと考えています。年間をとおして、特定の曜日ばかりが休みにならないよう全体のバランスを重視しています。

次に、保護者会ですが、これまでは平日に開催していましたが、保護者の皆様が参加しやすいよう来年度の保護者会は、土曜授業に合わせて実施します(スキー教室の説明会は除く)。土曜日の午前中に授業公開、その日の午後に保護者会という流れを考えています。

そして、新規の学校行事として、全学年で「自然体験学習(日帰り)」を行います。生徒に、自然の大切さや仲間と協力し合うことの楽しさを味わってもらいたいと考えています。

取り急ぎ、本校ホームページの「行事予定」のページに、現時点での令和6年度(2024年度)の年間行事一覧を掲載しました。確定ではありませんが、大きな変更はないと思います。

12.18.中止か?延期か?(校長コラム)

帰宅して、録画予約したTOKYOMXの夜8時のニュースを確認しましたが、本校の紹介はありませんでした。予定どおり放映されないことは報道番組ではよくある話しで、半日かけて収録したのに放映はたったの5分だけだった・・・なんてことも少なくありません。

本校のサッセンの様子は、明日、紹介されるのでしょうか?明日、確認して何かわかりましたら、このホームページでお知らせしようと思います。3年生のインタビューがどんな感じで編集されているか気になります。放映中止ではなく、延期なら良いのですが。

12.17.景品の個数(校長コラム)

夜8時、息子たちはTOKYOMXでスパイダーマンを観ています。明日のこの時間のTOKYOMXでは、立川第四中学校が放映される予定です。とりあえず録画予約しました。

話は変わりますが、四中オリジナル企画「サンタを探せ」の景品ですが、追加発注した「学校名入りシャープペンシル」は比較的たくさんあります。しかし、「消しゴム」は、現時点で残り11個となりました。まだ挑戦していない人の中で、興味がある人は、早めに記入用紙を取りに来てください。「サンタを探せ」は、12月26日(火)で終了します。ちなみに、今年度のクイズ系のイベントはこれで終わりです。

12.15.テレビの取材(校長コラム)

昨日と今日の2日間、SASSEN(サッセン)を行いました。部屋を暗くすると雰囲気が出ます。

下の写真は、ホームページ用の演出(やらせ)です。

さて、今日は、東京メトロポリタンテレビジョン様のテレビ取材を受けました。
3年生の一部の生徒がインタビューを受けましたが、上手な受け答えだったと思います。
放送日は、12月18日(月)午後8時からの予定です。TOKYO MXの「newsFLAG」という番組です。よろしければご覧ください。
下の写真はインタビューを受ける生徒とそれを見守る同級生です。

全日本サッセン協会の本村会長とサッセン刀(センサー刀)を持って、記念写真を撮りました。2日間お世話になりました。

12.14.スキーで筋肉痛(校長コラム)

来月、1年生のスキー教室を実施しますが、私自身、スキーをするのは自分が中学生のとき以来ですので、実に30年ぶりとなります。これまで、中学校4校、小学校1校での勤務経験がありますが、いずれもスキー教室は実施していませんでした。スキー教室当日は、子どもたちのように、じっくりレッスンを受けるわけではありませんので、ちょっと心配になってきました。

というわけで、先週の日曜日に、狭山スキー場に行ってきました。
四中からだと車で20分ぐらいの距離にあります。芋窪街道をまっすぐ北上すれば狭山スキー場です。
狭山スキー場にはリフトはなく、動く歩道(階段状でないエスカレーター)で上まで上がります。それ程、混雑しているわけでもなく、斜面も緩やかですので、初心者の私でも十分楽しめました。
ただし、運動の苦手な私は、ハの字(ボーゲン)での滑走しかできません。4日間たった今でも、足がひどい筋肉痛です・・・。

ちなみに、中学生の皆さんは、私のように事前練習などする必要はありません。
運動が得意な人はもちろん、苦手な人でもインストラクターの先生が丁寧に教えてくださいますので大丈夫です。スキーは誰でも楽しめるスポーツだと思います。

12.13.授業中の留意点(校長コラム)

教師は一度に多くの生徒を相手にしています。したがって、授業を行う際には、生徒一人ひとりに応じた「細かな配慮」が必要です。
例えば、黒板に文字を書く際は、見えづらい赤色チョークの使用は避け、白色と黄色をベースにした板書が理想です。また、生徒の名前を呼ぶ際は、昔の学園ドラマのように「名字を呼び捨て」にすることには課題があります。そして、教室の座席配置や教師の言動を見直し、性別等で必要以上に区別するようなことをしていないか確認する必要があります。
これらはあくまで一例であって、他にも、細かな留意点はたくさんあるわけですが、特に、本校の先生たちに意識してもらいたい内容を文書にまとめてみました。あくまで、本校職員用の内部資料です。


学校職員は、定期的に自分の行動を振り返り、課題がある場合は速やかに改善する必要があります。そして、今の時代に合った教育を行うことができているか点検することも重要です。このことは管理職にも当てはまります。

12.11.砂川の歴史(校長コラム)

本校は、昭和38年に砂川町と立川市が合併したことで、砂川町立砂川中学校から立川市立砂川中学校に名称が変わり、その翌年には、立川市立砂川第一中学校に改称しました。そして、昭和40年からは、立川市立立川第四中学校として現在に至っています。

旧砂川町にある学校の校長として、午前中、砂川の歴史に詳しい方のご自宅を訪問させていただき、お話を伺いました。砂川の歴史、立川の歴史について、様々なことを教えていただきました。
また、「空の都 立川」と書かれた冊子をいただきました。昭和の始め、民間機が離発着していた頃の立川の様子を表した言葉です。また、「たちかわこうた」という立川について唄っている踊りのDVDもいただきました。活用の方法を検討しようと思います。

さて、来年度の「立川市民科」の授業では、地元砂川について、生徒が意欲的に学べるようなカリキュラムを開発し、実践していきたいと思います。「立川市民科」の授業を行う際、地域の皆様にどのような形で協力していただくかよく考えなければいけません。
「先生から言われたから砂川(立川)について調べました。」ではなく、「砂川(立川)について興味をもち、知りたいことを調べたり教えていただいたりしているうちに、ますます地元が好きになりました。」という生徒が増えるようにしていきたいと考えています。そのためには、どのようなカリキュラムが有効か、じっくり考えていきたいと思います。

12.09.サッセンについて(校長コラム)

12月から1月にかけて、「冬のお楽しみプロジェクト」として、「サッセン」「プロジェクションマッピング」「演劇×ミステリー体験」を行いますが、いずれも、保護者の皆様の「費用負担ゼロ」の取組です。

「冬のお楽しみプロジェクト」の第1弾はサッセンです。
来週、時間割を変更して、12月14日(木)と15日(金)の2日間、全クラスで、保健体育科の授業を行います。そこでサッセンを実施します。
すなわち、全校生徒が必ず2コマ(50分×2回)、サッセンを体験します。
初日は、柔らかい練習刀での練習、翌日は、センサー刀を用いた試合形式の授業を予定しています。

センサー刀は、「シャキーン」と音が鳴ったり、振ると刀の色が変わったりします。当たったかどうかの判定も自動です。
いわゆる「チャンバラ遊び」ですので、きっと誰でも楽しめると思います。

さて、先日、本校学区域内にあるイタリア料理店に行きました。
玉川上水駅の近くにある建物の「地下1階」にあるお店です。外から眺めると、いつも満席で、ずっと気になっていましたが、その日はたまたま空いている様子だったので、初めて入店してみました。


照明を落とした落ち着いた雰囲気の店内に、重低音の音楽が流れていました。
「ベーコンとカボチャのクリームソースのパスタ」「サラダ」「コーヒー」をいただき、おしゃれな雰囲気を堪能させてもらいました。

12.08.会議の連続(校長コラム)

いつもは、仕事が終わると玉川上水駅から所沢駅を経由して帰宅しています。
所沢駅までは、西武拝島線、西武国分寺線、西武新宿線に乗ります。
今日は、小平市内で会議があるため、午後、玉川上水駅から青梅街道駅に向かいました。
青梅街道駅までは、西武拝島線、西武多摩湖線に乗りました。

西武線の路線図は「こんがらがった紐」のような形をしていて、すごく複雑です。なかなか慣れません。今日も迷いました。


小平市内ので会議は夕方終わりましたが、この後、四中学区域に戻って、こぶし会館での会議に出席します。
ただし、次の会議は夜7時30分からです。かなり時間が空いてしまいました・・・。

というわけで、早めに夕方を食べることにしました。「中華」が食べたい気分だったため、今日は、学区域内ではなく、小平市内で夕食をいただくことにしました。

餃子が有名なチェーン店に行きました。都内には、似た名前の餃子チェーン店が2つありますが、片方は「モッチモチの餃子」を提供しており、今日行ったお店では、「パリパリの餃子」が食べられます。味が異なることから、人によって好みが分かれるかもしれませんが、私は、どちらのチェーン店も大好きでよく利用しています。特に、餃子は絶品です!

ただし、四中近くには店舗がなかったと思います。3年生はこれまでコロナ禍の影響で、調理実習ができませんでしたので、「みんなで餃子でも作ったら楽しいだろうなぁ」「バーベキューも楽しいなぁ」「たこ焼き作りも面白いかなぁ」なんてことを考えながら、もう少ししたら、こぶし会館に移動します。

12.06.近隣の皆様向けの文書(校長コラム)

再来週、プロジェクションマッピングを行います。
校庭で、映像に合わせて音楽を流すわけですが、それなりに大きな音量です。
午後6時には終了するとはいえ、真っ暗な校庭で音楽を流すわけですから、近隣にお住まいの皆様方のご理解が必要です。そこで、午前中、近隣にお住いの皆様向けの文書を作成してみました。明日以降、配布しようと思います。

この文書には、ご迷惑をおかけすることに対するお詫びに加えて、ご都合がつくようであれば、当日お越しいただきたい旨を記載しました。せっかくの機会ですので、ご来校いただき、一緒に楽しんでいただけたらうれしく思います。
四中生のために、教員が手作りで制作したプロジェクションマッピングを上映するわけですが、四中生に加えて、大人の方にもご覧いただきたいと考えています。
校庭の収容人数の都合上、「四中だより」「学校ホームページ」「近隣にお住まいの皆様宛の文書(今日作成)」のみでお知らせしています。しかし、保護者の皆様はもちろん、地域の皆様、本校関係者の皆様、そして、ちびっ子たちの来校も大歓迎です!

ところで、先日、本校生徒が「四中生のイラスト」を描いてくれました。
「スラックス&ネクタイ」「スラックス&リボン」「スカート&ネクタイ」「スカート&リボン」の4パターンがあります。早速、プロジェクションマッピングの「近隣にお住まいの皆様宛の文書」で使わせてもらいました。期間は未定ですが、ホームページのトップ画面も変えてみました。

このイラスト、プロ並みのクオリティーです。今後、色々なところで使っていこうと思います。

12.05.「サンタを探せ」の実施期間(校長コラム)

3年生は、三者面談と並行して、面接練習を行っています。面接官は、私と副校長で分担しています。
勉強やスポーツと同じで、面接も、繰り返し練習すると上達します。
面接が得意な生徒も少なくなく、そういう人は問題ありませんが、苦手意識があり繰り返し面接練習を行いたい場合は、担任の先生に相談してみましょう。
私は、5回でも10回でも大歓迎です。

さて、現在、「サンタを探せ」を開催しています。このホームページのみでお知らせしている本校オリジナル企画ですが、既に多くの生徒がクリアーしています。

三者面談でご来校いただいた保護者の方もご参加いただけます。そんな時間はないかもしれませんが・・・。
参加するには、校長室前にある参加用紙が必要です。
ちなみに、万が一、景品が不足すると困りますので、先日、「学校名入りシャープペンシル」を追加発注しました。


したがって、景品はたっぷりあるわけですが、「サンタを探せ」というネーミングですので、長い期間行うつもりはありません。
12月26日(火)終了予定です。
完成度は低くないと思いますので、ぜひ挑戦してみてください。

12.04.学校運営協議会のお礼(校長コラム)

今晩開催した学校運営協議会では、委員の皆様に、来年度以降の「立川市民科」の方向性について、熟議をしていただきました。委員の皆様のお話を聞いていて、私も砂川地区の歴史等について勉強していきたいと思いました。ただし、四中の場所が砂川八番で、モノレールのあたりが砂川七番、その先が砂川六番、・・・、四中に着任した今年4月は、そういうことも全く知りませんでした。そんなレベルです・・・。

本日、ご教示いただいた内容につきましては、今後の学校運営に反映させてまいります。本日はご来校いただきありがとうございました。

12.03.美味しいランチ(校長コラム)

5歳の三男が自転車に乗って遊びたいというので、久しぶりに昭和記念公園に行きました。

12月にも関わらずそれ程寒くもなく、過ごしやすい陽気の中、親子二人でサイクリングを楽しみました。

ランチは、昭和記念公園を離れ、立川駅南口にある「JIBAR CAFE(ジバーカフェ)」でいただきました。地元の食材を扱う人気店です。

本校の「立川市民科の授業」でご協力いただいている株式会社まちづくり立川様が運営されています。

野菜不足が気になる私は、サラダがたっぷりのメニューを注文し、息子はキッズプレートをいただきました。ちなみに、サラダのソースはオリーブオイル、スープは里芋のポタージュをチョイスしました。

食材や味付けに、こだわりを感じます。混んでいる理由がわかりました。かなり美味しかったです。また行ってみようと思います。

12.02.テストの延期(校長コラム)

新型コロナウイルスは、全国的に流行すると学校内の感染者数もそれに比例して増加し、流行が収まると学校も落ち着く、そんな傾向がありました。しかし、今年のインフルエンザは違います。インフルエンザの流行のタイミングは地域ごとに若干のズレがあるようです。

四中のピークは3週間前でしたが、私の住む地域では先週あたりから流行り始めています。油断できません。

ところで、3年生は、インフルエンザの流行に伴い、期末テストの日程を当初の予定より5日程、繰り下げて実施しました。実はこのことは、教員にとっては、スケジュール的にかなり厳しい決断です。なぜなら、期末テストが終わると教員は「採点」「成績処理」「進路面談(三者面談)に向けた準備」を短期間で行う必要があるからです。実際、この1~2週間はかなりの時間外労働が発生しています。

東京の学校関係者なら、期末テストを延期することの難しさは容易に想像できるはずです。

しかし、本校の3学年の教員からは、タイトなスケジュールを覚悟した上で、期末テストを1~2日間ではなく、感染が落ち着く5日間程、延期したい旨の提案がありました。生徒のことを最大限に考えた対応です。

もちろん、タイトなスケジュールというのは、あくまで教員側の事情です。したがって、特にアピールする内容ではありませんので、この「校長コラム」だけでの紹介にとどめます。

しかし、こういう生徒ファーストの対応ができる教員の存在は重要であり、このことが本校の強みであるわけです。

11.30.自然体験活動の費用(校長コラム)

「運動会」「合唱コンクール」「1年スキー教室」「3年修学旅行」といった学校行事は、高い教育効果が期待できます。したがって、来年度以降も実施します。

こうした例年実施している学校行事に加えて、来年度は「自然体験活動」を計画しています。

何か新しいことを始めるには、それなりの労力が必要ですが、現在、難航しているのは「価格交渉」です。
食材費の高騰に加え、貸切バスの運賃も、先月から25%〜30%の値上がりとなっており、なかなか厳しい状況です。
ここ数日間、「見積書」を見ながら電卓を叩く日々が続いています。

ところで、この「自然体験活動」ですが、来年度については、全学年で実施しようと考えいます。

行き先は現在、調整中ですが、来年度の新1、2年生は、候補地として、横浜市青葉区にある「こどもの国」を考えています。
飯盒炊爨の費用(施設使用料)、食材費、オリエンテーリング代、そして、貸切バス代を合わせて、4,000円代での実施を検討しています。

そして、来年度の新3年生の候補地は、東京都西多摩郡檜原村です。
魚釣りをして、焼き魚を食べます。その費用に加えて、野外での昼食代(調理体験費用)と貸切バス代を合わせて6,000円代を予定しています。遊漁券やバス代の関係で、決して安い金額ではありませんが、当初より4割近く安くなっており、赤字にならないギリギリのラインまで下げてもらっています。

「自然体験活動」の費用については、今後、保護者の皆様に、特に、丁寧に説明していきたいと考えています。

11.29.3社の共通点(校長コラム)

3年生の立川市民科では、株式会社壽屋様、株式会社まちづくり立川様、多摩都市モノレール株式会社様にご協力いただいています。

株式会社壽屋様は、コトブキヤのブランド名で、プラモデルやフィギア、雑貨等の企画、製造、販売等を手掛ける大企業です。年度当初から何か本校と連携した取組ができないか考えていたわけですが、たまたま、副社長様とお会いする機会があり、本校の保護者の方のご配慮もあって、名刺交換をさせていただきました。そのときのご縁で現在に至っています。
人柄の良い方が多い企業です。副社長様を含む株式会社壽屋の皆様の集合写真を撮りました。「コ」の字を表現した「コトブキヤポーズ」です!

株式会社まちづくり立川様は、地元立川を盛り上げるために幅広く活動されていて、学校教育に対しても、とてもご理解のある企業です。株式会社まちづくり立川様の新しくかつ柔軟な考え方はいつも勉強になります。菓子類を販売できる企業を探していた際に、地域の方が市内の焼き菓子店を教えてくださいました。その焼き菓子店のオーナー様のご紹介で、この素敵な企業と出会えました。

そして、本校学区域内を南北に走る多摩モノレールを運営している多摩都市モノレール株式会社様にもご協力いただいています。本社にご挨拶に伺い、それ以降、何度か打ち合わせを重ねていますが、地域を大切にされている社風もあり、とても良くしていただいています。

業種が異なる3社ですが、共通している点は、「地域貢献に力を入れている」「人とのコミュニケーションを大切にしている」「新しいことにも積極的に挑戦している」ところです。本校も見習いたいと思います。

11.28.試験的に投影(校長コラム)

昨日、プロジェクションマッピングを制作した教員が夜の校庭で、試験的に投影していました。
「窓ガラスに、カーテンや模造紙を付けないと見えづらい」「途中で電源が切れてしまう」等、いくつか課題が明らかになったようです。教員2名が最終確認をしてくれています。期待が高まります。

プロジェクションマッピングは、12月22日(金)に実施します。部活動のない生徒は再登校、部活動のある生徒は、部活動後にプロジェクションマッピングを観て、そのまま下校という流れになるかと思います。

生徒のきょうだい、保護者の皆様、地域の皆様もよろしければご覧ください。なお、当日の時間等、詳細については、今週末に配布予定の「四中だより(12月号)」に掲載します。ホームページでもご覧いただけます。

11.27.請願書を受けて(校長コラム)

学校生活の決まり(いわゆる校則)は、「生徒の実情」「保護者や地域の皆様の考え方」「時代の流れ」等を踏まえて、定期的に見直す必要があります。
今回、生徒会役員から全校生徒の声として、私宛てに校則改正に関する「請願書」が提出されました。
「請願書」の内容は、「登下校時にダウンジャケットの着用を認めて欲しい」というものです。

生徒は学校で集団生活を送っているわけですから、当然、一定のルールが必要です。そして、そのルールは、「人から言われて守るようなもの」ではなく、「生徒が自分たちで考え、自分たちが気持ちよく学校生活を過ごすために、自分たちで守っていくこと」が大切です。

今回の「請願書」には、校則改正を検討するに至った「経緯」から改正後の「ルール」まで、全校生徒を対象に行ったアンケート調査の結果を用いて、具体的に記載されています。
大変完成度の高い「請願書」だと感じました。
特に、これまで教員(大人)が考えて決めていたような内容を生徒自身が真剣に考え、提案しているところに価値があると思います。

ここまで完成度の高い「請願書」の受け取った以上、早急に結論を出さなければいけません。
明日、担任の先生から生徒に、「学校としての考え」を説明します。また、これとあわせて、「保護者の皆様宛ての文書」もお配りします。
生徒会役員の皆さん、がんばりました!

11.24.ベートーヴェンの交響曲(校長コラム)

ベートーヴェンの交響曲第9番は、「喜びの歌」として有名で、日本では年末の風物詩となっています。本校では、この第九を終業式で、「平和」や「自由」を意識しながら、全校生徒で、元気にそして楽しく歌う予定です。

ところで、ベートーヴェンの交響曲の中には、音楽に詳しくない人でも聞き覚えのある曲がいくつもあります。

例えば、交響曲第5番「運命」は、「ジャジャジャ、ジャーン」の出だしで始まり、とてもインパクトがあります。

先日、この「運命」をピアノで演奏した作品をダウンロード購入しました。

「運命」のピアノ演奏を愛用の「有機ガラス製のスピーカー」で聴いてみましたが、音と光の振動が360度拡がり、とても良い雰囲気になりました。

「ジャジャジャ、ジャーン」、ベートーヴェンの生き様が心に響き渡ります。

ちなみに、購入した作品のピアノは本校学区域内にある国立音楽大学の先生が演奏しています。ベートーヴェンにとても詳しく、人間的にもとても素敵なピアニストの先生です。

実は、来年2月、本校の1年生を対象に、この先生による特別授業(ピアノコンサート)を予定しています。とても楽しみです。

11.23.チラシのデザイン(校長コラム)

昨日開始した「サンタを探せ」ですが、この「校長コラム」のみで周知しているイベントにも関わらず、多くの生徒が参加してくれています。うれしいです。なお、ネタバレは厳禁ですので、くれぐれもよろしくお願いします。

さて、来月12月は、最先端技術のチャンバラ「SASSEN(サッセン)」、教員が手作りで制作した「プロジェクションマッピング」、終業式後の「第九の全員合唱」とユニークな取組が目白押しです。

これらの詳細は、現在作成中の「四中だより12月号」でお知らせする予定です。

ちなみに、四中のユニークな取組は、来年も続きます。来年1月には「演劇×体験型ミステリー」という演劇鑑賞会を予定しています。演劇を観るだけではなく、生徒自身も推理に参加する、これまでにない新しい取組です。

先日、この「演劇×体験ミステリー」のビジュアル(チラシのデザイン)が完成しました。中央には「僕の初恋の女の子は幽霊になった」との記載が!?ストーリーもトリックも四中のための「書き下ろし作品」です。期待が高まります。

11.22.地域連携と働き方改革(校長コラム)

先日、自宅近くのスポーツセンターで、私が暮らす市が主催する「スポーツイベント」が開催されました。

ミニテニス、ティーボール、ボッチャ、太極拳・気功、グランドゴルフ、フライングディスク等、1日で様々なスポーツが体験できるイベントで、私は、運営側で、ボランティアスタッフとして、ストラックアウト(ボールを投げて行う的当てゲーム)のコーナーを担当しました。

主に、小学生を対象に、ボールを渡したり、的を元に戻したりしながら、「すごいね!」と褒める、これを4時間休憩なしで繰り返し行いました。「プチ地域貢献」といったところですが、それなりに疲れました・・・。

ところで、このイベントですが、以前は、学校の先生も関わってくれていたようです。しかし、コロナ禍以降はノータッチとのことです。古くから関わっている地域の方々から見ると、学校の先生が来なくなったことに、少なからず違和感があるようです。

地元の人達の中には、私の職業を知っている人も少なくなく、「学校の働き方改革って、やはり進めないといけないの?」「やっぱり学校は忙しいの?」と質問してきます。
働き方改革に興味があるというよりは、「学校の先生が、もっと地域行事に関わってくれると助かるんだけどなあ・・・」という思いが言葉のニュアンスから感じられます。

学校と地域が連携したり協働したりする場面は欠かせません。一方で、私が気になるのは、「学校の先生は、勤務地の地域行事に参加すべき」という考え方です。私は、仕事も大切ですが、少なくとも土日や祝日に関しては、「学校の先生であっても、自分が暮らす地域を大切にすべき」だと思います。

とはいえ、自分の地域の活動にそれ程、参加できているわけではないため、偉そうなことは言えませんが・・・。

ところで、「学校の働き方改革」については、早急に進めないと学校教育が崩壊する程、危機的な状況です。このままでは、「イライラした雰囲気の学校」「ピリピリした雰囲気の学校」が増えるかもしれません。更に、職員の人材確保も難しくなります。まずは時間外労働を整理しなければいけません。そして、いつの日か「学校の先生」=「子どもたちが将来なりたい仕事、No.1」を目指したいです。

11.21.「サンタを探せ」スタート(校長コラム)

明日、22日水曜日より、立川第四中学校オリジナル企画「サンタを探せ」を開始します。
この企画は、4月に行った「校内クイズ大会」の第2弾として実施するもので、本校生徒であれば、誰でも参加できます。

まず、校長室前で、参加用紙を手に入れます。ルールは全てこの参加用紙に書いてあります。

友達と一緒に行う場合でも、1人1枚、参加用紙が必要です。
参加用紙には、クイズが4問記載されており、問題を解くと「キーワード」がわかります。
クイズは、休み時間を利用して教室で解いてもいいですし、家でゆっくり考えても構いません。
ただし、クイズを解いて「キーワード」がわかっただけでは、まだ、サンタは見付かりません。サンタを見付けるには、地図を見ながら校内を散策する必要があります。散策中に得たヒントや先程の「キーワード」を使うことで、サンタが見付かります。

サンタが見付かったら、校長室で終了報告を行ってください。数に劃りがありますが景品を準備しています。 ただし、校長室のドアが閉まっているときは対応できません。

11.20.人権作文(校長コラム)

今日の夕方、市役所で行われた「立川市人権作文 表彰式」に行ってきました。本校の1年生が優秀賞を受賞しました。

賞状を授与された後、各授与者が1人ずつマイクを持って、「作文の内容」や「作文に込めた思い」を発表しました。本校生徒がトップバッターでしたが、これまでの経験や今感じていることを踏まえ、自分の考えを堂々と発表ました。ところで、このスピーチ、事前にアナウンスがあったわけではなく会場到着後に話す内容を考えたそうです。しかし、自分の考えをしっかりもっている人の発言はブレません。説得力がありました。そして、かっこよかったです。

人権は、「水」や「空気」と同じで、普段はほとんど意識しませんが、失うと人は生きていけません。だから、今日の受賞者の皆さんのように、人権を尊重すること、すなわち、「自分も、まわりの人も大切にする行動」が大切なんだと思います。

11.18.景品の好き嫌い(校長コラム)

後日実施予定の立川第四中学校特別企画「サンタを探せ」では、クリアーすると景品として「消しゴム」か「シャープペンシル」のどちらか1つがもらえます。

「消しゴム」は、4月に実施した「校内クイズ大会」用に購入したものですが、「シャープペンシル」は今回新たに発注したもので、一昨日、届いたばかりです。

学校での使用頻度や品質的には「消しゴム」がおすすめですが、レアなのは「シャープペンシル」です。何がレアかというと、この「シャープペンシル」は学校名入りの特注品です。

ただし、「立川第四中学校」と記載された「シャープペンシル」、好き嫌いが分かれそうです。「学校名入りはちょっと・・・」という人もいることでしょう。一方で、「四中の名前が入っている!すごい!欲しい!」という人もいるかもしれません。

「学校名入りシャープペンシル」、生徒に受け入れられるかどうか、正直、私にはよくわかりません・・・。

11.17.プレミアムな金曜日(校長コラム)

平日は仕事をして、土日は息子たちの野球の手伝いをするのが、私の通常の一週間の流れです。仕事は楽しく、特に土日が待ち遠しいというわけではありませんが、それでも金曜日の夜はホッとします。

そんな金曜日と土日のみ営業する洋菓子店が本校の学区域内にあります。金曜日の仕事帰りにこれまで何度か行ってみましたが、閉店時間を過ぎてしまったり、品切れや臨時休業だったり、いつも購入することができませんでした。そういうわけで、この洋菓子店がずっと気になっていましたが、今日、ついに訪問することができました!初めて店内に入りました。

砂川九番にあるお店で、民家と見間違えるような建物です。

店内はとてもおしゃれで、もともとは国分寺駅前で営業していた人気店です。洋酒をたっぷり使った都会的な味わいが特徴です。

洋酒が入っていない焼いたケーキもありますが、味付けはあくまで大人向けです。

いつもと違う高級な味わいにふれ、プレミアムな金曜日になりました。今日は疲れたので早めに寝ることにします。

11.15.職員室のデジタル化(校長コラム)

「授業中、生徒はタブレット端末を使う。先生は電子黒板で説明する。」、そんな光景がすっかり定着したように思います。この2〜3年で「教室のデジタル化」が一気に進みました。
現在、立川市民科で、3年生の販売班の生徒が“立川らしさ”をPRする食べ物の開発に取り組んでいますが、実は、タブレット端末を使えば、生徒が考えたレシピを校長室内にいたまま確認できます。便利な世の中になりました。

ところで、四中では、教室だけではなく、「職員室のデジタル化」も進めています。
大人(教職員)の話ですが、職員室では、これまで、「職員の出勤状況」「今日と明日の予定」「職員への連絡事項」等を副校長席の後方(正面)にあるホワイトボードに手書きで表示していました。先日から、これをデジタル化して、「職員の出勤状況」は、職員のPCで確認できるよう変更するとともに、「今日と明日の予定」と「職員への連絡事項」については、職員室内に新設した大型モニターで表示しています。大型モニターを用いることで、文字が大きくなり、とても見やすくなりました。また、職員室内が一気に「ハイテクな雰囲気(!?)」に変わった感じがします。

 簡単なようですが「どの学校でもできる」と言う話ではありません。教員が様々なアイディアを出し合いながら試行錯誤を重ねた結果、「教員のタブレット端末からいつでも、大型モニターの表示内容を変更できる設定」が実現しました。また、モニターの取付には、用務主事の溶接技師も活かされています。いずれも私には真似できない仕事です。さすがです。

学校におけるデジタル化については、「授業(生徒関係)」と「校務(学校の仕事)」の両面で、今後も進めていきます。

11.14.ミニ企画の準備状況(校長コラム)

新たなミニ企画として、立川第四中学校オリジナル企画「サンタを探せ」を準備中です。今年4月に行った「校内クイズ大会」の第2弾として、地味に(静かに)実施する予定です。クオリティーは前回より格段に上がっています。

休み時間の過ごし方は人それぞれですが、「特にやることがない」「何か楽しいことはないかなぁ」「新しいことが好き」という生徒は、ぜひ参加してみてください。ただし、あくまで休み時間に楽しんでもらうことが目的ですので、ネタバレは禁止です!

実施にあたって、「鍵付きの宝箱」を演出用に用意したかったため、100円ショップやインテリアショップに複数行ってみましたが見付かりませんでした。インターネットでは、それらしい物が売っていましたが、安くなかったので、結局、「鍵付きの宝箱」は諦め、「300円で買った袋」と「ダイヤル式の南京錠」で代用することにしました。まあ、これはこれでいい感じです。

なお、景品は、前回の「校内クイズ大会」用に準備した消しゴムがまだ残っていますので、これを使用します。品質は悪くありません。

一方で、今回は景品用に、別の文房具も発注しました。ただし、納品まで時間がかかりそうです。

期末テストが終わって、発注した文房具が届いたら、「サンタを探せ」を開始します。お楽しみに。

11.13.学校の組織体制(校長コラム)

インフルエンザが流行しています。
体調が優れない生徒も少なくなく、注意が必要です。

今日は、インフルエンザの対応に加えて、校長室で、「来年度の教員の仕事分担」を考えていました。
当然のことですが、教員の仕事の大半は「授業」を行うことです。国語の先生は国語の「授業」を行い、数学の先生は数学の「授業」を行います。
しかし、学校で行う教育活動は「授業」だけではなく、「学校行事」「委員会活動」「部活動」など実に様々です。
したがって、教員の仕事も多岐に渡ります。校長は、この多岐に渡る教員の仕事をコーディネートしなければいけません。

例えば、「生徒会担当=生活指導担当」、「総合的な学習の時間の担当=進路指導担当」という学校があります。
あくまで一例ですが、私は、「生徒会担当」は企画力に長けた先生に任せて、「生活指導担当」は教育相談や教育支援に長けた先生に、「総合的な学習の時間」は学年主任の先生に、そして、「進路指導担当」は3学年所属でデータ処理を得意とする先生に任せようと考えています。
そうすると、必ずしも、「生徒会担当=生活指導担当」、「総合的な学習の時間=進路指導担当」とはならないので、今の組織体制のままでは仕事を割り振ることができません。

仕方がないので、来年度の組織体制を一から見直すことにしました。
「学校経営方針」「学校の組織体制」「職員の仕事分担」の順に考えていきました。
職員一人ひとりの顔を思い浮かべながら、時間をかけて検討しています。職員一人ひとりの得意分野が発揮される組織体制を構築しなければいけません。
それぞれの職員の力が100%発揮されたら、教育活動が一気に充実します。すごい学校になります。

11.10.スキー場までのバス(校長コラム)

本日、1年生の保護者の皆様を対象にスキー教室の保護者説明会を開催しました。ご多用の中、スケジュールを調整してご来校いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。

保護者会の冒頭での私の話と重複しますが、今日は、貸切バスのことについて書こうと思います。

今年のスキー教室は、立川市の姉妹都市である長野県大町市で実施しますが、現地までは、貸切バスで移動します。
高速道路での事故は絶対に許されません。
7年前に、東京都羽村市にあるバス会社がスキーツアー中に事故を起こし、15名の大学生の尊い命が失われました。事故を起こした65歳の運転手は、大型バスの運転は不慣れだったようです。
また、直近では、昨年、埼玉県飯能市にあるバス会社が横転事故を起こし、乗客が亡くなっています。こちらは、若い運転手ですが、やはり経験不足で、研修体制を含めた会社の姿勢が問われます。

コスト削減のために安全が犠牲になってはいけないわけで、バス業界、旅行業界、そして学校行事であれば、学校が、「安全を最優先に考える」姿勢を忘れていはいけません。
「バスの手配は旅行会社に任せています」「大手の旅行会社なら安心です」、そういう無責任な態度には呆れて物が言えません。学校は、「保護者から大切な子どもたちの命を預かっていること」を常に自覚する必要があります。

今年度行う四中のスキー教室では、以下の条件を満たしたバスを使用します。
・セーフティバス(3つ星認定)である。
・審査の厳しい東京バス協会に加盟している。
・経営者、運行管理者がともに経験豊富で法令を遵守している。
・会社として安全運行を特に重視している。
・高齢ドライバー、年齢に関わらず大型バスの経験が少ないドライバーは乗務しない。

こういうことは、バスに限った話ではありません。
「見えないところこそまじめに行う」、そういう学校でありたいと思います。

11.09.新たなミニ企画(校長コラム)

ハロウィンは終わりです。廊下等にあったハロウィン関係の飾りも全て取り外しました。

さて、現在、今年4月に行った「校内クイズ大会」の第2弾を準備しています。その名も、四中オリジナル企画「サンタを探せ(仮称)」です。

問題用紙に書かれたクイズを解くとキーワードがわかって、学校内を巡った後に、そのキーワードを使うとクリアできるという流れを考えています。

クイズの問題はほぼ完成しました。今回は、それなりに時間をかけて準備しましたので、クイズのクオリティーは悪くないと思います。これから小道具類を準備する必要があるため、スタートは来週以降です。

11.08.超過勤務の対応(校長コラム)

令和6年1月15日(月)〜17日(水)に1年生でスキー教室を行います。
ところで、本校の教員の勤務時間は、朝8時15分から夕方4時45分までですが、スキー教室当日は、当然、夕方4時45分以降も仕事が続きます。夕食や入浴の対応、生徒の体調管理や生徒情報の共有、就寝指導等、実に様々な業務があり、生徒が寝るまで気が休まりません。

教員は、後日、超過勤務分の振替(休み)を取得するわけですが、平日はどの教員も授業があって、実際はなかなか休めません。

従って、スキー教室最終日の翌日にあたる1月18日(木)は、1年生のみ休業日(休み)とします。本校では、夏休みを短くするなど工夫しながら、国が定めた年間の授業時数をクリアーするよう計画的に授業を行っていますので、このことによる授業の遅れ等の心配はありません。

もちろん、教員のことのみを考えているわけではなく、「慣れない環境でよく寝られない」「スキーの疲れが取れない」という生徒も少なくないと思いますので、スキー教室の翌日を休みにすることは、生徒の健康面から考えても妥当な対応だと思います。

ちなみに、管理職には超過勤務という概念はありませんので、私は出勤します。生徒や教員程、疲れていませんので全く問題ありません。

校長は生徒のことを第一に考えた学校運営が求められるわけですが、あわせて、職場の代表であるわけですから、職員の健康にも日々、気を配る必要があります。もちろん体だけではなく、心の健康も含みます。想像してみてください。先生が落ち込んでいたり、イライラしている学校を・・・。そんな学校に子どもを通わせたくありません。

11.07.こどもの国に行きました。(校長コラム)

インフルエンザが流行しています。本校も例外ではありません。現状を正確に把握しながら、必要な措置を行ってまいります。

さて、四中では、来年度「自然体験活動」を行います。
「校庭での飯盒炊爨」や「昭和記念公園でのバーベキュー」など近場での実施も考えられますが、現在、検討中の候補地は、「檜原村」と「こどもの国」です。

「檜原村」では、魚釣り、野外料理、ハイキング等、本格的な自然体験を行うことができます。
一方、横浜市青葉区にある「こどもの国」では、カレー作り(飯盒炊爨)やオリエンテーリング等、シンプルな自然体験が可能です。四中からそれ程遠くない場所にあり、フルレンタルでの飯盒炊爨が比較的安価で楽しめる点が魅力です。

しかし、埼玉県に住む私にとって「こどもの国」は馴染みがありません。そこで、先日の3連休、5歳の息子を連れて「こどもの国」に行ってきました。
あくまで休日の「遊び」として行ったわけですが、頭の中は仕事モードです。常に自然体験活動のことを考えていました。

園内は、ちびっこでいっぱいでした。昭和記念公園に「動物園の要素」と「ミニ遊園地の要素」をプラスしたような場所で、まさに、「こどもの国」です!

有料の乗り物としては、おもしろ自転車、ヘリコプター、水陸両用車、ジェットコースター、ボート等がありました。いずれも、「電動式」ではなく「足漕ぎ式」です。ユニークな乗り物に、息子は大満足、私は筋肉痛です。

動物のコーナーでは、乗馬や牛の餌やり、乳搾り体験等が楽しめます。

買うのに行列していたソフトクリームは、濃厚でとても美味しかったです。牧場のソフトクリームは一味違います。

また、園内では、「オリエンテーリング」「フィールドゲーム」「リアル宝探し」などもできます。いずれも有料ですが、とりあえず、どんな感じか知るために用紙を購入してみました。みんなで、わいわい取り組んだら楽しそうです。

そして、メインのカレー作り(飯盒炊爨)についてですが、とても広い野外炊事場があり、スペース的には全く問題ありません。

「こどもの国」で実施する場合、「昼食がカレーだけで満腹になるか」「一般道(特に鶴川駅付近)が渋滞しないか」そして、「食材費及び貸切バス運賃の高騰」の3点が気になります。別途、検討が必要です。

11.05.ミステリーの内容(校長コラム)

来年1月29日(月)に全校生徒を対象に体育館で行う「演劇×体験型ミステリー」のタイトルとストーリーが決まりました。
当日は、四中オリジナルストーリーで、「事件編の演劇」「生徒による捜査」「解決編の演劇」、そして「表彰式」を行います。お楽しみに!

◯タイトル
午前7時45分の幽霊

◯ストーリー
この学校には、生徒の間で言い伝えられている怪談話があった。
それは、誰もいない校舎に女学生の幽霊が現れること。
そしてその女学生は、なぜかハサミを探しながら泣いているという……。

ここまではよくある怪談話だろう。
しかし、この話は世の中にあふれた話と違う点が一つだけあった。
それは、その幽霊は午前7時45分に出現するというのだ。

朝にのみ現れる幽霊。
彼女はなぜ幽霊になったのか? そしてなぜ朝に現れるのか?

この謎を解き明かした時、あなたはこの中学校に隠された秘密を知ることになる。

11.03.中学生の主張大会(校長コラム)

今日は、立川市・立川市青少年問題協議会・立川市教育委員会主催の「立川市 中学生の主張大会」に行きました。

ただし、息子の野球の送迎があるため最後まではいられません。また、そういうわけで、会場へは車で行きましたが、私のカーナビはかなり古いため、「たましんRISURUホール」は「立川市役所」と表示されます・・・。

四中生徒の発表者は、2年生1名、3年生2名の計3名です。既にこの時点で、何と200倍の倍率を通過しています!他に審査員等、運営側で参加している生徒もいました。

四中の発表は、それぞれ「あたたかいご飯」「ハッピーな社会を創りたい」「新しい発見」という題名でした。

 

◯あたたかいご飯

すごく発表慣れしている様子です。たくさん練習したことと思います。声の大きさ、間のとり方、ともに完璧でした。この話を受けて私は、人の温かさを感じながら夕食を食べました。

 

 ◯ハッピーな社会を創りたい

実体験に基づく話は説得力があります。人を楽しませること、人を笑顔にすることをとおして、世の中を幸せにしたいとの意見でした。私も同意見です。素敵な主張でした。

 

◯新しい発見

何と、立川から東京ディズニーランドまで歩いた話でした。会場にいる全ての人がその話に惹きつけられました。そして、その体験で感じたこと、考えたことを上手に表現していました。

 

四中生徒の発表は、3人とも、根拠を明確にしながら、自分の気持ちを素直に表現できたと思います。発表態度も立派でした!